ホーム > インタビュー&レポート > ボサノヴァはもちろんジャンルを超えて 『小野リサ My Songs~私の好きな歌~』 NHK大阪ホールで3月8日(日)に開催 小野リサインタビュー
日本の歌やロックなど多彩に歌うように
――2024年にデビュー35周年を迎えられました。初期の頃と比べてご自身の中で何か変化してきたことはありますか?
「歌う気持ちは始めた時からあんまり変わらないですね。とにかく私自身も楽しませていただいているので、いつもステージに立つ前はすごくわくわくしていて、同じ曲を何度歌っても新鮮な気持ちで歌っています」
――日本において、"ボサノヴァ"といえば、真っ先に思い浮かべる存在が小野リサさんですが、実はボサノヴァに限らず、いろんなジャンルの歌を歌われています。
「そうですね、初期の頃はボサノヴァをはじめとしたブラジル音楽をポルトガル語で歌うことにこだわっていましたが、デビューして10年くらいしてから、"音楽の旅"を始めました。ハワイアンとか、いろんな国の歌を歌って、そのアルバムの曲をコンサートでも披露してきました。その"音楽の旅"の終着点を日本にしていたので、日本の歌もたくさん歌うようになって音楽の幅が広がったかなと思います。最近はロックも歌います(笑)。私なりのロックなんですけれども、コンサートでも毎年バリエーションのある歌を歌っています」
――ちなみに、ロックではどういう曲を歌ってこられましたか?
「去年は『I Will Survive』を歌いました。ほかには、『ロック・アラウンド・ザ・クロック』『ルート66』『プリーズ・ミスター・ポストマン』などにチャレンジしてきました。10年ぐらい前から、もう少し声の幅を広げたいと思って発声練習をするようになったんです。それで、だんだん声も出るようになってきたので、ロックも楽しみながら歌っています。歌う時もいろんな変化をつけられるようになったので、歌うのが一層楽しくなってきました」
リラックスするだけではなくて
楽しいリズミカルなパワーを感じて
――ボサノヴァを軸にしながら、今回の『小野リサ My Songs~私の好きな歌~』もいろんなジャンルの曲を歌われるのですね。どのような曲が披露されるのかとても楽しみですが、ライブで初披露される曲もあったりしますか?
「毎年新しい曲を取り入れるようにしているので、今年も4、5曲くらい新しい曲をやりたいと思っています。どのジャンルにも隠し味としてボサノヴァのエッセンスを入れて私の色が出るアレンジにしています。ボサノヴァの名曲ももちろんやりますし、映画音楽、ジャズのスタンダード、ロック、日本の歌謡曲などを織り交ぜた構成です。何を歌うかは今回のコンサートも当日まで楽しみにしていただきたいです」
――バンドはどのような編成になりますか?
「今回はピアノ、ベース、ドラムのピアノトリオで、私がギターを弾きます。そこにサックスとトランペットが入る編成です」
――小野さんの歌声は幅広い年代のリスナーに親しまれていると思いますが、現在のライブの客層は?
「やっぱり50代、60代の方が多いようですが、最近は音楽好きな若い人たちも数多く来てくださっています。時々、お母様とか両親にチケットを買って差し上げて、親子で一緒に来ましたという方がいたりして、そういうお話を聞くとても嬉しいです」
――小野さんにとって大阪は馴染みやすい場所ですか?
「はい、大阪に来ると必ずたこ焼きを食べて帰ります。昨年は万博に3回も来させていただいて、とても楽しめました(笑)」
――では最後にNHK大阪ホールでの公演を楽しみにしている皆様にメッセージをお願いします。
「2時間のコンサートを通して、皆さんとひとつの空間の中でご一緒して楽しいひとときを過ごしたいと思っていますので、ぜひ遊びに来ていただきたいです。私のボサノヴァはリラックス効果があると言われてますけれど、リラックスするだけではなくて、楽しいリズミカルなパワーを感じていただけたらと思ってます。大きいホールはダイナミックスも感じていただけますし、最後はもうお祭りのように踊っていただきたいくらいです(笑)」
Text by エイミー野中
(2026年2月16日更新)
おのりさ…ブラジル・サンパウロ生まれ。10歳までの幼少時代をブラジルで過ごし、15歳からギターを弾きながら歌い始める。1989年アルバム『カトピリ』でデビュー。ナチュラルな歌声、リズミカルなギター、チャーミングな笑顔で瞬く間にボサノヴァを日本中に広める。1999年アルバム『ドリーム』が20万枚を越えるヒットを記録するなど、これまでに日本ゴールドディスク大賞「ジャズ部門」を 4度受賞。2013年にはブラジル政府よりリオ・ブランコ国家勲章を授与される等、日本におけるボサノヴァの第一人者としてその地位を不動のものとしている。ボサノヴァの神様アントニオ・カルロス・ジョビンや、ジャズ・サンバの巨匠ジョアン・ドナートら著名なアーティストとの共演、そしてニューヨークやブラジル、アジア各国での公演も積極的に行っており、海外においても高い評価を得ている。2024年にはデビュー35周年を迎え、アニバーサルイヤーコンサートを日本各地、アジア各国で開催。2025年は大阪・関西万博のアンバサダーも務め、ブラジル大統領来日の際には、宮中晩餐会に招待され、出席。精力的に活動を行い、国籍を問わず幅広い年齢層の支持を得ている。
小野リサ オフィシャルサイト
https://onolisa.com/
▼3月8日(日) 15:00
NHK大阪ホール
S席-7500円(バルコニー席は一部演出が見えない可能性あり。)
A席-6000円
※未就学児入場不可。S席にはバルコニー最前列BL1列1~5番、BR1列1~5番も含まれます。一部演出が見えない可能性がございます。車いすスペースをご利用のお客様はS席を購入後、事前にお問い合わせ先へご連絡ください。
[問]サンライズインフォメーション
■0570-00-3337