13人体制での活動をスタートさせたGANG PARADEの
テラシマユウカ＆ユイ・ガ・ドクソンインタビュー
今年1月に再始動したWACK所属のアイドルグループ「GANG PARADE」（ギャングパレード／通称：ギャンパレ）。5月21日に開催された全国ツアー初日の横浜公演より、新メンバーの「アイナスター」と、「カ能セイ」が加入。同じタイミングで学業優先のため活動休止していた「ナルハワールド」も復帰し、13人体制での活動をスタートさせた彼女たちが、7月13日(水)にメジャー3rdシングル『シグナル』をリリース！ 更なる飛躍を遂げようとしている。今回は、全国ツアー大阪公演の前日、メンバーを代表して、大阪出身の「テラシマユウカ」と、滋賀出身の「ユイ・ガ・ドクソン」にインタビュー！ 新曲の聴きどころなどはもちろん、グループのキャッチフレーズ【みんなの遊び場】にちなんで、夏に遊びに行きたい場所や、関西のおすすめの遊び場についても語ってもらった。
13人体制になって差し入れをめぐりケンカが勃発!?
――今日、大阪は最高気温が32℃ありましたが、暑さ対策は何かされていますか？
ユイ・ガ・ドクソン（以下、ドクソン）「塩分を摂ることです。梅干しも食べます！」
テラシマユウカ（以下、テラシマ）「もずくを食べるようにしています。お酢がいいらしいので。3個パックのもずくを買って、ライブ前に1個、ライブ後に1個食べて、余った1個は誰かにあげています」
ドクソン「あと、ニンニクも食べます。昨日もコンビニでニンニクの醬油漬けを買って、みんなで食べました」
テラシマ「部屋中、ニンニクのにおいでした(笑)」
ドクソン「昨日は練習だったので、被害を受けたのはメンバーだけです(笑)」
テラシマ「夏はスタミナが大事なので」
――おふたりはAKB48の柏木由紀さんがプロデュースを手掛けた「SPY」（エスピーワイ）のメンバーに選ばれました。私が3年ほど前に柏木さんにインタビューさせていただいた時、柏木さんのオーラがすごかったという印象があります。おふたりはいかがでしたか？
ドクソン「わかります！」
テラシマ「本当にオーラがすごかったです」
ドクソン「柏木さんはテレビでずっと観ていた方なので、テレビの人や！本物の柏木さんや！っていう感じでした」
テラシマ「すごく気さくな方で、私たちが身構えて話しているのが申し訳ないぐらい、フランクに話してくださって、私はLINEも交換してもらいました」
ドクソン「すごい！ 私、絶対そんなん聞かれへん！話しかけたい気持ちはあるんですけど、なかなか話しかけられなくて…。目が合ったら、ニコッとしてくれたりして、優しかったです。物事の向き合い方とか、筋金入りのプロで、学ぶことが多かったです」
――AKB48劇場で『大声ダイヤモンド』のパフォーマンス（MV撮影）もされていましたが、いかがでしたか？
ドクソン「ちびりそうでした(笑)。私たちがAKB48劇場という神聖な場所のステージに立つことの重みを感じて、震えました」
テラシマ「そのステージに本当に上がっていいのかな？という緊張感があって、誰から上がる？みたいな感じだったので、ステージに上がるまで時間がかかったと思うんですけど、ステージ側から客席を見た時の感動がすごかったです」
――貴重な体験ですね。ギャンパレとしては今年1月に再始動して、新メンバーも加わって、13人体制になりました。13人になって良かったことは？
ドクソン「新メンバーの2人が明るくて、太陽みたいな感じです」
テラシマ「今までも騒がしかったんですけど、更に“陽”のパワーが強くなりました」
――逆に大変なこと、困ることは？ 差し入れの争奪戦が始まるとか…。
ドクソン「この前、それで喧嘩が起こりました(笑)。ポップコーンを差し入れでいただいたんですけど、全員に行き渡らないうちになくなって、“えっ!? ポップコーンあったん？ 食べてないんやけど…”みたいな(笑)」
テラシマ「あと、キラ・メイちゃんの誕生日にホールでケーキを買って、みんなでお祝いしたんですけど、主役のメイちゃんが4分の1ぐらい食べて、残りの4分の3を12人で分けたんですけど、本当に一口しかなくて…。大家族みたいです(笑)」
――お弁当とかは早い者勝ちですか？ じゃんけんですか？
ドクソン「基本的に順番を決める時は、じゃんけんか、くじ引きです」
テラシマ「車で移動する時の席決めは、じゃんけんだとなかなか決まらないので、くじ引きです」
ドクソン「くじ引きのアプリがあるんですよ。13人それぞれ自分の番号が決まっているので、それと照らし合わせて、結果を知ります。他のグループだと、先輩が優遇されるとかあるじゃないですか。そういうのは一切ないです。みんな平等です」
この夏、遊びに行きたい場所＆関西のおすすめの遊び場
――ギャンパレさんのキャッチフレーズ、「みんなの遊び場」にちなんで、この夏、遊びに行きたい場所は？
