ホーム > インタビュー&レポート > 肉体と音楽が躍動! ロイド=ウェバーの出世作が全国に
ジーザスは抑圧されたパレスチナの民に神の子だと崇め熱狂されるが、実は悩み苦しみ、孤独を深める。使徒のひとりであるユダはジーザスを愛してはいるが嫌疑的。唯一彼を理解する娼婦マグダラのマリアは、ジーザスの苦悩を取り除けないことに悩み戸惑う。三者三様の思いに加え、権力者の思惑や人々の業と欲が渦巻く。ダイナミックな音楽とアースカラーに彩られた根源的な世界が、人間の内側をより鮮やかに浮かび上がらせる。多くのシーンで「そうそう、人間ってこうだよなぁ!」と刺さってくるのが面白い。
ジーザス・クライスト役の神永東吾は美しく、凛とした存在感。その中に内なる葛藤がこぼれ出て実に魅力的だ。イスカリオテのユダ役、芝清道は1987年以来、この作品で複数の役を演じるベテランで躍動感たっぷり。マグダラのマリア役の山本紗衣は、穏やかでまっすぐ。伸びやかなソプラノが心にしみる。そして、群衆のうねるような激しいダンスと重唱にワクワク!
通しが終わると、10分ほど全員で振り返り、細かい部分まで確認。人数が多い分、ステージングも大変だ。「全体を見て自分の位置を把握し、もし空間が空いたところができたらそこに入ってください」「スーパースターの時は、少しでもジーザスに近づきたいという思いを限界まで身体で表現」「シモンのラッパはまず耳で聞く。先に見ない」「ジーザスを触りに行く時、全員がそうっと崇めすぎ。熱烈な人が何人か必要」「群衆のぐるぐる巻きは後半スピードが上がってよかった」などなど。
記者懇談会では、(2018年2月 1日更新)
【埼玉公演】
▼2月4日(日)
サンシティ越谷市民ホール 大ホール
【神奈川公演】
▼2月5日(月)・6日(火)
カルッツかわさき
(川崎市スポーツ・文化総合センター)ホール
【千葉公演】
▼2月7日(水)・8日(木)
千葉市民会館 大ホール
【東京公演】
▼2月13日(火)
オリンパスホール八王子
【埼玉公演】
▼2月11日(日・祝)
ミューズ(所沢市民文化センター)
マーキーホール
【千葉公演】
▼2月15日(木)
森のホール21 大ホール
【埼玉公演】
▼2月16日(金)
大宮ソニックシティ 大ホール
チケット発売中
Pコード:482-103、482-919(ぴあシートS1席)
▼2月20日(火) 18:30
▼2月21日(水) 13:30
▼2月22日(木) 13:30
▼2月23日(金) 13:30
▼2月24日(土) 13:00/17:30
▼2月25日(日) 13:00
オリックス劇場
ぴあシートS1席-8640円
S1席-8640円 S2席-8640円
A1席-6480円 A2席-6480円
B席-3240円
※3歳以上はチケット必要。2歳以下でも席が必要な場合はチケット必要。
[問]劇団四季 関西公演本部大阪オフィス
■06-4796-6600
【愛知公演】
▼2月27日(火)・28日(水)
刈谷市総合文化センター 大ホール
【佐賀公演】
▼3月2日(金)
鳥栖市民文化会館 大ホール
【福岡公演】
▼3月4日(日)
アルモニーサンク北九州ソレイユホール
【広島公演】
▼3月5日(月)・6日(火)
広島上野学園ホール
【愛知公演】
▼3月8日(木)・9日(金)
穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
【静岡公演】
▼3月10日(土)
三島市民文化会館 大ホール
【三重公演】
▼3月11日(日)
NTNシティホール(桑名市民会館)大ホール
【静岡公演】
▼3月13日(火)
静岡市清水文化会館(マリナート)大ホール
【福島公演】
▼3月15日(木)
郡山市民文化センター 大ホール
【宮城公演】
▼3月17日(土)
名取市文化会館 大ホール