ホーム > インタビュー&レポート > 「音楽の現場に苦手意識がある人は、 ウルトラ寿司ふぁいやーのライブから始めて」 6月に『Road to Zepp 温故知新-ライブ史跡巡り-』、 8月に『極寿司炎~超Zeppin~』をZepp Diver Cityで開催! ウルトラ寿司ふぁいやー メンバー全員インタビュー
ワンマンとサーキットイベントの交互の刺激で
次に向けてやりたいことが溜まってきた
――今年は最大のトピックとして、8月20日にZepp Diver City が控えています。それに向けて2月から行なってきたツアー『Road to Zepp』で得た手応えから聞かせてください。
加部輝(Gt.&Cho.)「手応えを感じるのはもうちょっと後かなって、良い意味でそう思います。これから良くなる伸びしろをすごい感じていて、もっとできることがあるなと...」
――現時点ではライブを通してトライアル中っていうことですか?
加部輝「そうですね。で、最終的に目標のZepp Diver City に向けて、どんどん高まっていくといいなと思います」
尚也(Ba&Cho.)「今までやってきたウル寿司の良いところは良いところとして、さらに新しくできることは新しくやっていく、みたいなことを話し合いつつ、ライブをしながらもっとブラッシュアップしていってます」
Jぺい(Vo&Gt.)「(みんなを楽しませようとして)サービス精神が行きすぎて、ちょっとライブが見づらくなってたかなと思って、去年からのフェーズとしては、ちゃんと格好良く音楽やるっていうことをやってきたんですけど...」
翼(Dr&Cho.)「昔はもっとふざけてたよね、もっと面白いこといっぱいしてたよね...みたいな話し合いもしていて。最近はそういうエッセンスをより増やしていく取り組みをしているんです。毎回のライブがチャレンジっていうテンション感ではあるので、ライブをする毎に変わっていく感じではありますけど、僕はドラムなので、(メンバーの)後ろから見てると、お客さんの反応も前回のツアーよりも笑ってもらえるところが増えたような気がします」
――なるほど。まじくんはいかがですか?
まじくん(Sax,Perc&Vox.)「2月から始まった『ROAD TO ZEPP 』に関しては、(ウル寿司で)まだ行ったことない土地に行くっていうことをやっていると思っていて、愛媛や香川にも初めて行けて、四国に初上陸しました。広島や香川、福岡もそうなんですけど。今まで出演したことのないサーキットイベントにも出演させていただいて、そういうライブもチャレンジしています」
――サーキットイベントは新たな出会いの機会になりますよね。
まじくん「そうですね。とにかく不特定作数の人に観ていただけるので。バンド全体としては、そういうライブに出演するっていうことが1個チャレンジではないかと」
なめちゃん(Pf&Cho.)「お客さんの反応を見て、ライブもお客さんと一緒に作っていきながら、Zeppまで一緒に向かってこうよっていう雰囲気があるなと」
Jぺい「僕は今回のツアーではすでに手応えを感じてます。去年までの流れも踏まえて、本質的には自分らのオリジナリティってどこにあるんだろう...みたいなところに向き合っていくフェーズだと思ってて。それで、2月25日のワンマンで始まり、その翌翌週から九州に行って、熊本と福岡でワンマンをやって、サーキットイベントに出て、松山ではテレビ出演して、ショッピングモール内でのフリーイベント、その翌日は香川のSANUKI ROCK 2026、その翌日には広島のサーキットがあって、大阪と名古屋でワンマンという流れでした。そういうワンマンとサーキットイベントの交互の刺激で、自分たちってどこに強みがあるのかなとか、自分がどういうところに軸を置きたいかなっていうのがすごく見えてきたので、次に向けてやりたいことが良い感じに溜まってきてる感じがします」
笑ったり、熱くなったり、ほろっときたり
ジェットコースターのように
感情が揺れていくライブを作りたい
――昨年から今の6人体制になって、アルバム『NEW鰓』もリリースされましたよね。それを引っさげて、ライブで新曲をやっていく中で進化してきたと感じることは?
