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スカパラ、SUPER BEAVER、フジファブリック、
Da-iCEらが生み出した熱狂
『FM802 35th ANNIVERSARY “Be FUNKY!!”
MEET THE WORLD BEAT 2024』レポート

5月18日(土)、万博記念公園自然文化園 もみじ川芝生広場で『FM802 35th ANNIVERSARY “Be FUNKY!!” MEET THE WORLD BEAT 2024』(以下、ミザワビ)が行われた。“ラジオで音楽を伝え、ライブでアーティストを伝える”という理念のもと、FM802が開局翌年の1990年から毎年開催してきた野外音楽イベント。コロナで無観客開催を行ったこともあるが、2023年は待ちに待った声出しを解禁。しかも今年はFM802 開局35周年のアニバーサリーイヤー。スペシャルな周年を祝うのはimase、SUPER BEAVER、Da-iCE、東京スカパラダイスオーケストラ、TOMOO、フジファブリック、UNISON SQUARE GARDEN(50音順)の7組。初出演や周年を迎えるアーティストも多く、それぞれの想いが詰まった1日となった。

素晴らしい晴天に恵まれた、初夏の万博記念公園。チケットは見事ソールドアウト。会場には約14,000人のオーディエンスが来場し、FM802 DJハタノユウスケのオープニングトークや内田絢子によるヨガタイムを楽しみながら、開演の時を今か今かと待っていた。

会場内のスポンサーブースでは、SNSで写真を投稿するとステッカーやグッズがもらえたり、豪華景品が当たるガシャポンを回したりすることができ、大勢の人々で賑わっていた。

またフードエリアでは、焼きそばやかき氷などに加えて、ハンバーガー好きのFM802 DJ 樋口大喜が完全監修した「本気のサムニュー牛タンチーズバーガー」が販売されていた。さらにASIAN KUNG-FU GENERATIONの伊地知潔(ds)が部長を、フジファブリックの金澤ダイスケ(key)が副部長をつとめる"FM802料理部"が「キャラメルシナモン味」と「カレー味」のポップコーンを出店。お昼頃には伊地知と金澤がブースを訪れ、ファンに直接ポップコーンを手渡して交流を楽しんでいた。

定刻になり、ステージに設置されたビジョンにオープニング映像が流れると、FM802 DJの中島ヒロト、加藤真樹子、板東さえかが登場。アーティストラインナップを紹介し「こっから解放していきますよ! いけますかー!」と中島が叫び、トップバッターのimaseへとバトンを繋いだ。


【imase】

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ミザワビの幕開けを爽やかに彩ったのは、グローバルな活躍で今最も勢いに乗るシンガーソングライター・imase。バンドメンバーの松本ジュン(key.mnp)、モリシー(gt/Awesome City Club)、林あぐり(ba)、ナカツカルイ(ds)がセッションで雰囲気を高める中、ヒマワリ柄のTシャツ&短パン姿のimaseが「踊ろうぜ大阪!」と笑顔で登場し、2023年6月度邦楽ヘビーローテーションの『Nagisa』からライブスタート。軽快なサウンドが弾けると同時にオーディエンスもつられて踊り出し、一斉にうちわの花が咲く。両手を広げてくるくると回りながらステップを踏むimaseに、初夏の風と太陽がよく似合う。MCではミザワビ初出演を喜び「皆さんと仲良くなりたい!」とコール&レスポンスで盛り上げ、『ユートピア』でハッピーを振りまいていく。さらにダンスナンバー『Shine Out』でぐんぐん空気を動かし、上がりきった熱を落ち着かせるように『Have a nice day』ではハイトーンボイスをチルに響かせる。一度聴いたら耳に残るキャッチーなメロディーはimase節ともいえようか。

