ホーム > インタビュー&レポート > 『15周年記念コンサート~愛をこめてありがとう~』 来年デビュー15周年を迎える大江裕インタビュー
――今回は、『15周年記念コンサート~愛をこめてありがとう~』を開催するにあたって、いろいろとインタビューをさせていただきます。どうぞ宜しくお願いいたします。
大江:なんでも聞いてくださいね(笑)
――ありがとうございます。早速ですが、以前浪切ホールにお越しいただいた5年前より、随分と痩せたようにお見受けいたしますが...。
大江:はい、痩せました!
――何か心境の変化などありましたか?
大江:以前、浪切ホールさんで10周年記念リサイタルをさせていただいた後に、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めました。それ以降、自粛生活が始まった訳です。それを機に、「何か自分自身を変えてみよう」と思いました。
――心機一転、何をされたのでしょうか?
大江:ちょうどその頃、北島先生から「身体がちょっとだらしない!」と言われ...。やはり、ちょっと傷つきましたねぇ...。そこで一念発起して、ダイエットを始めました。野菜を中心とした「鍋ダイエット」です。これが功を奏し、服も5Lから2Lにサイズダウン。デビュー当時の衣装がまた着られるようになりました。初心に戻った気分ですね。
――そんなにも「鍋ダイエット」の効果があったのですね。
大江:5年前に浪切ホールさんでコンサートをさせていただいた時はお腹周りなど貫禄がありました。なんと135kg! そこから1年ちょっとで-40kg!
――それはすごい、痩せることで発声など歌に影響はありましたか?
大江:はい、影響はありました。オペラ歌手と同じで、僕も声を身体全体で響かせるタイプです。でも、身体が痩せると喉の筋肉も痩せてしまいます。今まで通りには歌えなくなり、再び元の声量に戻すのが大変でした。
――ということは今後、声の為にあえて体重を増やしたり、今以上に痩せたりされるのでしょうか?
大江:いえいえ、これ以上は痩せるのも太るのも、健康のために止めようと思います。今年で満33歳。自分自身の健康に気を付けないといけない年齢になってきましたので。
――自粛生活中、ダイエット以外に気持ちの変化はありましたか?
大江:はい、コロナ禍はホールの方も大変だったと思います。コンサートが中止になったり、延期になったり...。やはり歌い手も同様でした。もう中止になることがほとんどでしたね。
――そうですよね...。
大江:コロナ禍でコンサートの中止や延期が相次ぐ中、北島先生に「僕、辛いです、休みが辛いんです!」と今の気持ちを正直にお伝えしました。すると北島先生から「お前、違うよ。休みを仕事だと思いなさい。休みを仕事だと思えば、CDを聴きなおすなど家でいろいろなことができるぞ。」と仰っていただきました。お陰様で楽観的に考えられるようになり、この辛いコロナ禍を前向きに歩くことができました。
――では最後となりますが、岸和田市の観光大使でもある大江さん。15周年記念コンサートに向けての意気込みやメッセージをいただけますか?
大江:はい。上京する時に、大好きな祖父から「(故郷に錦を飾るまで)帰ってくるな」と送り出されました。その時、「生まれ育った岸和田で、コンサートができるような歌手になるんだ」と決意しました。同じように僕のショーを観て、"演歌歌手になりたい!"と思ってもらえると嬉しいですね。生きていれば辛いこともたくさんあると思いますが、「今は辛いけど頑張ろうな」という気持ちを、歌で精一杯伝えていきたいです。
――大江裕さん、ありがとうございました。
(2023年9月21日更新)
10月14日(土)一般発売 Pコード:250-955
▼2024年2月18日(日) 16:00
南海浪切ホール 大ホール
S席-6000円 A席-5000円
※未就学児童は入場不可。
[問]浪切チケットカウンター
■072-439-4915