Jぺい「『NEW鰓』に関しては、制作期間の中でメンバーそれぞれ得たものが多いなと思っていて。みんなで曲を作ることにすごく向き合ったアルバムだったので、当たり前なんですけど(笑)、特にそういう側面があったなと。音楽をマジで作るとこういう伸びしろがあるんだっていうことを吸収して。その後のライブではアルバムの曲をやることを主としたツアーっていうのが初めてで、新鮮でした。それまでは、何を出そうとも、おもろいもんやろうよみたいな(笑)、感じだったんで」
――アルバム『NEW鰓』はウル寿司がこれまで打ち出してきた"サウンドのワンダーランド状態"というスローガンが、より明快に各楽曲に反映されてるなと感じました。ライブでファンの皆さんはどう感じていたと思いますか?
Jぺい「ライブでもバンドのカッコイイところをちゃんと見てもらって喜んでくれた気はしますね」
翼「細かい技術的なところでは、演奏面でブラッシュアップしていって原曲と変わっていくところはいっぱいあったと思うんですけど、曲としては違和感がないように聞いてもらえたのかなと」
――ちなみに、アルバム『NEW鰓』に入っている『I know』はハーモニーを重視したラブソングで、こういうハートウォームな曲はライブの中ではどういう位置にきますか?
Jぺい「けっこう良い位置で、グッとくるところに入れております。できれば最終的に、感情がジェットコースターのように揺れていくライブを作りたいと思ってて。笑ったかと思ったら、ちょっと熱くなったり、ほろっときたりっていう、なんかそういう良いエンタメにしたいなって気持ちはありますね」
――『実家暮らしのバンドマン』はAORやスロージャム的な大人っぽい曲調ですよね。
Jぺい「『実家暮らしのバンドマン』もライブではよくやる曲ではあります。本当にメンバー全員、すごく面白いし、楽器上手いし、その器用さを持って、よくこれだけサービス精神に富んだことをやるなっていうところが、僕はメンバーに対してありがとうって思うところなので。そういう意味では、いい音楽だし、親しみやすいですよっていうところが伝わったら嬉しいなと思います」
――ウル寿司は、元々の成り立ちが、ロックバンド的な要素もありながら、アカペラをやってたメンバーもいて、さらに笑える要素など複合的に合わさりつつ、軸にしているのは"エンタメ性"っていうことで。お客さんを楽しませることを重視しながら、演奏面でのクオリティも追求してきたんですよね?
Jぺい「去年に関しては、後々から見ると、ちょっとだけエンタメ性を振り払って、演奏に振った瞬間もあって...。僕の解釈としてはカッコ良く見せることが結果的にエンタメ性につながると思って、そっちに振っていたんですけど、後々振り返るとちょっとエンタメ性が足りんかったかなって...、なんか真面目に言ってますけど、今ほんとに笑いながら、ライブで毎回くだらないこと言ってます(笑)」
――まずはみんなに楽しんでもらえるように?
Jぺい「そう、楽しんでるし、何より楽しいのは、僕らがそういうことをスタジオで考えてる時に、みんなでこれ面白いねって言って笑ったりして、それをそのままステージでやってる瞬間がすごく楽しいっていうか...。シンプルに僕たちもバンドをより楽しんでるような感じはします」
『ROAD TO ZEPP 温故知新-ライブ史跡巡り-』
に向けて、新曲、新ネタを練っている
――6月からスタートする『ROAD TO ZEPP 温故知新-ライブ史跡巡り-』はコンセプトありきのツアーなんですね。
Jぺい「これは僕たちのマネジメントに関わっている関西出身のおじさんの提案で。関西は、京都の磔磔、大阪の堺ファンダンゴ、神戸のチキンジョージとか、歴史がある老舗ライブハウスを巡っていきます。東京は僕らが初めてワンマンライブをやって、友達しか来てなかったところも入ってるので、ちょっとエモも足しながら(笑)、8月のZeppに向かおうっていう感じですね」
翼「僕はやっぱり憧れの場所というか、自分が好きだったアーティストがやってきた場所なので。その同じ場所に立てるっていう喜びと、あとは感謝を盛り込んで演奏ができたらいいなと思っております」
尚也「俺の立ち位置としては。みんなが出してくれるアイデアをもとに、その1をできるだけ100に近づけられるようにできればいいと思っているので、みんなのアイデアを楽しみにしてます(笑)」
Jぺい「尚也は今年のZeppまでの目標として"機材一新"っていうのを掲げてるんで、それまでには機材がも変わってんじゃないかなと思いますけどね」
――それが演奏にどう反映されるのか、楽しみですね。
尚也「僕も含めてですけど、やっぱ、それぞれの場所に、ちゃんと堂々と立てるようなバンドサウンドを鳴らせるように頑張ります!」
――加部輝さんはいかがですか?
