ホーム > インタビュー&レポート > バンド10周年、妊娠、出産、それでも恋愛を歌い続ける。 ど直球の愛をぶつけた2枚のシングル『like like』『キスより遠く』を連続リリース。 FINLANDSインタビュー&動画コメント
長年ずっと求めていたスタッフやサポートメンバーが今はそばにいる
――前回の取材からの4年間で、社会的にコロナという大きな出来事がありましたが、コンスタントに作品を出しておられて、FINLANDSの活動は止まっていない感じがしますね。
「やっぱりコロナがあったので止まらざるを得ないことも多々あったんですけど、マインドとしては止まらずにこれてるなと思ってます」
――今年はFINLANDSにとって10周年という節目の年でもあります。公式YouTubeに10年を振り返る動画が上がっていましたが、冬湖さんのビジュアルが全く変わっていなくて驚きました。
「ありがとうございます(笑)。自分では年も重ねてますし変わってるなと思うんですけどね(笑)」
――ご自分でも10年間を振り返ったりされました?
「ツアーに向けて色々と企てている中で、歴代のCDや作品を並べてみた時に、"この時こうだったよな"とか、"この時はこういうものがなくてすごく悩んでたけど今は当たり前にあるよな"とか、そういう振り返りはありましたね」
――どんな気持ちになりました?
「ただただありがたいというか、自分自身めげずに頑張ってきたことはすごく誇らしいなと思います。例えば、5年前に圧倒的に足りなくて悩んでいて、これが足りないと今後の活動がすごく辛いなというもの。わかりやすく言うとスタッフの人たちや、長く一緒にやってくれるサポートメンバーがいないこと」
――人や環境といった活動のリソース的なところですか。
「そうです。支えてくれる何かもそうですし、うちはサポートメンバーで回しているのでサポートメンバーや足りていないものに対して悩み続けた時間が結構長かったんです。今振り返ると、私たちにとってすごく重大な問題だったんですよね。でも今は信頼できるスタッフもサポートメンバーもいて、こういうことがしたいと言ったら、"じゃあこうしよう"と提案してくれる環境がある。身近に自分を欲してくれる人がいるし、必要なものがきちんと備わったんじゃないかな」
――足りないものが整ったと。
「そうですね。満足してしまったらバンドは多分終わってしまうので100%の満足ではないですけど、本当に欲しかったものはきちんと揃ったと思っています」
――バンドとしては良い状態ですか。
「すごく良い状態です」
――この4年で冬湖さん個人にも変化がありましたね。30代になられてご結婚とご出産をされて、ライフステージも変わりました。出演されていたラジオ番組を聞きましたが、出産ギリギリまでお仕事をされていたとか。
「してましたね。自分では産休も楽しみだったので、"ぼーっとしてられる時間、良いな"と思ってたんですけど、何か1個やることがないと落ち着かなくて。私すごくせっかちなので、やることがないと手持ち沙汰になるんです。そうなると家族に迷惑をかけたりするので」
――例えば?
「めっちゃ喋りかけちゃったり。なので妊娠後期はやれることがあるならやりたいなって気持ちで仕事してましたね」
――曲作りも自然にされていたんですか。
「やってましたね。ただ、本当に臨月でお腹がパンパンになってきた時はギターを抱えるのが辛かったです。その時期はさすがにギターで曲は作れなかったのでピアノでやったり。方法は違えどギリギリまでやり方を見つけてやってましたね」
――女性としての変化についてもお聞きしたいのですが、妊娠中に体の変化と共に少しずつマインドも母に変化していくといいますが、どうでしたか?
「私は本当に皆無に近い方なんじゃないかなと思います。つわりもなかったですし、自分の体の変化に気付くのが結構遅かったんですよね。子供ができたとわかった瞬間に母性が生まれると言いますけど、良い意味でも悪い意味でも私はそういうことが本当になくて。胎動を感じても全然信じられないというか、自分のことなんだけど、どこか他人事のような気持ちになってしまう部分があって。だからあまり妊娠期間中に心が変わったのはないかもしれないですね」
――お子さんが産まれてからは、いかがですか。
「産まれた時にやっと全てを理解したというか。会いたくて堪らない、触れたくて堪らない、本当にこの子がきちんと育ってくれることだけを願うようになりました。産まれる前は子供が"こうなればいいな"という理想があったんですけど、"この子が元気に生きてくれるなら自分の全てを差し出せる"みたいな気持ちに、本当に一瞬でなるというか。自分でもびっくりするんですけど。入院中、新生児室から自分の部屋に戻ってきてすぐに会いたいという気持ちになった時、"これなのかもしれないな"と感じて。そこでやっと芽生えたものもありますし、気付かざるを得ない気持ちにはなりましたね」
自分に選んだことの果ては、失敗であっても美しい
――今作は2ヶ月連続リリースのシングルということで、2曲ともど直球のラブソングだなと感じました。『like like』からお話をお聞きしたいのですが、レコーディングは産休前に終えられていた状態だったんですか」
「そうですね、産休前に終わってました」
――産後すぐに出せるように。
「そうです」
――では曲を書かれたのは結構前なんですね。
「それこそ2018年に『BI』を発売して、その翌年ぐらいに作ってましたね」
――歌詞も全部完成している状態で?
