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“敬愛するボブ・ディランのように、時代を代弁していきたい”
眞名子新が1stフルアルバムに込めたルーツとアイデンティティ

シンガーソングライターの眞名子新が、5月に待望の1stフルアルバム『野原では海の話を』をリリースした。作詞を手掛ける実の兄と二人三脚で楽曲を生み出し、昨年5月にリリースされたEP『カントリーサイドじゃ普通のこと』で“自分たちがやりたいカントリーミュージック”を提示した彼らが今作で音楽に昇華したのは、“出自”。自分たちのルーツに目を向けて、唯一無二の楽曲群を作り上げた。昨年に続き、2年連続で『FUJIROCK FESTIVAL』出演が決まっている眞名子は、現在全国ツアーの真っ只中。ライブでもスキルでもレベルアップした彼に、1年ぶりに話を訊いた。

野外フェスを経て、思い描く"理想のライブ"に近付いてきた



ーー前作のEP『カントリーサイドじゃ普通のこと』がリリースされてちょうど1年ですが、2024年は『FUJIROCK FESTIVAL'24』にも『SWEET LOVE SHOWER』にも出られたりと、野外フェスの機会が増えましたね。

「そうですね。『AKABIRA CAMP BREAK』とか『OUTDOOR SMILE』とか、色々歌わせてもらいました」

ーー数々の野外フェスでの経験で活きているものはありますか?

「最初に野外フェスに出た時と比べると純粋に経験値がたまってきて、野外でのライブの仕方やお客さんとの関係みたいなものが、ちょっとずつ掴めてきた感じはあります」

ーー前回のインタビューで、"弾き語りの時はお客さんがおとなしいから一緒に歌ってほしい。一体感を生み出したい"とおっしゃっていました。特にフジロックはバンドセットではあったそうですが、盛り上がったんじゃないですか?

「盛り上がりましたね。"弾き語りでも歌ってほしい"という根底にあるものはあまり変わっていないですけど、やっぱり曲によって聴いてほしい曲もあれば、一緒に歌ってほしい曲もあるので、そこは自分発信で要望を伝えて、お客さんを盛り上げていこうかなという感じになってきました」

ーー神戸のクラブ月世界での『ラジオ』のライブ動画を拝見しましたが、地元ということもあってか、とても良い雰囲気でしたね。

「『ラジオ』自体が盛り上がる曲なので。でも自分が1年前に思い描いていたようなライブとお客さんの盛り上がり方が、今徐々に理想としてるものに近付いている感じはありますね」

ーーバンドセットでの稲葉(航大/ba)さんと谷(朋彦/ds)さんとのバイブスも成熟してきましたか?

「それはすごく感じますね。この1年間でフジロックをはじめ色んな場所でライブをしてきて、レコーディングも一緒に行って、プライベートなところから会話をして、より密な関係になってきているので、そういう関係性が音楽にも出ている気はします」



TAGO STUDIOが導いた様々な出会い



ーー曲作りは、今も変わらず川辺でされているんですか?

「はい。今回のアルバム作りに関しては、基本川に行ったり外で作ったり。あまり家にこもってパソコンに向き合う感じではないですね」

ーー前作『カントリーサイドでは普通のこと』の制作時は合宿もされていたということですが、今回は?

「今回も前作と同じ、群馬県高崎市にあるTAGO STUDIOというすごく良いスタジオで、2泊3日と1泊2日の2回、合宿をしました。最初はhmc studioというお世話になってるスタジオで2曲録って、残りは全部TAGO STUDIOで録りましたね」

ーーTAGO STUDIOは相性が良かったですか。

「そうですね。やっぱり去年すごく楽しかったので。飲み屋だったり中華料理屋だったり、高崎市のご馳走たちが素晴らしくて(笑)。エンジニアの池田洋さんが美味しいお店をたくさん知ってらっしゃるので、ついて行って色々回るみたいな。そうやって一緒に良い時間を過ごすことも、演奏の良し悪しに繋がっていると思います」

ーー公式YouTubeの『バリスタへの道』では、コーヒー屋さんも巡られているんですね。実は個人的に結構好きなシリーズなんです。

「ありがとうございます。細々とやってる企画ですが、各所で好評ですね(笑)」

ーー全く手元が映らずに、20秒ほどで終わるのが面白くて。

「ふざけてやってる感じですけど(笑)。高崎でもGood Will Coffeeに行って。その時、"眞名子新といいます。TAGO STUDIOで録ってるんですよ"と自己紹介したんですけど、オーナーさんが聴いてくれてるらしくて、お客さん伝いに"Good Will Coffeeのオーナーさんから教えてもらって来ました"みたいなことはありました。嬉しかったですね」

ーー素敵ですね! 新さんはコーヒーがお好きなんですか?

