ホーム > インタビュー&レポート > 3作連続デジタルリリースで バンドの大きな成長と飛躍を満天下に示した リフの惑星メンバー全員インタビュー
"こんなこともできるんだ"という自分達の可能性を広げることができました
――9月に東京で2年ぶりのワンマンがあり、10月は『MINAMI WHEEL 2022』に出演されました。ライブを振り返って、いかがでしたか?
緒方良(以下、緒方)「この2年間、ライブ自体なかなかできない中での久々のワンマンで、自分達なりの成功を収めることができて自信にもなったし、それが『MINAMI WHEEL 2022』にも繋がりました。バンドを始めた頃から憧れでもあったミナホに初めて出演できて、お客さんもたくさん来てくれて、バンドとしても手応えが感じられるライブができましたね」
小林亮平(以下、小林)「僕は前のバンド(The SALOVERS)でミナホは経験しているんですがリフの惑星では初めてで。初めてにしてはすごく良かった...けどもっといけるなって思いましたね」
――7月から9月にかけて『RATATAT』『MUSIC』『FANFARE』が連続配信リリースされました。2019年には12か月連続リリースという偉業を既にやられていますが、今回は既発曲を再編曲、再録音。数ある楽曲の中から今回のリリース曲を選んだ決め手は?
大月優(以下、大月)「『MUSIC』と『RATATAT』の2曲はライブでやらなかったことはないぐらい自分達の代表的な楽曲です。『FANFARE』と第4弾の『BOY』は、今回初めてアレンジャーさんと組んでやることになったのでアレンジして化けそうな曲を自分達の楽曲の中から選びました」
緒方「今ってCDでリリースするだけじゃなくいろんなやり方があるし、自分もそうなんですけど、好きなバンドが毎月同じタイミングに新曲をリリースするとなったらすごく楽しみだし、リフの惑星を聴いてくれる人にもそういう気持ちを持ってもらいたくて1曲ずつリリースしたいなと」
――新曲じゃなく既発曲の再編曲&再録音なのが面白いなと思ったんですが、聴くうちに何となく腑に落ちました。今回のリリース曲はどれも一緒に歌えて踊れて印象的なリフがあって、緒方さんの歌声の表情も豊かで、そういったバンドの持ち味が凝縮されている。これからリフの惑星を知るリスナーにとっては、まずはこの曲を聴いておけば間違いないという楽曲達なのかなと。
緒方「そうですね。そういうふうに感じていただけていることを知れて、今すごく嬉しいです(笑)」
――(笑)9月まで3作連続リリースして、どんな反応が届いていますか?
小林「反応は上々ですね。7月の『RATATAT』、8月の『MUSIC』は自分達のオリジナルアレンジをより詰めて発表して、9月の『FANFARE』はバンドにとって初めてアレンジャーとしてakkinさんが参加してくださって。『FANFARE』は特に、自己紹介としてはすごくいい曲になったと思いますし、新しいリフの惑星というか今まで聴いてくれていた方にとっても、いい感じの新鮮さというか今までにない感触があったんじゃないかなと思います」
松丸怜吾(以下、松丸)「12か月連続リリースをした時はDIY精神というか、自分達でスタジオを借りて3時間でドラムを3曲録って別のスタジオでギターとベースを録って...みたいに低予算で急ごしらえしたところもあるし、ミュージックビデオも自分達で撮ったから4人で写ってるカットがほぼなかったりして(笑)」
大月「常に誰かが撮ってるからね」
松丸「そう(笑)。そういうサウンド面、映像面のあらが目立つところもあったんですけど、その音源があったことで現マネージャーさんに見つけていただいたりもして。今回のリリースに関しては、最初にレコーディングした時より2、3年経って上達した部分とか、4人で過ごしてきた時間を経てアレンジや音が変わった部分もあるので、今の4人で改めてちゃんと録り直して"これが今の我々です"という、より多くの人に好きになってもらえる形で出しましょうと。実際に『RATATAT』はミュージックビデオの反響もあったり、サウンド面では今まで聴いてくれていた方からも音が良くなったねとか、アレンジ変わってかっこよくなったねって声もいただいていて」
――そうなんですね。
