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「日常や夢に寄り添える楽曲が詰まっている」
eillが2ndアルバム『my dream box』に込めた挑戦と想い
初のKiTでのリリースも要注目

シンガーソングライター・eillの躍進が止まらない。子どもの頃にK-POPにハマり、ミュージシャンを志した彼女は独学で韓国語を習得、15歳から作曲を始め、2021年にTVアニメ『東京リベンジャーズ』のEDテーマ『ここで息をして』でメジャーデビュー。2022年公開の映画『夏へのトンネル、さよならの出口』の主題歌に『フィナーレ。』が、挿入歌に『プレロマンス』が起用されたことで、韓国・台湾での知名度を一気に伸ばす。韓国の音楽業界との繋がりも深く、自身もファンだった少女時代のテヨンに作詞を提供したり、K-POPグループ・IVEの日本語詞の担当をはじめ、楽曲提供など国内外問わず多くのアーティストからのラブコールが鳴り止まない状況だ。そんなeillが、10月9日に約2年半ぶりとなるメジャー2ndアルバム『my dream box』をリリースする。8月に配信リリースされた先行シングル『happy ever after』は、Amazon Prime Videoで放送中の恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』 シーズン2の主題歌として話題に。そのほか既発シングルを含む全14曲が収録される。今回はeillに現在の状況やメジャーでの活動を振り返ってもらいつつ、最新アルバムの楽曲やリリース形態について、ツアーについて話を聞いた。

憧れから結実した数々の実績。映画で曲が流れる喜び



ーー15歳から音楽活動を始められて約10年経ちましたが、今のお気持ちはいかがですか?

「曲を作り始めた時は、自分が好きだったアーティストに歌詞を書いたり、韓国でワンマンライブをしたりというのは全然想像してなかったです。歌も特別上手だったわけじゃないし、練習して勉強したので、その時から考えるとすごく面白い人生だなと思います」

ーーメジャーデビューも今年で4年目。アジア圏での活動も広がってきましたね。

「TVアニメ『東京リベンジャーズ』や劇場版アニメ『夏へのトンネル、さよならの出口』で、一気に海外の方に知っていただきました。海外の方は日本のカルチャーに注目して好いてくださっていて、そのカルチャーの一部の音楽としてご一緒できることは光栄ですし、ライブでは日本語が母国語じゃない人たちが一緒に歌ってくれて、すごく感動しました」

ーーご自身も純粋にK-POPのファンだったというところからキャリアが始まったと思います。自分の音楽が韓国で聴かれることについての想いは?

「それこそ『dingo』という、日本で言う『THE FIRST TAKE』のようなYouTubeチャンネルがあって、自分が見ていたコンテンツに出演するのがとても不思議というか、嬉しいことだなと思います」

ーー韓国のアーティストやクリエイターと楽曲制作をされる機会も増えたと思います。日本と韓国のアーティストさんの違いは感じたりされますか?

「やっぱり自分で曲を作ってる人やリリックを書いてる人は、どこの国でも本当に真摯に音楽に向き合っていて。例えば韓国で"どういう曲にする?"と打ち合わせをしてる時も、すごく真剣に向き合ってイチから一緒に作り上げてくれます。これは音楽だからできる会話だなと思います」

ーーメジャーの活動で1番印象に残っていることや嬉しかった出来事をあげるとすれば、何でしょうか。

「いっぱいあるんですけど、映画「夏へのトンネル、さよならの出口」へ主題歌と挿入歌を提供させていただいたことですかね。主題歌の『フィナーレ。』ももちろんなんですけど、昔書いた『片っぽ』という曲を挿入歌で使っていただいんです。ドラマの主題歌だと曲は1話ごとに流れるけど、映画は1時間半しかない。挿入歌が流れる3分間は、作品の中でめちゃくちゃ大事になる場所だと思うんです。その貴重な時間に私の歌が流れたことは本当に嬉しかったです。"より作品を効果的に素敵にするものになれてたらいいな"と、すごく考えて曲を作ったり、いっぱいアレンジを考えたので、地元の映画館に友達と一緒に観に行った時は、ちょっとぞくっとしました」