「今年に入って飲み出しました。それこそhmc studioの池田さんがコーヒーも詳しくて、お昼はスタジオでコーヒー屋さんも併設してて。そこのスペシャルティコーヒーを飲んですぐハマって、色々飲み出しました。コーヒーミルとか器材も買って、朝たまに淹れたりしていて楽しいですね。YouTubeは更新が難しい時もあるんですけど、二刀流でやっていこうと思っております(笑)」



地元があるからこそ、今の自分がある



ーーそして『野原では海の話を』、素晴らしいアルバムですね。とても濃厚で、1曲ずつの意味がすごくあるというか。前作はテーマを決めて作ったとおっしゃっていましたが、今回もそうですか?

「はい。『出自(M-4)』がこのアルバムの核となっている曲で。アルバムを作ろうとなった段階で、共作している兄(motoki manako)とどんなアルバムにしていくかを話し合った時に、前作を出してから1年の間に色々なところで色んな人の音楽に触れて、"自分たちだからこそできることをやっていかないと、何の意味もない"と感じたというか。カッコつけておしゃれな音楽もできると思うんですけど、それは自分たちのルーツにないものなので、嘘をつくことになる。だから結局、"自分たちが生まれ育った場所でよく聴いていた音楽や自然から影響されて出てくるものしか、自分たちの本物はないな"みたいな話をして。そういう意味合いが色濃く出てるのが『出自』という曲になっています」

ーー『出自』を作ったことで、アルバムの方向性が決まったんですか。

「"自分たちがやれることをやっていこう"というテーマでアルバムを作っていった感じですね」

ーーそもそも『出自』を作ろうとなったのは、自分たちを見直すキッカケがあったんですか?

「『出自』をフジロックの後の8〜9月に作ったんですけど、どんな曲を作るか話していた時に自然と"そういう曲を作りたいね"という話になって、『出自』ができました」

ーーそのために神戸に帰省されて。

「そうです、そうです」

ーーお兄さんと一緒に帰ったんですか?

「1人で帰りました。ある程度は曲の種やメロディーの種があったんですけど、そういうテーマの曲を作ろうとなったので、たまたまタイミングが合って、久しぶりに実家の近くに帰ってみようと思って。小幡駅というところなんですけど、そこに行って懐かしい想いになって、"とりあえず曲を作っていこう"と思いました」

ーー実家に帰られてアイデンティティを見つめ直せた感じですか?

「今東京に住んでいたり、住む場所が転々としてはいるんですけど、自分が生まれ育った場所はやっぱりひとつというか、変わらないところだなというのは、なんとなく自分の根底にはあって。"色んな街に住んでるけど、結局あそこの人なんだな"という。そういうのを再認識しに行った地元ツアーでした。"地元があるからこそ今の自分がある"と改めて思うので、そこはやっぱり忘れないでおこうと思いました」

ーー前向きな感じですよね。

「全然前向きです」

ーーライナーノーツを読んでいると、お兄さんの言葉で全体的に内省的な内容が多くて、前作とはまたベクトルや深みが違うような気がしていて。例えば田舎特有の"何者かになれない自分を受け入れて、自分にしかやれないことをやる"という切なさや儚さ、焦燥感は、田舎出身者からするとすごく共感できましたし、泣きそうになりました。

「嬉しいです。兄もそういうタームだったんですかね。前作はカントリーの部分に突出して作ったところもあるので、それと比べると今回は『出自』って曲もあるぐらいフォークというか。自分たちのルーツに近い方の色を濃く出した感じはあるので、そういった意味でより内省的な感じにはなってるのかなと、今思いました」

ーー歌い方もすごく優しいですし。

「結構自分にぼそぼそと語りかけるイメージで歌ってますね」



音楽を始めた頃から大切にしてきた『ラジオ』と『海の一粒』



ーー全11曲収録で新曲が7曲ですが、そのうち『ラジオ(M-2)』と『海の一粒(M-11)』は神戸時代に作った曲だそうで。

「そうです。『ラジオ』と『海の一粒』に関しては8年前ぐらいに作りました」

ーー再録という形になるんでしょうか。

「『ラジオ』に関しては、元々弾き語りだけでやってたんですけど、バンドアレンジがなくて。今回『ラジオ』が"やっぱり良い曲だな"という皆の認識があったので、弾き語りだけにしておくのはちょっと勿体ないなと。"今の自分だからこそできる『ラジオ』の表現に新しくチャレンジしてみよう"となって、リアレンジみたいな感じでレコーディングしました。弾き語りの『ラジオ』に関しては、ほんとに田舎者の歌だったんですけど、今のバージョンはちょっと大人になってるイメージかなと思いますね」

