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プロレスリング・ノアが大阪で2年ぶりのビッグマッチを開催
Yoshiki Inamuraが大阪大会、現在のNOAHの魅力を解説!

プロレスリング・ノアが7月18日(土)にインテックス大阪で『HaRENO Presents SUMMER EPIC 2026』を開催する。2年ぶりの大阪でのビッグマッチで、藤田和之とのシングルマッチが決定したYoshiki Inamuraに現在のプロレスリング・ノアの魅力、取材時点で発表済みだった内藤哲也と清宮海斗のシングルマッチの見どころ、また自身の今後の目標などについて話を聞いた。

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――多彩な選手がいるプロレスリング・ノアですが、Inamura選手が考えるいまのNOAHの魅力はどこにあると思いますか?

「NOAHの大会に来れば何でも観られるところだと思います。突然変異みたいなOZAWAもいますし、創始者の三沢(光晴)さんを受け継ぎ、武藤(敬司)さんの血も入りつつ小川良成さんの指導を受け盤石なレスリングができるミスター清宮という実力者がいたり、本当にいろいろなタレントがいるので、NOAHに来れば必ず見たいプロレスが観られるところがプロレスリング・ノアの魅力かなと思います」

――カール・アンダーソン選手ら、他団体で活躍されていた選手も多く参戦していますね。

「そうですね。The Good Brothers(カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ)なんか特にそうだし、内藤、BUSHIもそうですし、世界的に名のある選手を呼べるということもいまのNOAHの強さだと思います。最近は内藤の人気にあやかっているんじゃないか?みたいな声もありますけど、ミスター内藤がNOAHを選んでファイトしているわけですし、ミスター内藤をきっかけにNOAHを観てくれる人がいるのも事実なので、そこは別にマイナスに捉えることはないと思っています。プロレスリング・ノアっていうのは全部楽しめる団体だと思っているので、何か1つでもきっかけがあれば1度観に来て欲しいという思いがありますね」

――この大阪大会をきっかけにして欲しいところですね。さて、大阪大会はこの取材時点では内藤選手と清宮選手のシングルマッチが発表されています。このカードの見どころも教えてください。

「ミーは仙台でミスター清宮とベルトをかけて戦って勝って防衛したんですけど、いまのプロレス界を見てもあの年齢であれだけちゃんとした技術のあるプロレスをできる人というのは少ないというか、ほぼいないと思っているんですね。だから、カリスマと言われる内藤哲也とファイトすることでミスター清宮のハイレベルなプロレス能力、アビリティというのを世間に見せることができるんじゃないかなと思うので、ミスター清宮には持っているプロレスの能力を遺憾なく発揮して勝って欲しいなと思います。ミスター清宮って自分では気づいていないだけで、ミーはミスター清宮のことを天才だと思っていて、天才とカリスマ、新旧っていうにはそんなに世代は離れていないと思いますけど、現代に生きるプロレスラーの天才とカリスマの戦いに注目して欲しいなって思います」

――清宮選手は一番どこが優れていると思いますか? 全部?

「そうですね。トータルファイターですよね。(空中殺法を駆使する)OZAWAみたいな選手と対峙すると地味だと思ってしまうかもしれないですけど、ベストバウトを獲っているわけです。あれはミスター清宮がいて獲ったわけで、OZAWAが獲ったわけではないですからね。ミーはミスター清宮と試合をするたびに『プロレスって面白いな』って実感していますし、底が見えないプロレスの引き出しというか、そういう懐の深さを持っている人なので、そういうすごさがもっと新しいファンの人にも伝わってもらえると嬉しいですし、彼がトップになってくれると嬉しいです。1 回勝ったぐらいで偉そうに語っていますけど、最後に対戦したシングルマッチで勝っているのはミーなので(笑)。ミスター清宮と対戦するのは本当に楽しいので、どっちかがベルトを持っている状態でもいいですし、ない状態でのシングルマッチでもいいですし、またぜひやりたいですね」

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――それも今後の楽しみの1つですね! では、改めて大阪大会への意気込みを聞かせてください。