松丸「アレンジャーさんに入っていただいたことで、自分達だけでやっていた時にはなかった視座が得られたという点では成長も感じましたし、これまでやってきたことに一区切りついてここからまた新しく踏み出そうという意味もあっての既存曲のリテイクであると僕は思っていて。今までやってきたことを踏まえつつ、ここからまた頑張って行こうと一歩踏み出すようなイメージで捉えています」
――『RATATAT』はキンクスの『ユー・リアリー・ガット・ミー』へのオマージュを感じる曲で、そういう音楽への愛とリスペクトが曲に溢れていますね。
緒方「そうですね。ずっとUKロックが好きでそれで育ってきているので、そういうものを曲の中にどう出していくかというのは自分の中でテーマの一つとしてありました。こういう取材とかだと気づいてくださる方も多くて、曲を作っている身としては嬉しいです(笑)」
――今回の連続リリースの最後を飾る『BOY』も、以前のテイクよりオアシスへのオマージュがより前面に出た仕上がりで。ご自身が受けた影響を臆さずに表現する姿勢に面白さを感じるのと同時に、ロックや音楽って受けた影響を自分なりに消化、継承してゆく側面もあると思うので、リフの惑星が今ロックを鳴らしている理由や意味にも繋がるように感じました。
緒方「ありがとうございます。『BOY』は最初にいただいたアレンジがシンプルだったので、"『Whatever』になっちゃってもいいですから、もっとオアシスにしてください"って改めてオーダーした経緯があって。もともと下敷きとして『Whatever』のコード進行があったし、自分が好きなオアシスも、ビートルズやデヴィッド・ボウイの影響をそのまま曲に表現していたりして。そういう音楽を聴いて憧れも持っていたので、自分も"これが好きなんだ"というのを聴いた人みんなにわかってもらえるぐらい表現したかったし、アレンジャーさんが入る上でもそれは臆さずに出していこうという思いはありました」
――今回初めて外部の血を導入することに関してはいかがでしたか?
緒方「ギターの入れ方とかに関しては衝撃というか、"こんなギターを入れるんだ..."っていう驚きを通り越したものがあって。自分の曲って、自分の知っている範囲の中でしか作れないけどそれを超えたものが入ってきたことに関して"すげえな"って言葉しか出てこなくて。正直、実際にやってみるまでは作詞作曲している身として外部の手が入ることに多少抵抗があったんですが、実際にやった上ではよかったと思えることしかないですね。今まで自分がどれだけ狭い視野で曲を作っていたのか痛感するというか、改めて"こんなこともできるんだ"っていう自分達の可能性を広げられたし、本当によかったです」
アークティック・モンキーズは自分達の世代のバンド
――唐突ですが、小林さんから見てリフの惑星のイイところを教えてください。
小林「そうですね...、ミナホが終わった後にスタッフさんも交えて話してたんですけど、松丸くんのドラムがめっちゃ上手いんですよ。それによって僕個人のプレイヤーとしての視点もめちゃめちゃ変わりました。僕はもともとそれほど音楽に興味はなくて、前のバンドのボーカルに無理やり音楽を聴かされてバンドを組むに至ったんですが、聴かされた中で唯一アイアン・メイデンだけがものすごく衝撃的で。それ以来アイアン・メイデン一筋で、どんな曲がきても僕はひたすらブレずにスティーヴ・ハリスに近づけることをやってます」
――(笑)。
小林「曲によって自分の演奏が変わることはなくて、前のバンドの曲にしても緒方くんの曲にしても、自分のやることはアイアン・メイデン(笑)。ただそのアイアン・メイデンをやるにあたって、松丸くんのドラムの存在はすごく重要で、ベースの役割やドラムとの関係性、そこからギターへどう繋げるかとかをいろいろ考えさせてくれる。大月くんもメタルで育っている分ギターがめっちゃうまいんで、音楽をやる上で今初めてそういったことを勉強している感じです。今までは音楽=衝動、音楽=青さみたいなところをかっこいいと捉えてたところがあったけど、そうじゃない技術面での聴かせ方を今すごく勉強してます。音楽をやり始めて、今が一番練習してます」
――バンドが変化、成長していってるさまがリアルに伝わる話です。松丸さんのドラムとの出会いは?