「大本はありました」
――資料に"「私はあなたが好き」は「私はりんごが好き」と同じ英文にはならない。それでもたまらなく同じ動詞で誤魔化したくなる時がある"と書いてありましたが、これはどういう時だろうと考えてみたんです。自分の愛の重みが相手と違う時なのかなと。もしくは照れているか意地を張っている。どちらにしても嘘をつかないといけない状況なのかなと感じました。
「前者の、愛や想いの比率が違うのはすごく近いかなと思います。自分の好意って無下にされてしまうこともありますし、自分がどれだけ想っていたところで、それが必ずしも相手にとっても良い想いではないと思うんですよね。自分は好きでも相手に恋愛感情は芽生えず、"一緒にいたら楽しいけどいなくても寂しくない"という人にしかなれない。それをわかっているからこそ、自分も本当は相手と同じ気持ちになりたいけど、でもきっとそんなふうに誤魔化すことさえもできないぐらい相手を想ってしまうというか、八方塞がりというか。どっちに転ぶのも辛いんですけど、でもどっちも選べない。それは強さであり弱さである。強がることが弱さでもあるし、自分の気持ちを通すところが強さでもあると思います」
――ちょっと報われない感じになりますね。
「そうですね(笑)。報われないですね」
――『BI』はご自分の実体験を歌にした1枚でしたが、同時期に作られたということは、『like like』には実体験も混ざっていたりするんですか。
「『like like』に関しては、『BI』と同じで実体験が入ってますね」
――なるほど。冬湖さんは愛がすごく深くて大きい人なんだろうなと思いました。貫く愛ですよね。
「ありがとうございます(笑)」
――<始まった失敗が美しい>というフレーズは印象的ですね。恋する人は基本的にはキラキラして美しい。それがどんなに辛い恋愛であったとしても。
「一緒にいることが失敗だとわかっていても、やっぱり一緒にいたいし時間を共有したいと望んで、そっちを選んでしまう部分もあると思うんです。正しい・正しくないではなく、本能として。自分で選んだことの果ての失敗って、私は美しい部分もあるんじゃないかなと思うんですよ。だから2018年にそういう歌詞を書いたんだろうなって」
――レコーディング自体はいつされたんですか。
「今年の頭です」
――制作時から4年後に歌われていますが、久しぶりに歌ってみて感じたことはありましたか?
「時間が経って『like like』という曲自体を客観視できるようになりましたね。なので、より要らないものを差し引いて、要るものだけ残しました。歌詞もサウンド面も淡白で、その中でも必要なところだけが備わった曲に仕上がったと思うので、私は気負いせずに聞ける曲だなと思います。歌っててもすごく気楽でしたね」
――ギターリフが印象的で耳に残るし、軽さが気持ち良くて私も好きです。
「そうなんですよね。逆に重みがない。パッと聞いただけじゃわからない重みが、私は気に入ってます」
――歌詞を読めば読むほど、問われれば問われるほど、見えてくるものがある曲だと感じます。考察が深まるし、その人の恋愛事情や体験によって捉え方も変わりそうですね。どんなふうに聞いてほしいですか。
「やっぱり、悲しくてどうにもなんなくて、もう開き直ろうかなと思ってる人に聞いてもらいたいですね。早朝の4時とか5時とか、お店もやってない商店街を通りながら聞いてもらいたいです」
――朝なんですね。
「何か朝のイメージがありますね」
――街が動き出す前の時間帯。
「多分自己防衛として気を紛らわそうとしてるんだと思うんですけど、悲しい時って、楽しくて幸せな時は気にならないようなことが、目に入ったり気になったりすると思うんです。なので、いつも通る商店街や帰り道を歩きながら聞いてもらえたら、全然違う気持ちになるんじゃないかなと私は勝手に思ってるので、そんな聞き方をしていただければ嬉しいです」
――そしてMVは冬湖さんの表情がリアルで良かったです。
「ありがとうございます(笑)」
――どこまでも出され続ける食器たちは本当にシュールでした。戸惑いますよね。
「"戸惑う"という演技指導のもと、やったので(笑)」
――そうなんですね。
「"何かうまくいってない"というのがテーマだったんです」
――なるほど!
