ホーム > インタビュー&レポート > 『NMB48 16th Anniversary LIVE』特別インタビュー 坂田心咲「アイドルなら誰もが憧れるセンターをまた目指したい」
――7月に開催された『NMB48 SUMMER PARTY 2026』で、坂田さんは「NMB48のセンターに立ちたいです。その重みや責任は計り知れませんし、一度チャンスをいただいたのに期待に応えられなかったこともあり、簡単に口にしてはいけないと思っていました。でも、もう一度その夢に挑戦したいです」と"センター宣言"をされましたね。
「「センターに立ちたい」と言葉にするのは、すごく緊張しました。「言いたいけど、言えない」「でも、グループのために言わなきゃいけない」という葛藤がずっとあって。公演終盤、メンバーの中から数人がライブの感想をコメントする時間帯が必ずありますが、普段は事前に誰が話をするか指名されるんです。でもあの日は、自分から「話をさせてください」と伝えていました」
――そこで「センターに立ちたい」と宣言しようと決めていたのですか?
「いえ、あのときは別の話を考えていました。元々は「先輩のメンバーも卒業していく中、私たち8期生がもっと前に立っていかないといけない」という、全体的な決意を話そうとしていました。でも、心の中でずっと「センターに立ちたい」という気持ちを抱えていたので、マイクを握ったあの瞬間、「よし、やっぱり言おう」と急きょ、内容を変えました」
――坂田さんは加入から約2年の2024年、29thシングル表題曲「これが愛なのか?」で塩月希依音さんとダブルセンターを務められましたね。
「今だから言えるのですが、あのときはしんどい気持ちの方が強かったです。プレッシャーや怖さがありました。当時は自信もなかったですし、偉大な先輩たちが自分の後ろにいるという構成も考えられなくて。隣にいる先輩の希依音さんはアイドルとしても、人としてもいろんなことができて、周りのメンバーからの信頼も厚い。でも私はそのとき、まだ何も結果を残せていなかったので「どうして自分なんだろう」と思っていました。そういう面で孤立感があり、ダブルセンターのひとりとして選んでいただいたことを、素直に喜べませんでした」

――センターという現実を受け止めきれなかったのですね。
「ファンの方たちからも「堂々とセンターに立って大丈夫だよ」と温かい言葉をかけていただいたのに、あのときの私は気持ちが混乱していて、「私を慰めるために言っているだけなんじゃないか」とさえ思っていました。周りがすべて敵に見えて、自己嫌悪に陥ってしまった期間でした。「もうあの場所に立ちたくない」「私は、センターはもういいです」となっていて、その後、お休みさせていただくことにもなりました。ただ活動を再開し、改めてアイドル活動に向き合っていくうちに、「やっぱりもう一度目指したい」という気持ちがちょっとずつ芽生えていきました」
――なぜ前向きな気持ちを取り戻すことができたのですか?
「小さいときからアイドルのことが好きで、アイドルになりたくてNMB48に入ったことを思い出したからです。そして、アイドルとしてもっとも輝くことができる特別な場所ってどこなのか考えたとき、それはやっぱり"0番"(センターポジション)だと。実はこの前、家で小学生のときの写真を見つけたんです。当時10歳で、"二分の一成人"を迎えた記念に「将来の夢」について書かれた用紙を手にしていて、そこに「アイドル」と書かれていました。「私、ちゃんと叶えることができているじゃん!」と嬉しくなりました。そこで自信を持つことができて、アイドルなら誰もが憧れるセンターをまた目指したいと思いました」
――『SUMMER PARTY』で溜め込んでいた気持ちを吐き出せたことで、気持ちが軽くなったんじゃないですか?
「「センターに立ちたい」と言った後、2曲披露したのですが、今までにないくらい心から楽しくパフォーマンスすることができました。後から映像でも見返して、自分で言うのも何なのですが......「私、すっごいキラキラしてる!」って(笑)。今まで、「こういうことを口に出して、それが叶わなかったらどうしよう」という怖さばかりあって、だから何も言ってこなかったんです。でも、目標は今すぐに達成しなくても大丈夫なんだなって。物事を続けていく中で、どこかでそれが叶えばいいと割り切れるようになりました」
――今、NMB48は大阪城ホールを目指して活動をされていますが、あの大舞台でセンターに立つとなったら......。
「わっ、ヤバいですね(笑)。でもたまに、その光景を思い浮かべるんです。ボーッとしているとき、ふと「大阪城ホールの舞台の真ん中が自分やったら」という妄想がよぎります」

――その妄想を現実のものにするためにも、『NMB48 16th Anniversary LIVE GO TO 城』は重要な公演になりますね。
「「〜歌と共に〜」では力強い歌声やハモリがうまいメンバー、「〜踊と共に〜」ではバキバキに踊れるメンバーの存在が際立つと思います。私は歌やダンスの面で飛び抜けた力は持っていません。でも「〜皆と共に〜」では、自分をアピールできるんじゃないかと考えています。メンバーやスタッフさん、そしてファンのみんなを結束させられる力はお見せしたいです。メンバーには「さかたん(坂田の愛称)がこんなにがんばっているから、自分も」と思わせて、ファンのみなさんには「よし、もっとコールしよう」と思ってもらいたい。気持ちをグッと上げるパフォーマンスを期待してほしいです」
――ちなみに改めて「〜踊と共に〜」「〜歌と共に〜」の見どころも教えていただけますか?
「NMB48は以前から「ダンスがきれいにそろっている」と言っていただけることが多く、一体感のあるダンスを披露できると思います。その中で、各メンバーの個性も発揮されるはず。「〜歌と共に〜」は、この1年、NMB48はボイストレーニングをがんばってきたので、ファンのみなさんの心に響く歌を届けたいです」
――大阪城ホール公演実現に向けての意気込みはいかがですか。
「16周年ライブ以降、グループとしても、私としても重要な1年になると思います。ただ私は、NMB48の20周年まで見据えて活動しています。20周年までにどうやって課題を乗り越えていくか。センターに立つという自分の目標、そして大阪城ホール公演というグループの目標、その両方を達成したいです」
Text by 田辺ユウキ
Photo by 福家信哉
(2026年9月14日更新)
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※22歳以下のお客様を対象にしたチケットになります。当日年齢が確認できる顔写真つきの身分証をお持ちください。【問合せ】contact@n-rise-y.co.jp
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