ーー鳥肌が立った。

「はい。映画館で聴く音楽と、普段イヤホンで聴く音楽はやっぱり全然違うんです。色んな場所にスピーカーがある映画館だからこそできることに初めてトライして、映画用のマスタリングにもこだわりました。すごく貴重な体験でした」



『ラブ トランジット』がラブソングへの苦手を克服させてくれた



ーーeillさんはこれまで「自分の人生の主人公は自分だよ、自分次第で変えられるんだよ」ということを軸として、楽曲にメッセージを込めてこられましたが、最近はラブソングもたくさん書かれていますね。

「10月にリリースするアルバムは、かなりラブソングの比率が増えました。それは『ラブ トランジット(以下、ラブトラ)』という恋愛リアリティ番組のおかげなんです。自分の中で、ラブソングに対して若干の苦手意識があったというか、ハードルが高くて表現するのが難しかったんですけど、今回はそれを克服できたアルバムになりました」

ーー意識的にラブソングを書いていかれたんでしょうか。

「そうですね。自分も恋をした時にずっと曲を聴いてきたし、色んな人の人生に寄り添うのはラブソングもひとつの手だなと思いつつ。自分の可能性を広げたい気持ちがあったのかもしれないです。あとはやっぱり『ラブ トランジット』でご一緒させていただいたおかげです。恋愛リアリティ番組に曲を書くことも初めてだったので、そんなにラブソングに自分の頭がいってなかったかもしれないです。もちろん人生について歌った楽曲も、悩んでいる時に聴きたい音楽も作っていきたいと思っています」



心情の奥深くに潜る歌詞を意識した『happy ever after』



ーー8月にリリースされたアルバム先行シングル『happy ever after』は、今お話いただいたように『ラブ トランジット』 シーズン2の主題歌です。シーズン1でも主題歌『happy ending(2023年6月リリース)』を書き下ろされましたが、1を見て2の主題歌を書かれたんですか?

「そうですね。やっぱり1の時は放送前で、内容が何もわからなかったので、1を全部見終えてから『happy ever after』を書きました。『happy ending』を書いた時、"私自身はあまり恋人とヨリを戻せないかも"と思っていたので、1を見て"こういう結末になるんだ、こういう選択があるんだ"と思って。友達や家族に見せない姿、悩みや弱さを1度見せた相手なら、すごく絆は強いというか。"また恋に落ちることもあるんだな"、"そりゃ好きになった気持ちを思い出したりするよな"と、色んなことを考えました」

ーーなるほど。

「あと『happy ending』は、"もしも私が『ラブ トランジット』に出ていたら?"みたいな気持ちで書いた部分もあったので、最初から"本当無理"みたいな、元彼アレルギーになっちゃう私の本音が書かれてる感じだったんですけど、『happy ever after』はもっと深く相手に惚れ込んでる人の歌詞というか。正直、"相手に会わない方が自分のためになるんじゃないか"ぐらいの恋愛をしてる人です。別れた人ともう一度会うって、客観的に見てたら面白いけど、もし自分が参加していて、元彼と1ヶ月一緒に住んで、しかもそこで新しい人と恋愛するかもしれない、例えばキッチンで元彼と他の子がイチャイチャしてる状況を見なきゃいけない状況だったら。多分それって相当メンタルにくるなと思います。その時にちゃんと受け止められる楽曲でありたいなというので、『happy ending』とは少しテンションが違うというか、心情のもっと奥深くに潜ったような歌詞になってる気がします」

ーー5年前にあったデモを元に作られたそうですが、デモの存在を思い出したんですか?

「デモに歌詞もある程度書いてあったので、テーマが合うんじゃないかなと思って引っ張り出してきて、リアレンジしました」

ーー昔作ったデモをアレンジし直すというのは、よくあることですか?

