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あなたに寄り添うお守りのような12編の歌がつまった
5thアルバム『New Neighbors』を携え
現在全国ツアー中のHomecomingsにインタビュー

今年デビュー10周年を迎えたHomecomings。彼らは現在、2年ぶりのニューアルバム『New Neighbors』を携えた全国ツアーの真っ只中。新作にはアニメ『君は放課後インソムニア』エンディング曲になっている『ラプス』や、くるりの岸田繁をピアノ&ストリングスアレンジに迎えた『光の庭と魚の夢』(ドラマ『ソロ活女子のススメ3』エンディング曲)など珠玉の全12曲を収録。90年代ポップパンクやインディーロックなど4人のルーツを発展させた音作りと、誰に話すでもなく抱えている気持ちをただ隣に座って聞いてくれるような人肌の温もりを感じる歌。そんなたくさんのワクワクと限りない優しさが溢れた新作を通してHomecomingsが伝えたいことや、「今めっちゃ面白い!」と語るツアーについて畳野彩加(vo&g)と福富優樹(g)に話を聞いた。

10年経っても変わらない4人でバンドを続けられてよかった

――まずはデビュー10周年おめでとうございます。

畳野彩加福富優樹「ありがとうございます!」

――あらためて振り返って、感慨みたいなものはありますか?

福富「"10年絶対に続けよう"とかの目標を設定しないで続けてきたバンドなので、シンプルに"友達であり続けられてよかった"っていう10年なのと、たとえば2016年頃のまだ英語詞でやってた時に自分たちの周りがちょっと盛り上がった時期があって、あの時にメジャーデビューしてたら今とはまた違っただろうなって。日本語詞に変わったりバンドが変化し続けるタイミングで10年を迎えられて良かったなと思います」

畳野「気づいたら10年だったっていう感覚だけど、メンバーも4人で変わらず、たぶん4人とも今ストレスなくバンドを続けることができていて、それは周りの人たちのおかげで続けられたことがいっぱいあって。いろんな状況が変わってもHomecomingsを支えてくれる人がいっぱいいたから10年続けてこれてありがたい気持ちがありますね」

――京都新聞のイメージキャラクターを務められたことは特に印象深いです。2018年でしたね。

福富「それが5年前で、(10年間の)半分って考えると、コロナだったこともあって3年分ぐらい感覚が飛んでる感じがしますね。京都新聞もそうだし、バンドで大きなフェスに出るとか彩加さんがASIAN KUNG-FU GENERATIONの曲やくるりの曲に参加するとか、そうやって毎年毎年続けていける原動力になるような嬉しいことがありましたね」

――そういう日々を経て約2年ぶりのアルバム『New Neighbors』が4月にリリースされました。制作はどんなふうに進んでいきましたか?

福富「コロナで制作環境が変わって、4人ともある程度宅録で作れる環境が整ったことが制作面では意外と大きな出来事で。前作(『Moving Days』)からそういうやり方をしていて、4人それぞれがパソコンで作業ができるようになると、ちゃんと4人で演奏している感じになれてチグハグ感がなくるんですよね。真逆のことのように思えるけど、そういうやり方ってバンド感が損なわれると思いきや、僕らの場合は意外とバンド感が増すというか。4人それぞれの理解が深まって、これまでなんとなくの感覚でとらえていたことも画面上で確認し合ったり、小さな音符の1つ1つで各々がより感じるようになれて。10年目にしてめちゃくちゃ面白いことが始まったなって感じがしていて」

――それぞれがパソコンに向かって制作するやり方で、バンド感が増す。面白いですね。楽器を鳴らさなくても共有できたり、お互いに"こういうことがしたいんだな"ってわかったり。

福富「一番スムーズなやり方がこれだということに10年目にしてやっと気づけました(笑)。ふだん4人で喋っている時も音楽の話をするから、その流れで"このままスタジオ入って作る?"ってなったりするんだけど、いざスタジオに入ってみるとなんか...、ね?やりたいことを言葉でコミュニケーションするのって難しいじゃないですか? あの曲のこういう感じと、その曲のそういう感じを足してとか」

畳野「そうやってイメージを作っていくのに時間がかかったり、それを伝えて4人が理解するまでにもある程度時間が必要で、その結果イメージ通りの曲にならなかったりすることもあって。それぞれが家でデスクトップ上で作るようになって、イメージ通りに自由にコントロールできることも多くなって広がりが増えたというか。"ちょっと違うけどこれで行くか..."みたいな気持ちをうっすら残したまま進むんじゃなくて、"これが良い!"というところまで今回のアルバムで追求できたのは、今の方法だったからかなって。革新的なやり方ではないし、最初からそうやって作ってるバンドもたくさんいるけど、私たちはスタジオで作るやり方が基本になっていたからすごい遠回りして今ここにきました(笑)」

