ホーム > インタビュー&レポート > NMB48の次期キャプテン立候補メンバーを直撃 2回目は10期生の三鴨くるみ&中川朋香が登場!
――立候補後の反響はいかがしたか?
三鴨「1番目に立候補させて頂いたんですけど、それもあって私のファンの皆さんからは『さすがだね!』という言葉をたくさん頂きました。立候補はすごく悩んだんですけど、ファンの方々が『その姿勢を見せてくれただけでも嬉しい』という言葉をくださって、その言葉を聞けただけでも立候補した価値はあったと思えるくらい」
中川「私はくるみとは同期にはなるけど、立候補した時はまだ研究生で立場的にはくるみとは違ったんですね。以前にアイドル活動をさせてもらっていたグループでもキャプテンをさせてもらっていたこともあって、ファンの方たちは『立候補するのでは?』って言ってくださっていたんですけど、まさか研究生の立場で立候補すると思っている方は少なかったと思うので、『研究生やのにすごいね』って言ってもらったりしました。立候補者が発表されたその日の夜公演で(正規メンバーに)昇格したんですけど、研究生の時に立候補することを考えたことは変わらないですし、その想いをファンの方も分かってくださっていたので嬉しかったです」
――立候補者の発表時、立候補順に呼ばれた中で三鴨さんが1番目、中川さんは3番目でした。どのタイミングで立候補を決断しましたか?
三鴨「私以外、ほぼ同じ日付って聞きました」
中川「本当にギリギリで決めて、締め切り3日前とか、27日とか28日くらいだったと思います」
三鴨「私もけっこう悩んで、受付開始の1~2週間後くらいに立候補したんですけど、1番だったので『誰もいない!?』ってなりました(笑)」
――この立候補制はやはり意外でしたか?
三鴨&中川「意外でした」
三鴨「それこそ花梨さんが『次のキャプテンどうしよう』って悩んでいるという話はちょっと聞いていたから、立候補制はびっくりしました。これまで聞いたことがなかったですし」
中川「立候補制の発表ではなく、次のキャプテンが大々的に発表されるんやって勝手に思っていました」
――意外な展開ではあったものの、ある意味チャンスだと捉えた部分もありましたか?
三鴨「私は実はキャプテンをやってみたいという気持ちを秘めていたので、花梨さんが卒業を発表されてからは花梨さんの前ではちょっといい行動をしようという立ち回りをしていました(笑)。でも、キャプテンの話が来ていないってことは他の方に決まったんやって思っていたんですけど、発表されたのは立候補制だったので個人的にはチャンスだと思いました」
中川「立候補制って発表になってからも『研究生だからできないよなぁ......』っていう気持ちがあって。10期生の中でもまとめさせてもらうことがすごく多かったので立候補は意外に思われる方はあまりいないんですけど、立場的な問題で『これは先輩方や正規メンバーさんがやるべき役職』って勝手に自分の中で思っちゃっていたので、最初はまさか自分が立候補するとは思っていなかったです」
――そこから立候補に転じたのは?
中川「ちょっと考えていたときに、マネージャーさんとかとお話ししていたんですね。でも研究生という立場があまりにも自分の中で大きくて、『研究生やから......』って思っちゃっていたんです。でも、最終的に花梨さんに相談させて頂いた時に、『このチャンスは経験として無駄にはならないと思うし、研究生っていうのは絶対に関係ないよ』って言ってもらって。私は花梨さんに憧れてNMB48に加入したので、尊敬している方からそう言ってもらったことで気持ちが軽くなって、じゃあやってみようという気持ちになりました」
――そうだったのですね。では、お互いにどういうキャラクターで、どういうキャプテンになりそうか紹介して頂けますか?