「なかなかなくて。やっぱりイチから作り直したくなっちゃうんですけど、今回は『片っぽ』が『ラブ トランジット』 シーズン1でかなりフューチャーしていただいて、『片っぽ』もすごく前にピアノで作った曲だったので、シーズン2でもそういうニュアンスはあってもいいのかなと思って、昔書いた曲を選びました」

ーー他の方と一緒に書かれる曲もあるんですか?

「はい。コライトでいつも同じプロデューサーの方と作っています。もちろんリアレンジはその人と一緒にやっています」

ーー聴き応えのある構成ですよね。

「"happy ever after"が、おとぎ話で最後に出てくる"お姫様と王子様は幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし"みたいな意味で使われる言葉なんです。なので、ひとつの物語を読んでる感覚というか。ページを1枚ずつめくってどんどんドラマが展開されていくというのは、楽曲アレンジで意識した部分ですね」

ーー楽曲後半、英詞の部分からの展開が特に壮大でした。展開の構想はどの段階から決めていたんですか?

「実は元々、英詞の部分はなかったんです。でも過去を振り返るシーンがとても多い番組で、私はそういうシーンを見て自分の過去の恋愛を思い出したり、"あの時あそこに行ったな"という状況を思い出したりして。番組を見てる人もきっと同じように、自分の恋愛を思い出してるんじゃないかなと思って。そういう人たちが色んな思い出の中に深く潜っていくセクションだったらいいなと思って、英詞の部分を付け足しました」

ーーMVでも沈んでいくeillさんが映されていましたが、あれは本当に沈んでいったんですか?

「本当に沈みました。3時間ぐらいプールの中に入って、重りをつけてやってました。夏だったんですけど、プールが寒すぎて(笑)」

ーーそうですよね。でもすごく幻想的で、まさに潜る心情を表すような描き方でした。あのシーンは監督さんと話し合われたんですか?

「そうですね。今回は女性の監督の方だったのですが、繊細な表現や感情を視覚に表すのがすごくお上手だなと。企画段階から色々とご提案いただいて、素敵なMVになりました」

ーーMVではグランドピアノを弾いてらっしゃいましたね。

「この曲はピアノで作った楽曲だったので。海の中みたいなライティングをしていただいて、アリエルのように海の底でピアノを弾いているような、不思議な感覚になりました」



自分のいる場所が世界の中心だと思ってほしい



ーー7月にリリースされた先行シングル『BAE』は、タイのハッピーな雰囲気にインスピレーションを向けて作られたそうですが、お友達に向けて書いた部分もあるとお聞きしました。

「そうなんです。『BAE』は"before anyone else"の略で、"何よりも特別なあなた"という意味の言葉なんですけど、私の友達で"自分なんか特別じゃない"と思ってる子がいて。誰しも悩みを持っているわけですけど、私から見てその子は、自分が悲しいと思うことに泣いたり、頑張りたいと思ったことに真っ直ぐに立ち向かって、ちょっと怖気づいちゃったり、そういう姿が私にとってはすごく特別で、カッコ良くて素敵で。世の中に"普通"というものがあるとしたら、その"普通"から少し外れている自分だと思っていたとしても、その子のいる場所が世界の中心だし、自分がいる場所が世界の中心だと思ってほしいなと思いながら書きました」

ーー<価値観のチューニングは432hz>という歌詞が気になりました。432hzというのは?

「440hzや441hzが、音源を納品する時のチューニングなんです。でも432hzは"奇跡のチューニング"と言われていて。普通は不協和音になるチューニングだけど、色んなものが混ざり合って、ギリギリ綺麗な音にもなるチューニングらしくて。だから私たちがいつも聴いてる一般的な音楽のチューニングとは違うけど、"それが私とあなたの価値観のチューニングで、奇跡的に合って私たちは仲良しだよね"みたいな意味なんです。その1行に、ものすごい説明と注意書きが必要なんですけど(笑)」

ーーへえー面白い! すごく納得しました。奇跡のチューニングだから引かれ合う2人。少しラブソングの一面もあるんでしょうか。

「自分の中で"ラブソング=恋の歌"だと思いすぎてたなって。友人に対しての愛情も恋愛と近しいものを持ってるというか、すごく大切な人に対しての歌なので、そういう表現をしましたね」



箱からアイテムを取るように、楽曲を選ぶように聴いてもらえたら



ーー10月9日にリリースされる2nd アルバム『my dream box』は、どんな作品になりそうですか?

