ホーム > インタビュー&レポート > 感動のストーリーと迫力のパフォーマンス! 男子新体操部の奮闘を描く『タンブリング』 シリーズのラストステージがいよいよ開幕 須賀健太にインタビュー
『タンブリング』への出演は念願だったという須賀。ドラマを観て「自分もバック転ができるようになりたい」とアクションを習い始めたほど、好きな作品だった。そんな須賀に当てられた役は、“タンブリングの貴公子”と呼ばれる部長・火賀淳平だ。
「とても出たかった作品で、前作を拝見したとき、プロデューサーさんとお話させていただいて、“僕、バック転できるので出演させてください!”って直談判したんです(笑)。だから、実際に出演のお話をいただいたときはすごく嬉しかったですね。僕が演じる火賀淳平は、誰よりも新体操が好きな役どころで、小学校、中学校の頃、個人で優秀な成績を残した人物。僕自身、小さい頃からお芝居の世界で活動してきたので、火賀君の“新体操が好きだからずっと続けてきた”という想いは共感できますね。ひとりでタンブリングの演技を披露する場面もあるので、頑張りたいです」
緊張感や迫力、エネルギーがストレートに伝わるのは、舞台ならでは。やはり注目は男子新体操部6人の息の合った演技だ。須賀は今年2月から練習をスタートさせた。
「新体操の稽古は部活みたいな雰囲気ですね(笑)。それによって仲間との絆も深まりましたし、お芝居もやりやすくなったと思います。団体演技では、6人が息を合わせることが何よりも大切なんです。メインで練習しているのは、バック転と、片足を曲げて鹿の角のような形にする鹿倒立という技。身体能力や身長の差があるので、バック転を合わせるのがすごく難しいですね。全員の着地の音がきれいに合ったときは、お客様に音でも感じてもらえるだろうし、見た目にも気持ち良いと思うので、メンバーとも“きれいにキメたいね”という話をしています」
舞台には、国士舘大学の全日本選手権出場経験者も出演し、演技を披露。
「実際に大会で入賞するレベルの演技なので、その迫力に圧倒されます。そこにお芝居、歌、踊りも加わるので、エンタテインメント性の高い舞台を楽しんでいただけると思います。今回は歌手としても活躍されている松下優也君がいるので、歌の場面で魅力をたっぷりと発揮してくれますよ。僕自身は、新体操の演技はもちろんですが、そこまでの過程をしっかり見せられなければ新体操が映えないと思うので、お芝居に重点を置きたい。国士舘の方々に負けない演技をするには、お芝居も含めてお客様に感動していただけるようにしたいと思っています」
ドラマから4年間続いた『タンブリング』シリーズの集大成。ひとつの夢を追う若者たちのラストステージを見届けてほしい。
取材・文/黒石悦子
(2014年6月24日更新)
発売中
Pコード:435-421
▼6月28日(土) 18:00
▼6月29日(日) 12:00/17:00
シアターBRAVA!
全席指定-7800円
[劇作・脚本]広田光毅
[演出][振付]TETSUHARU
[出演]松下優也/須賀健太/塩野瑛久/吉村卓也/加藤真央/廣瀬智紀/菅谷哲也/百瀬朔/増田有華/荒木宏文/愛華みれ/他
[ゲスト]鎌苅健太
※小学生以上は有料。未就学児童は無料、但し、お席が必要な場合は有料。
[問]シアターBRAVA![TEL]06-6946-2260
シアターBRAVA!特設サイト
http://theaterbrava.com/play/201406tumbling5.shtml