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昨年11月に日本での活動再開を発表!
日本のファンへの感謝と今後の抱負を語る。
知英インタビュー

2019年頃から韓国を軸に活動していた知英。俳優として日本でもドラマや映画など数多くの作品に出演し、音楽活動ではKARAのメンバーとして、またJY名義でソロアーティストとしても親しまれてきた。コロナ禍の影響もあり、この数年間は日本を離れていたが、昨年11月に待望されていた日本での活動再開がついに発表された。今回、ぴあ関西版WEBのインタビューでは日本のファンへの感謝の言葉と共に今後の活動への抱負、この数年間にプライベートで体験したことなども含めて流暢な日本語で気さくに話してくれた。

女優として頑張りたいという気持ちを一番大事にしてきた。



――日本での活動再開おめでとうございます。まず近況から教えてください。

「今は韓国と日本を行ったり来たりしてしますね。日帰りもできるくらい近くて、いつでも来れるので」

――日本を離れていた数年間はどのように過ごされていたのですか。

「日本での活動をやめようと思ったわけではないので、コロナ禍の影響もあり、しばらく日本に来れなかったのは寂しかったですね。仕事の面ではちょっと大変だったんですけど、プライベートな時間や家族と一緒に過ごせる大切な時間が増えました」

――そうなんですね。その間、新たに始めたことはなにかありますか。

「スキューバダイビングとフリーダイビングの資格を取りました。フリーダイビングは韓国で資格を取って、沖縄の海でも潜ったりしましたね。スキューバダイビングはフィリピンで、(KARAの)(ホ・)ヨンジと(ハン・)スンヨンと一緒に行って資格を取ったんです。ふたりと一緒に楽しくスキューバダイビングをしました」

――いいですね。海の中の景色はとても美しいでしょうね。

「素敵です。もう別世界って感じでいつまで見ていても飽きないですね」

――知英さんはボクシングや乗馬もされるそうで、そこに新たにスキューバダイビングとフリーダイビングが加わったということで。今後、お仕事の幅も広がりそうですね。

「そうなると嬉しいですね。女優はいろんなことができたほうが仕事が広がると思いますので」

――やはり女優のお仕事がお好きなのですね。

「はい。ずっと女優として頑張りたいという気持ちを一番大事にしてきました。ライブのステージにいる自分と違って、演じる仕事は自分じゃない他の人になれるっていうことがすごく魅力的だなと思います。どんなにやっても飽きないっていうか、いろんな役に出会うことで楽しみがどんど増えていくので」

――もともと演技のお勉強もされていたのですか。

「特に勉強はしてないんですが、KARAのメンバー全員で出た『URAKARA』というドラマがあって。それが演技の初体験なんです。そこで役を演じることの魅力を感じてもっとやりたいなって思うようになりました」

――今までいろんな役をされてますけれども、特に難しかった役ってありましたか。

「もちろんいろいろあります。 役によって違う自分になるために、いろんな体験をして身につけなければいけないことがあるので。そういう作業で悩んだりすることはたくさんありますが、とにかくやるしかない! と思って頑張りました」

――これからチャレンジしてみたい役どころは?

「それは本当にいっぱいあります。今までもいろんな役をやってきたんですけど、 まだまだ本当にいろんな役に出会えると思うので、オファーがあればなんでもやってみたいですね。今まではKARAや末っ子というイメージで見られることもありましたが、30代になったのでこれからいろんな役がもっともっとできるんじゃないかなって思います」

――今後は女優のお仕事と音楽活動は並行してやっていくのですか。

「そうですね。具体的にはまだ何にも決まってないですけど。女優の時は知英という名前で、歌手の時はJYとして活動しています。今の時代ってほんとになんでもできるじゃないですか。SNSでも発信できるし。今まで応援してくれた方たちにまた会いたいなって思うので、私にできることならなんでもやって頑張りたいと思っています」

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元気を出したいときはKARAの『STEP』という曲を聴く。



――ちなみに、知英さんが音楽のほうで影響を受けたかたはいらっしゃいますか。

「これがJYと直接つながるかどうかはわからないんですけど、山口百恵さんとか中森明菜さんにはすごく憧れていました」

――山口百恵さんも中森明菜さんも日本の昭和の歌謡界を代表する歌手ですね。出会ったきっかけは?

「日本の事務所の方におすすめされました。当時の歌番組の映像を見てたら、すごくハマってずっと憧れてました。歌唱力はもちろん、今のひとにはない迫力と存在感があって。目力だけでもグッと惹きつけられるすごい力を感じましたね。あんなふうになりたいとは思ってないし、なれないと思います。でも、私にもちょっとでもそういう力があったらいいなって思いますね」

――これからどんな歌を歌っていきたいですか?

「それは特に決めてないんですよね。未来のことをあんまり考えない、それより今を大事にしてるので。そうやって頑張ってるうちに、私に合う歌と出会うんじゃないかなって思って。誰かが私のことを見ていてくれて、"この曲、知英に合いそうだな"って思ってくださる作家さんに巡り合うことを待ってるというか...。全て出会いだと思うので」

――そうなんですね。知英さんは元気がない時や落ち込んでる時、これを聴けばやる気が出る、パワーがもらえるというような曲は何かありますか。

「そうですね...そういうときは海外の曲を聴いてますね。それか、KARAの『STEP』という曲を聴きますね。聴くだけで元気もらえる一曲なので」

――関西での忘れられない思い出などはありますか。

「関西はイベントで何回か来てるんですけど、KARA15周年記念のカムバックの時に私たちのステージを京セラドームで初披露したんです。それはやっぱり忘れられない思い出です。うまく言えないんですけど、 ファンのみなさんから素敵なプレゼントいただいたような、そんな気持ちでいっぱいになりました。私たちのファンだけじゃなくて、たくさんのK-POPファンのみなさんが観にきてくれれて。ライブ自体すごく久しぶりで、けっこう緊張もしたんだけど、すごい歓声で私たちを迎えてくれたんです。あの日のことは忘れられないですね」

――3月にはファンクラブイベントが東京と大阪で開催されますね。最後に日本のファンの皆様へメッセージをお願いします。

「しばらく日本を離れていましたが、ずっと応援してくれている日本のファンのみなさんの愛にいつも感謝してます。あらためて日本のドラマや映画にも出たいし、歌も歌っていきたいし、いろんな面白いことを日本でやっていきたいなと思っています。これからみなさんに会う機会も増えていくと思うので、ぜひ楽しみにしていてくださいね」

――また知英さんから新しいニュースが届くのを楽しみにしております。ありがとうございました。

Text by エイミー野中




(2025年1月22日更新)


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Profile

知英(ジヨン)… 1994年1月18日生まれ。韓国出身。2008年にKARAのメンバーとしてアーティスト活動をスタート。2014年、日本で俳優としての活動を開始。ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』『ヒガンバナ~警視庁捜査七課』『連続ドラマW そして、生きる』、映画『暗殺教室 卒業編』『片想いスパイラル』、ブロードウェイミュージカル『スウィート・チャリティ』など、数多くの作品に出演。また音楽活動では、ソロアーティスト、JY名義で2016年3月16日にシングル『最後のサヨナラ』でデビュー。

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知英 公式Instagram
https://www.instagram.com/kkangjji_

知英マネージャー公式アカウント
https://x.com/k_jiyoung_