「約2年間リリースしてきた楽曲たちが詰まってるんですけど、当時そこにいた自分はもういなかったり、2024年の自分だったら書かなかっただろうなという楽曲が入っていたりします。これまではアルバムをガッと作って、今の自分の感情を全部詰め込むみたいなことが多かったからこそ、全然違うテイストの楽曲がいっぱい詰まってるのは面白いなと思います」

ーー全14曲中、先行シングル3曲(『BAE』、『happy ever after』、9月リリースの『革命前夜』)を含めた既発シングルが10曲、新曲が4曲収録される予定ですね。

「アルバム全体では、映画の主題歌になった『プレロマンス』や『フィナーレ。』をはじめ、タイのLUSSさんというアーティストをフューチャリングしていたり、韓国のラッパー・punchnelloくんと一緒に作っていたり。色んな国でセッションした思い出と旅の記録......本当に色んな楽曲が詰まっています。『my dream box』というタイトルは、自分の夢ももちろんそうなんですけど、箱を開けた時にその人の日常や夢を応援できる。箱からアイテムをひとつ取るように、楽曲を選ぶ感じで聴いてもらえたらなと思ってつけました。だから背中を押してくれる曲もあり、恋愛に寄り添って一緒に泣いてくれる曲もあり、友達みたいに寄り添ってくれる楽曲もある。そんなアルバムになってると思います」

ーー8月22日のXのポストで"アルバムがもうすぐできてしまう、出来上がってしまう。寂しい"と書かれていて。

「なんかいつも寂しいんですよね。喪失感があります。あまりこういうこと言っちゃうのは良くないかもしれないけど、作り終わると興味がなくなるというか」

ーーリリースすると、自分の手を離れるからですか?

「作っている時が、自分が1番向き合ってるからこそ、もう本当に大事に毎日アルバムのことばかりを考えて、レコーディングして歌詞を書いてという日々がなくなってしまうのがすごく寂しいというか。でも同時に、"もう2度とアルバムなんか作りたくない"みたいな(笑)。毎回なぜか全部が駆け込みでギリギリになるんです。"2年前から準備してたじゃん! なのになんで1週間に何曲も歌録ってるんだろう"みたいな感じです。私こだわりが強いので、ギリギリでも何回も修正したりするので、もうバッタバタで、いつも球を持ってスライディングする感じでゴールしてます(笑)」

ーーその忙しさ、大変さすらも愛おしいというか。

「嫌だと思ったことはあまりないですね」

ーー"曲を作るのが楽しい"とも書かれていましたね。

「音楽を作ってる時が1番ワクワクしてると思います!」



音楽や映像を楽しむためのキーホルダー型ガジェット「KiT」でアルバムをリリース



ーー今作のアルバムのフィジカルリリースは、韓国のMUZLIVE社が開発したキーホルダー型のガジェット"KiT"です。これはどんなものですか?

「アプリを入れてスマホにピッとかざすと、曲が聴けるんですよ。超簡単です。あとは映像も追加できて、MVや動画を見れたりキーホルダーみたいに持ち歩ける。それを持ってると、どこでもライブ映像が見れたり、DVDやCDプレイヤーがなくても曲を聴けたり見れたりするんです。あとケースが箱みたいになってて、中にはちょっと可愛くデコレーションしたカードとかも入ってて。CDは物として音楽を手に取れるから私は大好きなんですけど、KiTはCDとはまた違うプレゼント味があるというか。なので、タイトルともマッチしてていいかなと思ってます」

ーー韓国では一般的なリリース形態なんですか?

「そうですね。CDももちろんあるんですけど、アイドルとかは特にKiTが多くなってきてますね」

ーー日本のスマホでも聴けますか?