「全然うまくいってないけど、うまくいかせようとはしてみる。そこを監督と話し合いました」
――MVもアートワークを手がける大川直也さんが監督をされたんですね。もう長いお付き合いですか。
「もう15年ぐらいですかね」
――ではFINLANDSのことを完全にわかってらっしゃる感じですよね。
「完璧にわかってくれてると思います。私が曲を世に出すとなったら、やっぱり大川さんのアートワークがないと完成した気にならないなというぐらい、ずっと一緒にやっているので。私が作る音楽の中に欠かせない人だなと思います」
――『like like』のジャケットは美しい歯車が写っていますね。
「歯車も3つで、重なり合ってないと多分意味がないんですけど、少し離れてるからうまくいってない」
――なるほど、やっぱりうまくいってないんですね。
「うまくいってなくても綺麗なんですよね」
――確かに。恋愛がうまくいってなくても、その人たちは輝いてますからね。
「そうなんですよね、状況も善悪も関係なく美しいんですよね」
――『like like』は勇気の出る曲かもしれないですね。
「そう思っていただけるなら嬉しいですね」
――しかも昨日の深夜(取材当日)に完成したと。
「そうです!」
――資料に"レコーディング前のため、歌詞が変更になる可能性があります"と書いてあり、実際にOAされたものを聞いたら変わっていて、そういうこともあるんだと驚きました。歌詞はレコーディング当日に変更して歌われたんですか?
「前日か、その前のスタジオで結構変えますね」
――言い方を変えた方が伝わるといったような気持ちですか?
「もっとハマりが良い言葉があるんじゃないか、というのがギリギリまであって。接続詞を変えるだけでもハマりが結構変わったりするんですよね」
――なるほど。
「例えば"あなたが好き"を"あなたも好き"にしたら、全然意味が変わるじゃないですか。本当に細かい微調整は結構ギリギリまでしてますね」
負けても負けても、きちんと戦い挑み続ける
――『キスより遠く』はどんな気持ちで作った曲ですか。
「それこそ『ピース』(2022年4月リリース/TBSドラマ『村井の恋』OPテーマ)を作っていた今年の3月に一緒に作った曲です。『ピース』が"ど直球"というテーマがあったので、そこに少し気持ちを引っ張られて作った部分があって。まどろっこしいことを考えない"真面目なアホ"みたいな。自分の中にある、負けても負けてもきちんと戦い挑み続ける、すごく真面目な部分。自分でも何が欲しいのかはそこまで理解してないので、バカだなと思うんですけど。でもそういうところを歌いたかった楽曲ですね」
――自分が納得するまでやり続けたい?
「そうですね、納得するまで。例えば大好きな人に好きだよと言われたり、手を繋いだりキスをするとして、それってすごく習慣じみてるなと思うんですよ。いつも一緒にいて好きだと言う。言うべき関係性だから言う言葉で、いつもそういう行為をする関係性だから、そこにある行為。それは良いことなんですけど、悲しい一面もあるなと思っていて。癖づいたものじゃなく、自分が好きだと思ったから伝えたい気持ちや、自分がどうしてもしたいと思ったからした行為、やっぱりそういうものに本当の気持ちがくっついてるのではないかなと。私はいつも本当の気持ちが欲しいんです。だからその瞬間を追い求めて挑み続けていて」
――恋愛に対して挑み続けたいと。
「そうですね」
――確かに、形式張った言葉や行為は、本当の気持ちをオブラートに包んでしまえるものでもありますよね。
「別にその行為は悪いことじゃないと思うんですけど、でもやっぱり本当の気持ちを欲しいと思い続けないと、想いの継続が難しい気もしていて。自分をどうにでもできるほど好きになった相手に挑み続けることは、大切なことだとも思いますね」
――冬湖さんにとって恋愛は戦いなんですか。
「戦いみたいなものだと思いますね。毎日飽きもせずに気持ちを持ち続けて、"今日は自分の満足いくような瞬間を感じられたな"と思える日を探してる。だから戦ってる、挑んでるという表現が近いのかなと」
――満足いくような瞬間とは、例えばどういうことですか。
「それが自分でもわかんないというか。好きだよと言ってくれる、毎日抱きしめてくれる、プレゼントをくれる、手紙を書いてくれるとか、そういうことでもない。その先にある、"この人、本当に私のこと好きだと思ってくれてるんだな"とか、"大切にしてくれてるんだな"という一瞬を知ってるんですよね。何故その気持ちを得られたか言語化するのは難しいんですけど、その瞬間を探して挑んでいる感じがするんですよね」
――もう一度その気持ちを感じたいと。
「うん、そうですね。表面上のことだけじゃなくて、それより奥側にある何かが欲しいんだと思います」
――旦那さんにも挑み続けているとおっしゃっていましたね。
「本当にそうですね」
――自分がしてほしいことが返ってこないとか、そういう感じですか?
