ホーム > インタビュー&レポート > “このツアーは、気付きであり諦めでもある” PEOPLE 1 Itoが、47都道府県弾き語りツアーを回る理由
"新しいことをやった方がいいんじゃないか"という強迫観念
ーーまず、47都道府県弾き語りツアーをすることになったキッカケから教えてください。
「大いなるキッカケはDeuの休養です。2月の中旬に休養を発表して、そこからPEOPLE 1としてのライブの予定はなくなって。そうなると、どんどん新しい人が出てきたり、一緒に頑張ってきたアーティストさんたちもライブしたり曲出したりフェスに出たりしてる中で、PEOPLE 1は一応Deuさんを中心に"売れるためにやってきたんだ"と言ってるのに、"それでいいのかな"みたいな。もしかしたらPEOPLE 1の勢いを弱めちゃう期間になる可能性もあるなと思ったので、何かできることがないかなと思って。"じゃあ弾き語りツアーをItoくんがやったらどうなるのかな。もうやっちゃおうよ"とスタッフチームが言ってきて」
ーーなるほど。
「正直、弾き語りツアーも1人でライブをやったこともないし、"ライブハウスの距離感でライブするの緊張しそうだな"とか色んな断る理由があったんですけど、今年は自分で"楽じゃなくても何か新しい経験をする年にしよう"と思っていて。というのも、"新しいことをやってみた方がいいんじゃないかな"という、ある種の強迫観念がずっとあって。僕はもともとサラリーマンで、2022年末に決断をして会社を辞めてPEOPLE 1に携わっているんです。でも意外と自分の考え方や、自分で思う自分のレベルがそんなに変わらなかったし、変えれなかったなって」
ーーそれは、自己評価のようなものでしょうか?
「そうですね。"もっと自分で何かしなきゃダメだ"という焦りみたいなものがあったので、弾き語りツアーはそれを無理矢理忘れられる良い機会なんじゃないかなと思って"じゃあやります"と答えて。そしたらすぐに日程が決まって、ツアーが始まりました」
ーーPEOPLE 1はデビューから数年であっという間にアリーナを満員にする規模感へと駆け上がっていきましたが、自分は変わらないなと思っていた?
「もっと自分が......"いわゆるアーティストっぽくなれてるのかな。でもそうなりたいのかな?それも楽な方にいこうとしてる言い訳なのかな"とか、そういうことを確かに最初のアリーナ(『2023-24 AW TOUR』2024年1月@神奈川・ぴあアリーナMM)の時ぐらいから何となく考えてたかもしれないですね。"このままだと、どこかで成長スピードの限界が来ちゃう"みたいな感情があったかもしれない」
ーー成長自体はご自身で感じておられたんですか?
「うーん、自分だとあまりわからないですね。僕、自分の姿を客観的に見るのが恥ずかしくて。例えばライブ映像を自分で見て、"もっとこうした方が良かったな"とか"こういうアレンジができたな"とか、本当はそこを突き詰めないとダメなんでしょうけど、自分の性格上、なかなか大人になりきれず。あとは僕があまりポジティブじゃないかもしれない(笑)。だから"自分頑張ってるな"よりも"これでいいのかな"って気持ちの方が全然強いです」
自分に焦っている自分50%、頑張りたくない自分50%
ーー先ほど強迫観念とおっしゃいましたが、今年は殻を破ろうと思われたんですか?
