ホーム > インタビュー&レポート > 『NMB48 16th Anniversary LIVE』特別インタビュー 塩月希依音「自分たちでベースを築く努力をしないと 良い方向に進まない」
――2025年は『EXPO 2025 大阪・関西万博』のスペシャルサポーターをNMB48のみなさんが担当されましたが、2027年3月に横浜・上瀬谷で開催される国際園芸博覧会『GREEN×EXPO 2027』のスペシャルサポーターを務めることも発表されましたね。
「スペシャルサポーターに任命していただいて、すごく嬉しいです。私は4年前にお仕事でいけばなを経験させていただいて、気づいたら時間が経っているくらい夢中になりました。読書が好きな方が、本を読んでいたら集中して時間を忘れちゃう感覚に似ていると思います。また、いけばなにもいろいろなスタイルがあって、自由にいけるスタイルもあれば、型が決まっているスタイルもあり、表現に幅があることも魅力的でした。自分らしさを作品に出せるので、それが楽しかったです」
――『GREEN×EXPO 2027』のタイミングでいけばなの再チャレンジも......?
「やってみたいです。大きな流木とか使って!」
――そして10月17日(土)・18日(日)には『NMB48 16th Anniversary LIVE GO TO 城』がオリックス劇場で開催されます。また、10月は塩月さんがキャプテンに就任してちょうど1年が経つタイミングでもあります。1年前、任期は「1年」とされていましたが、実際にどういう判断がなされるのかも気になります。
「あっという間の1年でした。自分の中では、どうするかはすでに決まっています。「任期1年」と宣言していましたが、もちろん選択肢はいくつかあります。ただ、私の中には「こうしよう」という明確な道筋はあります」

――キャプテン就任の頃から「大阪城ホールを目指す」と宣言されていました。『NMB48 16th Anniversary LIVE GO TO 城』は、目標実現に向けての第一歩になりますね。
「NMB48はこの1年、アイドルの基礎である歌と踊りを「ちゃんとしよう」という気持ちで活動に取り組んできました。劇場公演でも歌と踊りに重きを置いてきましたが、それは大阪城ホールという舞台に向けて、あらためてしっかりと実力をつけていく意味合いがありました。今までももちろん歌と踊りを軸にやってきましたが、NMB48劇場で日々公演をやらせていただく中で、良くも悪くもその恵まれた環境に慣れてしまう面もあったように思います。場数があることがいい意味に働くときもあれば、"小慣れ感"につながる恐れもあります。そういう状況と向き合い、見つめ直し、一つ一つを大切にやってきました。レッスンも増やすなど基礎トレーニングにも時間を費やし、まさにゼロベースでスタートした1年でした」
――結成16年目を迎えるにあたり土台を改めて作っていく、というのは勇気が求められる決断だと思います。キャリアを積んだメンバーは、「また土台から?」と疑問に思ってもおかしくないですよね。
「今のグループは、先輩方が築いてくださったベースがある上で、自分たちのスタイルを作り、活動しています。ただ、自分たちでベースを築く努力をしないと良い方向に進まないと考えていました。そんな中、活動歴が長くなってきた、あーのん(泉綾乃)、しんしん(新澤菜央)、まいてぃー(平山真衣)たちもその方向性を快く受け入れてくれました。「私たちも一緒に先頭に立って、グループを引っ張って、一生懸命やります」と言ってくれるメンバーも多く、そういう姿勢に今のNMB48の良さを感じました」
――『NMB48 16th Anniversary LIVE GO TO 城』は、「〜踊と共に〜」「〜歌と共に〜」「〜皆と共に〜」の3部構成になっています。各部の見どころについて教えてください。
「「〜皆と共に〜」は、私がキャプテンに立候補した段階から「みんなで作るNMB48」と口にしていたことを、形にしたものになります。「みんな」というのは、メンバーはもちろん、ファンの方、スタッフさんなどNMB48に関わってくださる全員のこと。そんなみなさんと「大阪城ホールに向かって一緒にがんばろう」と思える、参加型のコンサートにしたいです。NMB48の歴史が感じられ、NMB48ならではの魅力を詰め込みたいです」
――「〜踊と共に〜」「〜歌と共に〜」はまさに踊り、歌にフォーカスを当てた内容になると思います。ちなみにこの1年、塩月さんから見て歌やダンスの力が飛躍的に伸びたメンバーはどなたでしょうか。