福富「2010年代を全部間違った。いや間違ってないんだけど(笑)」

――1曲目の『ラプス』はアニメ『君は放課後インソムニア』のエンディングテーマ曲になっていますが、原作マンガをご覧になって曲を書かれたんですよね。

福富「はい。アルバム制作の序盤、去年の春頃に作っていました。石川県が舞台の作品で、僕も石川出身で舞台になっている街とは離れているけど、空気感とか夜の空気が澄んでいてなんとなく海の気配もして、夜空に星が見えている...みたいな空気感はめっちゃわかるからそれを曲にしようと思って作りました」

――タイアップ曲を作る時は、他の曲を作る時とは違いますか?

福富「気合いが入りますね。曲は主に僕ら2人が作っているんですが、僕が歌詞を書いて曲のイメージを伝えて"こういう曲を作ってください"って彩加さんに発注するみたいな感じの分業制なんですね。『ラプス』も"こういう曲をイメージしてます"とか"Aメロはこの感じで"とか、"サビはこういう感じになったら嬉しいです"って参考にしたYouTubeのリンクを貼った企画書みたいなものを渡して、それを彩加さんが曲にして。僕が歌詞を書く時は、曲のイメージが頭の中にあって"こんな曲があったらいいな。こういう歌詞だったらいいな..."って想像しながら歌詞を書くことが多いですね。『i care』(M-6)は『ソロ活女子のススメ2』に書き下ろしたんですけど、ハッピーなだけじゃない感じとか、自分なりのテーマを1つ設けて――この曲ではケアし合うってテーマで、ドラマの物語にも作用するし自分たちの持っている社会的なメッセージも入れ込む。そうやってちゃんと向き合って作品に最適解を出すことを意識して、毎回燃えるというか気合いが入ります(笑)。作っていて面白いですね」

――それは畳野さんも同じく?

畳野「はい、面白いですよ。昔から映画のサントラとかもめっちゃ好きで、たぶん映像につく音楽がすごく好きなんですよ。エンドロールに流れてくる曲も好きで、どういう音にしたらドラマやアニメを見た気持ちのまま聴いてもらえるかな、どうやったら馴染んでいくのかなっていうのを想像しながら音にしていくのが楽しいですね」

――どの曲も歌詞が先にある作り方ですか?

畳野「後から歌詞を書くものもあるけど、基本はそうですね。今作だと『まばたき』(M-10)と『Elephant』(M-12)、『Shadow Boxer』(M-7)は曲が先でしたね」




周りの友達やお客さんも含めて

手を取り合う横のつながりを歌にしたくて


――Homecomingsの曲には何気ない日々の暮らしの一端がちりばめてありますが、自分はある時食事を作りながら台所で『New Neighbors』を聴いていてすごくしっくりときたのがちょっと嬉しくて。自分の生活にもこのアルバムの場所があるのを感じるのと同時に、たとえば学校や仕事の行き帰りにこのアルバムを聴いたり部屋で本を読みながら聴いたり、楽しみ方は人それぞれですが誰の生活にもこのアルバムの曲たちがしっくりとなじんでいるんだろうなと想像しました。

福富「ありがたいですね。生活があって、それが社会に繋がっているということが自分たちにとっては大事な表現である気はしていて。社会的なことを歌うからこそ視点がギュッと集中したものも描きたいし、大きな物事を歌うことも大事だけど、わかりやすいたとえだと、"差別に反対"という同じ気持ちを持っていても、反対する表現の仕方は人によっていろいろあって良いと思うんですね。誰もがプラカードを掲げて声を上げられるわけじゃなくて、それは性格的なこともあるだろうしその人が置かれている立場的なこともあるかもしれない。けど、そういう意志や気持ちを持っている人たちがそれぞれのやり方で少しずつ社会を良くすることはできるし、その1つとして僕たちは音楽を作ってる。日常と繋がっているところに社会があるというのはすごく意識していますね」

――4人で一緒にいる時もそういう話をしますか?

福富「しますね。それぞれが観た映画や読んだ本の感想を言い合ったり、おすすめし合ったりする中で生まれてくるフィーリングもあるし」

――『US / アス』(M-2)の歌詞にally(アライ=味方、仲間。主にLGBTQ+を理解し寄り添う意思を持つ人を指す)というワードがあります。強い意味を持つ言葉であると思うし、allyでありつづけるというHomecomingの意思がこの曲で表明されています。気持ちを乗せながらも声高に宣誓するのではなく、曲もとても軽やかですがすがしくて、なおかつ踊れる。それがさっき福富さんが言われたHomecomingsの表現の仕方なんだなと思います。ただ、10年前からこういう歌が歌いたいと思われていましたか? 日本語詞は英語詞よりもダイレクトに伝わる分、日本語詞で歌うことにためらいはなかったですか?