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2度目のMCでは「最高! 後ろも見えてますよ~」と客席とコミュニケーションを取り、「35周年、大切なアニバーサリーの1番手をやらせていただいてとっても嬉しいです!」と802に感謝を述べる。後半はロックナンバー『LIT』をパワフルに投下、クラップ&ジャンプで会場の熱を引き上げ、imaseの名を世に知らしめてグローバルヒットを巻き起こした『NIGHT DANCER』を披露。ラストはマクドナルドのタイアップソング『Happy Order?』で思いきり楽しく締め括った。大人も子どもも一瞬で巻き込み、トッパーらしい盛り上がりを見せたimaseだった。

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転換中はFM802のDJ陣が続々と登場。浅井博章、土井コマキ、豊田穂乃花はイラストレーターのemmaがデザインを手がけたオフィシャルグッズを紹介した。後半も飯室大吾、田中麻希、落合健太郎、深町絵里、高樹リサが登場し、明るいトークで会場を盛り上げた。

【UNISON SQUARE GARDEN】

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続いては、今年7月に結成20周年を迎えるUNISON SQUARE GARDENがミザワビ初出演。SEが流れてメンバーが登場、歓声に包まれた会場に轟音でセッションを響かせる。ピタッと演奏を止めるブレイクも多用したプレイは圧巻で、それだけでメンバーの超絶テクがうかがえる。斎藤宏介(vo.gt)が「UNISON SQUARE GARDENです!」と叫んで勢いよく『Invisible Sensation』を投下すると会場の熱は急上昇。間髪入れず、複雑な楽曲構成とヘビーなサウンドが脳天を直撃する『カオスが極まる』へ。田淵智也(ba.cho)も大きくジャンプし、よりプレイが激しくなる。鈴木貴雄(ds.cho)の手数の多さや、信じられないような細かいキメ、歌いながらどうやって弾いているんだろうと思わせる斎藤のハイクオリティなギタープレイと、突き抜ける歌声で圧倒する。続くアンセム『オリオンをなぞる』ではメロディアスな旋律で魅了しながらも、一段とギアを上げたプレイでステージに熱を灯していった。

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しばしのインターバルを置いて、MCなしで後半戦へ。『蒙昧termination』では斎藤が自ら「ギター!」と言って披露するギターソロもバッチリクールにキマる。『いけないfool logic』を経て『世界はファンシー』を繰り出すと、オーディエンスはご機嫌で身体を揺らす。斎藤の早口ボーカルと中毒性のあるリフ、疾走感のあるビート、迫ってくる音の波。それらが澄みきった青空に吸い込まれた『フルカラープログラム』では、鈴木が頭を振りすぎてヘッドホンが外れる場面も。ラストは大アンセム『シュガーソングとビターステップ』で華やかに締め括った。力強いポップなナンバーで超絶技巧を惜しみなく披露し、堂々たるステージングを見せた3人。メンバー皆満足そうな表情をにじませていた。

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【Da-iCE】

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昨年に続き、2年連続で登場したのはDa-iCE。昨年はボーカルの花村想太が喉の不調で歌えず、パフォーマンスで参加したが、今回華麗なるリベンジ! リハで花村は「今年は声出していきたいと思います!」と笑顔を見せ、コール&レスポンスをして、絶好調で会場を高めていった。いざ本編、まずは完全復活した花村がアカペラで『CITRUS』を力強く美しく響かせると、客席からは大きな拍手が贈られる。大野雄大の歌声も最高に伸びやか。花村は「やっと歌えるぜミザワビ! 僕にとってはリベンジ!」と叫んでクラップを煽り、重低音の『Kartell』を解き放った。パフォーマーの工藤大輝、岩岡徹、和田颯はダイナミックなダンスを披露して楽曲の世界観を押し広げる。ボーカル2人の高音フェイクも秀逸で、リベンジへの気合いが伝わってきた。さらに屈指の盛り上げソング『Clap and Clap』で会場を一体に。楽しいトークも交えつつ、リーダーの工藤はサンプラーを叩き、ダンスリーダーの和田が見事な片手倒立をキメると客席は大喝采! 続き、ドラマ『くるり~誰が私と恋をした? ~』の主題歌で最新曲の『I wonder』を感情を込めて歌い上げた。