「もちろん聴けます。まだ日本で出してるアーティストさんがそこまで多くないので、チャレンジではあるんですけど、ちょっとでも広められたらいいなと思ってます」

ーー可愛いし、集めたくなりますね。

「自分は世の中に既にあるものに従って動くのがやっぱり苦手で。今回KiTでリリースをするのもそうなんですけど、何事にも新しい挑戦をしていきたい。音楽的にも"あの曲みたいな曲を聴きたい"という声もあると思うのですが、それじゃ私は嫌なんです。自分で自分にときめかないと音楽は続けたくないなと思ってます」

ーーなるほど。

「だからアルバムには、新ジャンルにチャレンジした楽曲もたくさん詰まっていて。だけど、さっきおっしゃってくださった"自分が主人公だ"みたいな、絶対にブレない気持ちはずっと変わらず心に置いて音楽を作ってるので、そういうものを感じられる楽曲も入っていたり。箱を開けた時に"今自分はこれが聴きたいんだ"という楽曲が入ってるアルバムになっているんじゃないかなと思います」

ーーそれを提げて、まずは9月から国内ツアーが始まりますね。大阪は9月20日(金)心斎橋BIGCATです。

「約2年ぶりの大阪でのライブです。前の時はソロトリップ(『eill "Solo Trip -9-" LIVE TOUR 2022』)と言って、弾き語りで回るツアーでしたけど、今回はフルバンドで初めて全国ツアーを廻るので、すごく賑やかです。楽曲がバンドになった瞬間に広がる感じを体感してもらいたい。リハーサルもすごくカッコ良いものに仕上がってきているので、ぜひ遊びに来ていただきたいです。あとは裏テーマで、いつも楽曲を作ってる私の部屋に遊びに来ていただくという、お家コンセプトがあって。ちょっと距離が近いセクションや、会場ごとに曲を変えるセクションがあって、面白いライブになると思います」

ーーさらに11月には台湾とソウルでライブがあります。ソウルは3回目で、台湾は?

「台湾は初めてです。台湾のリスナーさんも多いんですけど、初めてのところに行くのはドキドキします。でもめっちゃ楽しみです」

ーーソウルはいかがですか?

「ソウルはもう友達みたいな感じです(笑)。私はMCも韓国語でやるので、"また来ました~"、"おかえり~"みたいな。本当にアットホームで、ファンの方が"また来てねー!"って叫んでくれるのが嬉しいです」

ーーガヤも飛んでくるんですか?

「ほんとにすごいです。一緒に歌ってくれるし、韓国でバズってる『フィナーレ。』以外の私の曲もたくさん聴き込んでくれて、ファンの団結力もすごくて。毎度逆に圧倒させられるというか、ライブしに行ってるんだけど、ライブしてもらったみたいな気持ちになります(笑)。素敵な国だなと思います」

Texy by ERI KUBOTA




(2024年9月18日更新)


Check

Movie

Release

KiT Ver.
digital album

フィジカルは初のKiTでのリリース。メジャー2ndアルバム『my dream box』10月9日発売リリース!

※『my dream box(KiT Ver.)』は9月7日販売スタート

KiT Ver.
4500円(税込) / VIZL-2243
発売中

digital album
2750円(税込) / VICL-65892
10月9日(水)配信スタート

【仕様・内容物】
・Album Package(外箱)
・KiT
・Square Card(6枚入り)
・Photocard(全6種のうちランダム1種)
・取扱説明書

【収録曲】
01. 革命前夜
02. happy ever after
03. フィナーレ。
04. Baby,with u
05. 77(feat.LUSS)
06. HIGHLIGHT
07. happy ending
08. BAE
09. 25
10. WE ARE
11. CHEAT LIFE(feat.punchnello)(prod.by GRAY)
12. プレロマンス
13. スキ
14. dream box

【my dream box(KiT Ver.) 限定Special Contents】
eill Special Photo for KiT
eill Special Movie for KiT

