ホーム > インタビュー&レポート > “冨岡 愛が生きてきた23年間を代表する作品になった” 1stアルバム『愛’sCREAM』に詰め込んだ、赤裸々な愛のかたち
楽曲の海外でのヒットと、日本への想い
――冨岡さんは曲を作るのが早いですよね。1年でシングルを6〜7枚コンスタントに出されていて。
「早い方だと思います。2025年は特に1月〜4月に毎月連続リリースをしてからのアルバムだったので、ソングライティングをたくさんした1年でした」
――ストックよりも、新鮮なうちに曲を出していくスタイルですか?
「それが多いです。ストックでお気に入りもあるんですけど、なんだかんだリリース寸前になると、新曲を出したくなっちゃって。今回のアルバムの新曲でも、実は1曲だけストック曲があるんですけど、シングルではなかなかストックは使わないですね」
――"今書いた曲をすぐ伝えたい"という気持ちが強いんですか。
「すごく強いです。正直タイムライン的には"今すぐ、今現在感じてるものを出したい!"というか。私はせっかちなので、デジタルリリースのスピード感は合ってると思います」
――CDだと時間がかかりますもんね。
「でも今回のアルバムは初めてのフィジカルなんです。夏に制作を終えたものが11月に出るのが不思議でしたけど、店頭に並んでるのを見て"すごい、ほんとにある!"というのが新鮮でしたし、やっぱり形に残るので嬉しいですね」
――冨岡さんはCDを買ったことがある世代ですか?
「あります。小学校の時にオーストラリアで生活していた時に初めて買ったCDは、マイリー・サイラス、テイラー・スウィフト、ケイティ・ペリー、アヴリル・ラヴィーン。ネット注文して、オーストラリアに取り寄せた初めての日本のアーティストは、SEKAI NO OWARIさんでした。お母さんはよくaikoさんやZARDさんを流してたんですけど、私もCDはよく聴いてました」
――今の時代、広まり方は本当にSNSが早いですね。それこそ冨岡さんの音楽は海外にも広がっていて、先日初のアジアツアーを終えられました。
「韓国は昨年も行かせていただいたんですけど、今回初だったのが台湾と上海。"ほんとに来てくれる人いるのかな?"と思ったけど、皆さんあたたかく迎えてくれて。日本語も理解してくれている感じで、声も熱量もすごかったので、音楽は国境を越えるパワーがあるなと改めて感じましたし、自分は海外に住んでいたルーツがあるので、それに再び触れられたツアーでした」
――これから回ってみたい国はありますか?
「いつか自分のルーツでもあるオーストラリアにお仕事で戻るのは、ひとつの夢で目標です。あとはアメリカとか行きたいですね」
――楽曲に対する海外の方の反応を見た時はどう思いましたか?
「最初はびっくりしました。ありがたいことに『グッバイバイ』がアジア6カ国でチャートインしたんですけど、日本が6カ国目だったんですね。もちろん国内外関係なく、聴いてくださるだけですっごい感謝の気持ちもありますけど、やっぱり国内のリスナーをもっと増やしたいという想いもあります。だってJ-POPで書いてるし、日本語で書いているので、海外はもちろん、国内でももっとたくさんの方に聴いてもらえるようになったら嬉しいなと思います。」
――J-POPへの特別な想いがおありですか?
「いずれオール英語詞のアルバムも出してみたいですし、自分的にも英語で歌ってると気持ち良いなって気持ちはありますし、今年4月に『New Style』というオール英語詞の曲をリリースしているので、全然J-POPにこだわってるとかではないんです。今はジャンル分けしづらい時代だし、"自分のジャンルはここだ"って決めることはあまりしたくないんですけど、邦楽の魅力はすごく感じていて。英語詞にはない比喩表現だったり、二言で言えることを3分間にわけて丁寧に言っていく表現は、私が憧れたaikoさんやZARDさんがされている部分でもあるので、自分もそういう表現ができる人間になりたいです」
アルバムタイトルに込めた意味と"冨岡 愛らしさ"
――1stアルバム『愛'sCREAM』は、冨岡さんが人生で感じてきたことや、"愛"への価値観を落とし込んだ作品ということですね。音楽表現における愛について、深く考えるようになったタイミングはありますか?