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MCでは水分補給を促して「絶対お酒はやめてくださいね」というコミカルなフリから『ハイボールブギ』へ。ハイボールのボトルを小道具に使いつつ、アイソレーションなどギミック満載の酔っ払い風ダンスでユーモラスに魅せる。花村は、先日憧れの番組に出演する夢が叶ったと述べ「夢を捨てずに目の前のことを一生懸命やっていれば、何か結果が見えてくると思います」と力強く語り、『ダンデライオン』を全力パフォーマンス。5人の絆を感じる振付と、メンバーの感慨深げな表情が印象的だった。ラストの『スターマイン』の終盤では、もはやお決まりとなった、終わるかと思いきや「もう1回!」の展開を3回やり、最後はスタッフに止められて笑いに包まれながらステージを去った。持ち時間をはみ出さんばかりの元気さで、しっかりとリベンジを果たしたDa-iCEだった。

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【TOMOO】

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TOMOOは、バンドメンバーにBunta Otsuki(gt)、Takumi Katsuya(ba)、Tomo KANNO(ds) 、Kota Hatamiya(key)を迎えた編成で、カラフルなTシャツとシルバーのメタリックなスカート姿で登場。爽やかな空間をさらに爽やかにして、愛猫に着想を得て書いた『Ginger』を披露。1番は自らピアノを弾きながら、2番はハンドマイクで歩きながら歌う。「ミザワビー! 楽しんでますか! 絶対良い日にしましょうね!」と叫び、軽やかに『HONEY BOY』を響かせる。MCでは「想像の10倍くらい太陽燦々だった。でもここから皆がすごく綺麗に見えます。お互いカラフルですね」と笑い、「こんな日に合うであろう曲を歌いたいと思います」と最新曲『あわいに』を披露。疾走感のあるバンドサウンドとグッドメロディーが本当に気持ち良く、全身が喜びに満たされていく。続いては雰囲気を一変させ、儚くシリアスに『Grapefruit Moon』を歌い上げて、表現力の幅広さを提示した。

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ピアノの前に座ったTOMOOは思わず「暑いねー!」と口にして、「太陽燦々の時に夜の歌歌うのありですか?」と客席に問う。すると「ありありー!」と反応があり、その場で決めた『17』をひとりで弾き語り。清涼感のある歌声とピアノが体感温度を下げてくれたと同時に、心なしか直射日光も和らいだ。TOMOOは「一瞬だけ涼しくなってない?(笑)」と嬉しそうに微笑み「夏休みみたいな気持ちになっちゃった。皆とモアハッピーになりたいと思います」と述べて『Present』をポップ&キュートに歌唱。歌詞にある色を客席に見つけては指を指し、<スカイブルー>で空を指差す。伸びやかな歌声と軽快なアンサンブルが最高の空間を作り出した。ラストは2023年10月度の邦楽ヘビーローテーション曲『Super Ball』。カッコ良くて可愛いTOMOOの魅力と、ボーカル力の高さを存分に知らしめた35分だった。

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【フジファブリック】

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折り返しは、ミザワビ初出演のフジファブリック。『LOVE YOU』をSEに登場し、軽快に『徒然モノクローム』を解き放つ。山内総一郎(vo.gt)の伸びやかな歌声と、加藤慎一(ba)、金澤ダイスケ(key)、サポートの伊藤大地(ds)の放つアンサンブルは、パワフルかつ爽やかでただ気持ち良く、オーディエンスも音の波に身を委ねていた。続いて壮大なイントロから始まる『Green Bird』へ。胸がキュッとなるメロディーラインが広大な公園に冴え渡り、空を横切る飛行機雲とうっすら浮かぶ白い月という自然の演出も心を潤わせる。