Profile

eill(エイル)…東京出身。ブラックミュージックを下地にした音楽性と、甘さ/切なさ/艶感/力強さが共存した歌声で魅了するシンガーソングライター。アーティスト名は北欧神話に登場する癒やしの女神「エイル」に由来。癒やしの力は音楽にも宿るという思いが込められている。15歳から歌い始め、同時にPCで作曲も開始。2018年6月にシングル「MAKUAKE」でアーティストデビューし、10月にミニ・アルバム「MAKUAKE」を発表。2019 年11月に“イヤフォンで聞けるダンスミュージック”をコンセプトに制作した1st AL「SPOTLIGHT」をリリース。多彩なソングライティング・センスが高い評価を受け、BE:FIRST、テヨン(ex 少女時代)、EXID、ジャニーズWEST、NEWS等に楽曲を提供。情感豊かな歌声に魅せられたアーティストも多く、SKY-HI、PINKSWEAT$等、国内外のアーティストの楽曲に客演で参加している。2021年4月にTVアニメ『東京リベンジャーズ』のED主題歌「ここで息をして」でメジャーデビューを果たし、Apple MusicのJ-Popランキング世界50カ国でトップ10入り、iTunes Store J-Popランキング世界11カ国でトップ10入りするなど国内外問わずに人気を集めた。その後「hikari」「花のように」「23」と立て続けに配信シングルをリリース。2021年9月公開の映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」ではアレンジに音楽プロデューサーのYaffleを迎え入れた竹内まりやの名曲「プラスティック・ラブ」のカバーで主題歌を担当した。2022 年2月には、メジャー1st ALBUMとなる『PALETTE』をリリース。タイトル楽曲「palette」は『アクエリアス』TVCMソングにも起用されている。また、2022年9月9日全国公開の劇場版アニメ「夏へのトンネル、さよならの出口」では主題歌と挿入歌を担当。主題歌「フィナーレ。」、挿入歌「プレロマンス」と劇中歌として「片っぽ」のアコースティックバージョンが使用された。9thシングル「happy ending」はAmazon Original「ラブ トランジット」の主題歌になり、挿入歌でもeillの楽曲が多数使われた。そして2023年に入り、「フィナーレ。」が、韓国と台湾を中心にスマッシュヒットとなり、同年10月には自身初となる韓国・ソウルでのワンマンライブ開催し、ソールドアウトにて成功させた。また、同年11月には、こちらも自身初となる韓国語楽曲「CHEAT LIFE」を発表。韓国大手R&B・HIP-HOPレーベルAOMG所属の人気プロデューサーGRAYと、同じくAOMG所属の気鋭のラッパーpunchnelloを迎えて制作された。2024年3月にZepp DiverCityにてワンマンライブ「BLUE ROSE SHOW 2024 in TOKYO」を開催。翌4月には韓国・ソウルにて自身2度目となるワンマンライブ「BLUE ROSE SHOW 2024 in SEOUL」を開催しチケットも即完した。8月21日リリースのデジタルシングル「happy ever after」は、Amazon Original『ラブ トランジット』シーズン2の主題歌に起用されている。自身のアーティスト活動以外でも、韓国の6人組アイドルグループIVEの人気楽曲の日本語詞を2作品連続で担当するなど、国内外を問わず多数のアーティストへの楽曲提供やコラボを通じて活動の幅を広げている。10月9日にはメジャー2ndアルバム「my dream box」をリリース。9月には全国8カ所を廻る国内ツアーを、11月には「BLUE ROSE SHOW 2024 追加公演」として、3度目となる韓国・ソウルと、自身初の台湾でのワンマンライブを控えている。

Live

eill「BLUE ROSE TOUR 2024」

PICK UP!!

【大阪公演】

▼9月20日(金) 18:30
BIGCAT
オールスタンディング-6500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
※未就学児のみでの入場不可。4歳以上要チケット。
※録音・録画機材(携帯電話)使用禁止。
[問]サウンドクリエーター■06-6357-4400

【福岡公演】
▼9月21日(土) DRUM Be-1 ※SOLD OUT
【広島公演】
▼9月23日(月・祝) セカンド・クラッチ
【札幌公演】
▼9月27日(金) mole
【東京公演】
▼10月18日(金) 19:00
東京国際フォーラム ホールC ※SOLD OUT

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