ホーム > インタビュー&レポート > キャリアも年も重ねた4人が集う 新バンドName the Night、始動! 山森大輔がメンバーと挑む、“音楽制作のDIY”
みんながキャリアを重ねて
すごく満ちている
――Name the Nightというバンドの活動は、Instagramでの覆面的スタートのような形で詳細を明かさず、満月の夜に音源を発表することを軸にひっそりと始まりました。それが11月12日に埼玉で行われた『麦ノ秋音楽祭2023 #seeds』への出演を機に、誰がやっているバンドなのかというところが明かされたところで今日のインタビューとなりました。まずは情報が解禁されて、どんな反応が届いているでしょうか。
「イベントでMCの方にメンバーを発表していただいて、その瞬間に情報解禁となりました。SNSで反応がもらえるので、喜んでもらえているのが直接届くのはすごい時代だなと感じていますね」
――情報解禁がライブ会場だったということで、その場にいた方たちはどんな...。
「イベントだったし僕らのことを知っている人ばかりではなかったけど、なにかめでたいことが起こっているんだろうなと察知してくれる音楽ラバーが集まっていました」
――ということはピンポイントでName the Nightを見に来た人は少数派だった?
「そうですね。ただ、SNSで僕らをキャッチして見にきてくれた人がいたのもリハの時から感じていました。このプロジェクトの構想が始まってから1年半ぐらい準備してきたので、ようやくこの日を迎えられたという感じはありました」
――初ライブ、いかがでしたか?
「メンバー3人が素晴らしいミュージシャン揃いで、もちろんリハはしてきましたけど本番のグルーヴの出し方というか、メンバーの本番での本気を見た気がして、僕が極上の気分でしたね」
――デビューライブでは何曲披露されたのでしょう。
「8曲ですね」
――8曲!? リリースされたシングルが2曲と、インスタで公開されている曲が2曲、その他インスタではカヴァーを披露されていますが...。
「それ以外にも曲はできているので、その8曲を披露させていただきました。せっかくまたバンドができるチャンスを得たので、ポロポロとやるのではなく、しっかりボリュームあるアーティスト像を作り上げてから走り始めたいなと思っていたので、それが実りました」
――先ほど「メンバー3人が素晴らしいミュージシャン揃いで」とおっしゃいましたが、山森さんからメンバーのご紹介をいただいてもいいでしょうか。
「はい。まず身近な存在の畠山拓也は、僕が学生時代からやっていたバンドのSKA SKA CLUBのメンバーであり、そのあと一緒にメジャーデビューを経験したROCK'A'TRENCHのメンバーでもあります。18歳からの付き合いですね。ちなみに彼とはROCK'A'TRENCHのあと、別々の道を行っていたんです。でも自然と現場で顔を合わせることがあったり、また一緒にやりたいねと話をしていました。そして(伊地知)潔くんは言わずと知れたASIAN KUNG-FU GENERATIONのドラマーですが...僕が6〜7年ほど前に東京から湘南に移住したんですね。偶然そのエリアに潔くんも元々住んでいたんですよ。でも彼と出会ったのは実は大阪のJANUSで」
――大阪?
「PHONO TONES(伊地知が属するインストバンド)と僕が対バンをして、その打ち上げで"湘南に住んでるよね?"って盛り上がって。リアルご近所さんです。そして最後はベースのMIYAくん、彼は関西出身でRhymescientistというバンドでデビューして、そのバンドが終わってからは、スタジオミュージシャンとしてベース一本でがっちり音楽と関わってきた人です。僕がプロデュースしていたアーティストのバンマスとして出会ったんですけど、力量も統率力も、人柄もいいスーパープレイヤーで、他の現場にも来てもらったりして。一緒にやりたいとずっと思っていた人でした」
――その4人が集まってバンドをやることになるというのは、どこから始まったのでしょうか。
「ROCK'A'TRENCHが休止になって、僕はソロをやりつつ、音楽制作やプロデュース、ディレクションワークに興味が湧いて、一度突き詰めてみることにしました。一度そっちに振り切って音楽に向き合ってみて、ブラックボックスの中を見た! と思って」
――と、言いますと?