「"苦手なことをなるべく避けないようにしよう"という感じですかね。未経験のことをやるって、アーティスト活動に限らず、結構メンタル的にも大変じゃないですか。2025年はそれをやる年にしようと自分で勝手に決めてて。2024年の年末に"今年はこんなことがあったな。それに対して自分はどれぐらい頑張れて、どれぐらい楽しめたんだろうな"と考えて、"はぁ〜"みたいな。"自分に焦ってる自分50%、頑張りたくない自分50%"。そんな自分が年を明けてからもずっといて。Deuさんが休むとなって、最初は良い機会なのかなと思ったんですよね。やりたいことをやってみたり、音楽と関係ない趣味を見つけたり、色んな人と会ってみたりしてもいいかなと漠然と考えてたんですけど、"結局無駄にしちゃう日もたくさんあるんだろうな"って」
ーー以前、"1人で目的を持ってどこかに行くことが得意ではない"とおっしゃっている対談を拝見しましたが、そういう理由で今回は得意でないことに取り組んでみようと思われたということですよね。
「そうと言えばそうです。ただやっぱりツアーは仕事というか、機会を与えてもらってやってる感覚があるので、"全部自分で選択して決めた"とか"自分で行動してる"とは思えていないかもしれないです。どれぐらいのボリュームのライブで何曲やるか、どこでどうMCをするかは当然僕らが考えてますけど、ツアー自体は組織としてやってることなので、"自分で決めて自分で今行ってます!"とは思ってない。結局地方に行っても"ご飯何食べたらいいかな?"ってスタッフさんに考えてもらったりしてるし、"ダメじゃん!"って(笑)」
今自分にできること、したいことしかできないんだ
ーー今は3分の1ほどの日程を終えられたところですが(インタビューは5月に実施)、自分の気持ちや、ツアーへの向き合い方は変わりましたか?
「単純にPEOPLE 1の3人のライブじゃなくて、僕1人だけのライブに足を運んでくれる人がこれだけいるんだということが、すごく嬉しかったですね。"PEOPLE 1のItoだから来てくれてる"ってドライに見てるところもあるんですけど、とはいえこれだけ待ってくれてる人がいるのは嬉しいし、TakeuchiさんやDeuさん、チームの皆にも知ってほしいなと思って。そういうことに視覚的に気付けました」
ーー良いですね。
「あと各公演でアンケートを取ってるんですけど、PEOPLE 1のライブに来たことがないけどこの弾き語りツアーに来てくれた方が、想像してるよりも多くて。特に、PEOPLE 1でライブをしたことがないエリアに行けば行くほど多かった。今回のツアーに対して、"自分がどうなりたい"とか"このよくわからない焦燥感を埋めたい"みたいな考えもありつつ、"1人でも多くの人にPEOPLE 1を知ってもらいたい"とか、例えばエリアごとにアリーナツアーをしたいと考えた時に、"今回出会った人たちがまた観に来てくれるかもしれない"と思えて。チームとしてもそういう機会を作りたかったので、それが叶っているのは普通にやって良かったです。そう思える公演が増えていくと、単純に楽しくなってきましたね」
ーー素敵。
「もちろん人間なので緊張もミスもするんですけど、それを許容できるようになったというか。今まではめちゃめちゃ落ち込んで、後の演奏に支障が出たり、ひたすら謝ったりしてたんです。弾き語りツアーでも"そういう姿を観に来てくれてるわけじゃない"とわかりつつ、ある種の諦めじゃないですけど、"完璧よりは今自分にできること、したいことしかできないんだな"と思うと、ちょっと気が楽になったかもしれないですね。PEOPLE 1の時よりも皆と近い感じで接することができてるし、僕も言いたいことを言えてる気がします。不安なものは"不安だ"と言うし、"本当はこういう想いがあったけど、だからこそ来て良かった"という会話ができると、また会えた時に僕も嬉しくなると思う。そういう気持ちに少しずつ変わってきました。来てくれる人を1人でも増やしたいし、また来てもらえるようなライブをしたいと思えていますね」
ーー手応えも感じておられるんですね。
「手応えと言うとあれですけど、誰も話してない無の時間に焦っちゃうとかは、既になくなってきてます。"もっと良くなりそうだ、もっとできることがあるな"とも思えていて、"今日は良かったな。何で良かったんだろう"と振り返ることが、今回のツアーにも、これからのPEOPLE 1のライブにも活きそうだなと思ってます」
ーーライブの後に分析をされるんですか?
