ホーム > インタビュー&レポート > ストレイテナー、SCANDAL、NEEら全6組が登場 3回目の「GOOOOOON!」が開催
まずイベントの序盤を盛り上げたのは、2組の若手ロックバンド。全員20歳の若さを誇るConton Candyは、女の子の心境を綴った甘酸っぱい新曲「ファジーネーブル」をはじめとするナンバーを突き刺さる歌声のボーカルや双子のリズム隊が作るビートで鳴らし、同世代の共感を集めて一番手の役割を十分に果たした。
そのバトンを受け取った昨年結成したばかりのサバシスターは、自身の体験から生まれた「スケボー泥棒!」やじわじわと胸に迫るロックバラード「しげちゃん」などで、日常も普遍も人間味あるロックに昇華して老若男女を魅了。MCも含めて両者ともに青くまぶしい姿で存在を大いにアピールしていった。
これに続いたのは、今年、結成25周年&メジャーデビュー20周年のストレイテナーと、デビュー15周年&ガールズバンド活動最長ギネス記録に挑戦中のSCANDALというベテラン勢だ。ストレイテナーは久々の新曲「246」のほか、キラーチューンの「Melodic Storm」と「シーグラス」も惜しみなく披露。熟練のバンドサウンドは圧倒的な表現力で、重厚感も疾走感も、美しさも気だるさも伝え、全世代の目と耳を釘付けに。
SCANDALも「瞬間センチメンタル」、「会わないつもりの、元気でね」といった代表曲から新曲「Line of sight」までをプレイ。変わることのないみずみずしさと、年月を経て増す迫力や躍動感でオーディエンスを存分に沸かしたうえ、可憐なステージングで笑顔も量産した。
また、夕方の会場を熱くしたのはヤングスキニーで、今春発表のメジャー1stアルバムの世界を濃厚に体現。日々を赤裸々に描く「ゴミ人間、俺」や情感たっぷりの「美談」などで、人々を彼らの音楽に没入させた。かやゆー(vo&g)の放つ言葉に力を得た若い世代も多かったことだろう。
そして注目のトリはNEE。この日は大樹(ds)の誕生日で、くぅ(g&vo)による大樹の"顔面ケーキ"のほか、何かといつもと異なる場面もあったが、「不革命前夜」や「第一次世界」の人気曲を立て続けてボルテージを上げただけではなく、日没後のムードも味方につけながらジャンルレスに多彩な音像で展開。アンコールの「万事思通」まで勢いよく駆け抜け、フィナーレを華やかに飾ってくれた。
途中、MCでストレイテナーのホリエアツシ(vo&g)が"気になってたバンドと出られて楽しかったです"と、さらにSCANDALのHARUNA(vo&g)が"Cotton Candyのみんなが、コピーしてました!ってあいさつしてくれて......"と話したように、来場者にとっても出演者にとっても「GOOOOOON!」は年齢やキャリアを越え、グッドミュージックをつなぐイベントになっている様子。来夏、第4回の開催に期待が高まるばかりだ。
なお今回の詳細なライブレポートはGREENSモバイルサイトにて公開中だ。
GREENSモバイルサイト
https://artistblog.jp/blog/artistsite/greens_repo/details342545.html
※スマートフォンからのみ閲覧可能なサイトになります
(2023年7月27日更新)
『GOOOOOON!』
2023.7.2 Sun at 大阪城音楽堂
Conton Candy
M1. 音の鳴る方へ
M2. 102号室
M3. envy
M4. ファジーネーブル
M5. 執着
M6. ロングスカートは靡いて
M7. 好きなものは手のひらの中
サバシスター
M1. スケボー泥棒!
M2. アイリー
M3. ヘイまま!プリーズコールミー
M4. しげちゃん
M5. ジャージ
M6. ナイスなガール
M7. タイムセール逃してくれ
M8. サバシスター's THEME
ストレイテナー
M1. 吉祥寺
M2. タイムリープ
M3. 彩雲
M4. 246
M5. From Noon Till Dawn
M6. Melodic Storm
M7. シーグラス
SCANDAL
M1. 瞬間センチメンタル
M2. 会わないつもりの、元気でね
M3. 最終兵器、君
M4. Line of sight
M5. Image
M6. テイクミーアウト
M7. one more time
ヤングスキニー
M1. コインランドリー
M2. ゴミ人間、俺
M3. ヒモと愛
M4. 美談
M5. 本当はね、
M6. らしく
M7. 憂鬱とバイト
NEE
M1. おもちゃ帝国
M2. バケモノの話
M3. 不革命前夜
M4. 第一次世界
M5. ボキは最強
M6. アウトバーン
M7. 月曜日の歌
M8. DINDON
EN. 万事思通
<サバシスター>
Live House Pangea presents 「新世界FESTIVAL 2023」
チケット発売中 Pコード:244-725
▼8月20日(日) 12:00
Creative Center OSAKA
一日券-5000円(整理番号付、ドリンク代別途要)
[出演]愛はズボーン/アフターアワーズ/Wienners/ENTH/GARLICBOYS/くだらない1日/クリトリック・リス/サバシスター/SHADOWS/ステエションズ/dustbox/downt/DENIMS/DeNeel/ドミコ/ナードマグネット/NOT WONK/Bye-Bye-Handの方程式/ピーズ/Blue Mash/FATE BOX/ベルマインツ/POT/the myeahns/ムノーノモーゼス/Liaroid Cinema
※小学生以下は保護者同伴の元入場無料。中学生以上は有料。
※OPEN/START時刻を変更する可能性がございます。その際の払い戻しは行いません、予めご了承ください。
※今後ガイドライン等の変更によりご案内に変更が出る可能性がございます。
※出演者の変更・キャンセルによる払戻しはいたしません。
[問]GREENS■06-6882-1224
<ストレイテナー>
チケット発売中 Pコード:241-637
▼10月15日(日) 17:30
日本武道館
一般指定席-8500円 U-23指定席-6500円
※小学生以上はチケット必要。U-23指定席は公演当日に23歳以下のお客様用のチケットになります。ご入場時、身分証の確認を行います。身分証の確認が取れない場合、一般指定席との差額\2,000をお支払いいただきます。
※チケットは、インターネットでのみ販売。店頭での販売はなし。1人4枚まで。チケットの発券は、10/10(火)10:00以降となります。
[問]ホットスタッフ・プロモーション
■050-5211-6077