「私、名前にも"愛"が入っているので、幼い頃からよく母から"人を愛する存在であってほしいし、愛される人でもあってほしい"と名前の由来を聞いていたんです。だから昔から"愛される人って何なんだろう"と考える時間は長かったなと思いますね。みんな、生きていたら"愛されたい"と思ってると思うんですよ。愛されたくないと思う人はきっといないし、人間どれだけ進化しても、そこは不変というか。"誰かに愛されたい、必要とされたい"と思う気持ちは、食事ぐらい大事なもの。だから不思議なんですよね。人間はそんなにも愛を求めているのに、この世はちょっと不器用な人が多すぎないですか。少し哲学っぽくなるんですけど、そういうのを昔から考えるのが好きでした」
――なるほど。
「それで色々な音楽に触れていくにつれて、不器用な表現もどこか共感できたり、"器用に立ち回るよりかは、人間臭くていいのかな"と考えるようになって、"やっぱり愛は私の中の永遠のテーマかもしれないな"と思って。私も"人には常に優しくあろう"とか"正しい生き方をしよう"と心がけていても、間違えることもあるし、傷つけたことも傷つけられたこともある。それってきっと全員一緒だし、その上でみんな最終的には誰かに愛されたいと思っているのがすごいなって。それが自分の音楽のテーマに変わっていったと思います」
――大体どのぐらいの時期に変わっていったんですか。
「中学生くらいですね。中学生の頃は思春期で感情豊かで、喜怒哀楽以外のところでも揺れ動いていた時期。ただ、まだ楽曲を作れていないので、作曲をわかっていないし、当時は自分の気持ちも消化できてなかった。それがやっとできたのは高校生の時だったので、音楽観もそこからどんどん変わっていったと思います」
――『愛'sCREAM』は記念すべき1枚目のアルバムで、愛についてのテーマというところで、どんな1枚にしたかったですか?
「タイトルを直訳すると"愛の叫び"なんですけど、愛を歌うことが自分の音楽のひとつのテーマであり、1番のルーツでもあること、そして念願の1stアルバムを絡めた時に、自分の今までの人生をまとめた作品というか、自分が感じてきた愛に対する価値観や考え、それによって生まれた矛盾や悩み、そういうものも全部等身大に、赤裸々に届けられる1枚になったらなと思って作り上げました」
――"愛の叫び"と聞くと少し重い印象がありますが、"CREAM"の表記やジャケ写のアイスクリームとのポップさのバランスが良いですね。
「それも私らしさというか。歌詞では切ないことや、人に言えない赤裸々な想いを綴っていることも多いんですけど、楽曲自体は結構ポップだし、なんならロック調の曲もありますし。この絶妙なポップさが"冨岡 愛らしさ"かなと思ったので、その世界観をタイトルやジャケットで出したいなと思いました」
――収録曲は既存曲が9曲、新曲3曲の全12曲です。これまでいろんな形の愛を歌われてきたと思いますが、既存曲の中からどうやって9曲を選びましたか?
「ここはスムーズに決まりました。1曲目の『あなたは懐メロ』(M-1)は私の初めてのリリース曲で、"誰かの懐メロになりたい"という私の目標を綴った歌詞で、音楽への愛を届けている曲なので、自分の原点として収録しました。あとは、路上ライブをしていた時に自分に向けて書いた応援歌『劣り』(M-7)もまた、音楽の神様から愛されたいという気持ちも込めて書いた曲なので入れたり。全曲大切なんですけど、特に自分のルーツに触れている既存曲を選んでいった形になりますね」
――共感性の高い楽曲が多いですよね。
「嬉しいです。共感性の高さも大きなテーマなので、みんなが思っている感情を代弁できたらなと思ってますね」
――サウンド面では、それこそJ-POP的なポップスから、打ち込みっぽいビートが効いてる楽曲まで幅広いですが、収録にあたりバランスは考えられたんですか。
「多ジャンルといえど、自分が作り上げた曲は"全部冨岡 愛だな"と感じているので、例えば"打ち込みの曲はこれぐらい"とか"バンドサウンドはこれぐらい"というのはあまり考えてなかったです。新曲3曲も、全部雰囲気が違うんですよね。ある意味一貫性がない。でも自分の音楽ってそうだなとすごく感じてて。だから収録曲もメッセージ性重視で決めていった感じです」
リアルすぎるカップルの行動と気持ちを描いた『デジャヴ』
――新曲は『デジャヴ』(M-6)、『831』(M-10)、『愛'sCREAM』(M-11)の3曲ですが、ストックはどれですか?