「単純に僕が緊張でプルプルして"よろしくお願いします"みたいなことをやってると、観に来てる方も緊張するけど、僕が普通に楽しむとお客さんも割とフランクになってくれる。だから、自分からそうしないとダメだと分かったり。いきなり曲に入るか、一言曲名を伝えて入るかでは、いきなり始めた方が、"この曲がきたんだ"という反応が良かったなとか。あとはスタンディングの会場も椅子ありの会場もあって、最初は僕、椅子ありの方がいいなと思ってたんですよ。お客さんをずっと立たせちゃうのは大変だろうから」
ーー優しいですね。
「いや、僕がずっと立って観ていると、集中力がなくなるタイプなので。でも実はスタンディングの方が盛り上がるんです。それはもはや心理学的な話になるのかもしれないけど、身体のアクションやお客さんの笑顔、何かを言った時の返し、そういうことで自分の考えが覆されることもある。ここ最近は、めちゃめちゃ声を出してくれる会場もあるんですよ」
ーーシンガロングされてる映像がSNSに上がっていましたね。
「そうなんです。12公演目とかで急にシンガロングが起きて。今回の弾き語りは、"無理に盛り上がらなくても、観たいように観てもらっていいよ"とMCで話をしていたので、普段のライブでコール&レスポンスやシンガロングが起こるところも、基本は全部自分1人で頑張ってたんです。でもある時、めちゃめちゃ一緒に歌ってくれる会場があって。多分その日集まったのが歌うお客さんたちで、きっと大きな声を出してる誰かがいたからそうなった。"まだこんなに自分が予想してないことが起きるんだな"と思うと楽しいし、めちゃめちゃ焦りましたね」
ーーどんなところで焦ったんですか?
「Deuさんと歌い分けをしてると、例えば『銃の部品』とか『僕の心』とか、歌い切る前に次の歌詞がくる曲が結構あって、そこを自分1人で弾き語りできるようにアレンジしてるんですけど、お客さんから声が返ってきちゃうから、"ちょっと待って"みたいな(笑)。嬉しい誤算というか。そういうのも含めて、"全然想像なんてできるもんじゃないな"と。それは面白い要素のひとつですね」
お客さんのおかげで、曲に対する新しいトライができる
ーーセットリストは、アレンジできる曲を中心に決めているんですか?
「基本1人で歌えるんですけど、どうしても2人で歌った方が良さが出る曲もあるので。『フロップニク』とかはシンプルにアコギ1本でやるのが難しくて、ルーパーを買ってやろうかなとチャレンジはしたんですけど、見せられないなと思ってやめたり。でも他はある程度頑張って1回コピーしてみて、最近また曲を増やしてますね。僕も慣れてきたし、お客さんも"こういうライブなんだ"とわかってきて。"今日のあったかい空気なら、ちょっと不安だけど弾いてみようかな"、"声が返ってくるなら『closer』できそうだな"とか、お客さんのおかげで新しいトライができて、ちょこちょこ曲を変えています。原曲っぽくやるものもあれば、BPMを一気に下げたり、ストロークパターンを変えたり。そういうのを防音室で"あと1ヶ月しかねえ!"と思いながらひたすらやってましたね」
ーー客席からリクエストが飛んできたりはしませんか?
「リクエストが飛んできたことは今までないんです。僕に気を遣ってくれてるのかもしれない(笑)。そういうのもどこかで1回ぐらいやってみても面白いかもな。でも北海道から沖縄まで47本あるので、全部の公演を本当にオンリーワンにすると、お客さんも色んなところに行かないと聴けないし、読後感が変わりすぎると同じツアーと言えないのかなと考えて、ほぼセットリストの流れは決めています。その中で、気分や会場の雰囲気で"今日は曲変えてみよう"という感じでやっています」
ーー同じ曲でも回数を経て表現が変わったりしますか?
「変える曲もありますし、そこが今一番やりたいことかもしれないですね。"同じ曲でも構成をガラッと変えようかな"とか、"ここにブレイクか間奏を作ってハッとさせたいな"とか。曲を変えれば当然満足感は変わるけど、曲を変えずにアレンジを変えることを、あまりたくさんできてないので。"あの時のあれ試したかったなー"と思っても"ホテルだと爆音で弾けないしいっか"というので、アイデアがどこかにいってしまうこともあるので、早く家で練習したいですね」
ーー真面目ですね。
「真面目というよりは、"本当にやらないとヤバい"と思ってるだけなんです(笑)」
自分が"これいいじゃん"と思ったものだけを、成果として見せたい
ーー会場ではアコースティックだからこその空気があると思います。目の前のお客さんの反応で空気が変わって何か生まれる......それこそシンガロングもそうだと思いますが、今までで印象的だった出来事はありました?
