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LIL LEAGUE・岩城星那と岡尾真虎が語る、グループの変化
葛藤を乗り越えた6人が次に見せたい新たな色
事務所の垣根を超えたライブイベント『NEXT VIRAL ARTIST』への想いも

LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z 2022 ~Dreams For Children~』から生まれた6人組ダンス&ボーカルグループ・LIL LEAGUEが、4月15日に最新曲『HEAVY GAMER』をデジタルリリースした。昨年1月のデビューから約1年半、目まぐるしい日々を過ごしてきた彼ら。5月には、これからの音楽シーンに風穴をあける次世代のアーティストが大集結し、組み合わせを変えながら全国各地を対バン形式で廻る一夜限りのコラボレーションライブツアー『「NEXT VIRAL ARTIST」supported by 日本テレビ』に出演。LIL LEAGUEは千葉、福岡、大阪、岡山公演に登場する。今回ぴあ関西版WEBでは、リーダーで最年長の岩城星那と、ダンスリーダーでこの春に中学を卒業したばかりの岡尾真虎にデビューからを振り返ってもらいつつ、初のアニメタイアップとなった『HEAVY GAMER』についてはもちろん、事務所の垣根を超えた同世代アーティストとの交流についても語ってもらった。時折あどけない笑顔も見せながら、しっかりと自分たちの考えを話してくれた2人。変化と進化の真只中にいる彼らのリアル。新たな風が吹くダンス&ボーカルグループシーンを駆け抜ける6人を見逃さないようにしよう。

迷い、葛藤し、自分たちの色を探し続けた1年間


――デビューから1年4ヶ月経って、今の率直な気持ちはどうですか?

岩城「個人的にはデビューをした2023年1月11日よりも、1周年の1月11日の方が実感が湧いたというか。いざデビューしますとなった時は、心も経験も未熟な部分があって、なかなか実感が追いつかなかったんですけど、いろんなステージや単独ホールツアーを経験させてもらった上でデビュー1周年を迎えた時、"僕らデビューから1年経ったんだ"と思えて。この1年間でファンの皆さんと育んできた思い出や、紡いできたものが心に刻まれているんだなと感じました」

――2年目は、"気持ち新たにまたここからやっていこう"という感じですか?

岩城「そうですね。この1年は結構迷いに迷って、LIL LEAGUEとしての色をどう出していこうかと試行錯誤しまくった1年間で。1年じゃおさまりきらないぐらいの葛藤や悩みが詰め込まれた感覚がすごくあったので、あとはここから自分たちがインプットしてきたものや僕たちの色を出すだけだなと感じてます」

――葛藤もしながら、LIL LEAGUEらしさが見つかった感覚はありますか?

岡尾「オーディション中にLIL LEAGUEが組まれた時は平均年齢15歳、僕自身も14歳で、『Rollah Coaster』という楽曲を筆頭にフレッシュさや若々しさを表現してたんですけど、その中で声が変わったり、1人1人に思春期がきたり、気持ちの変化も身体の変化も起こって。それと同時に、"いずれ時間が経てばフレッシュさや若々しさは消えていく、じゃあ僕たちには何が残るんだ"と考えた時に、変化していくものを見つけないといけなかったんです。でも変化を見つけたと思っても"やっぱり違った"、ステージでやってみても"これもなんか違った"という感覚の違いもメンバー全員にあって。1周年を迎えて、改めて僕たちの1年間を見返した時に、感覚が違ったとしても、全部に納得がいってなくても、着実に成長していることは感じられました。それは僕たちの力だけじゃなくて、ホールツアーやレコード大賞、様々な経験をさせていただいたからだと感じます」

岩城「真虎が言ったみたいに、今後変化や進化を遂げていく中で、若さは武器にしながらも、それに頼ってばかりいては、時代の流れに自分たちが追いつけないかもしれないなって。自分たちが時代の中で先陣を切って、突っ走っていくアーティストにならないとと思っていましたし、年齢でどうにかなる世界ではないというのは、自分たち自身が1番感じていたことではあったので。年齢も武器にしながらも、5年後10年後に舞台に立った時、年齢以外に残せる衝撃みたいなものを、最初の1年間で探し続けていたと思います」

――メンバーさんでいろいろと話し合ったんですか?

