ゆずをゲストに迎えたFM802『TACTY IN THE MORNING』
×ゆずAL『図鑑』全曲試聴＆公開収録イベントレポートが到着！
この模様は7月29日(月)朝8時台に一部オンエア！

FM802ゆずの北川悠仁、岩沢厚治の2人が、7月25日大阪・大阪中之島美術館にて、FM802の番組『onair with TACTY IN THE MORNING』(毎週月～木曜、朝6時～11時放送)の公開収録にゲスト出演した。今回のイベントは7月31日に発売される、2年ぶり、18枚目となるニューアルバム『図鑑』のリリースを記念したもの。

この日はDJの大抜卓人の司会の下、新作にまつわるトークだけでなく、アルバムに収録された11曲すべてを"ちょい聴き"できる特別試聴会も実施。抽選で集まった約300人のリスナーは、ゆずの2人とともにひと足早く新作の世界観を堪能した。大抜卓人の呼びかけで会場に登場したゆずの2人に、会場はさっそく大盛り上がり。北川は歓声のあまりの大きさに「すごいね～」と喜びの表情を見せる。

公開収録ではさっそく、アルバムタイトル『図鑑』に懸けて、「ゆずの2人を図鑑に収めるならどんな生き物？」と、他にはない切り口でトークがスタート。北川は「その切り口は初めて！」と驚きつつ、お互いの特性や口癖を分析。岩沢の特性について「静かにしてるとオンライン麻雀やりがち」とライブやラジオ、テレビからは見えない一面を指摘。岩沢は北川の特性について、コミュニケーション能力の高さから「妖怪人たらし！」とズバリ。

人の話を聞くのが大好きだという北川はタクシーの運転手の生い立ちなどを楽曲のネタにすることもあり、新作『図鑑』に収録されている「伏線回収」も、実はスタッフの恋愛話がキッカケで楽曲の欠片が誕生したんだとか。「図鑑」トークではその後もチャームポイントや別名などについて語り、最後にはアーティスト写真を図鑑の1ページに見立て、「ゆずの図鑑」を発表。FM802スタッフの仕事の速さに、2人は思わず席を立ちあがって大笑い。

また、アルバム『図鑑』については「(楽曲配信が主な今の音楽シーンで)アルバムは必要か？と思ったけど、こうやって作品を伝えられることがうれしい。リスナーのみんなにどうやったら届けられるかを考えてアルバム制作した」と語り、曲順についても「オレと岩沢、ひとつの生命のように感じてほしい」と熟考したという。特別視聴会ではリスナーとともに楽曲を聴きつつ、曲ごとに制作エピソードも披露。

アルバムタイトルと同名の「図鑑」では、「あるようでなかった曲構成。最初に小さな核が生まれて、気付いたときにはひとつの生命体になっていた」と、これまでにない楽曲制作になったと興奮気味に語る岩沢。ほかにも、大阪ならではのイントネーションで盛り上がった「Chururi」や、この日が初披露となる「花言霊」など、ここでしか聞けないトークでイベントは大盛り上がり。最終曲「ビューティフル」について「この曲があったからこそアルバムが完成した」と、ゆずの2人にとって大切な曲になったと答えるシーンでは、リスナーもじっと真剣に聴き入る場面も。

最後は、10月から始まるアリーナツアーに向け「作品を作ってみんなに届けて、聴いてもらって。幸せの循環にいられてうれしい。一緒に図鑑をめくりましょう！」と意気込みを語り、イベントは終わり...。かと思いきや、集まったリスナーからのサプライズが！盛り上がりを見せながら、イベントは終了。なお、この日の収録の一部模様は７月29日(月)8時台、FM802『TACTY IN THE MORNING』にてオンエア。radikoのタイムフリーでぜひともチェックしよう。

また、ゆずの2人は公開収録日の前日24日も含め2日間に渡り、FM802の数多くの番組に出演。公開収録の直前にも、DJ中島ヒロトが司会を務める「THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS」で、生放送の番組にゲスト出演中だったスキマスイッチの2人をサプライズ訪問。ゆずも出演した、7月13、14日に開催したスキマスイッチ主催の音楽イベント「スキマフェス.」の振り返りトークなどで大いに盛り上がっていた。この日の放送の模様はネットラジオサービス「radiko」のタイムフリーにて視聴できるので、こちらも併せてチェックしよう。

写真提供：FM802
撮影：渡邉一生
文：黒田奈保子

（2024年7月31日更新）