加部輝「実は、自分はライブハウスに無知で、"ライブ史跡"と呼ばれるところが老舗なのかも知らなくて。裏を返すと、いつも通りやることは変わらず、良いライブをしようっていうところに落ち着くと思っていて。となると、6月の時点で何が必要かというと、やっぱり新曲かなと。自分がやるべきはそこのブラッシュアップなので、とにかく色々な案を練って、そのあたりには(新曲を)披露したいなっていう気持ちはあります」
なめちゃん「加部輝さんと一緒です。バンドをやるまでは、他のバンドとかあんまり見てなかったので、ライブハウスとかも本当に無知なんですけど、関西の歴史があるライブハウスでやれるのがすごく嬉しいです。あと、『ROAD TO ZEPP』の最初のライブが2月25日だったんですけど、僕はその時に(8月の)Zeppまでに"7キロ痩せます!"って断言したんです。今の時点で、約2キロぐらい痩せたんですよ。で、6月までにはあと3キロぐらい痩せたいな思ってます」
――それは食事療法で?
なめちゃん「実は、何が合ってるのかちょっとまだわかってなくて...。一旦、夜食とか間食を少なくしたら、2キロはすっと落ちたんですけど。こっからはちょっと運動するかどうするか、6月までに探求したいな思ってます」
――まじくんはいかがですか?
まじくん「Zeppに向かって、さらに良いエンタメグループになっていこうっていうところで、今は、オモロイねっていうアイデアが散りばめられてるライブにはなってると思うんですけど、全体で見た時にすげえなっていうエンタメグループとしてのプロ感みたいなものが、より上位のものになってたらいいなと思って。6月は、それをもうちょっと具体化したようなライブになったらいいなと思ってます」
Jぺい「ま、でも"ROAD TO ZEPP"と言ってますけど、バンドとしてはずっと続いてくし、ずっと向上心を持ってやっていきたいっていうのは変わらないことだと思うので、ある種、1個の通過点、指標がZeppであるだけで。"温故知新ツアー"は各土地での1個1個のライブをすごく楽しんで、いつも通りやってくってことは変わらなくて。ただ、今かかってるエンジンとしては、すごくいい音がしてるんですよ。バンドとして前に進んでいこうっていう力と、みんなで同じ方向を向こうっていう姿勢が、最近のウルト寿司ふぁいやーはすごくまとまってるなと思ってて。なので、6月には、今まだ知らない新曲、新ネタがすごく生まれてると思うんですね。そういう意味で"温故知新ツアー"はまた楽しいワンマンツアーになるんじゃないかなと思ってます」
8月のZepp Diver Cityのワンマンで
一番良いウルトラ寿司ふぁいやーを出したい!
――では最後に、8月のZepp Diver Cityのワンマンに向けてお聞きします。そもそもここを目標にしようと思った理由は?
Jぺい「バンドって目標があった方がいいと思うんで(笑)。去年は初めてのホール公演として、渋谷さくらホールを目標にやってみて、キャパシティ的にも、ステージとして自分たちが1段階上に登るっていう目標を掲げることの楽しさと、自分たちを成長させてくれる要素と、それが僕たちだけのものじゃなくて、お客さんにとっても楽しいものになるんだっていうことをすごく体感したので。次は何を目標にすれば、みんなでテンション上がるかなって考えた時に、Zeppじゃないかと。なのでそこに向けたこの半年間もみんなでテンション上げていく、ひとつひとつのライブとして楽しんでいけそうだなっていう構図になってるので。そのハコを使って1個のライブとしてどれだけ楽しいものにするかっていうことに、自分たちとしてはめちゃくちゃ楽しくチャレンジしているところですね」
――去年から、新たに6人体制でやってきて、アルバムも出して、今年に入って展開してきたツアーを経て、さらに良い状態で臨むということですね。
Jぺい「そうですね。外から見てたらウルトラ寿司ふぁいやーはずっとウルトラ寿司ふぁいやーだと思うんですけど、僕たちの中では、日々細かく足りないと感じることも、これがいいなって感じることもあって、それが積み重なって、僕たちとしてはより良いバンドになっていってて。それを続けて、8月に今1番良いウルトラ寿司ファイアーを出したいっていうのが目標です」
―― ちなみにどんな人に来てほしいと思っていますか?