岡尾「すごかったです。今考えたらめちゃくちゃ話してたなって。ハコの大きさ関係なく、ひとつのステージが終わった後は絶対に反省会をしてましたし。ステージを経てリハーサルをやって、もう1回ステージをやる。この繰り返しの中で、メンバーの意識も、楽曲に対しての認識もどんどん変わってきたりして。自分たちが皆さまに表現しているものが変化していることは、ライブのセットリストからも目に見えてわかったし。その変化には嬉しさもあったけど、"まだまだ見つけて磨いていかないといけない"というプレッシャーがありました」

――最年少の難波碧空さんは結成当時13歳で、最年長の星那さんとは年齢差もありますが、全員の認識は一律にできていた感じですか。

岩城「オーディション初期に見ていただいたLIL LEAGUEの印象に若々しさやフレッシュさがあったとしたら、それは絶対に当時の中学生組、真虎を含む13~14歳のメンバーのおかげです。"今の僕たちが体現するのはこのパワーですよ"というエネルギーに年上組が引き寄せられて若いバイブスがひとつになりました。今度は年上組が年下組を引っ張って、大人になったLIL LEAGUEを目指していくべく、しっかりとメンバー同士でコミュニケーションを取り、リードしていけたらと思います」

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不安や弱み、人間的な部分も出していいんだ


――オーディション時からLDHの先輩方と交流する機会もあったと思いますが、先輩からもらって印象的だった言葉はありますか?

岩城「オーディション最終審査の日本武道館で、THE RAMPAGEさんとコラボパフォーマンスをさせていただいたんですけど、本番前のリハーサルの時に、THE RAMPAGEの皆さんに質問させていただく機会があって。その時(山田)晃大が、"個性を出しながらもグループの一体感が見えるためにはどうしたらいいですか?"と質問をしたら、ボーカルの(川村)壱馬さんが、"グループでやる以上は、パフォーマンスにしろグループの方向性にしろ、行く方向を絶対に定めておいた方がいい"と言ってくださって。自分たちもそれを聞いてからずっと意識して、たくさん話し合いをするようになりました」

岡尾「いつもEXILEのSHOKICHIさんが作詞作曲やプロデュース、レコーディングのディレクションをしてくださるんですけど、"この楽曲はこういう意図で、LIL LEAGUEはこうしていきたいから、こういう意味があるんだよ"と、1つ1つ説明してくださるんですよ。1stアルバム『TRICKSTER』のリード曲『Lolipop』のレコーディングで、"『Rollah Coaster』を経て僕たちは何を表現すればいいんだろう"と悩んでいた時に、SHOKICHIさんが"今まで明るくポップにやってきたけど、裏では絶対に悩みや葛藤があったと思うから、その気持ちをそのまま声に乗せてくれればいい"と言ってくださって。葛藤や不安、心配、弱み、人間的な部分も出していいと言っていただいたことで、僕たちもモヤモヤの正体がわかったというか。『Lolipop』という楽曲をいただいて、実際に僕たちの話し合いでも出た、"偽りのない本当の気持ちを出す"というところに辿り着くヒントになりました」

――葛藤で言うと、星那さんがインタビューで、"SNSや番組を通して素の自分を見せることで、ひとつの些細な行動が周りの評価に繋がってしまうシビアな現実がある"とおっしゃっていましたが、そういうことも葛藤の中に入っていますか?

岩城「そうですね。『Lolipop』にも<ソーシャルメディアも遊びじゃないのさ 一言一句 油断できない>という歌詞があるんですけど、まさにその通りだなと感じます」

――今はSNSやメディアとうまく付き合えるようになってきました?

