ホーム > インタビュー&レポート > 大統領からオリンピック選手まで 話題の人が勢ぞろい!? 2016年のハイライトで見せる ザ・ニュースペーパーの新春公演
国内外の政治、経済、事件、芸能など、さまざまなジャンルの話題のニュースを笑いに変えて見せる社会風刺コント集団ザ・ニュースペーパー。彼らの新ネタ満載のステージが1月7日(土)、サンケイホールブリーゼにて上演される。今回はどんな話題の人、ニュースが用意されているのか、アベ総理に扮した福本ヒデ(写真右)とスガ官房長官に扮した山本天心(写真左)に話を聞いた。
「2016年の話題をたくさん取り入れてお見せします。大統領選挙で戦ったトランプさんとヒラリーさん、今年はオリンピックもあったので選手たちもたくさん出すでしょうし、豊洲の問題もまだ残っているでしょうからね。もちろん小池百合子さんも出てきますよ」と山本が語り、福本は「2020年オリンピックのボート会場は住之江がいいんじゃないですか。ダメだったら尼崎!どっちかでやりましょう!」と話題のネタで笑いを誘う。
彼らの社会風刺のベースにあるのは「実生活では言えないことでも、ステージ上ならキャラクターをフィルターで包めばいろんなことが言える。観ていただいた皆さんがスッキリするようなステージにしたいと思っているんです」と福本。山本も「世間の皆さんが“これ絶対おかしいぞ”と思っていることを、短い言葉でうまくギャグとして出すことが僕らの一番のパワー。公の電波では流せないスリリングな空間を楽しんでいただけると思う」と、劇場公演ならではの魅力を語る。
話題のニュースを取り入れた5~15分のネタを数珠つなぎで見せる彼らのステージ。9人のメンバーがひとりあたり4~5人のキャラクターを演じる。その中で、彼らがステージで大事にしているのは“ニュース性”だ。「精度よりも鮮度を大事にしています。鮮度が過ぎたネタはなんとか料理して見せる。公演のチラシには舛添さんあたりも入っていますし、2016年の“負”のオールスターもお見せできるのではと思います(笑)」と福本。そして山本も「前日や当日でも大きなニュースがあればすぐに差し替えますからね。僕らは無責任にいろいろ言えるので、皆さんが普段感じていることのガス抜きになればなと。来てよかったなと思っていただけるショーにしたいと思っています」と意気込みを語った。
今回も、思わず吹き出してしまうような個性的キャラが続々と登場する予定。ザ・ニュースペーパーのステージで2017年の初笑いを!
取材・文/黒石悦子
(2016年12月14日更新)