ミュージカル『ハル』製作発表会見で
主演・薮宏太ら出演者が意気込みを語る!
カンテレ開局60周年記念ミュージカル『ハル』の製作発表会見が2月12日に行われ、主演を務めるHey! Say! JUMPの薮宏太をはじめ、ヒロイン役の北乃きい、七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズJr.)、今井清隆が意気込みを語った。
主人公のハルを演じる薮は、約10年ぶりの主演舞台。役どころについて「僕が演じるハルは、病を乗り越えて元気な体を手に入れたけど、日々の生活の中で生きる意味をなかなか見出せないでいる少年です。しかしボクシングをしている真由と出会い、自身もボクシングを始めることで少しずつ心境の変化が訪れていきます」と語る。初挑戦となるボクシングに向けては「普段、身体を作るためのトレーニングはなかなかやらないので、1ラウンド3分だけでヘットヘトになります。プロのアスリートの方は本当にすごいと、トレーニングして身に沁みました」と役作りの苦労を語り、「日を追うごとに、少しずつ自分の身体が変わっていく過程を見るのはすごく楽しみです。本番まであと一ヵ月半ほどあるので、どう変わっていくか楽しみです」と意欲を見せた。
ヒロイン・真由を演じる北乃は、今回ミュージカル初挑戦。念願のミュージカル出演について「以前、歌手活動をさせていただいていたときのボイストレーニングとミュージカルのトレーニングの仕方がまったく異なるので、本当にゼロから始めている感じで、壁にぶち当たりながら練習しています」と奮闘している様子。役については「台本を読んでとても強いつながりを感じました。こういう気持ちになったのは初めてで、“何が何でも真由を演じたい”と思いました」とやる気十分だ。
ハルの幼なじみ・修一を演じる七五三掛は、薮との共演について「事務所に入る前からテレビやコンサートで拝見していた薮君と、バックダンサーとしてではなく、共演できることをすごくうれしく思います」と喜びを表し、「この舞台をきっかけにたくさんの方々に知っていただけるように、気合を入れていきたいと思っております」と語った。
ミュージカル界に欠かせない存在の今井は、ハルの母親が働く会社の社長役。本作の演出を手がける栗山民也の作品に何度か出演しており「2年前に栗山さん演出のギリシャ悲劇に出演したとき、ダメ出しが来る日も来る日も私一人に集中していて、役者に向いていないんじゃないかと心が折れそうになっていたのですが、稽古の最後の日に栗山さんに“この役を日本で演じられるのはお前しかいない”と言ってもらえたんです。そのときは涙が出るほどうれしくて、それから気持ちよく演技ができました」と栗山とのエピソードを披露し、「自分も思っていなかった力を引き出してくれる、また一緒に仕事してみたいと思わせてくれる、そんな演出家だと思います」と魅力を語った。
東京公演は4月1日(月)から14日(日)TBS赤坂ACTシアター、大阪公演は4月22日(月)から28日(日)梅田芸術劇場メインホールにて開催。チケットは2月16日(土)発売開始。
また、2月13日(水)オンエアのカンテレ『ピーチケパーチケ』(25:25~25:55)では、薮がゲスト出演。『ハル』に向けて本格的なボクシングトレーニングを行っているという薮が、トレーニング秘話や役作りの難しさについて語る。番組MCでジャニーズ事務所の後輩・中山優馬とのマル秘エピソードもお見逃しなく。
(2019年2月13日更新)
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