「足りないとかでも全然ないんですけど。私は思ったことをすぐに口に出してしまうし、態度にも結構出やすいんです。でも、うちの夫はそういうことがないのでわかりにくいんですね。わかりにくいからこそ、本当に気持ちを理解した時の喜びというか、"そう思っててくれたんだ!"みたいな瞬間がすごくあって、そういう時に"やった!"と、1つのゴールを迎えたような気持ちになるんです。そういう意味で、本当に1つ1つの試合だという気持ちが私にはありますね」
――人によって愛情表現の仕方が違うので、すれ違いが起きるのかなと思います。
「そうですね。無理やり確認しようとするんですけど、でも無理やり愛情表現されたところで腹が立つ。それも八方塞がりなんです」
――それは確かに。
「"どうすればいいの?"と言われるんですけど、私もどうして欲しいかわからないんです。自分の良いタイミングで、"そうそう、これこれ!"みたいな瞬間があると、ゴールした気持ちになるので」
――なるほど、なかなか大変ですね(笑)。サウンド面ではどうですか。
「ある意味『ピース』に少し近いなと思います。『キスより遠く』は本当に良い意味で曲自体が無知なんですよね。なので、全ての楽器にクリアなサウンドアプローチをしてみました。やっと最近、歌ってる内容はサウンドと密に関係してくるものだなと思うようになりました」
――そう思われたキッカケは何かありますか?
「それこそ2018年にリリースした『BI』を作っている時に、理想の曲にするためのサウンドアプローチの方法を、今までよりもメンバーと話し合ったんですよね。最近はエンジニアさんやテックさんとも密に話し合って。"こういう楽曲にしたいならこういう方法もあるよ"と教えてくれる人も周りに出てきて、それによって自分たちの手法や手段が増えてアプローチの幅がすごく広がりました。それで言葉とサウンド面の密接さが如実に大切だなと感じるようになりましたね」
――冒頭でおっしゃっていたお話ですね。自分の表現したいことが表現できるようになった感覚はありますか。
「ありますね。私は今までやりたいことを具体的に説明できなかった部分もすごくあって。コロナ禍で宅録をしたり、色々試していたからこそ見えてきました。自分の口で人に説明できるようにもなりましたし、周りで提案をしてくれる人がいると、物事を良くするために何かを選ぶ行為が増えてくるので、自分も明確に理想形を持たなきゃいけなくなった。そこを自分の中で用意するようになりましたね」
――冬湖さんが表現したい理想を周りの人たちにも共有することでそれが叶っていく。ソロ活動や作家活動、歌詞や楽曲の提供も影響していますか。
「ソロはバンドよりも自分で実験的だと思えることをやっていくので少し違うんですけど、楽曲や歌詞の提供に関してはすごくありますね。楽曲提供は、自分よりもビジョンが見えてる人がいることが大前提。"こういう曲にしたい、こういうものを作って欲しい"と最初に提案してくださるわけですよね。そのビジョンにより近づけたい。もちろん私の作る曲の旨味的な部分も大切にしたいんですけど、まず第1にはイメージの共有というか、その人のビジョンを同じぐらい理解することが大事なんじゃないかなと最近すごく思うようになって。漠然としたイメージじゃなく、具体的に説明できる大切さを教わりました。それがFINLANDSに還元されてるのかなとも思いますね」
――復帰して、これからはどんどんやってくぞというお気持ちですか。
「そうですね。家族と過ごしながらバンド活動もしていきたいと思っております」
――10周年を迎える11月からは『FINLANDS TENTH ANNIV.~記念博TOUR~』が始まります。10周年的な演出やセットリストになるのでしょうか。
「10年間と言うと私も客観視できない部分もあるので、今回WEBファンクラブでアンケートを募ってリクエストをいただいた曲を参考にしながらセットリストは作ってます。あとサポートメンバーの意見も取り入れているので、結成した当初から好きだと言ってくださる方も、ライブの前日に好きになってくれた方も楽しめる作りになっております」
――ちなみに大阪のお客さんはどうですか。