「『デジャヴ』です」
――『デジャヴ』は、元恋人が他の子と付き合っていて......。
「で、それを見て腹立つなと思って(笑)。この曲を書き下ろした時、結構自信作だったんです。ドヤ顔で弾き語りしたら、スタッフから"怖、なんだこれ"みたいな反応があって。特に男性のバンドメンバーに聴かせた時、"元カノにこんなん言われたら泣くかも。怖いんだけど"と言われて。男女で反応が全然違ったんですよ。女性の皆さんは"わかる。口にはしないけど、感じたことあるよね"って。現に昔の恋人が"こういうこと思ってた"と言ったら、今カノからしたら腹立たしいと思うんですけど、きっと全員通っている道だなと思ってて。これこそ共感性がめちゃくちゃ高い曲なんじゃないかなと私は感じてます」
――元恋人が自分と一緒に行った店に新しい彼女を連れていくシチュエーションが、めっちゃむかつきますね。
「(笑)。でもよくありません?男性って成功例のとこに行きたがるから、チャレンジしないで、絶対に同じとこ行くと思ってます。(笑)"なんでわざと同じとこ行くのかな。違うとこ行けよ"ってほんとに思うんですけど、その想いをずっしりと入れました」
――男性陣には図星というか、刺さっているということなんですね。
「同級生から連絡きて、"めちゃくちゃ怖いんだけど。あいつ(冨岡の元カレ)かわいそう"って言われました(笑)」
――なるほど、実体験も含まれていると。
「実体験の塊ですよ」
――(笑)。基本的に楽曲は実体験ですか?
「はい。でも私"実体験です"と言えるようになったの、最近なんですよね。最初は幸せな歌詞とかめっちゃ恥ずかしくて。逆に"フラれた子"みたいに見られるのも嫌で、"実体験5割、他の人の話5割ぐらいでミックスしてます"と言ってたんですけど、実は99%実体験で書いてます」
――だからこんなに解像度が高いんですね。2番の<ずっと隣にいてほしいと 口癖のように言っていたけど>の後と<あの子にも言ってるの?>の後のギターが、責めてるようなサウンドで面白かったです。
「ごりごりに責めてますよね」
――でも女子からすると、<私を忘れようとしないでね>というのが可愛いなって。
「ありがとうございます! 可愛いですよね。そこのフレーズは"これ言ってる私可愛いな"と思いながら書いてました(笑)」
――<愛に会いたくなっているんじゃない?>はダブルミーニングですか。
「ダブルミーニングです。聴いてくれてるみんなからしたら、"それぞれの恋愛を思い出して会いたくなってるんじゃない?"というふうに歌ってます。ただ"愛=私"にしてしまうと、それを向ける人は限られてくるので」
――アレンジがknoakさんですが、制作でのやり取りはどんな感じでしたか?
「ギターで作った段階で、自分の中でイメージがくっきりはっきりあって。サウンド的にはインディーロック調も残しつつ、ベースが主張する1曲になったらなと思って作りました。私、楽曲の中でリズム隊を大事にしてるんですけど、今回は女性側の感情の揺れ動きを表現したかったので、ベースラインが心臓の鼓動のように響き渡るサウンドを出そうと思って、ローをきかせたベースをリクエストさせていただきました。あとはちょっとインディー感のあるギターを鳴らしてもらったり」
――knoakさんとのお仕事は初めてですか。
「初めてです。ただknoakさんの過去の楽曲は聴かせていただいて、すごく好みで。それこそUSインディーロックからJ-POPまで幅広く手掛けられてる方なので、"絶対に私が好きな音を出してくれる"と期待大でお願いしましたね」
――なるほど。ストックとおっしゃいましたが、今作に入れることを想定して仕上げられたんですか?
「いや、違います。実はこの曲は去年の夏のシングル候補で、私がめっちゃ推してた1曲なんです。『ジェラシー』か『デジャヴ』でバトルさせて、結局『ジェラシー』になったんですけど、私は『デジャヴ』も絶対に出したいとずっと思ってて。今回のアルバムが決まって、『デジャヴ』は12曲の中で真っ先に入れた曲です。歌ってて楽しいんですよ、この曲」
――確かにちょっと気持ち良さそう。
「ぜひカラオケで歌ってみてください。好きな曲です」
――女子会の時にいいですね。
「今の彼氏の前でも全然歌ってほしいですよ(笑)」
――彼氏をモヤモヤさせそう(笑)。
「歌詞が強気で、ちょっと上から目線なのも好きなんです(笑)」
23歳の冨岡 愛が思う、"最大限の愛"
――『831』の意味は?