「録ったはいいけど、その先のミックスはどうなっているの? とか、マスタリングの作業ってどんなことをしているんだろうとか、弦のアレンジ、ブラスアレンジなんかも仕事でやりながら勉強する時間がしっかり取れたんです。そこに向き合ったことで、CD工場に納品するデータの作り方までマスターしまして」
――え、すごいです...。
「これは楽しい。でも自分が骨を埋めたいのは、ここじゃないということにも気づきました。もっと言うと、バンドがやりたくて音楽を始めたということを再確認することにもなりました。そういう気持ちはあったけど、40歳も超えてまたバンドをやるのは簡単なことではなくて、やるならちゃんとたくさんの人に届けられる形にしたいと思って慎重になっていました。そんな中で仲良くしてくれる潔くんも素晴らしいプレイヤーだし、一緒にやれたらいいなと思いつつ、日本を代表するロックバンドの人だしなぁと」
――ひとつバンドをがっちりやられているわけですし。
「そう。アジカンはもう音楽の教科書に載るべきだと思っているぐらい素晴らしいバンドですし。そんな中でも潔くんが声をかけてくれてセッションをしていた流れで、地域の秋祭りに一緒に出てボブ・マーリーのカヴァーをやったりして」
――いいですね。ご近所らしくて。
「そのうち一緒にバンドできるのかな? と思い始めてふたりで飲んでいる時に話してみたら、やろうよ! やりたいと思ってたんだよ! と言ってくれて」
――おおっ。告白大成功!
「そう。それと並行して畠山とも新しい音楽の表現の形や、サンプラーやシンセの新しいオーガニックな使い方みたいなもの、いいと思うジャンルの音楽について話していて。すごく同じようなことを考えているなと思ったので、一緒にやらない? と。そしたら潔くんと畠山も意気投合してくれて」
――じゃあ、こんな音楽がやりたいからこのメンバーを集めましたではなく、この人たちと一緒に音楽がやりたいからそこから曲も探っていこうと。
「どちらかというよりほぼ同時並行みたいなイメージですかね。音楽の表現のジャンル的なものはずっと考えていました」
――思い描いていた音楽のジャンルというのは...。
「この年になればいろいろなことができるようになっているので、いろんな候補がありました。最初は荒々しいギターロックみたいなこととか、本当に候補はたくさん。でも最後に残ったのが今のName the Nightの音楽の形と、もうひとつはネオ・レゲエバンドだったという(笑)」
――ええっ! 意外な方向性!
「ネオ・レゲエバンドは、ビリー・アイリッシュがヘビーなレゲエをやったら...みたいな曲をスケッチしていて。いいんだけど、僕の人格とちょっと離れすぎていて、むむむ...と。で、Name the Nightとしてはバンドサウンドでオルタナ、インディーロックにヒップホップが混ざっているような世界観を考えているという感じです。その音像が見えてきた途端に、溢れ出すように曲が作れました」
――バンドとしての音像が見えてきた後に、今バンドのコンセプトとして掲げられている「全ての夜に名前をつけていく」というワードが出てきた感じなのでしょうか。
「そうですね。サウンドができ始めてから、僕の家でセッションをするようになりました」
――ご自宅にスタジオがあるんですよね。
「はい。MIYAくんが入る前、メンバー内でグループLINEがあったんです。グループ名に『命名前夜』と付けて。その時代が数ヶ月あって、最初に畠山がNaming the Nightsという名前を提案してくれて、略したら「ネムナイ」なんて、超ポップじゃんって。でもingが付くと切り取り感を強く感じたので、ingを外してName the Nightを提案したら、いいねとなりました」
――やりたい音楽の印象が夜というのは、始めからあったんですね。
「夜は最初からキーワードになっていましたね。僕がゼロをイチにするべくデモを作って、それを畠山や潔くんが、それぞれこのデモをこんなふうに育てたらどう? とディレクションしてくれるんです。そうやってみんなで肉付けをしていく中で、"満月の夜に曲を出していくのはどう?"というアイデアも生まれました。ホント、それいいじゃんの連続でバンドが進んできた感じですね」
――その進み方は、今までやってきたバンドにはない感じですか?