「お客さんの声、例えば"水を飲んでむせてる人がいるな"とか、"感極まってる人のすすり泣く声が聞こえて面白いな"というのが、アコースティックならではの自分の中の気付きというかハイライトです。曲の力や色んなもので感動してくれてる人たちがいると、自分もすごく感動するし嬉しくなるし、また別の熱が曲に入る気がして。アリーナみたいに大きい会場では、色んな要素が動きすぎて人の機微を感じにくくなるので、その感動は薄まってはいる気がして。それを感じられると"歌って良かったな"と思います。......どこかで"今日歌って良かったな"って誰かに言った気がするな」
ーー誰かというのは?
「前で聴いてる子がすごい感極まってくれてて、"今日やって良かったよ"ってボソッと言っちゃった気がする。新潟とかだったかな~。別に"ワー"とか"フー"とならなくても、良い表情をしてくれる人がいるだけで、"今日この曲良かったのかな"と思えるのが嬉しいですね。判断の指標がPEOPLE 1のライブと少し違うのも、興味深いです」
ーーDeuさんの曲を1人で歌うことで、歌詞の認識が変わったりはしましたか?
「歌詞の解釈が変わったかと言われると、変わってないですね。そこまで考える前に、"そもそも弾けるようにならなきゃ"とか"コードミスったらマズいな"というところに意識がいくので。それで"いつものライブと同じ歌い方じゃダメなんだ。表現を変えなきゃアコースティックにする意味がないのかも"ということには気付いたかな。歌い方も変えたいし、もっと色々探りたいですね」
ーーボーカリストとしての表現力の幅が広がっている感覚はありますか?
「幅は広がっていないと思うんですけど、でも色々試すことが必要なんだなと感じました。"ここを強く発音すると面白いな"とか"ここまで優しく気を抜いて弾いて、アクセントをつけるとハッとさせられるな"と、より考えるようになりました。楽器が自分の声とアコギだけで、アレンジの選択肢が"強弱をつける、速度を変える、無を生む"のどれかなので。確かに"単調じゃダメなんだ"というのはめちゃめちゃ思ったかもですね。それはそうだ、思ったな」
ーー歌いながらも発見があったと。
「ライブ中、つい不安で譜面台のコード譜をずっと見たり、"さっきのMCでお客さんに聞いた美味しい店の名前何だっけなー"みたいなことを考えちゃうんですよ。それで、"ダメダメ、ミスるミスる!"と、リズムゲームみたいに次に来る展開をミスらないようにしていると、全然歌に感情が乗らないんだ"と思って。最近は原曲とは違う自分の構成が先に入ってきて、"ここは自信があるから歌をどうしたらいいかな"と考えるタイミングになってきたかも」
ーーItoさんは"良いものを見せたい"という気持ちが強いんでしょうか。
「最近もマネージャーとその話をしましたけど、中途半端なものや自信がないものを、見せなくてもいいなら見せたくないタイプなんです。自分が"これいいじゃん"と思ったものだけを成果として見せたい。"うーん"と思いながら見せるのはカッコ良くない。そういう性格なのは自分でもわかってるんですけど、そうも言ってられないので。気付きといえば気付きだし、諦めといえば諦めなのが、このツアーかもしれないですね」
サラリーマン出身のItoが思う、"アーティスト"の魅力、葛藤
ーーちなみに冒頭で"アーティスト"という単語が出てきましたが、Itoさんご自身は"これでいいのかな"と思われる気持ちもある中で、どんな表現者になっていきたいですか。
「アーティストって自分にすごく自信があったり、自分を天才だと思っている人が多いように、僕には見えるんですよね。でも僕はそういう人に共感できないんです。音楽を作って届けることはすごく神聖だし、特別な仕事だと思うんですけど、どんなふうに生きていても尊い瞬間や大変なこと、苦しいこと、生み出したいのに生み出せないことはある。本当に過度に"特別なことをしてる感"を出す人たちを僕は理解できないけど、"そうじゃなきゃダメなんだろうな"とも思うので、人間として惹かれる部分もあります。自分はそういう人間になりたいと思わないけど、一方で僕はサラリーマンだったので、"自分がなりたくないから、ならなくていい"とも思えないというか。"誰かと関わっている"という仕組みは、会社員時代の自分と全く変わっていないです。僕はPEOPLE 1が目指すものに対して自分がブレーキをかけるのが嫌で、そう考えると"自分が甘いのかな。自分を奮い立たせる人たちがすごいんだろうな"と思うので、そこに対して"どうしたらいいんだろう"って......また最初に戻るんですけど、そんなことを考えていますね。アーティストが何なのか、自分がどうなりたいのかわかってないから、ずっと迷宮なのかも。"こういう人になりたい"と思えた方がゴールセットできるんですけど、あまりないかもしれない」
ーーそれを探そうという感じでもないですか?