松丸「僕は中1の時に吹奏楽部に入ったんですけど、もともとはセックス・マシンガンズを聴いてドラムを始めたくなって、本当は軽音部に入りたかったけど先輩が怖そうで、吹奏楽部でもドラムを叩けると聞いて。大学でバンドのサークルに入ってからはジャンルを問わずあらゆるバンドをコピーしていました。それこそメタリカから上原ひろみさんまで、4人の中で1番いろんなものをコピーしてきた経験があるので、ケバさん(小林)のやりたいことやボーカルが作る曲に対して、じゃあドラムはどういうアプローチをしたらいいのかとか、この曲のポイントはこれだからドラムはここはシンプルにとか、いろんなコピーをしてきたが故の視点で構成を練ることはやったりしていますね」
――これまで、自分が一番影響を受けてきたものを挙げるなら?
松丸「なんだろう...一番ライブに行っている回数が多いのはクラムボンですね。高校時代はメタリカとかメガデスを聴いていて、その中でTHE BACK HORNに出会って邦ロックも聴くようになって。大学入ってからはフジロックに足繁く通うになって毎年テントを5、6個張って30人ぐらいで行ってますね。フジロックで初めて知ったアーティストや海外のインディーバンドも好んでよく聴いていて、僕だけ3人と別軸に掘っていってる感じですね」
――大月さんもメタル好きなんですよね。ギターとの出会いは?
大月「高校1年の時に部活とかなにもやってなくて、"お前ヒマだろ?"って友達にバンドに誘われて。僕もそんなに音楽を聴いてなくてORANGE RANGEとか流行ってるものを聴くぐらいで、バンドというくくりで音楽を捉えたこともなかったんですが、ギターを始めてみたら面白くて。弾けなかったものが弾けるようになっていくとどんどん難しいことに挑戦するようになって、そういう中でギターヒーローという存在を知って。どういうバンドにいる人なんだろうって調べていく中でメタルに出会って。"すげえ!こんなすごいギターを弾ける人間がいるんだ!"ってズブズブと沼にハマった感じですね」
緒方「そこが松丸と真逆なんだよね(笑)」
大月「バンドではELLEGARDENやBUMP OF CHICKENをコピーしつつ、自分の家で練習する時はメタルを弾きまくってました(笑)」
――5月から毎週水曜日にバンドのTwitterやInstagramでカバー動画を披露されていました。THE YELLOW MONKEYやTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT、アークティック・モンキーズなどが聴けますがあの選曲は4人で?
緒方「選曲はほぼ僕です。自分が中学、高校の時に聴いてたものですね。もともとバンドに興味を持つきっかけがミッシェル(・ガン・エレファント)とブランキー(・ジェット・シティ)で、アークティックに関しては、オアシスもミッシェルも大好きだけど自分達の世代の音楽ではないんですよね。オアシスの全盛期は生まれたばかりの頃だったし、ミッシェルを知った時には既に解散してた。でもアークティックは自分達の世代のバンドという意識があって。高校の時に"すごいバンドがいる"って雑誌で騒がれ始めて、1stも2ndもめちゃめちゃ聴きまくってすごく思い入れが強くて。本当は4人それぞれ選曲しても良かったんでしょうけど、あまりにも4人の趣味がバラバラなのと、ギターの大月がやりたい曲は私は弾けないので(笑)」
大阪のお客さん達の"音楽を楽しもう"って気持ちの強さはステージにいても感じる
――さっき、『MUSIC』はこれまでライブで欠かしたことがないと言われましたが、UKロック直系の音や印象的なリフ、1曲の中で緒方さんの歌声の表情が変化していくところやサビでガッと炸裂するところなど、リフの惑星の旨味みたいなものが濃厚な曲で。バンドのアンセム的な曲といえるでしょうか。『アンセム』という曲も別にありますが。
緒方「(笑)アンセム、そうですね。この4人で一番最初にスタジオで合わせた曲が『MUSIC』で、バンドで大切にしている曲です。リフがあって踊れて、歌えて、そういうところも含めて『MUSIC』1曲に自分達のやりたいことが詰まっているなと思いますし、ライブでずっとやっているのもまずはこの曲を聴いてくれという思いの表れなのかもしれません。最近だとライブの最後に演奏しています」