「大阪のお客さんはわかりやすくて好きです。全然盛り上がってないけどすごく好意的に受け入れてくれる地域もあるし、盛り上がってるけど全然ハマってない地域ももちろんある。地域の差って如実なんですよね。大阪のお客さんは本当にわかりやすく、きちんと反応してくださいますし、良かったら次のライブに来てくれるし、素直なアクションをくれるので大好きです」
――11年目へと向かっていかれますが、最後に一言お願いします。
「私自身、活動を始めた当初も今も、1年後のことも10年後のことも同様に想像ができなくて、そんな中でずっとやってきました。目の前にあるものをきちんと選び続けてきた結果が今に繋がってると思うんですよね。選ぶことをやめなければ、自分が見たい未来に辿り着けると思えた10年間だったので、11年目も大きな目標も想定も全然持てないですけど、やりたいことを選択して、理想や目の前にあるものを1つ1つ叶えていきたいと思います」
Text by ERI KUBOTA
(2022年11月16日更新)
『キスより遠く』
2022年11月19日(土)配信スタート
01. キスより遠く
https://orcd.co/kissyoritohku
『like like』
配信中
01. like like
https://orcd.co/likelike
フィンランズ…塩入冬湖(vo&g)とコシミズカヨ(b&cho)の二人で2012年に結成。「RO69JACK」での入賞経験を持ち、全国各地で話題のフェスやイベント、大型サーキットフェスにも多数出演。2017・2018年に出演したサーキットフェスでは全会場入場規制となる。2015年に「ULTRA」「JET」と2枚のミニアルバム、2016年にはフルアルバム「PAPER」をリリース。「JET」に収録の「さよならプロペラ」は北海道日本ハムファイターズのテレビCMに起用されるなどポピュラリティも併せ持つ。2017年ミニアルバム「LOVE」、2018年フルアルバム「BI」とコンスタントに作品をリリースしオリコン上位に食い込む。「BI」リリースツアーのワンマンライブにおいて、渋谷クラブクアトロをはじめ、追加公演含めすべてソールドアウトさせた。2019年3月には初のEP「UTOPIA」をリリース。そのリリースツアーファイナルでもあった4月10日渋谷クラブクアトロのステージを最後にコシミズが脱退。同年、『BI』リリースツアーファイナルの渋谷クラブクアトロでのライブ映像を収めた DVD を発売。 DVD リリースツアーファイナルの恵比寿 LIQUID ROOM もソールドアウト。2021年リリース「FLASH」での東名阪リリースツアーファイナル公演はZepp DiverCityにて開催、こちらもソールドアウトさせた。現在、正式メンバーは塩入冬湖のみで、ギター・ベース・ドラムにサポートメンバーを迎え活動。また、塩入はadieu(上白石萌歌)、Salyuなどに楽曲を提供するなど作家としても活動している。2022年、妊娠・出産のため半年間のライブ活動休止を経て、『like like』と『キスより遠く』の2ヶ月連続シングルリリースにて復帰。10周年の節目の年でもある今年、『FINLANDS TENTH ANNIV.~記念博TOUR~』を開催する。
FINLANDS オフィシャルサイト
http://finlands.pepper.jp/
【北海道公演】
▼11月22日(火) ペニーレーン24
チケット発売中 Pコード:222-283
▼11月25日(金) 19:00
BIGCAT
全自由-5000円(整理番号付、ドリンク代別途要)
※お子様はイヤーマフなどを着用してご入場ください。
※学生割引あり(当日\1,000キャッシュバック致します)。入場時に受付にて学生証をご提示ください。学割対象者は小学生・中学生・高校生・大学生・専門学校生となります。小学生は年齢を証明できるものを、中学生以上の方は学生証をご持参ください。
※チケットは、インターネットのみで販売。販売期間中は1人4枚まで。
[問]GREENS■06-6882-1224
【愛知公演】
▼11月29日(火) ボトムライン
【福岡公演】
▼12月1日(木) DRUM Be-1
【宮城公演】
▼12月4日(日) LIVE HOUSE enn 2nd
【神奈川公演】
▼12月6日(火) KT Zepp Yokohama