「ミスター藤田に大阪の借りを大阪で返すというのも1つの目標になると思います。この希望が叶えば本当にすごいものを大阪のファンのみなさんに見せることもできますし、大阪のファン以外にも日本全国、世界の人々がこのインテックス大阪の大会を見たいと思えるような試合になると思います。自称キャプテンとしてこの大阪大会を引っ張って行きますので、ぜひキープウォッチングしていてください」

――ある意味、大阪は藤田選手との因縁の地ですからね。

「そうなんですよ。大阪は好きなんですけど、大阪の試合で全然結果が出ていないっていう(苦笑)。ジョシュ(ブリッグス)の試合もそうだし、大阪でもう1回くらいタッグマッチで藤田さんに負けている気もします。すごいパワーボムを喰らったこともあるし、小島(聡)さんにラリアットで負けてベロの3分の1くらい切れたときも大阪だった気がするんですよね(苦笑)。結果も出ていないし、めちゃめちゃ痛い思いもしているので、今回はプラスのターニングポイントにしたいです」

――期待しています! Inamura選手の「ここを見てくれ!」というポイントはありますか?

「DIS CHARGEの説得力というのは見て欲しいですね。このボディプレスっていうのはいろいろな人が使っている技で、きれいに回転する人、いっぱい回る人、OZAWAのフェニックス(スプラッシュ)とかすばらしいですけど、ロープの反動を使い、空中で姿勢をきれいにすることによって威力を増すことを考えると、ボディプレスの中でも説得力がナンバーワンぐらいにはなるんじゃないのかなと自負してやっているので、ぜひそこを見て欲しいです。無双にしてもそうですけど、やっぱりプロレスの技っていうのはシンプル・イズ・ベストだと思っているので。『無双ってどんな技?』って聞かれたら高く持ち上げて落とす技としか言えないですが、無双は力皇(猛)さんの技で説得力抜群ですし、それも見てもらえたら。あとは、いろいろな人に『試合を見てハッピーになりました』っていうことを言われると嬉しいので、ミーの試合を見てハッピーになって欲しいですし、ミーの全てを感じて欲しいですね」

――『無双』は力皇さんに「ください」と言って継承された?

「そうです。最初に出したのは、代々木の第2(競技場大会)だったかな? 試合の中で『いまだ!』と思ってやってから、力皇さんに連絡したんですけどね(笑)。電話を繋いでもらって『使わせて頂きました』って言ったら、『映像を見たけどすごく上手だったよ。どんどん使ってください』って力皇さんに言われて、『ありがとうございます』って言って使わせてもらっています」

――ちゃんと継承されている感じがいいですね!

「いまのプロレスリング・ノアは"ネオ・ハイスタンダード・レスリング"というのを掲げてやっていますが、ミーはトラディショナルなものもかなり必要だと思っているので、そこを受け継ぐようなレスラーになりたいと思っています。ミーは力皇さんほど大きくないですけど、大きい選手が無双を使っていなかったので、絶対にあのすばらしい技をなくしてはいけないと思って、使わせてもらいました。継承ということで言うと、小田嶋(大樹)の存在はでかいと思っています。本田多聞さんのレスリング教室でレスリングを学んだ本田さんの弟子で、本田さんの技をいっぱい使っているんですよ。本田さんがレスリングオリンピアンだったこともあり、レスリングの技術がちゃんとある人じゃないと使えないんですけど、小田嶋もジュニアオリンピックに出ている選手で体こそ小さいけどレスリングの技術はあるので本田さんの技術を継承しています。本当に突然変異のOZAWAみたいなすごい選手もいれば、過去の伝統的なものを大事にしている小田嶋とかミーみたいな人がいるので、いろいろなものが観られて楽しいと思います。昔のファンの人もぜひまた久々に来て欲しいなと思います」

――KENTA選手が戻って来たり、離れていた人が見ると驚きますよね。

「そうですね。『丸藤(正道)選手ってまだいるんだ!』『杉浦(貴)選手って変わらずにすごいんだ!』みたいな声も聞けると思います。ミスター丸藤にしろ、ミスター杉浦にしろ、NOAHの初期から活躍している選手がいてくれるのは若い我々にとってはすごくありがたいことですね。本当にああいう先輩がいるとありがたいですけど、まだまだ元気すぎるので(笑)」

――藤田選手も元気ですよね?