Jぺい「もう全員に来てほしいです!"誰がいつ見ても楽C(たのしー)"っていうのが僕たちのスローガンなので。強いて言うなら、音楽を楽しむ自信がない、ライブ音楽に馴染みがないとか、音楽の現場に苦手意識がある人がいたら、ぜひウルトラ寿司ふぁいやーのライブから始めてくれたら幸せだなっていう風に思います。ウルトラ寿司ふぁいやー初心者も、バンド初心者もOK!です」
――ライブハウスに行くのが不安な人もいるかもしれないし、1人で行くのはちょっと心配だなという人でも大丈夫?
Jぺい「はい、そういう方が1人で来ても寂しくならないようにしたいし、やかましいな...で終わらないようにしたいので、ぜひ来てほしいなって思います」
Text by エイミー野中
(2026年5月28日更新)
うるとらすしふぁいやー… Jぺい(Vo&Gt.)、翼(Dr&Cho.)、尚也(Ba&Cho.)、まじくん(Sax,Perc&Vox.)、なめちゃん(Pf&Cho.)、加部輝(Gt.&Cho.)通称 “ウル寿司” “極寿司炎” 。2017年、アカペラ出身3人とロックバンド出身3人が出会い結成し、東京を中心に活動を開始。メンバー各自の多様なバックグラウンドとバンド自体の貪欲なまでの音楽の享受能力から生み出されるサウンドは、 バラード、8ビート、16ビート、スカ、ディスコ、ファンク、R&B、etc.が自由奔放に合体され、アレンジされた楽曲は、リスナーの予想を大きく超えてくることもしばしばで、まさに、サウンドのワンダーランド状態。それぞれの楽曲から発せられるメッセージや想いは、時に激しく、時に楽しくダイレクトに伝わってきたかと思えば、 家族、友人、オーディエンスに対する愛情あふれる思いの丈を時に優しく、時に温かく寄り添うように語りかけてくる。「誰がいつ見ても楽C(たのしー)」を合言葉に、積極的に活動中。セルフプロモーションの一環として、毎日欠かさずYouTube_Shortを投稿。バンドあるあるなど、色々なシリーズがある中、通称「アコ1界隈」というギター一本でギター、ベース、パーカッションを演奏し、+ボーカルという編成でを様々なバンドのカバー曲をしているが、 2024年11月に公開したユニゾン・スクェア・ガーデンの「シュガーソングとビターステップ」が大バズり。 現在、200万回以上の再生回数、10万以上いいね!の高評価を獲得。2025年、初の全国ツアー「史上最大の廻る極寿司炎TOUR -桜の咲く頃までに-」開催。 ツアー最終日である4月19日には過去最大キャパ700人の渋谷さくらホールで見事Sold Outを達成し、「史上最大の廻る極寿司炎TOUR -桜の咲く頃までに- 」を終了。同年9月8日、5thアルバム『NEW鰓』をリリース。2026年、8月20日(木)にZepp Diver Cityで、ウルトラ寿司ふぁいやー史上最大ワンマン『極寿司炎~超Zeppin~』開催決定。
【京都公演】
▼6月19日(金) 19:30
磔磔
椅子席-6500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
スタンディング-4000円(整理番号付、ドリンク代別途要)
※未就学児童は入場不可。
[問]サウンドクリエーター■06-6357-4400
【大阪公演】
▼6月20日(土) 16:00
FANDANGO
椅子席-6500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
スタンディング-4000円(整理番号付、ドリンク代別途要)
※未就学児童は入場不可。
[問]サウンドクリエーター■06-6357-4400
【兵庫公演】
▼6月21日(日) 16:00
チキンジョージ
椅子席-6500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
スタンディング-4000円(整理番号付、ドリンク代別途要)
※未就学児童は入場不可。
[問]サウンドクリエーター■06-6357-4400
【愛知公演】
▼6月23日(火) ハートランド
【東京公演】
▼6月27日(土) Live Freak
土屋礼央×ウルトラ寿司ふぁいやー 2MAN LIVE 「ウルトラ礼央ふぁいやー Vol.1」
【東京公演】
▼7月3日(金) SPACE ODD
[共演]土屋礼央
「Road to Zepp 都内でどない?Vol.3 ウル寿司立食パーティー2」
【東京公演】
▼7月20日(月・祝) 渋谷 GUILTY
「ウルトラ寿司ふぁいやー 史上最大の極寿司炎 ~超Zeppin~」
【東京公演】
▼8月20日(木) Zepp DiverCity(TOKYO)
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