ホーム > インタビュー&レポート > 『メリー・ポピンズ』大阪公演開幕! メリー役の濱田めぐみ、笹本玲奈、朝夏まなとが意気込み
ミュージカル『メリー・ポピンズ』大阪公演が、5月21日(木)、梅田芸術劇場メインホールで開幕する。本作は、P.L.トラバースの児童文学、1964年公開のディズニー映画をもとにしたミュージカル。2004年に英国・ブリストルで世界初演され、ロンドン・ウエストエンド、ブロードウェイをはじめ各国で上演されてきた。日本では2018年に初演され、2022年の再演を経て、今回が3度目の日本公演となる。

物語の舞台は、ロンドンのバンクス家。仕事に追われる父と母、そして子どもたちの前に、不思議なナニー、メリー・ポピンズが現れる。華やかなナンバーやダンス、フライングなどの舞台演出とともに、家族の再生が描かれる。大阪公演の開幕を前に、濱田めぐみ、笹本玲奈、朝夏まなとが囲み取材に応じた。濱田は2018年の日本初演から3度目、笹本は2022年の再演に続いて2度目の出演。前回公演から続投するふたりに、今回初参加の朝夏が新たに加わり、3人がトリプルキャストでメリー・ポピンズ役を務める。
作品の魅力について、濱田はメリー・ポピンズという人物が持つメッセージ性に触れた。「彼女が持っているメッセージ、そして私がメリーを通して伝えたいメッセージというのは、子どもの心を忘れて大人になってしまった方々に対して一番響くものなんじゃないかなと思っています。だから、一言一言がすごく胸に響く。子どもたちはもちろん、大人の方にも観ていただきたいです」。

笹本は「これぞミュージカル! 歌があって、ダンスがあって、お芝居があって、すごく華やかな作品です。東京公演では子どもたちの笑い声がたくさん聞こえてきました。お客様もこの作品の出演者の一部になっているように感じます」と、客席も一体となって楽しめる作品だと語った。
朝夏は「日本初演を観客として観て、憧れていた作品でした。メリーの魅力は、自分軸がしっかりしているところと、ひょうひょうとしているところだと思います」と話した。
大阪公演ならではのポイントについて、笹本はラストシーンに触れ、「メリーが帰っていく軌道が、東京とは少し違うんです。マニアックな方しか気づかないかもしれませんが、私たちはやっていて楽しいです」と紹介。朝夏は劇場の印象について、「梅田芸術劇場は横に広いので、お客様との一体感があって、より近い感じがします」と話した。濱田は、東京公演を経たカンパニーの変化について「ビッグナンバーは、みんながより上手になりましたし、作品としても深まって、よりダイナミックになっています」と手応えを語った。

トリプルキャストならではの話題では、3人が互いのメリーの印象を明かす。朝夏は笹本を「ラブリーメリー」、濱田を「会長、スーパーパーフェクトメリー」と紹介。濱田は朝夏を「太陽みたい」、笹本を「妖精のよう」と評した。笹本は濱田を「みんなの母、聖母」、朝夏を「スターメリー」と呼び、それぞれの個性が垣間見えた。
また、見どころについて尋ねると、濱田は「ジョリー・ホリデー」のシーンを挙げ、「バンクス家や公園の落ち着いた色味から、一気にカラフルな世界に変わる瞬間があるんです。視覚的にも音楽的にも刺激的で好きです」とコメント。
笹本は「ステップ・イン・タイム」を挙げ、「たくさんのキャラクターが出てきて、約25人で一斉に踊るところがあります。そろったダンスがミュージカルならではで、とても素敵です」と声を弾ませた。
朝夏は物語そのものにも注目してほしいと語る。「見どころしかないミュージカルで、本当に楽しい作品ですが、お芝居がすごくしっかりしていると感じています。東京公演では物語が後半へ進むにつれて、客席からすすり泣きが聞こえることもありました」。

大阪公演は全24回。朝夏は「1人あたり8回ずつしかないと思うと、急に寂しくなってきます。関西の皆さんにもひとりでも多く、この作品の魅力を知っていただきたいです」と呼びかけた。
笹本は「次に何年後に上演されるかわからないので、見逃していただきたくないです。お子様連れの方はもちろん、あまりミュージカルを観たことがない大人の方も、おひとりでも楽しめる作品だと思います」と語った。
濱田は「観た方々の心をほぐせるように、そして自分自身と向き合える時間になるように、私たちも舞台に立ちたいと思っています。ぜひ劇場で私たちに会いに来てください」とメッセージを送った。

取材・文/岩本
(2026年5月21日更新)
チケット発売中 Pコード:538-218
▼5月21日(木)~6月6日(土)
梅田芸術劇場メインホール
〈平日〉SS席-16500円 S席-15500円
A席-12000円 B席-5000円
注釈付S席-15500円 注釈付B席-5000円
〈土日〉SS席-17500円 S席-16500円
A席-13000円 B席-6000円
注釈付S席-16500円 注釈付B席-6000円
[原案]P.L.トラバース
[オリジナル音楽/歌詞]リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン
[脚本]ジュリアン・フェローズ
[新規楽曲/追加歌詞&音楽]ジョージ・スタイルズ、アンソニー・ドリュー
[共同製作]キャメロン・マッキントッシュ
[翻訳]常田景子
[訳詞]高橋亜子
[出演]
濱田めぐみ・笹本玲奈・朝夏まなと(トリプルキャスト)
大貫勇輔・小野田龍之介・上川一哉(トリプルキャスト)
小西遼生・福士誠治(Wキャスト)
木村花代・知念里奈(Wキャスト)
島田歌穂・樹里咲穂(Wキャスト)
コング桑田・丹宗立峰(Wキャスト)
浦嶋りんこ・久保田磨希(Wキャスト)
石川新太・DION(Wキャスト) 他
チケット発売中 Pコード:539-506
▼5月28日(木)18:00
SS席-16500円 S席-15500円 A席-12000円 B席-5000円 注釈付B席-5000円
[出演]濱田めぐみ/上川一哉/福士誠治/木村花代/島田歌穂/コング桑田/浦嶋りんこ/石川新太/他
※アフタートークあり([登壇者]濱田めぐみ/福士誠治/木村花代)。
※4歳以上入場可(チケットが必要になります)。膝上でのご観劇はできません。本公演チケットを「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券」として販売致します。興行主の同意のない有償譲渡は禁止されています。出演者スケジュール等、公演の詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。
[問]梅田芸術劇場■0570-077-039