岩城「そうですね。どこまで素を出して良いのかわからなくなることもありますが、基本メディアに出るのはめちゃくちゃ楽しいです。弱い自分も受け入れて、アーティストとしてだけでなく、1人の人間としても発信することにチャレンジしていってます」



LIL LEAGUE "6人の"意思が放たれた楽曲


――新曲『HEAVY GAMER』はアニメ『シャドウバースF』のタイアップ曲ですね。

岡尾「メンバー全員でTVの前に座って、初回放送を見たんです。レコーディングの時から良い曲だなと感じてたんですけど、30分のアニメを経て自分たちの楽曲がエンディングで流れた時、自分の想いがアニメのストーリーにも重なったというか。『HEAVY GAMER』はゲームに没入している人が、どんな困難も乗り越えてひとつの目標に向かって進んでいくという意味が込められた楽曲なんですけど、エンディングでアニメの登場人物が全員出てきて、クレジットが流れるのを見た時に、より1つ1つの歌詞に感動もしましたし、この楽曲の偉大さを感じたというか。そして最後の<エンディング・テーマ LIL LEAGUE 「HEAVY GAMER」>で、雄叫びを上げました」

岩城「雄叫び上げたかー?(笑)」

――最初に楽曲を聴いた時の印象はどうでした?

岩城「僕もまず"良い曲だな"と思いました。『Rollah Coaster』やデビュー曲の『Hunter』だったり、今まで自分たちの人生を明るくジェットコースターや冒険に例える楽曲が多かった中で、今回の『HEAVY GAMER』はゲームに例えてはいるんですけれど、人生を少し重く捉えて歌っているというか。"今生きてる自分たちの人生、何があろうと次に生まれ変わっても自分たちでいたい"という歌詞は、きっとデビュー当時だったら歌えないなと思いますし、デビューして1年経って、"LIL LEAGUEって何だろう"、"LIL LEAGUEのメンバーでいる自分って何なんだろう"って、それぞれが考えに考えて考えたからこそ、この『HEAVY GAMER』という作品が成り立って、自分たちの人生や物語が『シャドウバースF』のストーリーとリンクして、皆さんにパフォーマンスを見ていただく時に感動を生むかなって。自分たちでも胸を張ってそう言える作品になったと思います。だからこの曲を初めて聴いた時は、"やっと自分たちもこういうことが言えるようになったんだ"と思いましたね」

――歌う時に心がけたことはそれぞれありますか?

岡尾「僕は1Bの<成功と挫折を行ったり来たりの days>を担当しています。"成功=嬉しいこと"、"失敗=悔しいため息をつくようなこと"を繰り返すという歌詞なので、ラップとして勢いがありながらも、<成功>は結構自信満々に歌って、<挫折>はちょっと落ち込んだ表現を意識しました。1回の成功と挫折が、自分にとっても聴いてくださった人にとっても本当に重いものだと感じてもらうために、表現が伝わるように頑張りました」

――ちなみに歌割りはどういうふうに決めているんですか?

岩城「基本LIL LEAGUEは、大まかにラップチームとボーカルチームがありながらも、SHOKICHIさんはじめスタッフの皆さんが、楽曲に沿って"このパートはこのメンバーがいいんじゃないか"と考えてくださってます」

――星那さんは、今回もらったリリックをどのように歌いましたか?

