ホーム > インタビュー&レポート > 花總まり主演、“ミステリーの女王”の空白の11日間を描く ミュージカル『AGATHA(アガサ)』製作発表会見レポート
アガサ・クリスティ没後50年となる今年、韓国の人気ミステリーミュージカル『AGATHA(アガサ)』が日本に初上陸し、7月から9月まで東京、愛知、大阪、福岡で上演される。6月2日、製作発表会見が行われ、主演の花總まりをはじめとする豪華キャスト陣が登壇した。
本作は、1926年に実際に起きたアガサ・クリスティ失踪事件"空白の11日間"をモチーフに描かれるミステリーミュージカル。華やかな成功の裏で、彼女が抱えていた葛藤や孤独、心の揺らぎに迫る。現在(1953年)と過去(1926年)、現実とファンタジーを行き来しながら、事件の真相に近づいていく、謎が交錯する心理劇となっている。
会見には、アガサ・クリスティ役の花總まりをはじめ、黒羽麻璃央、渡邉蒼、上原理生、原田優一、東山光明、内田未来、丸山泰右、保坂知寿という豪華キャスト9名が勢揃い。劇中のミュージカルナンバーから「悪夢」、「捜査協力」、「闇の刻印」、「夢の中」の4曲の歌唱披露からスタートした。
キャスト陣が語る作品の魅力
花總まり(アガサ・クリスティ役)
「アガサ・クリスティに実際に起こった、11日間行方不明になり、記憶も少しなかったということがモチーフになっています。作品自身がミステリーですので、謎解きをするような感覚で見ていただけると、一体感が生まれるのではないかなと思います」
黒羽麻璃央(アガサに関わる謎めいた男・ロイ役)
「一冊の推理小説を読んだようなストーリーになっていると思います。アガサをはじめ誰かに感情移入しながらも、ストーリーを推理しながら一緒に楽しんでいただけるのではないかなと思います」
渡邉蒼(スランプに陥った天才作家・レイモンド役)
「読後感が日本のミュージカルでは感じたことがない感覚でした。僕らも迷宮に入り込んでいくような感覚で演じないと振り落とされそうな展開になっていくので、お客様も一緒に飛び込んでいき、楽しんでいただけたらと思います」
上原理生(アガサの夫で元空軍大尉・アーチボルド役)
「本当によくできた作品。事実は小説より奇なりというが、実際にあった11日間の失踪という目のつけどころが面白く、楽しんでいただけるのではないかと思います」
原田優一(アガサの私生活を執拗に追う記者・ポール役)
「複数の役をメインキャラクター以外にもやっていますので、"この人数でこのミュージカルをやっていたんだ"と思っていただけると嬉しい」
東山光明(アガサの担当編集長・ニューマン役)
「本当にこの人数だけで歌も踊りもやって、初めから4曲ぐらいは僕らずっと出ているんです。誰がどの役で出ているのかも謎ですし、音が鳴り出したらノンストップで止まらないスリリングな作品だと思います」
内田未来(アーチボルドの秘書でアガサ夫妻を支える存在・ナンシー役)
「緩急がすごく美しい。華やかなところとミステリー特有の緊張感というか、空気の揺らぎみたいなものを演じていても感じることが多くて、お客様にもそこに引き込まれていただけたらいいなと感じています」
丸山泰右(アガサ失踪事件を担当する警部・エリック役)
「理生くんと一緒なのが耳が幸せすぎて、ずっと自分がうまくなったんじゃないかと勘違いしながら稽古をしています。作品の普遍性や、作られた方の思いみたいなものが押しつけがましくなく来る感覚を早く皆さんと共有したいです」
保坂知寿(アガサに長年仕えるメイド・ベス役)
「コーラスの稽古をしていても、歌稽古していても、とても贅沢な人たちというか、みんなすごい戦力だなと思います。アガサ・クリスティの本を読んだことがなくても、アガサ・クリスティの色や空気感がこの作品には満たされているので、舞台をきっかけに興味を持っていただけるのではないかなと思います」
最後に花總まりから「東京、愛知、大阪、福岡にこのメンバーで揃って参りますので、ぜひ期待して見にいらしていただければと思います」とメッセージが送られた。
チケットは、東京・愛知公演は発売中。大阪・福岡公演は6月20日(土)10:00より発売開始。
写真:製作発表記者会見より
(後段左から保坂知寿、内田未来、原田優一、上原理生、東山光明、丸山泰右、前段左から渡邉蒼、花總まり、黒羽麻璃央)
(2026年6月10日更新)
【東京公演】
7月18日(土)~8月2日(日)
よみうり大手町ホール
【愛知公演】
8月15日(土)・16日(日)
名古屋文理大学文化フォーラム 大ホール
【大阪公演】
8月27日(木)~31日(月)
森ノ宮ピロティホール
【福岡公演】
9月4日(金)~6日(日)
キャナルシティ劇場
出演:花總まり
黒羽麻璃央 渡邉 蒼 上原理生 原田優一 東山光明 内田未来 丸山泰右/保坂知寿