「55歳なんですけど、なんであんなに元気なんでしょうね? 体もずっとでかいし、訳がわからない。ミスター杉浦もそうですが、50歳を超えても元気な人たちが目の前にゴロゴロいると希望を持てますし、それだけの努力をしなければいけないと思えるので、ありがたいことです」

――ちなみに、Inamura選手は若手になるのですか?

「若手じゃないですかね? ヨネさん(モハメド ヨネ)が20年目までは若手って言っていました(笑)。プロレス界ってあれだけ激しいことをやっておきながら、それだけコンディションを保っている化け物がいっぱいいるんですよね」

――その超人たちがリング上でバチバチやるというのは、ちょっとした非日常空間ですよね。

「本当にそうです。それを楽しみに来て欲しいですね。同じ人間なのに非日常感があるというか、それがプロレスのいいところだと思います」

――では最後に、Inamura選手の今後の目標についても教えてください。

「これは僕個人でもありつつNOAH全体的にも良くなればいいなという目標になりますが、いまのNOAHの中でもミーはNOAH以外での経験がたくさんあるので、もっと世界との繋がりを作るということですね。僕らが頂点にしているベルトというのは、GLOBAL HONORED CROWN(地球規模の崇高なる王位)といって本当に地球規模のベルトなので、その名に恥じないように地球規模の1番のベルトにするためには、もっともっと世界に打って出て、ベルトの価値を高めたい。ミーがその先頭、キャプテンとしていろいろな場所への航海ルートを広げていきたいと思っています。そのためにもいろいろな強敵と戦って、勝って、またベルトを獲って、またちゃんとキャプテンと呼ばれるようにしなければいけない。いまはまだ自称になっちゃっているので、取り戻さないといけないですね。だから、対世界ということを目標に、Inamuraを世界各国に呼びたいと思われるような選手になるというのも目標の1つです」

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取材・文:金子裕希
撮影:滝野利喜雄




(2026年7月 3日更新)


プロフィール

Yoshiki Inamura……1992年11月18日生まれ。栃木県大田原市出身
柔道、相撲で鍛え、2017年9月にプロレスリング・ノアに入門。2018年9月2日に熊野準戦で正式デビューを果たす。2019年に「稲村愛輝猛進七番勝負」で杉浦貴、潮崎豪、拳王、清宮海斗、齋藤彰俊、マイバッハ谷口とシングルで対戦。デビュー2年にしてシングルリーグ戦(N-1 VICTORY)に初エントリーするなど新人らしからぬ活躍ぶりを見せた。その後、2023年9月に無期限海外遠征へ出発。2024年6月に帰国し、7月13日の日本武道館大会で清宮の持つGHCヘビー級タイトルマッチに挑戦するも敗北。同年秋に再び海外修行へと旅立ち、アメリカのプロレス団体WWEの傘下で世界中からプロレス界のトップを目指す若手が集うNXTに参戦。NXT王座に挑戦するなど活躍を見せ、2025年10月に帰国。11月8日の後楽園ホール大会で当時の王者・KENTAからGHCヘビー級王座を奪取し、2026年5月の両国大会でシェイン・ヘイスト相手に王座陥落するまで、清宮、杉浦、OZAWA、マサ北宮、拳王、アルファ・ウルフを倒しV6を達成した。アメリカ帰りのため、ルー大柴ばりの独自のイングリッシュ『Yoshiki語』を話す。

https://www.noah.co.jp/profile/36/


プロレスリング・ノア<大阪大会>
「HaRENO Presents SUMMER EPIC 2026」

チケット発売中 Pコード:594-150
▼7月18日(土) 15:00
インテックス大阪 5号館
アリーナSS席-30000円 アリーナS席-20000円 アリーナA席-10000円 アリーナB席-6000円 アリーナ正面ひな壇席-10000円
※アリーナSS席は1人8枚まで。
※未就学児は保護者の膝上にてご観戦の場合のみ、大人1名につきお子様1名まで無料。高校生シートは当日のみ(要学生証提示、2000円)。車椅子でのご観戦につきましては、事前にプロレスリング・ノア事務所までお問合せください。
お問合せ:プロレスリング・ノア https://www.noah.co.jp/contactform/
(月曜~金曜 10:00~18:00/土日祝祭日は除く)

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プロレスリング・ノア 公式サイト