「いや、今までのバンドよりも格段に"それいいじゃん"って感じが強いですね」
――感覚の共有がすごくできているのでしょうね。
「本当にそう思いますし、あとはみんながキャリアを重ねているいい面だと思います。今はすごく満ちているというか、年を重ねてやれることも多い分、フリーハンドで素材だけドンと置いてどう? って。今日釣った魚なんだけどどう? みたいな感じ」
――それぞれのメンバーが素晴らしい調理法を持っている。それはやっていておもしろいでしょうねぇ。
「めちゃめちゃおもしろいんです。自分の素材が絶対に化ける信頼感があるし、おもしろい化け方をすることがわかっているというのはすごいです」
――その他、メンバーと一緒に音楽制作をする上で、絶対的信頼に値する! ということはありますか?
「音楽を作るにあたって、お互いの意見が悪い作用を及ぼすことが絶対にないということですかね。みんなが質の高いアイデアを、愛情を持って出してくれる。だから猛烈に信頼できますね」
音楽制作をDIYすることが
新バンドのキーワード
――そしてこのName the Nightに関しては、スタートの際のバンドや曲の発信方法が少し変わっていました。このアイデアでは、何を狙っていたのでしょう。
「全員それぞれ音楽活動をしている中で、Name the Nightとして表立って活動を始められるのが早くても11月のイベント出演のあたりだということはわかっていました。そこから前倒しする形で告知ができない関係もあったので、下手すると本格的な活動は2024年にずれ込む可能性もある。それよりも11月にイベントに出演するために、できるだけ早く動き出しておくためには、インスタを使って発信しておくのはいいアイデアだなと。コロナも経験したので、悠長なことを言っているとまた事情が変わってしまう可能性もある。バンドのその時のムードとして、最短のタイミングで発表したいという気持ちを反映できるのがインスタだったと、僕は思っています」
――今の時代に合った、すごくいい方法ですよね。さらにこのName the Nightの始動に合わせて、自主レーベル『SLEEPY SHEEP RECORDS』も立ち上がりました。自分たちのレーベルを持つということにどんな意味があるのでしょうか。
「このバンドを始めた当初から、DIYはすごく大きなキーワードでした。僕は音楽制作を始点から終点まで担えることが強みだし、畠山はさらに制作のもっと踏み込んだディレクションワークができる。潔くんもいちドラマーには留まらないたくさんのアイデアを持った音楽制作ができるし、極め付けにMIYAくんはベースに加えてマニピュレーターもできちゃうんです」
――すごっ。
「ホント、ちょっと異常な人で(笑)」
――つまり、他の人に任せる必要がない...?
「そうなんですよ! アートワークだって畠山もMIYAくんもできるし、ショート動画は潔くんも作るし。音楽だけじゃないクリエイティブもできるから、せっかくそういう個性があるなら生かそうと。すみからすみまでメンバーによって作られている音楽を味わってもらいたいというコンセプトですね」
――それは既存のレーベルではできないことなのでしょうか。
「そもそも既存のレーベルにお世話になる必要がないんです。できないことを補ってもらうのがレーベルでもありますから」
――なるほど。所属アーティストは増えることも?