――それと『MUSIC』で聴きどころなのは緒方さんの歌詞ですね。"さぁ世界が僕らを待っているんだ"といったフレーズも耳に残りますが、一番刺さったのは"あのガードレールを飛び越えてこのままどこかへ逃げ去りたい そんなことを一人で思っていた夜にすべては始まったんだ"という一節です。なぜロックじゃなきゃダメで、バンドじゃなきゃダメで、なぜそれを選んだのか。一人の夜に自分の内側で湧き起こっていた葛藤や熱い想いがこの歌詞から溢れ出ているようで、聴き手である自分がロックに救われた夜を思い起こすというか。そんな音楽体験をさせてもらいました。ロックが好きな人に限らず、ボカロが好きな人もアニソンが好きな人も、音楽に救われた経験をした人ならもれなくこの一節は響くんだろうなと思います。
緒方「...日頃歌詞を褒めてもらえることがないのでちょっとうまく返せないんですけど。今、4人全員が泣きそうになりました(笑)」
小林「ほんとびっくりしちゃった。親心じゃないけど、"よかったね、緒方"みたいな(笑)」
――(笑)いえいえ、グッとつかまれる歌詞です。
小林「これまで4人でレコーディングしてた時は、歌に関しては正直ピッチぐらいしか気にしてなかったけど、今回はボーカルもディレクションしていただいて、サビの叫ぶところも"そうした方がもっと伝わるんじゃない?"ってアドバイスがあって」
緒方「それもあってより伝わる歌い方ができたのかな。さっき松丸が話していた通り、前は時間がない中で"とにかくこの時間内に録り終えなきゃいけない"って感じだったからテイクを厳選するとかはなかったんですけど、今回は時間をかけて録ることもできてボーカルをディレクションしてもらうのも初めてで。『MUSIC』は歌詞もまったく変えてないんですけど、聴いてもらった時の伝わり方や受け取ってもらえる感じが以前とはまた違っていたりするのかもしれませんね」
――外部の意見も取り入れて、全部自分達のものにしていこうという意欲を感じます。
緒方「今はそれが楽しくて。自分達だけでやってきたというと聞こえは良いですけど、これまでは自分達でやるしか選択肢がなかったんですよね。そうやってきた中で、今周りにいるすごい人達にいろんなことを言ってもらえるのはすごく嬉しいことで。特にこの1年はそうですね」
――そういえば『FANFARE』は以前のバージョンと歌詞が変わっていますね。
緒方「変えました。"こんな感じのアレンジで進んでます"って曲が手元に戻ってきた時に、前のものとは楽曲として変わっていたこともあって、これは歌詞を変えなきゃいけないなって。サビ以外は全部変えました」
――思い切りましたね。
緒方「そうですね。『MUSIC』は自分達にとって変わらない大事な部分だけど、『FANFARE』はそもそも良い意味で自分達にないものだったので、変えることに抵抗はなかったというか楽曲に対抗しうる歌詞が書きたいと思って」
――『FANFARE』はakkinさんがアレンジで参加されたと最初にも聞きましたが、この曲も特にヘッドフォンで聴いていると一つ一つの音や声が耳に染み込んでいくようで、なおかつ爆発力もあって。聴いているうちにどんどん心拍数が上がる曲で、ライブで映えるでしょうね。
大月「akkinさんがレコーディングも立ち会ってくれて、音作りの面では自分達の中からは出てこないようなアレンジやフレーズ、コード進行もありました。それだけじゃなく機材も貸していただいて物理的な意味でもこれまで自分達では出せなかった音が出せたりもして(笑)。akkinさんのやり方でリフの惑星の音楽性を広げてくれるような楽曲にブラッシュアップしていただいたし、ギタリストとしても活動されている方なのでギター周りの話が聞けたことも嬉しかったですね」
――次の大阪でのライブは11月28日(月)に心斎橋pangeaでのイベント『Waiting For A Superman vol.114~MINAMI WHEEL EDITION~』に出演されます。ミナホ以来の関西でのライブ、楽しみにしている皆さんに一言お願いします。
小林「コロナも徐々に落ち着いてきているのでどんどんライブに来て欲しいですし、今の自分達ならステージから届けられるものがたくさんあります。あと個人的に僕の誕生日が11月27日で、この日は31歳になって最初のライブなので誕生日を祝いに来てください(笑)」
緒方「それ、ラジオのキャンペーンとかで言った? もっと言ってよ(笑)」
――あはは!
