ホーム > インタビュー&レポート > 小林多喜二らプロレタリア派集結! 舞台『文豪とアルケミスト 掬ウ者ノ響歌(コンチェルト)』 大阪公演が間もなく開催!
舞台「文豪とアルケミスト 掬ウ者ノ響歌(コンチェルト)」が東京 天王洲 銀河劇場での上演を経て、大阪 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて4月11日(土)・12日(日)に上演される。
原作となる「文豪とアルケミスト」は、人々の記憶から文学が奪われる前に、文豪と共に敵である"侵蝕者"から文学書を守りぬくことを目指す文豪転生シミュレーションゲーム。舞台版の通称「文劇」シリーズ第9弾となる本作では、小林多喜二を支柱としたプロレタリア派にスポットを当て、文学に蔓延る侵蝕の魔の手に抗い戦う様を描く。

小林多喜二役を泰江和明、徳永直役を反橋宗一郎、志賀直哉役を谷佳樹、坂口安吾役を小坂涼太郎が続投。そして中野重治役に小椋涼介、梶井基次郎役に相澤莉多、中島敦役に岸本勇太がシリーズ初登場する。
帝國図書館でプロレタリア派の同志、徳永直・中野重治との邂逅を果たし、喜びを見せる小林多喜二。しかし、転生した文豪たちが皆すぐに打ち解けるわけではなく、プロレタリア派を少し警戒する梶井基次郎と中島敦という、文学や生きた時代背景におけるそれぞれの立ち位置を感じさせる場面も。それでも、"侵蝕者"から文学書を守るべく自身の身を挺して共に戦い助け合うプロレタリア派3人の姿に心を開いていく。

文劇シリーズ通して描かれる、文学の影響力や意思を言葉で紡ぎそれを繋いでいくことの大切さ。小林多喜二はもちろん、中島敦ら自身の作品への苦悩や想いに向き合わされ、今作も苦しくも熱い物語となっている。

また、アクションだけでなく、公式ビジュアルでも発表されている中島敦の内なる人格への変化や、全体的に赤いロープを印象的に使った舞台美術など視覚でも楽しめる要素が満載だ。

「文学は武器」を掲げ真っ直ぐで強い小林多喜二でも、自分のせいで苦しんだ人々がいるのではないかと苦悩する中で、当時は発表が難しかった作品が失われず残っていること、後世にその想いが届き分かち合える人々がいるという影響力の大きさは、実在した文豪本人に届いてほしいと願ってしまう。

志賀直哉役の谷佳樹が「文豪を通して、これからの人生をどう生きるのかを深く考えさせてくれる今作に仕上がっていると思います」とコメントしたように、本作を通して、文学や自分の人生とも向き合うきっかけになるかもしれない。
なお、4月11日(土)公演はキャストによるお見送り会、4月12日(日)公演はカーテンコール撮影会も実施する。
取材・文/能一ナオ
(C)2016 EXNOA LLC / 舞台「文豪とアルケミスト」9製作委員会
<キャストコメント>
泰江和明(小林多喜二役)
拝啓親愛なる皆サン
文劇9いよいよ開幕です!!
10周年を迎える文アル、今日ここに来るまでの全ての巡り合わせに感謝でいっぱいです。
今回もキャスト、スタッフ全員で最っ高の座組になりました。
開幕にあたり、何よりも文劇シリーズを陰で支え創り上げてくれているアンサンブルの侵蝕者のみんなに最大の尊敬と感謝を送りたい。
文アルを文劇を愛する皆サン どうか最後まで応援をよろしくお願いします。
反橋宗一郎(徳永直役)
稽古最終日まで吉谷さんと仲間達とこの作品を最高のものにするために粘り戦い抜きました。
毎日変わる変更台本でしたか、その度に僕たちの心と繋がって、より苦しく、より楽しく、
そしていつの間にか自信作になりました。
ついに揃ったプロレタリア派。
泥臭く真正面から曝け出して戦い抜きたいと思います。
小椋涼介(中野重治役)
今回から文劇に参加させていただきます。小椋涼介です。
大学で文学を学んでいた身として、この作品に携わらせていただく事に喜び以上の何かを感じています。
圧倒的な熱量で皆様にお届けする舞台。観て後悔はさせません。
偉大なる先輩方の力を借りながらではありますが、誰にも負けない気持ちでぶつかっていきます!
是非、劇場にお越しください!
谷佳樹(志賀直哉役)
志賀直哉役として出演させていただきます、谷佳樹です。
文劇への出演は今回で4度目となり、この作品に再び関われることをとても嬉しく感じております。
師弟関係にある小林多喜二、そしてプロレタリアの三人が紡ぐ物語。
文豪を通して、これからの人生をどう生きるのかを深く考えさせてくれる今作に仕上がっていると思います。
志賀直哉として 言葉一つひとつに魂を込め、想いを乗せて届けます。
全員の戦いをぜひ劇場で見届けて下さい。
相澤莉多(梶井基次郎役)
初参加となる文劇。
前作を拝見し、その美しく独特な世界観に強く魅了された一人として、
この場に立てることをとても嬉しく思っています。
文劇を愛する皆さまに、この世界へ深く浸り、心から楽しんでいただけるよう、
その一助となれるよう精一杯努めます。
小坂涼太郎(坂口安吾役)
坂口安吾を演じさせていただきます。小坂涼太郎です。
稽古では、作品をさらに良くするために修正の繰り返しで、まるで文豪のようだなと感じていました。
完成したこの作品を皆様にお届けできること、楽しみで仕方がありません!
全員で作り上げたこの作品を、ぜひ楽しんでくださいませ。
最後まで応援のほどよろしくお願いいたします。
岸本勇太(中島敦役)
中島敦を演じさせていただきます。
彼の苦悩や誇りを舞台上で届けたいと思います。
また、登場する文豪達との時を経て、彼がどう影響されていくのか。こちらもお楽しみにいただけたら幸いです。
座長、泰江和明を筆頭に柔らかくも強固な座組に仕上がりました!!
皆さまのご来場お待ちしております。
(2026年4月 7日更新)
Pコード:539-981 チケット発売中
▼4月11日(土)12:30/17:30
▼4月12日(日)12:00/17:00
COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
全席指定-11000円 U-18学割席(引換券)-5000円(来場時に18歳以下かつ高校生以下が対象/要身分証/整理番号付)
[脚本]なるせゆうせい [演出]吉谷晃太朗
[出演]泰江和明/反橋宗一郎/小椋涼介/谷佳樹/相澤莉多/小坂涼太郎/岸本勇太/他
※アフターイベントの詳細は公式HPにてご確認ください。
※未就学児童は入場不可。状況により公演スケジュールに変更が生じる場合がございます。公演中止、延期の場合を除きチケットの払い戻しはいたしません。車いす席をご利用の方はチケット購入後に事前に【問】にご連絡ください。なお、スペースの都合によりご購入席と同等のエリアとならない場合や、席種・券種により差額が発生する場合がございます。※学割席は来場時に18歳以下かつ高校生以下のみ購入可。舞台・映像・演出など一部が見えにくい可能性のある座席となります。お席によってはスピーカーが近く、音量が大きい場合がございます。公演当日、整理番号順に「当日券受付」にて、年齢明記の身分証提示の上、座席指定券と交換致します。
[問]公演事務局■0570-200-114