「今のところ予定はないですけど、将来的にそうなったら最高ですよね。Name the Nightが成功した証でもありますから。僕らのレーベルから新人を出すことはまだ考えていないけど、Name the Nightはクリエイター集団という側面もあるので外のお仕事はしたいなと思っているし、僕が曲を作って潔くんがドラムを叩いて、MIYAくんがベースを弾いているという曲は実はもう何曲かあって提供もしているんです。Name the Nightとしての打ち出しはしていませんが」
――クリエイター集団という言葉を聞くと、すごく納得できます。Name the Nightはまず11月13日にファーストシングル「COASTLINE 〜bedroom ver.〜」がリリースされまして、28日にもセカンドシングル「Strange World 〜bedroom ver.〜」がリリースとなりました。すごく気持ちのいいバンドサウンドが印象的な1曲目と、シンセサイザーの音が心地よいダンスミュージックな2曲目で、すごくコントラストの効いたリリースだと感じました。まずはこの2曲に関して、ご紹介いただけますでしょうか。
「はい。「COASTLINE」は134号線という海岸線を日々運転するんですけど、その時に焼きついた風景を疾走感ある80'sやインディーロック的なサウンドで表現したいと思ってスケッチした曲です」
――私たち西に住んでいるあまり湘南を知らない人間も、すぐ想像できる湘南の風景が広がるような爽やかなサウンドでした。
「あ、それはうれしい! 最初はメロディーだけがある状態だったんです。どこかに134号線という言葉を入れたかったんですけど、あれ? 一言めに入るじゃんと思って。頭に入れて送ったら潔くんが超喜んで反応してくれたのはうれしかったですね」
――対して2曲目の「Strange World」はまた違ったアプローチで。
「これはサウンドから作った曲で、シンセのプリセットをこれはいい音だなとか音色を切り替えながらいろいろ遊んでいて。音色から触発されることも多くて、そうやって手が勝手に遊んでいるうちにメロディーが勝手にできていくという。実はこれまで何曲かできていた中では、この曲が一番ダンスミュージックに振っていた曲でした。まずひとりジャムセッションみたいな形で曲の種を作り、その時はドラムとかも入れずに口ドラムでラフなスケッチにしておいて最低限のものだけ作ってメンバーに聞かせると...」
――思いもよらない変化を遂げる。
「そう。最初から四つ打ちにするとアレだから、最初はこんな感じにしてみない? とちょっとトリッキーなビートを入れてみようという潔くんに、忘れないうちに録らせて録らせて〜って。潔くんは同じことを続けてやるのが苦手な人なんですよ(笑)。でも2回目は1回目を超えるアイデアが出てくるので刺激的です。そういうことを重ねていると、すごくいい意味でのピュアなバンドのやり方だなぁと思います」
――今回リリースになった2曲に加えて、インスタ上では「marginal」と「No Stress」の2曲が公開されていますね。
「リリースしていない2曲には表記されていないけど、全て~bedroom ver.~なんですね」
――11月リリースの「COASTLINE」と「Strange World」にもサブタイトルとして~bedroom ver.~と表記されています。これは?
「これは僕の自宅兼プライベートスタジオであるBedroom Studioで作った音源で、実は本チャンの音源ではないんです」
――え、今回リリースの2曲もですか?
「はい。この後ちゃんとスタジオで生ドラムを録って、歌も録りなおして、本チャンを出す予定なんですよ」
――ということは、自分のスタジオでやれることにはある程度限界があるということですか?
「そうなんです。アレンジのやりたい内容はもうフィックスしてあるので、本チャンになったとしても、どこが変わったかわからない人もいるぐらいかもしれません」
――今回bedroom ver.をリリースした意図というのは。
「これも、やっぱりちょっとでも早くみなさんにお届けしたかったということです。いわばデモですよね。昔はデモなんて人前に出すものではないという考え方だったんですけど...」
――でもこのbedroom ver.は、デモの範疇を超えてますよ!
「(笑)。これはこれで初期衝動のあるいい音源だと僕らも思っていて。自分たちのレーベルから発信するわけだし、いいものができたら早くお届けしようというのが僕らの気持ちです」
――本チャンがリリースされたら聞き比べるのも楽しいですよね。
「それも楽しんでもらえるんじゃないかなと思えました」
――そういうことだったんですね。最初にリリースされる作品に〜ver.と付くのも珍しいなぁ、何を意味しているのだろう? と思っていました。
「そう。今までシークレットでやってきたから、こういうことをお話しする機会もなかったんです」
――なるほどー! ...すみません、ひとつ個人的にお聞きしたいことがあるんです。「COASTLINE」を初めて聞いた時に、鳥肌が立ちまして。SKA SKA CLUBの「Santa Monica」入りと同じなことに感動しました。
「あ、ドラムから始まるところ? はいはいはいはい! 言われてみれば!」
――SKA SKA CLUBを聞いてきた世代としては、「なんだこりゃあ! 歓喜!」と思いました。
「はいはいはいはい!」
――右のイヤフォンで「COASTLINE」を、左のイヤフォンで「Santa Monica」を再生して、ぎゃー! 曲の入りおんなじ! って。
「それはマニアックな聞き方! あははは! 確かに! 全く意識はしていませんでした! 偶然みんなでセッションしていて、ドラム先行がいいな、いいね〜という形で決まった感じでした」
――あ、たまたまなんですね〜。「Santa Monica」の歌詞に、今日の終わりまで運転するという歌詞があって、「COASTLINE」では朝焼けまで帰れなくていいと言っているし、20年以上の時を経て曲がリンクしている、わわわ〜と思っていたのですが(笑)。
「いや、本当にたまたまですけど、それを発見してもらえてうれしいですね。これは畠山に伝えないと」
――ぜひ、これを読んだみなさんにも2曲を一緒に聞いてみてほしいです。曲の始まりなので、すごく聞き比べやすいですので!