ーー『海の一粒』は弾き語りで、前作のEPに続いて今作も弾き語りで終わっていますね。

「『海の一粒』は多分、活動を始めて5曲目ぐらいに作った曲です。テーマはほとんど僕が書いてて、足りない部分を相談して兄に作ってもらいました」

ーーお兄さんが作詞に入るようになったのが、この頃だとライナーノーツに書いておられますね。

「そうですね。そこから一緒にやり始めたので」

ーー『海の一粒』と『ラジオ』が入ることで、出自感が......。

「すっごく出た気がしますね」

ーーそれを狙っていたんですか?

「いや、そんなに狙ったわけではないんですけど、結果そうなりました。『海の一粒』は、当時ライブではアンコールや最後の方に歌ってるような曲で。皆に愛されている曲だったので、ちゃんと録音したいなと思っていて今回タイミングが合った感じですね」

ーーずっと歌い続けてる曲なんですね。

「昔近所のスタジオで録音した音源とは、歌い回しも全然変わっています。ライブで歌っていくにつれて、どんどん変化していくのがすごく面白かったんですけど、今回は"今自分が歌えるライブバージョン"みたいな感じでやりました。大切な曲なので、この曲をアルバムの最後に持ってこれたことは結構感慨深いです」



新たなチャレンジをしたアルバムの楽曲群



ーー1曲目の『さいなら(M-1)』は3月にリリースされたシングルですが、この頃にはアルバムに入ることも想定して制作をされていたんですね。

「はい。"『さいなら』っていう名前やのに、1曲目いくのおもろいな"みたいな話を兄とした覚えがあります」

ーーサウンドは軽快で、詞的にも家族や近しい人との関係性を描いておられて、カントリー然とした曲ですね。

「そうだと思いますね。カントリーは民俗音楽なので、生活に寄り添った曲と歌詞が多いので。ちょうど身近な人に家族ができたタイミングだったので、多分そういう歌詞になりました。兄もそのタイミングで引っ越したので、できるべくしてできた曲ですね」

ーーアップテンポな『さいなら』『ラジオ』に続く『A2出口(M-3)』はクールで渋い曲です。

「『さいなら』みたいな曲は結構よく作れるんですけど、『A2出口』は自分的にも初めてのテイストですね。アコースティックギターがメインではなくて、ベースとドラムで成り立つようなエイトビートの曲を作りたくて。そういう意味でもだいぶチャレンジできた曲です」

ーー新さんの楽曲は田舎のあたたかいイメージがありますが、無機質で都会の冷たさを感じるので新鮮です。

「確かに。結構ガラッと雰囲気の変わる、ダークな曲になりました」

ーーサビがないようなあるような感じもいいですね。

「コーラスの部分がサビのイメージです。これはコーラスを入れたくて、自然に出てきました。ライブでカッコ良くなりそうやなと思ってるので、すごく楽しみですね」

ーー『台風(M-5)』は民族的で、どこか大地を感じますね。

「この曲は元々の想定と違う方向にいったというか。完成型のイメージをあまり描かずに作っていった曲で、皆でスタジオで合わせている中で"民族的な感じが1番この曲に合うんだな"となって、作りながら色々変化した曲ですね」

ーー"台風=祭り"とありますが、自然崇拝みたいなところは意識されてたりします?

「崇拝まではちょっとわからないですけど、自然は大好きです」

ーーこの曲はぜひフジロックで聴きたいですね。めちゃくちゃ合いそう。

「やりたいですよ。実は今年も出るんですよ」

ーーえー最高ですね!! ありがとうございます。

「Gypsy Avalonに出させていただきます。カマしてやろうと思ってます!」

ーー『台風』よろしく雨が降ってきたら、絶対に忘れられないライブになりますね。

「それは嫌ですけど(笑)、それこそ皆でクラップとかをやれるような曲になったらいいなと思います」

ーー『きみたちおなじかおしてる(M-8)』は新曲ですが、新さんも作詞にクレジットされていますね。

「冒頭の<きみたちおなじかおしてる、ようなきがして、グンナイ>はデモの段階からあって。子どもの頃に海外の方が通り過ぎるたびに、"皆同じ顔やな"と思ったのをふと思い出して。音遊びな感じがあったので、メロディーもちょっと可愛い感じに合わせて兄に送ったら、"面白いやん"となって、そこから歌詞を言葉遊びみたいに広げてくれました。アルバムだからこそできた、遊び心のある曲ですね」

