ホーム > インタビュー&レポート > 22/7_the 3rd・北原実咲&桧山依子が模索するもの 「“何のためにグループに入ったのか”の答えを見つけたい」
――先輩メンバーたちが歌ってきた楽曲をセルフカバーするプロジェクトを通して、22/7の楽曲についてあらためてどのような気付きがありましたか。
北原「22/7の曲は、メロディがきれいで、格好良さもあり、いろいろなジャンルの曲調もあってどれもすごく素敵です。特にメッセージ性の強い歌詞が印象的で、元々表現することが好きな私としては、「この曲を世の中のたくさんの人に伝えていきたい」と思っています。中には生きることへの葛藤や希望を歌っているものもあり、パフォーマンスをする側としては「軽い気持ちで歌ってはいけない」という思いがあります」
桧山「セルフカバーのプロジェクトでは、the 3rdの歌唱に関してはユニゾンの部分がほとんどないのが特徴だと思います。8人のメンバーがソロで歌いつないでいく感じになっていて、それによって個々の表現がストレートに伝わる気がします。たとえば悲しみが表された曲でも、その中にちょっと反抗心や強い気持ちがプラスされているなど、聴いてくださる方への伝わり方に変化があり、the 3rdが歌う理由が感じられると思います」
――今回の「風は吹いてるか?」も、オリジナル曲以上に感情があふれ出て聴こえます。
北原「私の歌唱パートで「納得できないことがあるなら 声をあげるべきだ」という歌詞があるのですが、そこが自分が抱いている気持ちと近いところがあります。私も引っ込み思案な性格で、意見を発するのがあまり得意ではないんです。だから、声を上げられない人の気持ちがすごく分かります。でも、自分の意見や主張をはっきりと言っていくことも大切ですし、そうすることで成長できる部分もあると感じます。自分に対するメッセージとして、そのパートはとても大事に歌っています」
桧山「「自分はこういう気持ちで歌っているんだ」という一人一人の意思が、ステージ上でも出せる曲だと思います。それぞれのパートを歌うメンバーの気持ちが、一緒にステージに立ってパフォーマンスをしていても伝わってきます。私は「流されちゃダメだ」というところを歌っていますが、言葉にパワーがあり、聴いている人をハッとさせたいという意識でいつも歌っています。あと、私はグループ加入前から22/7の大ファンで、特に「風は吹いてるか?」がすごく好きな曲だったんです。実咲も言っていたんですけど、普段は自分の意見がはっきり言えなくても、この曲を聴いているときだけはなんだか強くいられたんです」
北原「the 3rdのメンバーはみんな、言いたいことがあってもなかなか言えないタイプだと思います。スタッフさんたちとミーティングをするときも、どちらかと言うとみんな黙っちゃうんですけど、最初に手を挙げて意見を言うのは依子が多いかも?」
桧山「22/7には「言いたいことを言う」「嫌われてもいいから自分を出す」というような曲が多く、人生レベルで影響を受けていて、徐々にではあるのですが以前よりは言いたいことが言えるようになりました。22/7の楽曲のおかげです」
北原「依子が「あのー...」って手を挙げて意見を言ったら、次に私も「あのー...」って恐る恐る意見を言う感じ(笑)。私も22/7に入る前は、そういう場では一言も喋ることができなくて、周りが決めたことに流されていました。でも22/7の曲を自分で歌い、それに励まされるようになってから、人に対して自分の意見を言うことの大切さに気付きました」
――ちなみにお二人が「これはファンの人にぜひ知ってもらいたい!」と声を上げたいことって何かありますか?
北原「依子のことなんですけど、一見、クールじゃないですか? でも普段は結構毒舌で、どちらかと言うと"生意気な小娘"なんです! 生意気エピソードがあるんですけど、依子は机の上がいつの間にか散らかっていて、なかなか片付けないんです。それなのに「えっ、なんでその態度でいられるん?」ってくらい堂々としていて(笑)」
桧山「そうなんです(苦笑)。片付けようと思っているんですけど、散らかる範囲が机3つ分くらいまで広がっちゃうんで、なかなかできなくて」
北原「で、「そろそろ片付けなあかんで!」と言ったら、ちょっと反抗するんです。「んー、分かってるから」って」
桧山「私としては「今から片付けよう」っていうときに、「片付けなきゃダメだよ」と言われると、「分かってるし!」と反抗したくなる(笑)。勉強するつもりだったときに、親から「勉強しなさい」と言われて「今からやろうと思ってたから!」みたいなやりとりに似ていますね」
――逆に桧山さんは、「北原さんのこういうところをファンの人に伝えたい」と思える部分は?
桧山「オーディションのときからダンスや歌がうまくて成績でも上位を取っていたし、性格もしっかり者なんですけど、一緒に活動していると意外と抜けているところがあるんだなって思いました。特に物忘れが多くて、私が「これってこういうことだよね?」と確認して、実咲が「うん、そうだよ」と返事をしてくれたのに、そのあとすぐ実咲が「これってこういうこと?」と同じことを質問してくるんです。「さっきの返事はなんだったの?」って」
北原「うちは家系的にみんなちょっと抜けているんです(笑)」
桧山「だけどビシッとしている感じに見えて実は抜けているところに、ギャップがあって親しめます」
――22/7は11月7日、東京国際フォーラムでアニバーサリーライブを行います。the 3rdとしては、グループ合流後初となるアニバーサリーライブになりますね。
北原「私たちの成長した姿を見ていただきたいのもそうなのですが、それ以上に「私たちは何のためにグループへ入ってきたのか?」を、ちゃんと心に留めてパフォーマンスをしたいです。歴史が長いグループですし、私たちが知らない過去もたくさんあります。いろんな出来事に直面しても、先輩のみなさんはいつも前を向き、目標を持って前進されたからこそ今があると思います。私たちはその熱量にしっかり合わせ、グループとしてのスピードをもっと加速させなきゃいけない。「私たちは何のために入ってきたのか?」の答えを、アニバーサリーライブで見つけ出したいです」
桧山「芸能の世界へ足を踏み入れて感じたのは、「終わりがない」ということです。どれだけ大きなステージに立つことができても、その先はまだまだたくさんある。日本だけではなく、世界にも行くことができる。だからこそ足を止めることなく、自分が人生で行ける一番大きいところまで行きたい。そういう場所に全員で行くことが目標です。そして世界中の人に「22/7ってこんなにいいグループなんだよ」ということを届けたい。もっともっと広い世界を見るために、このアニバーサリーライブを大成功させたいです」
Text by 田辺ユウキ
(2026年9月29日更新)
22/7 公式サイト
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22/7_the 3rd 公式Instagram
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