三鴨「中川朋香は誰よりもまとめる能力があると思いますし、それに加えて先輩や年上の私には甘えてきたりするので、頼もしさがあって人懐っこい、すごく素敵な性格だと思います。何を最初にやったらいいのかなどを長い経歴で分かっていると思うので、このチームの何が課題で何をしたらいいのかを分かりやすく示してくれるキャプテンになるんじゃないかなと思います。ちゃんと順序を決めて、リハーサルまでに完璧にしてくるので、それはさすがだと思いますし、与えられた困難に対しての向き合い方が人一倍素敵やなと思います」
中川「くるみは出会ったときから人見知りがないというか。私は初めての方にはガツガツいけないタイプなので、それがすごいなっていうのが第一印象です。めっちゃ話すし、話も面白いんですけど、パフォーマンスになったら目の色が変わってカッコいいのもかわいいのもちゃんとできるのでプロやなって思います。韓国でずっと活動してきたというのもあって、私とはまた違う人生を歩んできたからこその刺激を一番傍でもらえます。くるみはやりたいと思ったことに対して一直線というか、物事にまっすぐに突き進んでいくので、ついていきやすいと思います。私自身はすごく悩んだり考えるので、順番も大切やけど、くるみの判断の早さはすごいと思いますし、前に立つ人として勢いがあるのはすごく大切やなと思いますね」
――今回立候補した他の立候補者、塩月さん、西田さん、西島さん、池田さんの印象も教えてください。
三鴨「(塩月)希依音さんは本当にまとめ役に適しているというか、すでに花梨さんの右腕みたいな感じでまとめてくださっているんですね。まとめ方も上手ですし、私が加入したての頃からすぐに声をかけてくださったり、後輩に寄り添ったりケアもちゃんとしてくださるし、さらに経歴もあるので本当にすごい人です」
中川「希依音さんに会うたびに、『オーラが違うな』って思います。背負っているものが違うというか。私、同い年なんですけど、あんな同い年は見たことがないです。かっこいいって常に思いますし、相談した時もすごく親身になって答えてくれたり、私になかった考え方を希依音さんはたくさん持っているので、同じ19歳であんなに考えらえるのがすごいなって思います」
三鴨「ほのぴーさん(西田帆花)は、先輩方の中でもほのぴーさんのことを推しって言っているくらい、すごく魅力的な方です。後輩から見てもそうで、すごく面白いし、優しいし、パフォーマンスもできるし、すごく完璧な人であらゆる方向からの支持があると思います」
中川「『さらば純情公演』という8、9、10期生でさせてもらっている公演の副キャプテンをほのぴーさんがされるなど、劇場公演には欠かせない先輩です。パフォーマンスも完璧ですし、人柄もめちゃくちゃ優しくて、面白くて、優しく包み込んでくれるというか、ほのぴーさんにしかできないまとめ方を常にしてくれますね」
三鴨「りおぴさん(西島梨央)は、最初は人見知りがすごいんですけど、たくさん話をしてくれますし、声をかけてくださったり、仲良くしてくださっています。その人見知りのりおぴさんが立候補したということで、また新たな快進撃が始まるんじゃないかなってすごく思いました」
中川「りおぴさんは年上の先輩で、劇場公演も『さらば純情公演』が一緒なくらいで関わりがあまりないんですけど、リハーサルが終わって確認したいことがあったら後回しにせずにすぐに聞きに行ったりするなど常に本番のことを考えていますし、そういう行動が早いのでかっこいい先輩やなって思います」
三鴨「てんなさん(池田典愛)は本人が立候補するときにおっしゃっていたように、誰よりも人情があって、熱い人ですね」
中川「今年の夏の『ここにだって天使はいる』公演に10期生の3人も一緒に出演させてもらったんですけど、常に分からないことがないか聞いてくれたりしたんですね。その公演で私を含めた3人が正規メンバーに昇格したんですけど、3人よりも泣いてくださったのがてんなさんで。ステージからはけた後も『ほんまに嬉しい!ほんまに頑張っていたもんな!』って抱きついてくれたり、本番が終わってホテルに帰ったあと『一瞬でいいから来て』って言われて行ったら『ごめん、こんなのしか買えないけど』ってジュースを買ってくださったりして、自分もこういう先輩になりたいって思いました。研究生は固定の髪型があって、昇格したらそれはなくなるんですけど、昇格後の最初の髪型はすごく大切なものというのが伝統的にあるんですね。昇格した3人ともその髪型をてんなさんに決めてもらうくらい、尊敬しているし、感謝している存在です」
三鴨「私は出演していなかったんですけど、『ここにだって天使はいる公演』が終わった後、出演していた3人のてんなさんへの愛がすごくて! てんなさんって本当にそれくらい人がよくて、熱くて、すごくカッコいい人なんです」
――他の立候補者の方にない自分自身の強みというのも教えてください。
三鴨「朋香が言ってくれたように、行動力の早さです。やると決めたらパっていきますし、23歳でNMB48に入っているからこそ、恐れることなく突き進んでいく勇気はあります。自分のためにも、みんなのためにも進みます」
中川「強みがなかったことが加入1年目の悩みだったんですけど、コミュニケーション力というか、仲良くなるスピードがすごいといろいろな先輩にも言ってもらえるので、人見知りではあるんですけど、仲良くなれる早さは誰よりも早いんじゃないかなと思います」
――キャプテンの任期は原則1年間ですが、どういうキャプテンを目指しますか?