「『831』は"I love you"の隠語なんです。アメリカのドラマ『ゴシップガール』で、ブレアがチャックに"3 words, 8 letters. Say it and I'm yours.(=3単語で8文字の言葉を言ったら私はあなたのもの)"というセリフを言うんですね。それが彼女なりの"I love you"の表現。私、面白いなと思った言葉を記す"言葉ノート"をつけてるんですけど、"831"というワードを聞いた時に書き込んでたんですね。で、アルバムの収録曲を見た時に、「愛」をテーマにしたアルバムなのに、純愛の楽曲が1曲もないことに気づいてしまって。それで書き上げたのが『831』です。今の私の中で、"最大限の誰かを愛するってこういうことなんじゃないかな"を表現した1曲になってます。」
――MVを見てから聴くと重さが少し増しました。幸せそうだけど、女子が切なそうな顔をしてる場面もあったりして。
「愛って本当に紙一重なので。今の私が"誰かを愛するってどういうことなのかな"と考えた時に、相手の五感をコントロールすることだなと思ったんです。例えば相手がどんな景色を見て感動するのか、どんな音楽を聴いて心動かされるのか、どんなものを食べて美味しいと感じるのか。そういうものがすごく気になるというか。相手が好きな音楽やバンドは、最初の段階で聞いてしまう」
――それは気になります。
「自分が音楽をやってるからかもしれないんですけど、答えが自分とかけ離れすぎていると落ち込みますし、自分に似てたら"じゃあ私でいいじゃん"ってなります(笑)。"私は五感を知りたいんだな"と。相手を好きになれば好きになるほど、"何を見て心が動いたんだろう"って考えちゃう。自分の五感も相手にコントロールされたい。自分の心を震わせてるのもあなたであってほしいし、私が見るもの、感じるもの全て、あなたと関係していてほしい。相手の些細な出来事も自分と関係してほしいし、共有し合いたい。自分はそういうタイプなんだなと感じたので、それを表現した1曲になってますね。今口にしたら、確かに重いですね」
――全てがお相手に染まってしまうんですね。でもテンション的にはフラットというか、淡々と歌っているのが印象的でした。
「私の性格かもしれないんですけど、何事も客観視しちゃうんです。恋愛してる時もそれがあるのかな。冷静な時は冷静なので、"これ以上は好きにならなくていいかな"って勝手に区切ったりしますし。だから怖いですよね。冷静なのかそうじゃないのかわからない。自分では"大丈夫"と思ってても大丈夫じゃなかったりする、そういうところも表現できたと思います。相手も染めたいし、コントロールしたい感じではあるので。つまり、曲を書いた22〜23歳の"私の愛"はこういうこと。もしかしたら20代中盤や後半になって、"あの時は若かったな〜。これを愛だと思ってたのか〜"とか言ってるかもしれないけど、今の段階では私の最大限の愛です」
――曲を書く時って、少し昔のことを振り返って書きますか?
「ありますあります」
――今の恋愛は......。
「書けないです」
――そうですよね。
「だから冷静なのかも。今の恋愛だったら多分こんなテンションにならないと思う」
自分の愛の価値観、愛の曲を赤裸々に語れた作品。これを形に残せたのは大きい
――タイトルチューンの『愛'sCREAM』は、バラードで英語詞と日本語詞どちらも入っていて、特に本音が表れている気がしますが、どんな曲にしたかったですか?
「アルバムタイトルソングで、"自由に書いていいよ"と言っていただいてたので、高校生ぶりに何も考えずに、自分が歌いたいことを赤裸々に歌おうと自由に綴った1曲です。実は初めてピアノで作曲しました。詞はめっちゃスムーズに書けたし、メロも大体浮かんでたんですけど、慣れてないから手が追いつかなくて、ピアノのコード進行に過去イチ時間がかかりましたけど、スッとできたかなって」
――ピアノで書きたかった理由は?
