ホーム > インタビュー&レポート > 愛を込めて全力でパフォーマンス! 日本とLAの二拠点生活でクリエイティビティを高め、 自身初となる世界遺産=奈良・春日大社での 奉納スペシャルライブ開催。 岩橋玄樹 インタビュー
ロスにいる間に新曲も作りました。
今まで見せたことがないような一面ももっと見せたい。
――現在、岩橋さんは日本とロサンゼルス(LA)の二拠点生活をしているんですね。
「そうですね。二拠点生活になって4年くらいになるのでもう慣れてきました。飛行機に乗ってる時の自分のルーティーンもあったりして、移動もすごく楽しいですね。飛行機が好きになって、飛行機の種類も覚えるようになりました」
――そうなんですね。ちなみに、日本とLAとで、それぞれどんなふうにお仕事をされているんですか?
「LAは自分の中のクリエイティブな才能を発揮できる場所です。アーティストとして歌だけじゃなくて、アメリカでは洋服のブランドのアンバサダーも務めています。音楽活動では新曲も3、4曲、LAにいる間に作りました。それを仕上げて、準備ができたらリリースしようかなって思ってる段階ですね」
――その新曲はどのように作られたのですか?
「自分の中で誰かに伝えたいことや作りたいものがパッと頭に浮かぶと、それを忘れないうちに歌詞や曲にしていきました。家をスタジオのように使っているので、パソコンで作ったトラックをレコーディングして、それを日本に持って帰ってきて、制作チームとブラッシュアップしました」
――ご自分で曲を作って歌詞も書くシンガーソングライター的なスタイルですよね?
「自分の肩書きというのはあんまり考えたことがなくて(笑)。なんでも屋さんだと思ってます。絵を描くのも好きだし、自分で映像を制作して、それを新曲のミュージックビデオにしたりもしています。プロの方にやってもらうときもありますが、自分でできる時はやろうと思って。自分で車を運転して、良いスポットがあったら、そこにカメラを持って行って、1人で演技して撮影します」
――アーティストでありクリエイターなんですね。ちなみにどんな感じの新曲ができているんですか?
「僕が今まで発売してきた曲は、中学生の時から僕の活動を応援してくださる方たちに向けた歌だったので、このタイミングでやるんだったら、自分の今まで見せたことがないような一面ももっと見せたいなと思って。今までとはちょっと違う、自分好みの音楽のスタイルに仕上がってますね。ジャンルで言えば、多分ヒップホップなんですけど、怖くないやさしいヒップホップって感じで(笑)。印象に残るキャッチーなサビもあって、自分が今まで経験してきたこととか、伝えたいことをたっぷり乗せて歌っています」
――どんな新曲になるのか楽しみですね。そして、4月19日には春日大社でスペシャル奉納パフォーマンスが開催されるそうですね。
「実は(取材前に)さっき行ってきたんです。春日大社に行くのは今日が初めてで、めちゃくちゃ神秘的でした。僕は日本の伝統的なお寺や神社とかに行くのがすごい好きなんです。毎年、お伊勢さんにも行ってますし、高野山に1人で行ったりしてます。僕がそういうところに行くと、どんなに雨が降っている日でも絶対に晴れるんですよ。昨日も天気予報では奈良県が曇りのち雨で心配だったんですけど、行ってみるともうめっちゃ晴天でした。神様がお迎えしてくれてるんだなって思って、とっても嬉しい気持ちになりました」
――そうだったんですね。玄樹さんの"玄"という漢字は"幽玄"の玄でもあり、日本文化の奥深さや神秘的なイメージにも合うような気がして。それが、今回の春日大社でのスペシャル奉納パフォーマンスを引き寄せたのかなって。
「ありがとうございます。これは本名で、玄樹という名前は祖父が考えてくれて、漢字の画数にもすごくこだわってつけてくれたみたいです」
――玄樹さんは、"LOVE YOURSELF"というメッセージも発信していますね。
「そうですね。自分自身を愛さないとやっぱり人も愛せないと思いますし、人にも元気や勇気を与えられないと思うので。実際、自分も自分のことが嫌いになる時もあるけど、そういう時って人を笑顔にできなかったりするし、自分を愛していかないと何も進まないから、もっと自分を大切にしていきたいなって。最初のアルバムのテーマが"How to love"で。どうやったら自分を愛せるかとか、愛についての大切さを込めて歌っています。少しでも多くの人が笑顔になってほしいというのが僕が14歳の時からずっと思ってる夢であり、目標だったので。世界中で起きてるいろんな悲しい現実にちゃんと目を向けて、歌うこと以外でも僕ができることがあれば、どんどんやっていって、いろんな人に愛を届けて、いろんな人が幸せになってくれたらいいなっていう思いで活動しています」
春日大社のステージは和の要素に、
ファンの意見も取り入れた衣装で
――今回の春日大社でのスペシャルパフォーマンスもそういう思いでパフォーマンスされるんですね。
「はい。しっかり愛を込めて全力でパフォーマンスしたいですね。僕のファンであるFairyと共に奈良の世界遺産から日本のエンターテインメントを世界に届けていきたいです」
――ちなみに、今回のステージで玄樹さん自身が考えたアイデアというのは?
「舞台が神社ということで、和の要素を入れようと思っています。どういう衣装が観たいのか、ファンのひとたちに事前にアンケートを取ったので、その意見も取り入れてデザインした衣装で歌ったり、ダンスしたりしてみようかなって決めています。そのステージで使う音楽や新しい曲の編集をしてるんですが、実際に行ってみて、すごくいろんなインスピレーションを受けたので、それを取り入れたいなって思ってます」
――特設ステージ上では玄樹さんがお1人でパフォーマンスされますか?
「ダンサーはいるんですが、基本的に1人でやります。今回のような野外のステージでは室内のように派手な照明とかはガンガンに使えないので、衣装も含めてどういう風に和を表現しようかと一生懸命考えています。選曲も未定ですが、これまで発表してきたアルバムの曲や、新曲もできたら嬉しいなって思ってます」
――では最後に、お客様やファンの皆様にメッセージをお願いします。
「今回、春日大社という世界遺産でライブをさせていただくことが決まって本当に光栄です。自分の芸能生活においても絶対に意味があることだと思っています。世界遺産でライブをするアーティストはあまりいないと思うので、誇りを持って、ライブ当日までひとつひとつ精一杯努力して、全力でパフォーマンスをしたいと思います。すごくいい体験になると思うので、皆さんと一緒に盛り上がって、世界中の人に日本のエンターテインメントの素晴らしさを届けていけたらいいなと思います。」
Text by エイミー野中
(2025年4月 9日更新)
【奈良公演】
▼4月19日(土) 14:00/18:00
春日大社 飛火野特設ステージ
全席指定-9800円
[出演]岩橋玄樹
※雨天決行・荒天中止。
※4歳以上有料、4歳未満入場不可。
[問]世界遺産 奉納 Special Live 実行委員会■kasuga.specialliveofficial@gmail.com
Web Site
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