インタビュー&レポート

ホーム > インタビュー&レポート > 落語が沁みる、喬太郎にハマる 柳家喬太郎インタビュー

落語が沁みる、喬太郎にハマる
柳家喬太郎インタビュー

最もチケットのとれない落語家・柳家喬太郎の独演会。2018年浪切ホール初登場から、毎年落語会を開催。今年11月に還暦を迎える喬太郎師匠にお話を伺いました。

――独演会お疲れ様でした! 大阪のお客様の反応はいかがでしたか?(※2022年12月終演後インタビュー)

本日も楽しくやらせていただきました♪ ありがたいことに関西に伺う機会も増えまして、以前は"東京の落語"は受け入れてもらえるのかな?と思っていましたが、今は東京も大阪も関係ないと思っています。"東京の落語"に興味があり、聴いてみようと思ってくださるお客様ばかりですので、非常にやり易いです!

yanagiyakyotaro230112-1.jpg

――2023年は喬太郎師匠もいよいよ還暦。2021年に浪切ホール出演の立川志らく師匠も還暦を迎えられるお一人ですね?

もう~還暦なんてイヤになっちゃいますね(笑)。志らく兄(あに)さんとは、年齢は同じですが、芸歴は何年もあちらが先輩です。ただ、志らく兄さんも私も日大出身で、志らく兄さんは芸術学部で、私は商学部。さらに、お互い落研(=落語研究会)に所属していたので、学生時代から知ってるんですよ。当時は「新間(しんま)くん~、新間くん~」って呼んでました。あと、こちらも芸歴は先輩ですが三遊亭白鳥(さんゆうていはくちょう)兄さんも還暦で、昭和38年組なんです。なんとなく一緒に年を重ねられる仲間たちがいるのは、心強いですね。

yanagiyakyotaro230112-2.jpg

――還暦を迎えるにあたり抱負はございますか?

最近時々聞かれるようになったのですが、本当に特にコレといった抱負もなく、"体に気をつける"ということだけです。芸歴ということであれば、2019年に芸歴30周年記念をやらせていただきましたが、60年生きてきたのは本名の自分のことです。落語家としてどうこうよりも、人として今まで以上に益々精進しなければなと思っています。物忘れが増えたり、体力的にもしんどくなると思いますので、その部分は今まで以上に気をつけながら、新作を作ったり、古典も新しいものを覚えたりと、自分を奮い立たせて頑張りたいですね。




(2023年1月27日更新)


Check

柳家喬太郎 独演会

2月26日(日)一般発売 Pコード:517-047
▼5月20日(土) 14:00
南海浪切ホール 大ホール
一般-4000円(指定)
学生(大学生以下)-2000円(指定)
[出演]柳家喬太郎/春風亭かけ橋(開口一番)/恩田えり(三味線)
[ゲスト]寒空はだか
※未就学児童は入場不可。
[問]浪切チケットカウンター
■072-439-4915

1/28(土)から2/2(木)までチケット先行抽選プレリザーブ受付を実施!
チケット情報はこちら