岩城「自分が楽曲を歌う時、レコーディングはカッコつけたり、アーティストとして楽曲の世界観にどう向き合うかを結構大事にしてたんです。ステージに立った時に自分ならどう歌うかを想像しながら日々レコーディングしていて、『HEAVY GAMER』もそのつもりでレコーディングブースに入ったんですけど、SHOKICHIさんに"もっと力抜いていいよ"と言っていただいたんです。で、"力抜くってどういうことだろう"と思って。歌っても歌っても、"もっと力抜いていいよ"と言われるので、何でだろうと思って。サビの<見たいビジョンは変わんないでしょ また同じ夢見てみたい>を僕が歌ってるんですけど、僕の声というか息の使い方が、いつもより荒々しくなってるんですよ。後から考えたら、"力を抜いて=素直になって"という意味なのかなと捉えて。アーティストの自分がもっと力を抜いて、岩城星那という人間としてこの楽曲を伝えてほしいという意味だったのかなと。実際力を抜いた瞬間、素の自分でこの楽曲を正面から伝えることができたので、そういった意味ではレコーディングの向き合い方や臨み方が変わった楽曲でもありましたね」

――ラスサビ前の、6人が順番に歌っていくところは印象的ですね。

岩城「これも歌割りが決められていて、見た瞬間"もうこれ全員で歌うじゃん"となって、ここは楽曲の中で絶対キーになるところだなと思って。1人1人の想いがぶつかって、(百田)隼麻の<奇跡のスコア刻もう>から大サビに繋がる構成なんですけど、メンバーとグループを信じてやってきた自分たちだからこそ、自分の次に歌うメンバーと前で歌ってるメンバーをより信じて、吐息や歌い方をより聴いて、"こいつはこういう想いで歌ってるから、俺はこう歌おう"と思って臨みました。話し合ってはないんですけど、自分で感じながらレコーディングしたので、このパートは感動的になってると思います」

岡尾「僕は"LIL LEAGUEの6人としても、強い意志を持って何度生まれ変わっても同じ夢に向かっていくという意思を持っているよ"ということを、歌割りでも表現できているのかなと感じて。このパートは星那くんが言った通り、1人1人の想いがどんどん積み重なって、最後の隼麻で大サビに向かって、6人で"僕たちの想いはこれだぞ"って開花させている。LIL LEAGUEとしての6人の想いが積み重なっている部分だと思います」

――パフォーマンスで見せる時はどんなことをイメージされましたか?

岡尾「落ちサビで1人1人が目立つようになるんですよ。簡単に言えば3:3で、より1人ずつフォーカスされるんです。構成としても最初3人で表現して、途中から6人が合流して、1人ずつ振付の中で重なっていく。6人が積み重なっていく様子は目で見てもわかると思います」

――楽しみですね。『NEXT VIRAL ARTIST』では見れたりするんでしょうか。

岡尾「やらないとは言わない(笑)」

岩城「もしこの楽曲を入れるとすれば、きっと本当に大事なところになるんじゃないですかね。お楽しみにということで(笑)」

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『NEXT VIRAL ARTIST』の第1歩目を、目撃してほしい


――『NEXT VIRAL ARTIST』は事務所の垣根を超えて、Z世代のダンス&ボーカルグループが集結するイベントです。関西公演で言うと、LIL LEAGUEは5月27日(月)の大阪・オリックス劇場で龍宮城と対バンです。2023年12月にはSKY-HIさん主催の『D.U.N.K. Showcase』(ダンス&ボーカルグループおよびアーティストが垣根を超えて、日本から世界に発信するプロジェクト『D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-』のダンスイベント。SKY-HIに賛同した国内外のアーティストが参加した)で京セラドームにも立たれていて、本当に新しいダンス&ボーカルシーンの歴史の流れの中にいらっしゃいますが、事務所の垣根を超えることについてはどう思っておられますか?

岡尾「それぞれの事務所で、それぞれのグループに特色や武器があって、それぞれ応援しているファンの方がいらっしゃって。それが交わることで、自分が見ている世界観以外のものを知れて、より自分のグループが好きになるし、新しいエンターテイメントとしての広がりも感じます。あとは僕たちが今までライブで表現してこなかった、あるいは表現できないことを、違うグループの方は表現されていたりもするので、得られるものが本当に大きいなと思って。自分たちも同じアーティストとして切磋琢磨していきたいですし、その中でどうしてもライバル心というか、"絶対に一番になるぞ"という気持ちはあります。そこはプライドとして。お互いのパフォーマンスや音楽を尊重しながら、楽しんで一緒に成長できる機会かなと思います」