福富「バンドを続けていく中でいろんな友達や知り合いが増えて、自分たちの視界が広がっていったんですね。京都の大学の狭い部室から始まって、ライブハウスに出るようになって知り合いができて、京都から東京にライブをしに行くようになって活動の範囲も広がっていく中で、歌いたいことが出てきた...Homecomingsってそういう感じのバンドで。最初の頃は彩加さんが歌詞を書いていてその時は英語詞で、そこにめっちゃメッセージがあるって感じではなかったけど、だんだんと歌いたいものができていった。それが日本語詞になる1つのきっかけだったので、言葉でもっと伝わるものをやりたいなって。そこに至ったのは自分たち4人だけじゃなくまわりの友達の存在が大きかったし、10年続いてきた中で広がってきた横のつながりみたいなものも含めて『US / アス』というイメージがありました。この曲中の英語のナレーションをしてくれているのはBROTHER SUN SISTER MOONのあゆちゃん(惠 愛由)なんですが、彼女も音楽を通じて出会った仲間で、彼女は翻訳の仕事もしていて僕が大好きな本屋さんで買って読んでいた『99%のためのフェミニズム宣言』(人文書院)の翻訳をしたのが彼女だったんです」

――すごい出会いですね。

福富「そうやって自分の周りの友達からいろんなものを受け取ったりして今のHomecomingsの形があるし、自分たちだけがどんどん前に出ていって表現するというよりは横のつながりを大事にして、ときにはケアし合ってみんなで進んでいきたい...っていうイメージがなんとなくあるんですね。集合体じゃないし、みんなが同じ方向を向いていなくてもいいし、お客さんも含めて手を取り合う横のつながりを歌にしたくて、それがアライであるという気はしていて。そういうことや10年間やってきて今があるということを込めた曲になっていると思いますね」

――「これはわたしたちのうた/ひとりでもふたりでもないよ」という『US / アス』の歌詞はそういうことなんですね。畳野さんはボーカルとしていかがですか?日本語詞の曲はダイレクトに歌が届いていることを実感されているんじゃないでしょうか。

畳野「そうですね。『WHALE LIVING』(2018年)から日本語詞に変わって、今回のアルバムもそうですし去年からのシングル4作品(『アルペジオ』『i care』『Shadow Boxer』『光の庭と魚の夢』)を出したあたりから、伝わり方が少しずつ違ってきている感じがあって」

――というと?

畳野「リスナーの人にちゃんと意味が伝わっているというか、私たちが歌いたいと思っていることを理解した上で音楽を聴いてくれる人がどんどん増えている感覚があって。それが『New Neighbors』でさらに広がっている感じがありますね。トミーが歌詞を書いてくれているんですけど、社会的なメッセージを歌っていくこと自体、直接的な言葉を使うこともできるしいろんな手段があると思うんですね。ただ私たちは、救いたいから音楽をやっているわけじゃなくて、自分たちの曲を聴いた人の中で"あ、こういう考えを持っている人がいるんだ"っていう気づきがあったり、世界で起きていることに対してこういう考えを持つ人が音楽をやっていて、その人の曲を聴いた時に"自分もそういう感覚だった"っていう気づきがあったらいい。救いたいとか守ってあげたいとか大きな意味合いというより、"私もそうだよ"って気持ちでトミーが書いた歌詞を曲にしているっていう感覚です。そういう気持ちも4人で共有できているし、『New Neighbors』ではそれをバランスよく表現することができて、自分が想像していたよりも伝わっている感覚がありますね」

――『Euphoria / ユーフォリア』(M-11)と『Elephant』(M-12)のラスト2曲はグッときます。特に『Euphoria / ユーフォリア』の最後の「涙が出そうだよ」の一言に慰められた気がしたというか、"泣いてもいいよ"と言ってもらえたように感じて。それとともに自分がふだん"辛いことがあっても大人だし親だから泣いちゃいけない"と律している節があったなって。もしも同じような感じでしんどくなっている人がいたら"締めている蓋をゆるめてもいいんじゃない?"と言ってあげたい気もして、畳野さんが気づきの話をされましたが自分のそれも気づきの1つなのかなと。