松丸「この記事をご覧くださった際には音源を聴いていただきたいし、その音源で与えられる以上の音楽体験ができるのがライブ。僕らは同期を使わずに4人だけの音でロックをやっていて、ライブ会場でしか得られない興奮とか熱量を是非体験しに来てほしいです」
大月「ミナホで僕らを知ってくれた方はあの時よりさらに良いライブができると思うので、リフの惑星っていうバンド名は知ってるけど曲は聴いたことないという人にもぜひ足を運んでいただきたいです」
緒方「僕自身のライブに対する意気込みとかテンション感と、大阪のライブハウスに来ている方のテンション感が合っているなというのは常々感じていて。お客さんたちの"音楽を楽しもう"って気持ちの強さはステージにいても感じるし、個人的に大阪はいつもいいライブができていて今回は僕らを含めて4バンドが出演するんですけど、負けねえぞっていうちょっとバチバチしたライブになると思う。ぜひ期待していてください!」
Text by 梶原有紀子
(2022年11月11日更新)
『RATATAT』
https://linkco.re/XMzcPSXH?lang=ja
『FANFARE』
https://linkco.re/s41xZbnc?lang=ja
りふのわくせい…写真左より、小林亮平(b)、緒方良(vo&g)、松丸怜吾(ds)、大月優(g)。元the ogtzの緒方、元The SALOVERSの小林により2016年に結成。翌2017年に3曲入りの『sampler EP』、2018年に『sampler EP II』リリース。2019年に大月優(g)、松丸怜吾(ds)が加わり現在の布陣に。2019年5月より12か月連続デジタルシングル&ミュージックビデオをリリースし注目を集める。2020年にMUSH HUNT LIVEに出演、同年11月に1stフルアルバム『odds and ends』を発売。同作を携えたレコ発ワンマンはソールドアウトに。2021年に4曲入り『sampler EP III』をリリース。2022年7月より、これまでに発売された楽曲より特にリスナーに人気の曲を再アレンジ、再レコーディングし配信リリース。7月20日『RATATAT』、8月24日『MUSIC』、9月14日『FANFARE』を3か月連続リリースし各方面から高い評価を得る。10月に『FM802 MINAMI WHEEL 2022』に出演。11月5日、6日は来日したザ・ブラック・クロウズ東京公演のオープニングアクトを務めた。11月28日(月)心斎橋pangeaでの『Waiting For A Superman vol.114~MINAMI WHEEL EDITION~』に出演。12月17日(土)下北沢Flowers Loftで自主企画ライブを開催。
リフの惑星 オフィシャルサイト
http://www.riffnowakusei.com
「Waiting For A Superman vol.114~MINAMI WHEEL EDITION~」
▼11月28日(月) 19:00
心斎橋PANGEA
ADV 2500円 / DOOR 3000円(D別)
*MINAMI WHEEL 2022のパス提示で500円OFF
[出演]リフの惑星/夜の最前線/Transit My Youth/Viewtrade
INFO:https://livepangea.com
リフの惑星 イベントライブ「Hello,my friend」
▼12月17日(土) 18:00
Flowers Loft
スタンディング-2500円(整理番号/ドリンク代別途必要)
[出演]リフの惑星
[共演]他
[問]ウドー音楽事務所■03-3402-5999
「今年5月から7月にかけてリフの惑星が公開していたカバー動画で取り上げているのは、ストロークス、the pillows、ベイビー・シャンブルズ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、フラワーカンパニーズとインタビューの中でも話してくれたミッシェル、イエモン、アークティック・モンキーズ。この中で1組でも好きなバンドがいるリスナーはリフの惑星の曲がガチッとハマる気がする。the pillowsの『ハイブリッドレインボウ』をカバーした際の告知ツイートには、『この曲は僕の17歳の全てです』という緒方くんの一言が添えられていて、自分は最初の会社を辞めた時にその曲(とEP『ONE LIFE』)がこの先自分の進もうとする道をほんのり照らしてくれていたことを思い返した。その年初めてレイジやエイフェックス・ツインを初回のフジロックで観たことも。今回配信された楽曲とともに『dive』『stay』『blue cheer』といったリフの惑星の曲に2022年の今揺さぶられていることを、後になって思い出しては懐かしくなったり鼓舞されたりするんだろうなと、この先の未来がちょっと楽しくなってきた」