「理由はあまりないです。いつもみたいにギターを持って書こうかなと思ったんですけど、部屋におじいちゃんが買ってくれたキーボードがあって、"せっかくやしキーボードで作ってみるか"という気まぐれな気持ちで触り出したら、好きなコードが見つかったので、そのまま作り進めていった感じですね。あとはギターで作ると手癖が出てきて若干気になっていたので、ピアノで作りました」
――いつもと違う印象にしたかったんですね。<愛(わたし)だけの価値に 誰か気づいて>というのはまさに"叫び"なのかなと。
「本性を出せる強い人って、なかなかいないと思うんです。きっと私だけの叫びじゃなくて、みんなの叫びも入ってるんじゃないかな。音楽に対する想いを綴った1曲なんですけど、私の23年間の人生を5分間で表現できたと思ってます」
――アレンジャーのアンドウヒデキさんは?
「私のバンドメンバーのキーボードでバンマスの方です。一緒にツアーを回ったり、ライブアレンジもお願いしていて、信頼関係も絆もあったので。今回は自分にとっても大切な代表曲になったらいいなと思ったので、アンディにお願いしましたね」
――ストリングスも入っていますか?
「今までストリングスをあまり入れたことがなかったんですけど、ピアノに合うかなと思って。アンディはキーボード担当なので、ちょうどピアノ楽曲ということもあってお願いしました」
――そしてアルバムの最後を締め括るのは『グッバイバイ』(M-12)ですね。
「タイトル的にも"バイバイ"で」
――そういうことですか(笑)。
「そこはすごく単純です。次のリリースまで"グッバイバイ"みたいな」
――(笑)。改めて今作はどんな1枚になりましたか。
「自分が思い描いていたアルバムになりました。やりたいことも全部できましたし、表現したいことも絞り出せて、冨岡 愛が生きてきた今までの23年間を代表する作品になったと思います。私が感じてきた愛の価値観、愛の曲を赤裸々に語れましたし、これを形に残せたのは自分の中でも大きくて。今後の変化も変わらないものも楽しみにしたいし、それをリスナーの皆さんと共有できたのはすごく嬉しいので、色んな人に届いてほしいです」
――来年5月には、アルバムを提げた全国ツアーで心斎橋・BIGCATに来てくださいます。
「大阪は1年越しのワンマンライブなのですごく楽しみですし、アルバム楽曲を関西でバンドメンバーと一緒にパフォーマンスするのが初なので、1曲1曲丁寧に表現できたらなと思ってます」
Text by 久保田 瑛理
(2025年12月19日更新)
3300円(税込) / VICL-66102
【収録曲】
01. あなたは懐メロ
02. 恋する惑星「アナタ」
03. 愛 need your love
04. delulu
05. アイワナ
06. デジャヴ
07. 劣り
08. beat up
09. MAYBE
10. 831
11. 愛'sCREAM
12. グッバイバイ
配信リンクはこちら
東京都出身のシンガーソングライター。作詞作曲のみならず、アートワークや映像制作まで全てをセルフプロデュースする次世代アーティスト。 4歳から中学卒業までをオーストラリアで過ごし、高校進学を機に帰国。 17歳で楽曲制作を始め、路上ライブやSNSを通じて本格的に音楽活動をスタート。幼少期を海外で過ごした経験から、日本語と英語を織り交ぜた歌詞や、洋楽と邦楽を融合させたサウンドが特徴的で、国内外のリスナーに支持されている。2023年9月にリリースした「グッバイバイ」は、Spotifyアジア6カ国でバイラルチャートインを果たし(台湾1位、韓国3位、マレーシア4位、シンガポール8位、日本13位、香港47位)、2024年2月にリリースした「恋する惑星「アナタ」」は、Netflixシリーズ『恋愛バトルロワイヤル』挿入歌に起用され、Z世代を中心にSNSで投稿されたカップル動画や振付動画がきっかけに瞬く間に楽曲が広まり、SNS 総再生数が8億回を突破。2025年10月より、日本・韓国・台湾・北京・上海を巡る自身初のアジアツアーを開催。現在も世界に向けて発信し続け、国内外で最も注目を集めるシンガーソングライター。
【福岡公演】
▼5月9日(土) Fukuoka BEAT STATION
▼5月16日(土) 18:00
BIGCAT
スタンディング-6000円(整理番号付、ドリンク代別途要)
※未就学児童は入場不可。小学生以上は有料。
[問]GREENS■06-6882-1224