畳野「うんうん」

福富「存在としてのケアみたいなものでありたいということはずっと考えていますね。人と人が一緒にいたら、時にはぶつかってしまうこともあるかもしれないけど、音楽は何も言わずにただそこに在ることができて誰でも手に取ることができる。誰かに連絡して会うことも大事やけど、そこに在り続けて、誰もが手軽にアクセスできて、触れることで気持ちがラクになれる...そういうお守りになれるような曲が12曲入ったアルバムになればいいなということは意識しました」



Homecomingsのライブは今めっちゃ面白いですよ


――優しいし、温かい曲ばかりなんですよね。誰かと一緒にいたいけど、その誰かが思い当たらなくて結局1人でいる時でも『New Neighbors』は変わらずにそこにあって、時も場所も選ばず聴くことができる。今『New Neighbors』を聴いている人もいれば、来年の今頃このアルバムに出会う人もいるかもしれないし、そうやって時間を経て出会ってもこの作品のもたらす作用は変わらないでしょうね。さて、現在このアルバムを携えたツアー中ですが、各地のお客さんの反応はいかがですか?

畳野「今めっちゃ面白いですよ。ライブ」

福富「お客さんたちがみんなすごく踊ってくれて、今までとはガラッと変わったように感じる瞬間もあって。こういうアルバムを出せて、みんながちゃんとアルバムを受け取ってくれているのがわかるツアーがやれています。今まではコンセプトアルバムという感じで作ることが多かったからインストっぽい曲があったりライブでできない曲もあったけど、今回のアルバムはバンドサウンドが前に出ていてライブで聴きたい曲、ライブ映えするような曲が多いので、ライブの雰囲気にもそれが如実に現れていて」

畳野「今まで静かに聴いてくれるお客さんが多かったんですけど、今回のアルバムをみんなすごく聴いて来てくれているし期待を持って来てくれてることもあると思うんですけど、"わーっ!"って声援もすごくて。私たちのお客さんってこんな感じだったっけ?みたいな(笑)。もっと踊ってくれていいんだよって感じです」

福富「彩加さんや僕は今ハウスミュージックにどっぷりだからね(笑)」

――最初に、特に目標を決めないで活動してきたと言われましたが今もこの先の目標は特に設けていないですか?

福富「そうですね。バンドとして具体的にこれを目指しているというのはなくて、それがこのバンドの良さでもあると思うし、その時その時に思い描くことをやっていくのがいいかなって。4人それぞれに夢はあると思うし、僕はスピッツと共演することが人生の夢で、それはまだ達成できていないのでこれからです(笑)。今年久しぶりにフジロックに出演しますが、10周年の年にフジロックのステージに立てるのは嬉しいですね」

畳野「嬉しいね。そうやって目の前にあることをひとつひとつやっていくっていうことがいいのかなと思いますね」

福富「やりたいことで言えば、ワンマンももちろんやるけど、そろそろ対バンイベントがあってもいいんじゃないかなと思っていて。僕らが京都にいた頃は毎週のように味園ユニバースでイベントがあって、僕らはそれで育ってきたし、イベントってバンドの繋がりも見えるしそうやってシーンができていくことも面白いですよね。来年あたりBROTHER SUN SISTER MOONやLaura day romanceとツアーしたりパーティーもしたい。2024年はパーティーとハウスとパンクやな(笑)」

畳野「わお(笑)。久しぶりにパーティーはやりたいよね。ホムカミはその時その時の好きなことをやっていくバンドだと思うから、パーティーもやりたいし、やる時は呼んで欲しいし、"ホムカミってパーティーが好きなんや?"って意外に思う人もいると思うんですけど、そういう動きを引っ張って行けたらいいなと思いますね」

福富「ハウスとパンクの融合、それとパーティー。今後はもっとどんどんそっちに行くような気がするし、それは全部繋がってるんですよ。僕ら天然でやっているふうに見えるかもしれないけど、『New Neighbors』も時代性みたいなものはなんとなく意識しているし、そこは無視していないですね。6月18日(日)の京都MUSEでは新曲が聴けるかもしれないですよ(笑)」

畳野「ハウスとパンクを融合した新曲? あははは、お楽しみに!」

Text by 梶原有紀子




(2023年6月 6日更新)


Check

Release

5th Album『New Neighbors』

【初回限定盤】(CD&Blu-ray)
4950円(税込) PCCA-06195

【通常盤】(CD)
2970円(税込) PCCA-06196

《収録曲》
01. ラプス
02. US / アス
03. ヘルツ
04. 光の庭と魚の夢
05. アルペジオ
06. i care
07. Shadow Boxer
08. Drowse
09. ribbons
10. まばたき
11. euphoria / ユーフォリア
12. Elephant