「実は「Santa Monica」は、僕が最後にSKA SKA CLUBに加入して、最初に書いた曲なので、それがName the Nightとして最初に出した曲とリンクするというのはすごく感慨深いですね」
――「Santa Monica」にしろ、「COASTLINE」にしろ、山森さんの中には海辺の風景がすごく根本にあるんですね。
「海って同じ風景が二度となくて、毎日見てもその瞬間に心が洗われるんですよね。それがすごく幸せで離れられないんです。湘南はすごく自由の風が吹いているイメージで、オルタナティブな生き方に飛び込むことを恐れない人たちがたくさんいるなと思います」
――そこに住むことがなければName the Nightもなかった?
「うん、間違いないですね。潔くんとご近所にならなければなかったことなので(笑)」
――うんうん、ですよね。そして楽しみなのが、12月9日、大阪・西長堀のcafe Room+でのName the Nightのアコースティックライブです。
「これは『Before the Dawn Special Event』というタイトルが付いているのですが、"Before the Dawn"というのは夜明け前という意味なんです。本当のワンマンをやる前に、めちゃくちゃお客さんとの距離が近いcafe Room+で、曲もやるけれど、僕らの成り立ちをお話しできたらと思っています。そういうトークを行うのは最初で最後にするつもりなのですが、ファンミーティングのようなイメージで、来てもらうみなさんに初期のコアファンになっていただこうと。僕らの物語を一緒に見てくれる旅の仲間を作りたいというコンセプトです」
――めちゃくちゃ素敵ですね。そして年明けには、横浜THUMBS UPでKeishi Tanakaとのツーマンライブが控えます。
「Keishiくんとできるのはうれしいです。彼のライブは本当に素晴らしいから、見られるのが楽しみということと、僕らはこの間ライブでデビューさせてもらって超楽しかったので、とにかくたくさんライブがしたいんです。たくさんライブで新しいチャレンジを研ぎ澄ませていきたいなと思っています。今後は、イチ新人バンドとしてName the Nightをたくさん知ってもらうべく、いろんな場所でライブをして新曲をコンスタントに作って、ネットでもリアルでも分け隔てなく邁進していけたらなと思っています」
Text by 桃井麻依子
Photo by 山下貴史
(2023年12月 1日更新)
1st Single
「COASTLINE ~bedroom ver.~」
配信中
2nd Single
「Strange World ~bedroom ver.~」
配信中
ネーム ザ ナイト=山森大輔(Vo&Gt)、畠山拓也(Tb&Sampler)、伊地知潔(Dr)、MIYA(Ba)からなる、鎌倉を拠点に活動する4人組バンド。多彩なキャリアを持つ同世代のミュージシャンたちが「全ての夜に名前をつけていく」をコンセプトに、夜を彩るグッドミュージックを奏でるべく集結。山森の自宅兼プライベートスタジオであるBedroom Studioで全ての楽曲制作を完結させ、デザインや映像制作などもメンバー内で行う“既存の枠にとらわれないDIY”スタイルを基本とし、SNS上で満月の夜にオリジナル楽曲を発表している。今年11月に埼玉で開催された『麦ノ秋音楽祭2023』での初ライブを機に、活動を本格化させたばかり。
Name The Night
オフィシャルInstagram
https://www.instagram.com/name_the_night/
Name The Night オフィシャルX
https://twitter.com/NametheNight
Name the Night「Before the Dawn Special Event」
※アコースティックセット
チケット発売中
▼12月9日(土) 16:00
cafe Room+
前売 4500円 当日 5000円 (別途1ドリンク600円)
※予約申し込み枚数制限:2枚まで
[問]cafe Room+■06-6536-5688
「THUMBS UP presents "FULL MOON SESSION"」
【神奈川公演】
▼1月26日(金)
横浜THUMBS UP
共演/Keishi Tanaka