岩城「僕自身はアーティストになってから、周りのグループをライバル視する意識が結構強くなって。それこそ『D.U.N.K. Showcase』で、音楽の楽しさと周りのアーティストへのライバル心が芽生えたのは事実で。ライバルを間近で見れることで、画面越しで見ていたのとはまた違う刺激をもらえますし、それは本当に全てが良い意味で。事務所の垣根を超えるというのは、音楽業界にとってもアーティスト同士にとっても、ファン同士にとってもすごく良いことだと思います。表現者として、音楽という世界共通のツールで、全世界の人たちにパフォーマンスで元気や幸せを感じていただける。相乗効果でエンターテインメント業界が進んでいるなと感じます。その1歩として『NEXT VIRAL ARTIST』が始動して、自分たちも関わらせていただけるのは、ありがたい気持ちでいっぱいです」

――同世代でシーンを牽引する位置付けのイベントにもなりそうですね。『D.U.N.K.』ではSKY-HIさんも、"そもそも戦わなきゃいけないものだっけ?"とおっしゃっていましたが、他のグループに対して、ライバル心だけではなく仲間みたいな感覚もありますか?

岡尾「今回、ステージではない裏の部分で、普通に対バン相手のグループの方とコミュニケーションを取りたいと思ってます。これまでイベントで共演したり、TikTok撮影をさせていただく方とも、プライベートでご飯に行かせていただいたりもしているので。ステージ上ではライバルだし、パフォーマンスのクオリティーは一緒に高め合っていきたいけど、裏では個人的にお話したいです。だから仲良くならないわけがないでしょと思ったり。すごく楽しみです」

――龍宮城の皆さんとは、普段から交流は?

岩城「僕たちが出演させていただく4公演のうち、2公演が龍宮城さんとなんですけど、まだ1回も面識がなくて。だからそういった意味でも楽しみ。めちゃくちゃワクワクしてます」

――お互いにオーディションを勝ち抜いた猛者たちが集まるわけですが、その点でのシンパシーは感じますか?

岡尾「それこそ『0年0組』を見ていたんですけど、やっぱり自分たちとは違うオーディションの仕方で、審査基準もグループの目的も違って。でも、"同じ目標に向かうオーディション仲間がいる"という環境は変わりないと思うので、そこに関しては親近感が湧きますね」

岩城「僕はLDH系列以外のオーディションをあまり受けたことがない人間なので、そういった意味では、違う境遇でのオーディションを通して、いろんな逆境を乗り越えて登り詰めた方が、どんなパフォーマンスをして、どんなステージでオーラを発揮するのか、すごく楽しみです。だから感覚としては、まだ未知の部分がかなりあるかもしれないです」

――『NEXT VIRAL ARTIST』を担う者として、どんなイベントにしたいですか?

岩城「今回はホール規模ですけれど、いずれアリーナやドーム、スタジアム規模で『NEXT VIRAL ARTIST』が行われるとなった時に、今回の『NEXT VIRAL ARTIST』の第1歩に足を運んでくださった方が、"実はホール公演に行ってたんだよ"と胸を張って言ってもらえるようなイベントにしたいと思ってます」

――伝説の目撃者に。

岩城「そうそう。これからに繋がるイベントにしたいですね」

岡尾「今回、xikersという韓国の方が参加されるんです。今回は大半が日本のグループの方なんですけど、今後『NEXT VIRAL ARTIST』をより大きなライブにするお手伝いがしたいと思う中で、日本だけじゃなく、韓国やタイ、アメリカ、世界でエンターテインメントの次世代を担っていくであろう夢を持ったアーティストが集結して、日本を軸にどんどん成長させていきたいなと。まだ未熟な身なんですけど、そう思っていますね」