《Blu-ray収録内容》
Live at Shibuya Club Quattro ”US / アス“ December 25, 2022
01. euphoria / ユーフォリア
02. Here
03. Shadow Boxer
04. Blue Hour
05. HURTS
06. Cakes
07. LIGHTS
08. Songbirds
09.i care

Profile

畳野彩加(vo&g)、福田穂那美(b&cho)、石田成美(ds&cho) 、福富優樹(g)からなる4ピースバンド。これまで4枚のアルバムをリリースし、台湾やイギリスなどでの海外ツアーや、4度に渡る「FUJI ROCK FESTIVAL」への出演など、2012年の結成から精力的に活動を展開。心地よいメロディに、日常のなかにある細やかな描写を紡ぐような歌詞が色を添え、耽美でどこか懐かしさを感じさせる歌声が聞く人の耳に寄り添う音楽で支持を広げている。2017年からはイラストレーター・サヌキナオヤ氏と共同で映画と音楽のイベント「New Neighbors」をスタート。彼女たちがセレクトした映画の上映と映画にちなんだアコースティックライブの二本立てイベントを主催。2018年4月公開の映画『リズと青い鳥』の主題歌や、翌年4月に公開された映画『愛がなんだ』の主題歌を担当。畳野(vo)は、くるりやASIAN KUNG-FU GENERATIONの楽曲にゲストボーカルで参加するなど活動の幅を広げている。2021年5月にメジャーデビューアルバム『Moving Days』をリリース。2022年、Amazon プライム・ビデオ独占配信作『失恋めし』主題歌の『アルペジオ』を1月14日にリリースし、4月にテレビ東京水ドラ25『ソロ活女子のススメ2』エンディングテーマ曲『i care』をデジタルリリース。舞台『ODD TAXI金剛石は傷つかない』の劇中歌『金剛石ヒューマン』を作詞・福富、作曲・畳野が担当。バンド活動10周年に突入した2023年1月にリリースした『光の庭と魚の夢』はくるりの岸田繁がサウンドアレンジで参加。同曲はテレビ東京水ドラ25『ソロ活女子のススメ3』エンディングテーマ曲に。『アルペジオ』以降のリリース作品も収録した約2年ぶりのニューアルバム『New Neighbors』を4月19日に発売。同作を携え現在全国ツアー『Your Friendly Neighborhood Homecomings』を行っている。6月24日(土)東京 下北沢ADRIFTで追加公演が決定。7月30日(日)FUJI ROCK FESTIVAL’23に出演。

Homecomings オフィシャルサイト
https://homecomings.jp/


Live

Homecomings Tour“Your Friendly Neighborhood Homecomings”

【宮城公演】
▼6月10日(土) LIVE HOUSE enn 2nd
【北海道公演】
▼6月11日(日) SPiCE
【福岡公演】
▼6月15日(木) The Voodoo Lounge
【石川公演】
▼6月17日(土) 金沢GOLD CREEK

Pick up!!

【京都公演】

チケット発売中 Pコード:236-380
▼6月18日(日) 18:00
KYOTO MUSE
スタンディング-4500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
学割スタンディング-3300円(要学生証提示、整理番号付、ドリンク代別途要)
※4歳以上は有料。学割チケットは入場時に学生証提示必須、未所持の場合は差額\1,200を徴収します。開催におけるガイドラインをご確認の上、お客様への当日のお願いごとを十分にご周知頂いた上でのチケットお申し込みをお願いいたします。
【新型コロナウイルス感染防止対策ガイドライン】https://smash-jpn.com/guideline
[問]SMASH WEST■06-6535-5569

「TENDOUJI」
チケット発売中 Pコード:243-631
▼7月6日(木) 19:00
京都メトロ
オールスタンディング-4500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
[共演]Homecomings
[オープニングアクト]KENT VALLEY
※4歳以上は有料。
※チケットは、インターネット(PC・スマートフォン)のみで販売。1人4枚まで。チケットは、6/29(木)朝10:00以降に引換えが可能となります。
[問]GREENS■06-6882-1224

スカート/Homecomings/Alborg
「SHIBUYA CLUB QUATTRO 35th Anniversary “NEW VIEW”」

6月10日(土)一般発売 Pコード:244-848
▼8月17日(木) 19:00
渋谷CLUB QUATTRO
スタンディング-4500円(ドリンク代別途必要/入場特典付)
※未就学児童は入場不可。小学生以上はチケット必要。当日学生証提示で1,500円キャッシュバック。
※チケットは1人4枚まで。
[問]渋谷クラブクアトロ■03-3477-8750

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