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MCでは大阪北摂・茨木市出身の山内が「嬉しいなぁ、嬉しいなぁ。なんと初出演でございます。この話はマジでちょっと熱くなるんだ」と前置きし、関西弁多めでミザワビへの想いを語る。実家が会場の近隣で、何度もミザワビを見に来ていた山内は、ミザワビに人生を変えられたと熱弁。小坂忠&FRIENDSとして出演していた細野晴臣と鈴木茂に刺激を受けてはっぴいえんどにハマり、赤いギターを手に入れたそうで、「デビューして20年経ってやっとこのステージに立てています」と感慨深げ。『LIFE』では<それもいっか>と歌った後、「いいかどころかもう最高やんね!」と喜びを爆発させ、<大切な何かこのMTWBで知りたいんだ>と気合いたっぷりに歌唱。ギターソロでは「ギター、俺!」と叫び、赤いストラトをかき鳴らす。そして「こっからはお祭り騒ぎやで!」と、祭囃子を取り入れた『Feverman』で全員踊らせ、太陽の塔の周辺を思い浮かべて書いたという『手紙』を披露してライブを締め括った。山内の人生と故郷への想い、今年20周年を迎えたフジファブリックの歴史が交わった瞬間はノスタルジックでとても素敵だった。

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【SUPER BEAVER】

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トリ前はこちらもミザワビ初出演のSUPER BEAVER。柳沢亮太(gt)は、今年の"FM802 × 三井ショッピングパーク ららぽーと ACCESS!"キャンペーンソング『はなむけ』を作詞作曲を担当している。オーディエンスが身につけたグッズの多さと総立ちの客席からは、その人気ぶりが伝わってくる。先に柳沢、上杉研太(ba)、藤原"35才"広明(ds)が登場して軽く音を鳴らすと渋谷龍太(vo)が颯爽と現れ、「音楽が好きですか?俺たちはね、音楽をやりに来たんじゃなくて、あなたと一緒に音楽作りに来たんですよ! まずは愛すべきあなたのお手を拝借」と導いて、2017年2月度の邦楽ヘビーローテーションになった『美しい日』を奏でると見渡す限りにクラップの花が咲き誇った。渋谷は「最高の音楽作ろうぜ大阪!」とステージの端まで行って煽り、早くも壮観な景色を作り出す。「俺たちが20年目の新人SUPER BEAVER、よろしくお願いします! そこにいるんだろ?そこにいるんだよな!」と叫び、勢いよく放たれた『切望』でぐんぐん熱を上昇させる。

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MCでは「20年目にしてようやく初めて出演させていただきます。これだけの広い会場にこれだけ多くの人が集まって、すなわちこの数だけの人生があるってことでしょう?面と向かって音楽をやりあう、そんな素晴らしい日が大好きだから(渋谷、以下同)」と述べ「今日呼んでくれたチームのこともわかってるから、802ならびに素晴らしいステージを作ってくれたスタッフに拍手を贈りませんか」と裏方スタッフを労い、「あなたの人生に過去に、これからに響くように歌いたいと思います」と『幸せのために生きているだけさ』を静かな情熱を込めながら、訴えかけるように歌い上げた。渋谷の言葉は魔法のようにスッと心に入ってくる。「夢だとか希望だとか愛だとか、青臭いことを声高らかに歌うヤツが少なくなってきたと思うけど、そんな青臭いのを胸張って歌えるのがバンドだと思ってる。だから1個だけ、俺はあなたに言っとかなきゃいけないことがある。愛してるー」と『アイラヴユー』で全力で愛を伝える。そして最後に「俺たちの音楽は現実逃避のためじゃなく、明日から自分の現実としっかりと向き合うための音楽だと思ってます。当事者でいてください。今日作ってんのあなただぞ。おかげで俺ら音楽やれて嬉しいです」と述べて最新曲『小さな革命』を力強くぶつけ、あっという間にライブを終えた。オレンジ色に染まる空が、そんな彼らを見守っていた。

