ホーム > インタビュー&レポート > シリーズ6作目となる『Action Stage 「エリオスライジングヒーローズ」-New Dawn-』で 主演を務める稲垣成弥にインタビュー
――稲垣さんにとっては「THE WEST」、「THE NORTH」、「SUMMER FESTIVAL」に続く本シリーズ4作目の出演となりますが、これまで演じてきての手応えなどは?
「THE WEST」からキースを演じさせていただいて、周囲の方々からも「良い役だね」とお声がけいただくことも多かったし、ファンの方の反響も大きかったです。最初はガムシャラにやっていて、それが「THE NORTH」、「SUMMER FESTIVAL」につながって。シリーズが続く中で「New Dawn」をやりたいという想いが芽生えてきて、僕自身もずっと「やりたいです」と言い続けてきたので、ようやくここまで辿り着くことができたな、嬉しいなという思いです。
――ここまで演じてきて、キースという役柄の魅力、キースらしさというのはどういった部分にあると感じていますか?
キースは、本当に軸がぶれないですね。仲間を巻き込んで「一緒にやろう」というタイプではなくて、ひとりでもやれてしまうんです。だから、周りに何も言わない――カッコよさ、見せない美学、というのはありますね。みんなといる時は、酔っぱらって自堕落なところもあるけど(笑)、そういう部分をみんなにどう思われてもいいんです。自分の芯はぶれないので。そこは憧れますね。

――今回の「-New Dawn-」の見どころ、楽しみにされているところを教えてください。
ディノ(安里勇哉)が4年前の事件で殉職したと言われていて、「殉職した現場を見た」という人もいるんですけど、キースは自分で確かめるまではそれを信じないんですよね。その執念が叶って、この「New Dawn」でようやくひとつの"真実"、"答え"に辿り着きます。キースにとって、ひとつの区切りと言える物語になっていると思いますし、ディノ、ブラッド(馬場良馬)との関係性に関して、この「New Dawn」でより深く掘り下げて描かれる部分は見どころだと思います。
――キースにとって、アカデミーの同期であるディノ、ブラッドを演じる安里さん、馬場さんとの関係性は、劇中の3人のような"同期"的な感じはあるんでしょうか?
ありますね。やりやすいですよ(笑)。そういう空気を年上の2人がつくってくれるし、こちらが愛情をもって冗談を言っても、安里くんも馬場くんも優しく受け止めてくれる懐の深さがあります。もちろん、僕が2人にリスペクトを抱いているのは言うまでもないです。2人に限らず、カンパニー全体として"大人"がたくさんいるので、ステージ上で誰が何をやっても、全部受け止めてくれるんですよね。どんなハプニングがあっても、何とかして解決する力を各々が持っているから、こちらも演じていて信頼感があります。本当に素敵な俳優さんたちが揃っていて、安心して現場にいられますし、その空気感がお客さんにも伝わるんじゃないかと思ってます。
――これまでもミュージカル『テニスの王子様』、ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』、MANKAI STAGE『A3!』など、様々なシリーズに出演されてきましたが、この『エリステ』は稲垣さんにとって30代の代表作と言えると思います。これまでの積み重ねを経て、地に足を着けて、楽しんで演じられているように見えます。
そうかもしれません。もしキースという役を20代前半や半ばでやることになっていても、いまのような雰囲気は出せなかったと思いますし、今年でキャリア15周年になりますが、いろんな経験をして、培ってきたものをこの作品でしっかりと出せているんじゃないかと感じています。若さや勢いだけではなく、しっかりとしたこれまでの基盤の上に立って、お芝居ができているのかなと思いますね。このタイミングでこのシリーズに出会えたことが、すごくありがたいです。

――稲垣さんご自身は、子どもの頃など、ヒーローへの憧れはありましたか?
戦隊ヒーローの番組は見ていたし、"ヒーローごっこ"で遊んでいましたね。ただ、当時は自分が「ヒーローになりたい!」と思ったことはなかったかな...?
――それが30歳を過ぎてステージ上でヒーローを演じることに...。
まさかですよね(笑)。でも、キースは自分のことをヒーローらしいヒーローだと思っていないでしょうし、僕もそう思うことがあります。第三者から見たら、そう見えるのかもしれないですけど、キースは自分の信念に沿って生きているだけで、自由なんですよね。
――稲垣さんにとって、いま舞台に立つ楽しさはどういう部分で感じていますか?
"ライブ感"ですね。最初の頃は、セリフを読むのに必死で、なかなか周りの空気を感じるような余裕もなかったのですが、初めてストレートの舞台で主演をやらせていただいた頃から、徐々にお芝居の深さやその場の空気みたいなものを感じられるようになっていきました。いまは、舞台上で何が起きても、それこそが"リアル"だと思って、それも含めて楽しめています。今回の作品も、後半のライブパートも含めて盛りだくさんでお届けしたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです!
取材・文/くろずなおき
撮影/ヨシダヤスシ
ヘアメイク/杉田智子 太田夢子(earch)
スタイリスト/小林洋治郎
(2026年6月 3日更新)
【東京公演】
チケット発売中 Pコード:541-046
▼7月3日(金)~12日(日)
〈平日〉S席-12000円 A席-8500円 注釈付き指定席-12000円(舞台及び演出の一部が見えづらいお席/スピーカー等の機材に近いお席)
〈土日〉S席-13000円 A席-9500円 注釈付き指定席-13000円(舞台及び演出の一部が見えづらいお席/スピーカー等の機材に近いお席)
東京ドームシティ シアターGロッソ
※公演スケジュールの詳細は公式サイトをご確認ください。
チケット発売中 Pコード:541-046
▼7月18日(土)18:00
▼7月19日(日)12:30/17:30
▼7月20日(月・祝)12:00/17:00
京都劇場
S席-12500円 A席-9000円 注釈付き指定席-12500円(舞台及び演出の一部が見えづらいお席/スピーカー等の機材に近いお席)
[演出]吉谷晃太朗
[出演]稲垣成弥、野口準、高本学、横山真史、寿里/安里勇哉/小野健斗、大隅勇太、杉江大志/馬場良馬
※未就学児童は入場不可。「日替わりパフォーマンス楽曲 組み合わせ」及び「アフターイベント」の詳細は公式HPにてご確認ください。A席はお席によって舞台・映像・演出など一部が見えにくい場合がございます。状況により公演スケジュールに変更が生じる場合がございます。公演中止、延期の場合を除き、チケットの払い戻しはいたしません。車いす席をご利用のお客様は、チケット購入後に事前のお問い合わせをお願いいたします。なお、スペースの都合によりご購入席と同等のエリアとならない場合や、席種・券種により差額が発生する場合がございます。
[問] 公演事務局■0570-200-114