ホーム > インタビュー&レポート > 「EPOコンサートツアー2026 ~ALL EPO SONGS リクエスト・ライヴ~」 〜EPO、ファンとの絆から生まれ、 より絆が明瞭となったリクエスト・ライヴに込める思い〜
寄せられたリクエスト曲で感じたファンとの絆
――今回、リクエスト・ライヴにした理由を教えてください。
EPO「昨年のライヴで思いがけずたくさんの方に来ていただいて、1回のライヴでは歌い切れないくらいの熱量と感謝の思いが私の中にあって、「皆さんが聴いてみたいEPOの曲を知りたいな」って思ったんです。それで、チームのみんなと話し合って、今回の企画に至りました。」
――寄せられたリクエスト曲を見た感想はいかがでしたか?
EPO「予想外でとても面白かったです。もちろん予想通りのところもあったのですが、「えー!?」ってなる曲もあって。それがとてもうれしかった。「皆さんの中に、この曲がこんな部分に寄り添っていたんだ」ということが分かったから。今回は、リクエスト曲と共に曲にまつわるエピソードも添えられていたことで、具体的に自分の曲が皆さんの思い出にかかわっていたことを知って感動しました。」
――リクエストの中で印象的だった曲は?
EPO「「えー!?」ってなったのは、「オレたちひょうきん族」(1981~89年、フジテレビ系)の『THE TAKECHAN マン〜タケちゃんマンの歌〜』!ライヴでやるのか、やらないのかは、まだ秘密ですけど(笑)。あと、私がとても歌いたい歌も入っていました。『百年の孤独』というとても渋い曲なのですが、人それぞれが心の中に持っている本質みたいなもの歌った作品なので、入っていたのはうれしかったですね。」

軌跡から読み解く原点と変革
――リクエスト曲を見て、ご自身の音楽の歩みについてどのように感じられましたか?
EPO「我ながら本当に丁寧に作っていたなと思いましたね。私だけじゃなく、当時の制作チームのみんなの音楽に対する志が高かったんですね。レコード会社のディレクターも厳しくて、ちょっとでも駄目だと突き返されていましたし、何度もチャレンジして、何度も作り直して、やっとOKが出ると、ものすごくホッとしたのを覚えています。」
――ご自身の中の変化についてはいかがですか?
EPO「元気な楽しいポップスから、ちょっとワールドミュージック的な世界に行ったり、自分の内面を歌うような世界に行ったりという変遷があって、今ではそれらのジャンルを行き来できるようになりました。以前はポップスが大変過ぎてできなくなっちゃった時もあったんですけど、別のEPOの柱ができることによって、ポップな音楽もまた大好きになった。戻ってこられたから、今からはそれらを統合する作業もできるのかなって思って楽しみです。」
――曲作りで大切にしていることは?
EPO「ポップスを作っている時から変わらないのですが、自分の中に鳴っている音をしっかりと聴き取って正確に作り残すようにしています。「なんか違う」というのは分かるので、できるだけインスピレーションの純度を高くするように。あとは、昔のように私をジャッジしてくれる人はいないので、自分への疑いを厳しくして判断するようにしています。」

モノクロだった思い出が色付くライヴに
――ライヴでは何曲くらい、どのような基準でセットリストを組まれるのでしょうか?
EPO「時間もあるので、18~20曲くらいには収めないと難しいかなと。基準としては、"プレーヤーの演奏が活きるもの"。そして、"今の年齢でこれを歌うとどんなことになるのかな"というのもありますね。」
――どんなライヴにしたいと思っていますか?
EPO「この度、自分でも曲を聴き返してみたのですが、聴いていると記憶に色が付いていく感じがあったんです。「あの時、こうだったな」とか、「こんなことがあったな」とか、「こんな人たちと一緒にいたな」とか。だからきっと、聴いてくれる人たちもモノクロだった思い出にじわじわと少しずつ色が戻ってくるような体験をされるんじゃないかなと思って。そこを一緒に共有できたらいいなって思います。」
――現時点で決まっていることは?
EPO「なるべくみんなの記憶から遠いところへいかないように、基本的にはオリジナルに近い形で演奏すると思います。あと、「EPOのライヴに行ったら絶対これ聴きたい」という曲があるので、『う、ふ、ふ、ふ、』や『土曜の夜はパラダイス』『DOWN TOWN』は絶対やりますね。一緒に盛り上がりたい曲なので。 」
――最近の「う、ふ、ふ、ふ、」と笑顔になったエピソードは?
EPO「 友達の娘に赤ちゃんが生まれたこと! その子たちの両親が来られなかったから、代わりに私たちが病院に駆け付けたんですけど、ちょうどエレベーターを降りたら赤ちゃんの産声が聞こえて。その後も、ベッドに寝かされているところを見て、初めての授乳も見て、さらには抱っこさせてもらったり! もう、お婆ちゃんの感覚でした(笑) 」
――最後に、来場される皆さんにメッセージをお願いします。
EPO「 今回、実は私も本当に楽しみなんです。いっぱい曲を作ってきたのですが、ライヴでやったことのない曲もあって、そんな曲がリクエストの中に入っているから、それを今回のバンドメンバーと一緒に再現するのがすごく楽しみですし、皆さんと「おぉ、これが来たのか!」って一緒に言うのが楽しみ(笑)。懐かしい作品を聴くことで、「あの頃、頑張ってたな」って自己肯定感を上げてくれたら、すごくいいエネルギーになると思います。ぜひ一緒に楽しみましょう!」

(2026年8月31日更新)
2026年9月23日(水)発売
【初回生産限定盤】
EPO 80年代のRCA+MIDI音源を5時間超・全75曲で徹底網羅した初回生産限定4枚組ベスト
MHCL-3172〜5 (初回生産限定盤 4枚組) /8800円(税込)
※最新リマスタリング音源使用
■スペシャル・メッセージ/コメント: EPO・清水信之・佐橋佳幸・細井 豊
■ライナーノーツ: 金澤寿和
『THE RCA YEARS (1980-1984) #CityPopEssentials』
【通常盤】
EPOのRCA期を2026年の視点でセレクト。EPOシティ・ポップの決定版2枚組ベスト
品番 MHCL-3176〜7 (通常盤 2枚組) /4950円(税込)
※最新リマスタリング音源使用
■スペシャル・メッセージ/コメント: EPO・清水信之・佐橋佳幸・細井 豊
■ライナーノーツ: 栗本斉
■通常盤のみ「かなしいともだち」「語愛」の2曲を特別限定収録
※詳細はこちら
▼9月23日(水・祝) 17:30
NHK大阪ホール
全席指定-9300円
[共演]清水信之(key)/佐橋佳幸(g)/細井豊(key)/野口明彦(ds)/瀬川信二(b)/佐藤正治(perc)
※未就学児童は入場不可。
[問]キョードーインフォメーション■0570-200-888