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【東京スカパラダイスオーケストラ】

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ようやく陽が落ち、過ごしやすくなった時間に大トリを飾ったのは、実に21年ぶり5度目のミザワビ登場となった東京スカパラダイスオーケストラ。35周年のアニバーサリーバージョンのSEが流れると、オーディエンスは待ってましたとばかりにクラップで迎える。レモンイエローのスーツでバシッとキメたNARGO(tp)、北原雅彦(tb)、GAMO(tenor sax)、谷中敦(baritone sax)、沖祐市(key)、川上つよし(ba)、加藤隆志(gt)、大森はじめ(per)、茂木欣一(ds)が現れるとステージは大迫力。谷中が「We are 東京スカパラダイスオーケストラ! 盛り上がっていこうぜ!」と叫ぶとThe Birthdayのチバユウスケをフューチャリングした『¡Dale Dale! -ダレ・ダレ!-』を投下して、見渡す限りの人々を踊らせる。続けざまに『DOWN BEAT STOMP』でスカダンス! 谷中は「ヤバいね、最高の景色だよ。うちわが波になってんだよね。思いっきり波に乗りたいね~。余った余力を全て我々に注いでください!」と会場を牽引して、茂木がボーカルをとる『会いたいね。゚(゚´ω`゚)゚。』でさらにテンションアップ!

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後半も上昇させた熱をそのままに、ノンストップで踊らせる。川上のMCとGAMOの煽りで盛り上がった『火の玉ジャイヴ』から『ルパン三世のテーマ'78』、『Can't Take My Eyes Off You -君の瞳に恋してる-』のフルバージョンをメドレーで繋ぎ、会場全体を鮮やかに掌握していった。

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そしてスカパラといえばスペシャルゲスト。『美しく燃える森』ではスカパラとも関係の深いフジファブリックの山内総一郎が、『白と黒のモントゥーノ』ではUNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介が登場。ふたりはテンションMAXになった会場にそれぞれの歌声を響かせ、斎藤はギターも弾きながらスペシャルな時間を作り上げた。本編最後の『Paradise Has No Border』では、お馴染みのGAMOの煽り&アピールタイムでホーン隊の谷中、GAMO、NARGO、北原とギターの加藤、ベースの川上が下手へ上手へと移動して大盛り上げ。最高潮の熱狂を巻き起こした。


【アンコールセッション】

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一度ステージを去ったスカパラのメンバーに代わり登場したFM802 DJの大抜卓人と仁井聡子は「興奮が戻ってきた!」とこの日の感想を言い合いつつ、ミザワビの歴史を振り返る。大抜は「皆さんと共にいられるのは当たり前じゃない、特別なんだと改めて思います。何より皆さんが笑顔でいられるのが嬉しい」と述べてアンコールセッションへ。imase、Da-iCEの花村と大野、UNISON SQUARE GARDENの斎藤、TOMOO、フジファブリックの山内を呼び込み、スカパラのメンバーとともに『銀河と迷路』を華やかに演奏した。imaseから順にマイクリレーでボーカルを繋いでいき、サビは全員で大合唱。FM802 DJによる「DJ's」も盛り上げ隊として参加し、最後は記念撮影。こうして35周年の記念すべきミザワビは、大団円で幕を閉じた。

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『FM802 35th ANNIVERSARY "Be FUNKY!!" MEET THE WORLD BEAT 2024』の模様は、6月9日(日)と16日(日)の21:00~22:00に特別番組で放送されるほか、7月7日(日)の19:00~21:00にスペースシャワーTVでも放送される。そちらもぜひチェックしてほしい。

取材・文:ERI KUBOTA
写真提供:FM802、撮影:田浦ボン、渡邉一生、キョートタナカ




(2024年5月29日更新)


Check

Set List

『FM802 35th ANNIVERSARY "Be FUNKY!!" MEET THE WORLD BEAT 2024』
2024.5.18 Sat at 万博記念公園自然文化園 もみじ川芝生広場

imase
1. Nagisa
2. ユートピア
3. Shine Out
4. Have a nice day
5. LIT
6. NIGHT DANCER
7. Happy Order?

