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国内外のトップクリエイターが集結し
『ドラゴンクエスト』が日本初のエンタテインメントショーに!
おてんば姫・アリーナを演じる中川翔子が意気込みを語る!

1986年に第1作が発売されて以来、シリーズ累計6600万本以上を出荷している国民的ロールプレイングゲーム『ドラゴンクエスト』。誕生から30周年を迎えた今年、同作をテーマにした日本初の超大型ライブエンタテインメントショーが開催される。ステージは、1988年に発売され、社会現象を巻き起こすほどの人気作となった『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』をベースにした物語。ⅠからⅤまでの主人公や人気キャラも登場する中で、Ⅳに登場するキャラクター・アリーナ役を務める中川翔子が、意気込みを語った。

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「アリーナ役として名乗るという未来がくるなんて、過去すべての1日ずつの自分が全部悶絶しています!それくらい『ドラゴンクエスト』というタイトルに対して、私自身の人生との結びつきを感じますし、深い思い入れや愛があり、言葉にしきれぬ思いで溢れています」と、喜びを表す中川。演じるアリーナも「幼少期からイラストを描いていた」というくらい、大好きなキャラクターだと話す。「姫なのに怪力という、堀井雄二先生が生み出したキャラクターの中でも伝説的な素晴らしいキャラクター。昨年、『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』が発売された際にアリーナの声をやらせていただいて、自分がファンであるからこそ、絶対に中途半端なアリーナでは許せないという気持ちで臨みました。今回はアクションもあるので日々トレーニングに励んでおります。改めて『ドラゴンクエスト』をプレイすると、アリーナもレベル1から始まり、成長していったことを実感し、勇気をもらいました。“そして伝説へ”というサブタイトルの通りに、皆さんと共に伝説を歩めるようなアリーナになりたいと思います」。


演出は、誰もが知る数々のテーマパークショーやB’zのドームツアーなどを手掛け、ダイナミックかつ繊細に魅せる演出に定評がある金谷かほり。そしてステージデザインを手掛けるのは、レディー・ガガやワン・ダイレクション、北京五輪やロンドン五輪開会式などを手掛けてきたイギリスの建築家レイ・ウィンクラー率いるカンパニーだ。国内外のトップクリエイターが集結し、『ドラゴンクエスト』の世界を作り上げる。「呪文とか、モンスターの表現とかどうするんだろうってワクワクします!ドラクエの発売日に買ったソフトを開けて本体に刺す瞬間、あれに勝るドキドキ感はないですが、今回のステージはそれを超えると思います。メラとかホイミとかギガデインとかどうなるんだろう!?って単純に考えちゃいますね(笑)。ワイヤーとかも使って、広い会場を縦横無尽に飛びまわることもあるんじゃないかなと思っています。台本で冒頭の演出を少し読ませていただいただけで、号泣しちゃいそうになったので、ドラクエを遊んだことがある方ならきっと感動すると思います。1万人のお客様全員が勇者となり、全員がドラクエをプレイする感覚で共に生きていただくと思うと、本当に楽しみです」。

そして中川が感じる『ドラゴンクエスト』の魅力を改めて尋ねると「人生はドラクエだって思うと、ポジティブに乗り越えられる瞬間がたくさんある」と語る。「ドラクエのシナリオとゲームデザインをされている堀井雄二さんがⅠの頃から発信し続けてくださった“人生はロールプレイング”という意味を、大人になって感じることがあるんです。ドラクエで描かれる命、愛、出会い、戦うことは、それぞれのリアルな人生に置き換えられると思うし、生きていてしんどいなと思うことも全部経験値になっているんだと思うと頑張れる。年齢も、“30歳になっちゃった”じゃなくて、“レベル30、これからが面白いぜ!”と捉えると楽しくなるんです。30年間国民的に愛されている作品が面白くないわけがないので、何の知識がなくても感動していたあける作品になると確信しています。これを機会にドラクエをしたことがない人にも触れていただきたいですし、今まで遊んできた人はもう一度遊んでから来ていただくとより興奮が増すと思います」。


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取材・文:黒石悦子
撮影:福家信哉




(2016年5月 9日更新)


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ドラゴンクエスト
ライブスペクタクルツアー

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