三鴨「私はそれこそ持ち前の行動力とその早さで、任期の1年間でNMB48をどこまで持っていけるかということにチャレンジしたいです。私は、京セラドームに立つというのが目標としてずっとあって。そのために、それこそ次のシングルでどれだけ音楽番組に出られて、どこまでNMB48を世の中に知ってもらうことができるんだろう?って、すごく思うんですね。だからこそ、できる限りのことをやったときに、どこまで行くのかという楽しみはあります」
中川「私は加入して1年なのでNMB48としての経験はまだまだ浅いですし、今まで活動してきたアイドルとの違いもこの1年間ですごく感じて、それが自分のぶつかる壁でもありましたけど、前の経験を活かしていけたらいいなと思うし、改めて自分ともグループとも向き合える1年になったらよりいいなって思っています。以前に所属していたアイドルグループでキャプテンをさせてもらったときに自分が前に集中しすぎて周りを見られなくなり、メンバーと距離ができてしまったことがあったんです。その辛さを知っているからこそ、キャプテンになったら自分に必死になるのではなくて、もっと周りと一緒に頑張りたいと思っています。目標はくるみが言ってくれたように京セラドーム。これはNMB48としても大きな夢だと思います。そこに向けて『なんばに来るならNMB48の劇場公演を見たい』とファンの方以外にも思ってもらえるようなグループにしていけたらいいなと思いますね」
――NMB48の魅力についても教えてください。
三鴨「私はけっこう初期からNMBをずっと見ているんですけど、ひとりひとりの個性の強さは一貫してずっと変わらないと思っています。それは入ってからも実感していて、どのグループにも負けないくらい個性があると思います。みんな一人ずつ色を持っているからこそいろいろなことに挑戦できるし、挑戦を恐れない気持ちがすごくあるので、どこにも負けないくらい挑戦していくグループだと思います」
中川「私がファンとして見ていたときはプロのアイドルだなって感じていたんですけど、加入して感じたことはファンの方といい関係性を築いていると思いました。MC中にお客さんを巻き込んだりするので、そこは大阪のアイドルの良さというのもあるんやろうなって改めて思いましたし、プロだからといって遠い距離になるのではなくて、ファンの方とも近い距離間、同じ熱量で一緒に上を目指していこうということを感じられるのがすごくいいなと思います」
――ちなみに、チーム制の廃止についてはどう捉えられていますか?
三鴨「私はチームMとして活動できたんですけど、ほとんどの10期生はチームでは活動していないので、先輩方のほうが衝撃は大きいんじゃないかなと思います。チーム公演でしか味わえない団結力、少人数での仲間意識みたいのはあったので、それがなくなるのは一見不安要素に見えますが、私は逆にチームという枠を超えて全員が仲良くなれるいい機会だと思っています。先輩方の卒業が続き不安に思われる方もいると思いますが、この危機を乗り越えるには全員の力が必要だと思いますし、50何人いるメンバー全員が一致団結して頑張るときかなと思います」
中川「私自身はチームに所属していないですけど、劇場公演などでいろいろな公演に出演させてもらってチームによって違う色があるのを感じていたので、それがなくなるのは寂しい気持ちもあります。でも、チーム公演ではない公演に出演している時にいろいろな色がより混ざるからこそできるパフォーマンスもあると思ったので、団結力ももちろんそうですけど、それぞれの個性をより活かせるようなパフォーマンスもできやすくなるんじゃないかなと思います」
――グループとして新たな魅力が出てきそうですね! さて、11月8日(土)に15周年記念公演、その翌日には小嶋さんの卒業コンサートが行われます。
中川「昨年の周年のコンサートと比べてパワーアップした自分をより見せられたらいいなと思いますし、NMB48としても15周年という節目の年なので、15周年の凄さをNMBらしい強い圧で伝えられるコンサートになればいいなって思います。花梨さんの卒業コンサートについては、何も言えないくらい寂しいです」
三鴨「15周年ということで、今まで以上に素敵なステージが待っているんじゃないかなと思います。この公演の時にはチームは解体されているので、チームのステージはないだろうから、今までとは違う公演になると思います。花梨さんの卒業コンサートは、花梨さんがここまで長い間NMB48を引っ張ってくださったので、やっぱり最後は笑顔で送り出したいですね。不安なまま卒業して欲しくないので、ここはメンバー全員で手を取り合って、絶対に笑顔で送り出したいです」
――ファンへのメッセージもお願いします。
三鴨「すごく変化が起きているのでどうなるのか分からない不安もあるし、ワクワク感もあると思うんですけど、絶対に私たちが下を向くことはないということは伝えたいです。私たちは前を向いて、意欲を持って、NMB 48に希望を持って、夢を持って、誇りを持ってこのグループにいるからこそ、これからのNMB48を楽しみにしていてくれたら嬉しいです。絶対にもっともっといいグループになると思います」
中川「このキャプテンの立候補制もあっていろいろな方が不安だと思うんですけど、みんなが全力で頑張ることは変わりないですし、誰がキャプテンになってもその思いは誰ひとり変わらないと思うので、信じ続けて欲しいなって思っています」
三鴨「私たちの不安はファンの皆さんがいるからこそ補えているのでずっと応援して欲しいです」
――この立候補制で興味を持つ方もいると思います。そういう方へのメッセージはありますか?