ーーボンゴが1回しか入っていないという。

「そうなんですよ。最初の1回しかない。セッティングに30~40分かかって、僕と稲葉さんは準備待ちだったんですよ。で、"用意できました、じゃあ録りましょう"となって、最初の方で"ポンポン"と鳴らして。"これからも出てくるんかな"と思わせて出てこないのが意外で面白かったので、それはそれで良かったです」

ーー歯笛は入ってますか?

「『きみたちおなじかおしてる』に入ってるのは口笛ですね」

ーー『健康(M-7)』は歯笛ですか?

「『健康』も口笛です。今回歯笛は使ってないんです。ハーモニカと口笛だけですね」

ーー使い分けの基準があるんですか?

「全然ニュアンスが違うので。可愛い感じやポップな曲には口笛を使って、歯笛はより情緒豊かな曲というか、グッとこさせる時に使うことが多いですね。歯笛の方がちょっとハスキーなので、そういう部分が合う曲に使ってますね」

ーー『諦めな、お嬢さん(M-9)』も『出自』に繋がる意味合いの楽曲で、"諦めて前に進みなさい"と言っている。淡々と歌っているイメージがありますね。

「元々アップテンポのカントリー味が強い曲だったんですけど、サラッとしすぎて兄の歌詞がしっくりこなかったので、テンポをグッと落として、言葉が頭に残るようなイメージで曲の方をがっつり作り変えました」

ーーすごく共感できる楽曲です。

「僕も大好きな曲です。良い歌詞ですね。曲によってはレコーディングでより化けるというか、"こんなに良くなるんや"という曲もあるんですけど、『諦めな、お嬢さん』はTAGO STUDIOで録ってより良くなった曲だなと思います」



"自分たちしかできない作品"を提げて、全国11カ所を廻るツアーへ



ーータイトルチューン『野原では海の話を(M-10)』は、バンドか弾き語りどちらにするかで悩んでいたけど、結果バンドで仕上げたということですね。ボブ・ディランがリファレンスだそうで。

「すごく影響を受けてます。この曲は最初に兄が"ボブ・ディランの『A Hard Rain's A-Gonna Fall』を聴いてて思いついた"と言って歌詞を送ってきた時点で、<もはや我慢することばかりさ いい加減、限界が来たんだ>という生々しい言葉もできていて。兄にその意図を聞いてから、"自分もボブ・ディランの気持ちになって曲を作っていこうかな"という感じで作曲に取り掛かりました」

ーーお兄さんが先にボブ・ディランを挙げたんですね。

「そうですね。これに関しては最初に歌詞があって、自分がそれを代弁するイメージが強くて。そういう気持ちで作っていきました」

ーーすごくパワフルですが、代弁して伝えるために工夫されたこと、こだわった点はありますか?

「全部っちゃ全部なんですけど、歌詞がより伝わるようなメロディーにしましたし、ギターに関してもシンプルなコードでやった方がより伝わるかなとも思いましたし、ハーモニカを吹くと孤独感が出て、歌詞の意味と合ってるかなと思ってたので、それもやろうと思いました。サウンド的にもウッドベースのニュアンスや、少しジャジーな雰囲気が曲のイメージに合うかなと思って、今回ウッドベースとドラムのブラシを使いました。稲葉さんは初めてレコーディングでウッドベースを、谷さんも初めてドラムのブラシを使ったらしいんですけど、そういう意味ではチャレンジした曲になったと思います」

ーー代弁という点で言うと、お兄さんがライナーノーツで"シンガーソングライターとして歌うべきことが今の日本にはたくさんある。社会のことを歌っていくべきだ"と熱量高く書かれていましたが、新さんご自身はどう思っておられますか?

