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劇団プレステージがファン待望の人気作を再演

アミューズ所属の俳優によって結成され、今年10年目を迎える劇団プレステージが挑むのは、紀伊國屋サザンシアター初進出&初の大阪公演! 劇団を代表して今井隆文、大村学、高橋秀行の3人に見所と意気込みを聞いた。

上演される『Have a good time?』は、デビュー10年目を迎える5人のC級アイドル『東京オードル』の起死回生をかけた物語。2012年8月に初演され、ファン待望の人気作だ。

「劇団の成長ともリンクするような内容ですし、初演当時と比べて、ぼく自身の視点も変わってきている。今までにない大きな劇場ですし、今この作品でどんな景色が見えるのか楽しみ」(今井)、「ぼくらがキャパ100人足らずの小さな劇場から飛び出すキッカケになった演目でもあるので思い出深い。それを大きな劇場で再演するのは劇団としても緊張感があります」(高橋)、「アイドルの物語で、ファン視点も盛り込まれているのでセリフを受け取った方々の心が痛かったり揺れたりするかもしれません。エンタメ性の高い舞台なので心が動くことも含めて楽しんでほしいし、初めての方にもすごく入りやすいお話ですね」(大村)。

劇団プレステージでは公演のたびに、配役を劇団内オーディションで決定する。結果によって出番がガラッと変わるというから実にスリリング。多彩な劇団員たちも魅力的だ。

「飛び道具みたいな役者や女装がすごくきれいな役者、オジサン役が得意な役者もいる。オバサンをやらせたら僕の右に出る者はいないですね(笑)」(今井)、「ぼくみたいなイケメン(笑)や、よく見るとイケメン?というヤツも。いろんな味わいのメンバーがいるので、お芝居と一緒に人間味みたいなものも感じてほしいですね」(大村)、「そんな劇団員たちが本作ではブサイクとイケメンのアイドルグループに分かれて演じます。すごく華やかでおもしろくてポップですが、見終わったときに果たしてどちらの生き方が幸せなんだろう……と考えてしまうかもしれません」(高橋)。
 
劇団として常に試されながらも10年目を迎えられたのは、持ち前のチームワークの良さと、そんな彼らを楽しみにしているファンたちの存在だ。
 
「新たな劇場進出も大阪公演の実現も皆さんの応援があってこそ辿りつけました。なので、この公演は勝負だと思っているし、これまでの感謝の気持ちも贈りたいですね」(今井)。
 
公演は8月8日・9日に森ノ宮ピロティホール、8月12日~23日まで紀伊國屋サザンシアターにて上演。ぴあにて抽選先行プレリザーブを受付中。
 
取材・文 おーちようこ
 



(2015年6月29日更新)


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劇団プレステージ
「Have a good time?」

7月11日(土)10:00~一般発売
Pコード:444-794

▼8月8日(土)13:00

▼8月9日(日)13:00

森ノ宮ピロティホール

全席指定-5000円

[劇作・脚本]福島カツシゲ

[演出]ほさかよう

[出演]石原壮馬/猪塚健太/今井隆文/岩田玲/太田将熙/大村学/風間由次郎/春日由輝/株元英彰/城築創/小池惟紀/向野章太郎/坂田直貴/園田玲欧奈/高頭祐樹/高橋秀行/長尾卓也/原田新平/平埜生成

※未就学児童は入場不可。車椅子でご来場のお客様は、チケットご購入後、お問合せ先まで要連絡。

[問]キョードーインフォメーション
[TEL]0570-200-888

※発売初日は店頭での直接販売および特別電話[TEL]0570(02)9500(10:00~18:00)、通常電話[TEL]0570(02)9999にて予約受付。

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