『Lolipop』を経て、自我を持ったLIL LEAGUEが、新曲で見せたいこと


――しかも『NEXT VIRAL ARTIST』では新曲が初披露されるということで、どんな楽曲なのか教えてください。

岩城「タイトルは『Beat Loud』です。『NEXT VIRAL ARTIST』に出演するにあたり、『Lolipop』で表と裏の世界観を作った自分たちだからこそ、"次にファンの皆さんにしっかりとパフォーマンスを見ていただく場では、新たな姿を見せたい"という自分たちの気持ちをスタッフさんが汲み取ってくださって、何度も話し合って、一緒に作り上げていった楽曲です。本当にその名の通り、自分たちの新しい色も見えますし、今自分たちが伝えたいメッセージや、デビューから1年経った自分たちが見せられる今を象徴するような楽曲になってると思います」

――ズバリ、聴きどころはありますか?

岡尾「『Lolipop』を経て、僕たちが自我を持って、次に何をしようとしているのかを、『ビートラウド』で感じていただきたいです」

――LIL LEAGUEとしては『LIaL』という意味深なプロジェクトが動き出していますね。

岩城「すごく良いところ突いてくださる。自分たち自身のリアルがどういった意味なのか......今のタイミングだからこそ、表の自分たちと裏で葛藤してる自分たちも見せていける内容になってると思います。LIL LEAGUEをたくさんの方に知っていただいて、より深く好きになっていただくための準備をしてますので、楽しみにしていてください」

Text by ERI KUBOTA




(2024年5月 8日更新)


Check

Movie

Release

デビューから1年経った今だから歌える、シングル『HEAVY GAMER』配信リリース中!
さらに5月8日には新曲『Beat Loud』配信リリース!

Profile

平均年齢16歳、ダンス・ボーカル・ラップをこなす6人組男性グループ。男女総エントリー約4万8000人、LDH史上最大のオーディション「iCON Z 2022 ~Dreams For Children~」を勝ち抜いた。2023年1月11日にシングル「Hunter」で、「オリコンweekly」1位、「Billboard総合ソング・チャート JAPAN HOT100」2位を獲得し、華々しくメジャーデビューを果たす。また、夏には全国ホールツアーを完走し、年末には日本レコード大賞新人賞にも輝きデビューイヤーを締めくくった。2024年2月28日には1stアルバム『TRICKSTER』を、そして5月には、これからの音楽シーンに風穴をあける次世代のアーティストが大集結し、全国各地を対バン形式で廻る『「NEXT VIRAL ARTIST」supported by 日本テレビ』に出演する。まさに次の時代を担う若きアーティスト。

LIL LEAGUE オフィシャルサイト
https://lilleague.jp/


Live

『NEXT VIRAL ARTIST』

チケット発売中 Pコード:269-132
▼5月27日(月) 18:30
オリックス劇場
全席指定-9350円
[出演]LIL LEAGUE/龍宮城
※6歳以上有料、5歳以下入場不可。
※チケットは、インターネットでのみ販売。1人4枚まで。チケットの発券開始は5/14(火)10:00以降となります。
[問]サウンドクリエーター■06-6357-4400

チケット発売中 Pコード:269-136
▼5月28日(火) 18:30
オリックス劇場
全席指定-9350円
[出演]OCTPATH/WATWING/WOLF HOWL HARMONY
※6歳以上有料、5歳以下入場不可。
※販売期間中はインターネット販売のみ。1人4枚まで。チケットの発券は5/25(土)朝10:00以降となります。
[問]サウンドクリエーター■06-6357-4400

チケット発売中 Pコード:269-136
▼6月9日(日) 17:00
和歌山県民文化会館 大ホール
全席指定-9350円
[出演]KID PHENOMENON/SUPER★DRAGON/WOLF HOWL HARMONY
※6歳以上有料、5歳以下入場不可。
※販売期間中はインターネット販売のみ。1人4枚まで。チケットの発券は6/6(木)朝10:00以降となります。
[問]サウンドクリエーター■06-6357-4400

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