「敬愛するボブ・ディラン自身が時代を歌っていた人(社会への不満、争いや差別の愚かさを歌い、"世代の代弁者"と言われた)なので、そういう意味ではシンガーソングライターとして、自分もそういうことを歌っていった方が皆の代弁者になれると思います。"恋愛とかそういうのだけじゃないよ"というのは言っていかないとダメだなと思うので、兄の気持ちはすごくわかるなという感じでした」

ーーアイデンティティを作品に落とし込んだ今作ができて、改めてどんな想いですか。

「本当に"自分たちしかできないものができたな"という感じでしたね。最初に決めたテーマから何も変わらずに作ることができた11曲で、今までの自分たちの全てが表れていると思います」

ーー次にどんなことが歌われるか楽しみですね。

「今絶賛曲作りモードになっていて、"自分は次どういう曲を作りたいかな"と考え出しているんですけど、曲をライブでやった時に各々の曲たちがどういう響き方をするのか、お客さんがどういうふうに感じてくれるのか、そこが見え出したら、"次にどういう曲を作ろうかな"となっていくのかなと最近は思っているので、あまり焦っても仕方ないなと思っています」

ーー9月まで続くリリースツアーですが、関西は7月6日(日)に京都・UrBANGUILD、9月6日(土)に大阪・Yogibo HOLY MOUNTAINでワンマンライブが行われます。意気込みはいかがですか。

「去年初めて全国8カ所ツアーを廻らせていただいて丸1年経ちますけど、今年は全国11か所で去年より3か所増えるので、この1年で色々経験させてもらったものを活かして、少し成長した眞名子新をお届けできればなと思っております」

ーー京都は弾き語り、大阪はバンドセットですね。

「そうです。"全然違うよ"って思ってます(笑)。ぜひお待ちしてます!」

Text by ERI KUBOTA




(2025年6月30日更新)


Check

Movie

Release

待望の1stフルアルバム『野原では海の話を』発売中!

¥3,500(税込) / PECF-3297

【収録曲】
01. さいなら
02. ラジオ
03. A2出口
04. 出自
05. 台風
06. 網戸 (Album Version)
07. 健康
08. きみたちおなじかおしてる
09. 諦めな、お嬢さん
10. 野原では海の話を
11. 海の一粒

Profile

眞名子新(マナコアラタ)…1997年神戸生まれ、神戸育ち。ルーツであるフォークやカントリーをベースに、ギターと声というシンプルなスタイルでのフォーキーな楽曲が魅力。癒されるような清廉さのある一方で、感情に訴えかけるような情感溢れる歌声と心に寄り添った歌が特徴的である。2022年に開催されたJ-WAVE TOKYO GUITER JAMBOREE 2022「SONAR MUSIC Road to RYOGOKU suported by REALLIVE360」にてグランプリを受賞。2023年4月26日に初の全国流通盤となるE.P.作品「もしかして世間」をリリースし、収録楽曲はSpotify「Best of Japanese SSW 2023」「Best of Edge! 2023」にも選出された。2024年5月8日、1年ぶりとなるE.P.「カントリーサイドじゃ普通のこと」をリリース。夏には「FUJIROCK FESTIVAL’24. ROOKIE A GO-GO」や「SWEET LOVE SHOWER 2024」に出演。さらに注目度を増す。2025年には待望の1stフルアルバム「野原では海の話を」をリリース。6月から9月まで、弾き語りとバンドセットでリリースワンマンツアーを行う。

Live

眞名子新「野原では海の話を」Release One man tour

【香川公演】
▼7月5日(土) LIVE HOUSE 燦庫-SANKO-

PICK UP!!

【京都公演】

▼7月6日(日) 17:30
UrBANGUILD
全自由-3800円(整理番号付、ドリンク代別途要)
※小学生以上はチケットが必要となります。未就学児童のご入場は同行の保護者の方の座席の範囲内で、周りのお客様のご迷惑にならないようにご覧いただくことを前提とさせていただきます。
※身障者様、及び車椅子で御来場のお客様は、各公演問い合わせ先までご連絡、ご相談ください。
[問]GREENS■06-6882-1224

【静岡公演】
▼7月12日(土) ハァーミットドルフィン
【岡山公演】
▼8月2日(土) 岡山・城下公会堂 in KOTYAE
【石川公演】
▼8月3日(日) 金沢もっきりや
【福岡公演】
▼8月8日(金) The Voodoo Lounge
【愛知公演】
▼9月5日(金) TOKUZO

PICK UP!!

【大阪公演】

▼9月6日(土) 17:30
Yogibo HOLY MOUNTAIN
全自由-3800円(整理番号付、ドリンク代別途要)
※小学生以上はチケットが必要となります。未就学児童のご入場は同行の保護者の方の座席の範囲内で、周りのお客様のご迷惑にならないようにご覧いただくことを前提とさせていただきます。
※身障者様、及び車椅子で御来場のお客様は、各公演問い合わせ先までご連絡、ご相談ください。
[問]GREENS■06-6882-1224

【東京公演】
▼9月12日(金) 渋谷CLUB QUATTRO

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