「色んな人を見ようとはしていますね。で、その人たちが今後どうなるかを見ている。確かに探しているし探せてないし、"一時的なものだけでその人の真似をしていいのかなぁ"と思うのも、結局"現状維持でいいや"と思う自分の逃げの思考に繋がってるだけかもしれない。自分はなかなか熱いMCができないし、"声色やパフォーマンス、表情だけでやっていくんだ"と思うほどギターが弾けない。となると、"どうなりたいか"よりも先に自分のレベルアップというか、"自分がどうならなきゃいけないのか"とか、そんなことばかり考えていますね」
1日1日が集大成のようなライブをしたい。"その時"のライブを観に来てほしい
ーー関西に来られるのはツアー後半の7月になります。8月2日(土)の沖縄ファイナルの直前で、しかも7月17日(木)には、PEOPLE 1でWurtSとChilli Beans.との共催3マンライブ『UPDATE』もあって。バンドであれば"ツアー終盤で仕上がってきてる頃"みたいな表現をしますが、弾き語りツアーが今後どうなっていきそうかは、Itoさんの中ではまだ未知な部分もあるんですか?
「未知ですが......うーん。やっぱり内向きかもしれないですね。お客さんにどう思ってほしいかもありますけど、"自分が"今日は良かったと思えるライブをしたいです。それがきっとお客さんにとっても良いライブになると思うので。今はそういうモチベーションかもしれないです。というのを紐解いていくと、さっきの話のように曲を増やしたり変えたり、リクエストを取ったりする練習と度胸がいるし、曲の中で構成を変えるのか、ストロークパターンに強弱をつけるのか、声に変化を持たせるのか、残りの公演ではそういうことを考えていきたいです。今までの公演が悪かったというよりは、そういうタイミングの僕を見てくれたと思うし、もっと僕自身が"良かった"と思えると、多分楽しくライブをすると思うし、そういうものを望まれている気もしているので、良いモードでクライマックスに向かえるのかな。1日1日集大成みたいなライブをしたいですね。となると、やっぱり自分がどういう思考でもいいのかなって、今ちょっと思いましたね」
ーー"midpoint=中間点"というツアータイトルにピッタリですね。Itoさんの現在地。
「それを願ってつけました。なので本当に題名のままのツアーになると思います。関西はほぼ終盤で、この取材後からの変化もあると思うので、ぜひ見に来てほしいです」
Text by ERI KUBOTA
(2025年7月25日更新)
東京を拠点に活動する音楽家Deu(Vo, G, B, Other)が、Takeuchi(Dr)、Ito(Vo, G)と共に結成したバンド「PEOPLE 1(ピープルワン)」。Deu が手掛けるジャンル横断的かつ文学的な楽曲と、独創的な世界観を表現したMV/アートワークは各界で評価を集め、YouTubeで公開されたミュージックビデオの総再生回数は1億回、登録者数は35万人(2025年6月時点)を超えている。
【滋賀公演】
▼7月26日(土) 17:00
U★STONE
【奈良公演】
▼7月27日(日) 17:00
NEVERLAND ※SOLD OUT
【兵庫公演】
▼7月29日(火) 19:00
神戸VARIT. ※SOLD OUT
全自由-3850円(整理番号付、ドリンク代別途要)
※3歳以下は入場不可(4歳以上は有料)。
※ご購入いただいたチケットの払い戻しは出来ません(公演延期・中止の場合除く)。
※チケットの転売や違法売買は禁止です。
[問]GREENS■06-6882-1224
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