三鴨「昔のNMB48と比べてまた新しいことをやっているし、変わったことをやっているかもしれないですけど、NMB48は面白いグループで推して後悔しないグループだと思うので、ぜひ1度、遊びに来てくれたら嬉しいです!」
中川「ファンの方との関係もいいグループですし、ずっと見ている方も、初めましての方も、誰でもウェルカムなくらいワクワクが止まらないグループだと思うので、ぜひ1度遊びに来て、NMB48らしさを感じて欲しいなと思います」
Text by 金子裕希
Photo by 福家信哉
(2025年10月 2日更新)
2001年10月31日生まれ・東京都出身
2024年に10期生として加入すると、同年10月にリリースされた30枚目のシングル『がんばらぬわい』の歌唱メンバーに抜擢。2025年4月に正規メンバー―としてチームMに昇格した。
2006年1月2日生まれ・和歌山県出身
2024年に10期生として加入。2025年8月31日の公演で正規メンバーに昇格を果たした。
▼11月8日(土) 13:30
オリックス劇場
指定席-9900円
指定席女性エリア-9900円
学割-4800円 ※当日要学生証
車椅子エリア-9900円
※未就学児童は入場不可。
※車椅子での観覧をご希望のお客様は、車椅子エリアチケットをお申し込みください。当日の対応はスペースの問題上、いたしかねますので、予めご了承ください。通常エリアにて観覧が可能なお客様は、車椅子エリアチケットのご購入はご配慮いただきますようお願いします。介助者も車椅子エリアチケットの購入が必要です。
※各公演、カメコ席に関しては下記に記載の注意事項をご確認の上、お申し込みください。 http://news.nmb48.com/event/20230301/180052.html
【問合せ】contact@showtitlle.co.jp
▼11月8日(土) 18:30
オリックス劇場
指定席-9900円
指定席女性エリア-9900円
学割-4800円 ※当日要学生証
車椅子エリア-9900円
※未就学児童は入場不可。
※車椅子での観覧をご希望のお客様は、車椅子エリアチケットをお申し込みください。当日の対応はスペースの問題上、いたしかねますので、予めご了承ください。通常エリアにて観覧が可能なお客様は、車椅子エリアチケットのご購入はご配慮いただきますようお願いします。介助者も車椅子エリアチケットの購入が必要です。
※各公演、カメコ席に関しては下記に記載の注意事項をご確認の上、お申し込みください。 http://news.nmb48.com/event/20230301/180052.html
【問合せ】contact@showtitlle.co.jp
▼11月9日(日) 17:00
オリックス劇場
指定席-9900円
指定席女性エリア-9900円
学割-4800円 ※当日要学生証
車椅子エリア-9900円
※未就学児童は入場不可。
※車椅子での観覧をご希望のお客様は、車椅子エリアチケットをお申し込みください。当日の対応はスペースの問題上、いたしかねますので、予めご了承ください。通常エリアにて観覧が可能なお客様は、車椅子エリアチケットのご購入はご配慮いただきますようお願いします。介助者も車椅子エリアチケットの購入が必要です。
※各公演、カメコ席に関しては下記に記載の注意事項をご確認の上、お申し込みください。 http://news.nmb48.com/event/20230301/180052.html
【問合せ】contact@showtitlle.co.jp