UNISON SQUARE GARDEN
1. Invisible Sensation
2. カオスが極まる
3. オリオンをなぞる
4. 蒙昧termination
5. いけないfool logic
6. 世界はファンシー
7. フルカラープログラム
8. シュガーソングとビターステップ

Da-iCE
1. CITRUS(アカペラ)
2. Kartell
3. Clap and Clap
4. I wonder
5. ハイボールブギ
6. ダンデライオン
7. CITRUS
8. スターマイン

TOMOO
1. Ginger
2. HONEY BOY
3. あわいに
4. Grapefruit Moon
5. 17
6. Present
7. Super Ball

フジファブリック
1. 徒然モノクローム
2. Green Bird
3. LIFE
4. Feverman
5. 手紙

SUPER BEAVER
1. 美しい日
2. 切望
3. 幸せのために生きているだけさ
4. アイラヴユー
5. 小さな革命

東京スカパラダイスオーケストラ
1. ¡ Dale Dale! -ダレ・ダレ!-
2. DOWN BEAT STOMP
3. 会いたいね。゚(゚´ω`゚)゚。
4. 火の玉ジャイヴ
5. ルパン三世のテーマ’78
6. Can’t Take My Eyes Off You -君の瞳に恋してる-
7. 美しく燃える森 feat.山内総一郎
8. 白と黒のモントゥーノ feat.斎藤宏介
9. Paradise Has No Border

アンコールセッション. 銀河と迷路

特番情報

『FM802 35th ANNIVERSARY
“Be FUNKY!!” MEET THE WORLD BEAT 2024 SPECIAL』

放送日時:2024年6月9日(日)・16日(日)21:00~22:00 ※生放送
DJ:中島ヒロト(9日)・田中乃絵(16日)


Live

『MEET THE WORLD BEAT 2024』出演者の今後の関西公演をピックアップ!
その他の公演は「チケット情報はこちら」から!!


《imase》

『OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2024』
▼7月20日(土) 11:00
舞洲スポーツアイランド特設会場
1日券-11000円 1日券(小学生)-4400円 2日券-20000円 2日券(小学生)-8800円
[出演]imase/おいしくるメロンパン/Omoinotake/カネヨリマサル/キタニタツヤ/クリープハイプ/ケプラ/サバシスター/ずっと真夜中でいいのに。/This is LAST/ねぐせ。/Novelbright/日向坂46/ブランデー戦記/FRUITS ZIPPER/ベリーグッドマン/Penthouse/MAZZEL/マルシィ/moon drop/muque/yama/ヤングスキニー/優里/yutori/リアクション ザ ブッタ/緑黄色社会/レトロリロン
[問]キョードーインフォメーション■0570-200-888

『SUMMER SONIC 2024 OSAKA』
▼8月18日(日) 11:00
万博記念公園
プラチナチケット-28000円(1DAYチケット+プラチナ特典)
1DAYチケット-16500円
[出演]MÅNESKIN/Vaundy/ONEREPUBLIC/NCT DREAM/SUPER BEAVER/平井大/Number_i/UNDERWORLD/PHOENIX/JON BATISTE/NOTHING BUT THIEVES/MADISON BEER/STEPHEN SANCHEZ/RIIZE/LIL YACHTY/BELLE & SEBASTIAN/BLEACHERS/LAUFEY/Chilli Beans./imase/ハンブレッダーズ/LAUREN SPENCER SMITH/BRIGHT/VIOLETTE WAUTIER/NOA/MINA OKABE/Little Glee Monster/ano/NIKO NIKO TAN TAN/離婚伝説/他
[問]キョードーインフォメーション■0570-200-888

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《UNISON SQUARE GARDEN》

「UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2024「20th BEST MACHINE」」
▼9月7日(土)17:30・8日(日)16:30
大阪城ホール
全席指定-7800円
※3歳以下入場不可。未就学児童のご入場は同行の保護者の方の座席の範囲内でご覧いただきます。
※小学生以上チケット必要。
※転売チケット入場不可。
[問]キョードーインフォメーション■0570-200-888

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《Da-iCE》

「Da-iCE 10th Anniversary Arena Tour 2024 -MUSi-aM-」
▼11月23日(土・祝)17:00・24日(日)15:00
Asueアリーナ大阪
※3歳以上はチケット必要。3歳未満は膝上に限り無料。席が必要な場合はチケット必要。
[問]YUMEBANCHI(大阪)■06-6341-3525