「ダンスはやっぱり、あーのんではないでしょうか。これまでもグループの中で、一番クセがなくてきれいに踊るメンバーだったんです。アイドルになる前からダンス経験もあり、グループ加入後も、ダンスに関しては人一倍こだわりがあったし、どんなダンスでも抜け目がありませんでした。でも、自分からそういううまさを前に出すのではなく、求められたことをきっちりやるタイプだったんです。私はもっと、あーのんのダンスへのこだわりをみなさんに知って欲しくて。100点満点のダンスではなく、それを飛び越えた200点のダンスがずっと見たかった。ただこの1年、NMB48のユニットダンスでもあーのんが前に立ち、生き生きと踊るようになったんです。グループとか関係なく、何ものにもとらわれない"泉綾乃としてのダンス"を見ることができました。「〜踊と共に〜」では、あーのんのダンスメンバーとしての意思表示のようなものが期待できるのではないでしょうか」

――「〜歌と共に〜」はいかがですか。
「青原優花ちゃんです。かわいらしい雰囲気だし、グループの中では妹的ポジション。かわいがられるタイプですが、歌うと"大人の女性"になります。『ここにだって天使はいる』公演で青原優花ちゃんは、かつて山本彩さんがソロで歌っていらっしゃった曲「夢のdead body」をひとりで歌っているのですが、それもすごく格好いい。人ががらっと変わって見えるんです」
――ゆかたん(青原の愛称)ではなくなる感じ。
「そうなんです。タレントさんでも、音楽活動のときだけ本来とは別名義でやることがあるじゃないですか。今まで「どうしてそういうふうにするんだろう?」と思っていたけど、青原優花ちゃんを見ると「なるほど、こういうことなんや」って。"青原優花"ではなく、"yuka"になるんですよね。もちろん書体は、筆記体の"yuka"(笑)」
――ハハハ(笑)。
「同じ人とは思えないくらい、別の自分が憑依していて、曲の世界観に入り込んで歌い上げるんです。この1年、ゆかたんにはソロや歌い出し、センターなど大事なポジションをお願いすることが多かったんです。初めはプレッシャーに押しつぶされそうになり、本番前に泣いてしまうこともありました。「私にソロは歌えない」と自信をなくしちゃう瞬間も少なくありませんでした。でも最近では、「自分がこのポジションを任されたんだ」「私は歌でNMB48を引っ張っていく」という自覚が見られるようになりました。すごく堂々として、より輝きが増しました」
――『NMB48 16th Anniversary LIVE GO TO 城』は、大阪城ホールでの公演実現に向けて、重要な2日間になりそうですね。
この3つの公演のテーマを決めるにあたり、「大阪城ホールに向かうために何を武器にするか」「どういう方向で大阪城ホールを目指すか」について、すごく話し合いました。歌やダンスなどをグループの強みとして出すことで、あえて自分たちにプレッシャーをかけてもいます。その分、NMB48の本気度が伝わるのではないでしょうか。「NMB48は大阪城ホールに向かっているグループだ」ということをはっきり示した上で、今回のオリックス劇場もただ満席にするのではなく、来てくださった方に「これだけの内容を見せてくれるなら、大阪城ホールに行きたい」と満足していただける内容にしなければいけない。そういう面でも、特に意味のある公演になると思います」
Text by 田辺ユウキ
Photo by 福家信哉
(2026年9月14日更新)
▼10月17日(土) 13:30
オリックス劇場
※3歳以上は有料。お席が必要な場合はチケットをお買い求めください。【U-22について】
※22歳以下のお客様を対象にしたチケットになります。当日年齢が確認できる顔写真つきの身分証をお持ちください。【問合せ】contact@n-rise-y.co.jp
▼10月17日(土) 18:30
オリックス劇場
※3歳以上は有料。お席が必要な場合はチケットをお買い求めください。【U-22について】
※22歳以下のお客様を対象にしたチケットになります。当日年齢が確認できる顔写真つきの身分証をお持ちください。【問合せ】contact@n-rise-y.co.jp
▼10月18日(日) 17:00
オリックス劇場
※3歳以上は有料。お席が必要な場合はチケットをお買い求めください。【U-22について】
※22歳以下のお客様を対象にしたチケットになります。当日年齢が確認できる顔写真つきの身分証をお持ちください。【問合せ】contact@n-rise-y.co.jp