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《TOMOO》

「TOMOO LIVE HOUSE TOUR 2024 "Puddles"」
Sold out!!
▼6月28日(金) 19:00
Zepp Namba(OSAKA)
1Fスタンディング-6500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
2F指定席-7500円(ドリンク代別途要)
※1Fスタンディングは未就学児童は入場不可。2F指定席は未就学児童入場可。(膝上可能/お席が必要な場合は有料。)
※販売期間中は、インターネットのみで販売。1人4枚まで。チケットは、6/21(金)朝10:00以降に引換えが可能となります。
[問]GREENS■06-6882-1224

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《フジファブリック》

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《SUPER BEAVER》

『RADIO MAGIC』
Sold out!!
▼6月1日(土) 16:30
大阪城ホール
[出演]Aimer/キタニタツヤ/渋谷龍太(SUPER BEAVER)/sumika/秦 基博/槇原敬之/緑黄色社会
※6歳以上チケット必要。3歳未満入場不可。ジュニアチケット、ジュニア・サイドバッグの方で中学生高校生の方は入場時学生証の提示が必要。
[問]FM802リスナーセンター、キョードーインフォメーション■0570-200-888

『SUMMER SONIC 2024 OSAKA』
▼8月18日(日) 11:00
万博記念公園
プラチナチケット-28000円(1DAYチケット+プラチナ特典)
1DAYチケット-16500円
[出演]MÅNESKIN/Vaundy/ONEREPUBLIC/NCT DREAM/SUPER BEAVER/平井大/Number_i/UNDERWORLD/PHOENIX/JON BATISTE/NOTHING BUT THIEVES/MADISON BEER/STEPHEN SANCHEZ/RIIZE/LIL YACHTY/BELLE & SEBASTIAN/BLEACHERS/LAUFEY/Chilli Beans./imase/ハンブレッダーズ/LAUREN SPENCER SMITH/BRIGHT/VIOLETTE WAUTIER/NOA/MINA OKABE/Little Glee Monster/ano/NIKO NIKO TAN TAN/離婚伝説/他
[問]キョードーインフォメーション■0570-200-888

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《東京スカパラダイスオーケストラ》

東京スカパラダイスオーケストラ 35th Anniversary TOUR「Voyage To Paradise」
▼6月30日(日) 18:00/7月1日(月) 19:00
なんばHatch
1F立見-7500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
学生チケット1F立見-4500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
2F指定席-8000円(ドリンク代別途要)
学生チケット2F指定席-5000円(ドリンク代別途要)
※未就学児入場不可、小学生以上からチケット必要。
※学生チケットは、公演日に小学生~高校生の方対象。ご入場時、学生証、もしくは年齢の確認できる身分証明書を確認しますので、必ずご持参ください。
[問]キョードーインフォメーション■0570-200-888

「35th Anniversary Live スカパラ甲子園」
▼11月16日(土) 16:00
阪神甲子園球場
パラダイスシート-16500円(指定、パラダイスシートスペシャル記念グッズ(非売品)付)
指定席 一般-8800円
指定席 学生-5500円
ファミリー席(着席指定席) 一般-8800円
ファミリー席(着席指定席) 学生-5500円
[ゲスト]奥田民生/TAKUMA(10-FEET)/石原慎也(Saucy Dog)/aiko
※4歳以上チケット必要(3歳以下のお子様は保護者膝上に限り無料。お席が必要な場合はチケット必要)。
※学生は公演日に高校生以下の方が対象。ご入場時、学生証、もしくは年齢の確認できる身分証明書をご提示いただく場合がございます。
※ファミリー席(着席指定席)は、高校生以下(公演日に高校生以下の方対象)のお子様連れのご家族で、皆さま座ってご観覧いただくエリアのお席となります。大人のみ、お子様のみでのご入場は出来ません。
[問]キョードーインフォメーション■0570-200-888

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