ドクソン「夕方の海に行きたいです。夏の夕方が大好きで、夏はやっぱり海を見たいので、昼間は暑いから、夕方の海を見ながら、のんびりしたいです」
テラシマ「水族館に行きたいです。この間、ドクが水族館に行ったという話を聞いて、そういえば水族館には何年も行ってないなと思って、東京の水族館を調べていました」
――ドクソンさんは、どこの水族館に行ったんですか？
ドクソン「葛西臨海公園です。もともと水族館が大好きで、その水族館には初めて行ったんですけど、ペンギンもいて楽しかったです。水って癒されますね」
――テラシマさんは大阪、ドクソンさんは滋賀出身ということで、関西のおすすめの遊び場を教えて下さい。
ドクソン「やっぱりユニバーサル・スタジオ・ジャパンですね～。ココ・パーティン・ココが『鬼滅の刃』が大好きで、ユニバと『鬼滅の刃』がコラボした時に、一緒に行こう！って言っていたんですけど、結局行けなかったので、またコラボがあったら絶対行きたいです」
テラシマ「私も行きたい！ ニンテンドーのエリアが出来てから、まだ行けていないので。私は三重県がおすすめです。伊勢神宮とか、おかげ横丁とか、鳥羽水族館とか、いろんな観光スポットがあるじゃないですか。子どもの頃に家族と行った思い出がたくさんあります」
特に美味しかったご当地グルメ
――今日（6月23日）の段階では全国ツアー中です。5月21日の横浜公演から、6月19日の札幌公演までのツアーを振り返って、いかがですか？
ドクソン「初日は13人でステージを使うこと自体にまだ慣れていなかったので、メンバーとか、いろんなものが転がっていて…」
テラシマ「何人かコケて、何人か靴脱げて…みたいな(笑)。初日はその感覚が全く掴めていなかったです。自分たちでフォーメーションも作っているので、実際にライブでやってみないとわからないこともたくさんあって、ライブを積み重ねるごとに、ここはこう見せたいとか、こういう工夫をしたいとか、そういうアイデアがどんどん出てきています」
――全国各地で、ご当地グルメも食べたと思います。特に美味しかったものは？
テラシマ「北海道で、肉班と海鮮班に分かれて食べに行ったんですけど、私は海鮮班で、毛ガニを食べました。そのカニ味噌がビックリするぐらい美味しかったです。あと、ウニも！ すごく綺麗なオレンジ色で、こんなに甘いウニは食べたことない！っていうぐらい美味しかったです。素材が良すぎて、醤油も何もいらなかったです。感動しました！」
ドクソン「私は北海道では肉班で、ジンギスカンを食べに行きました。それも美味しかったんですけど、仙台で食べたラーメンも美味しかった！ あと、お腹ペコペコで食べたマクド！」
テラシマ「サービスエリアの(笑)」
ドクソン「ライブの後だったので、ポテトの塩分が沁みました(笑)」
新曲『シグナル』はメンバー全員で書いた歌詞、振付にも注目！
――メジャー3rdシングル『シグナル』を7月13日(水)にリリース！ 聴きどころは？
テラシマ「聴きどころは、13人全員で作詞した歌詞です。もともと1人ずつ全部書いて提出して、それを組み合わせた形になるんですけど、みんな同じ方向を向いた歌詞になっているなぁと思いました。13人全員の言葉が歌詞になることはなかなかないと思うんですけど、それぞれの個性も出ていて面白いと思います」
――テラシマさんはどの部分を書いたんですか？
テラシマ「私はサビの最初の2行、“命を燃やして立ってたいよ あの世もこの世も関係ないよ”の部分です」
――特に印象に残る歌詞ですよね。ドクソンさんが書いた歌詞の部分は？
ドクソン「私はAメロの“夢から醒めても、夢”なんですけど、ナルハワールドが書いた“ここにいていいと 初めて気づいたの”という歌詞が一番好きです。（学業優先で活動を休止していた）ナルハが復帰してから書いた歌詞だからこそ、グッときます」
――歌詞以外で、ドクソンさんの『シグナル』のおすすめポイントは？
ドクソン「GANG PARADEの曲はソロパートが多いんですけど、この曲は2人か3人のユニゾンで歌っているところが割合的に多いです。レコーディングも初めて2人で一緒に歌ったので、ユニゾンのハーモニーが際立っていると思います。レコーディングブースの2部屋にそれぞれが入って、ヘッドホンをして、片方からは松隈ケンタさんからのディレクションの声、片方からはもう一人のメンバーの声が聞こえるようになっていました」
――『シグナル』のMVの見どころは？
テラシマ「椅子が印象に残るMVだと思います。13種類の椅子があって、メンバーがその椅子を使って自由に動いていて、それぞれの個性が出ています。」
――『シグナル』のライブパフォーマンスの見どころは？
テラシマ「転調するところ（落ちサビ）で、メリーゴーランドを表現する振付をしています。キャン・GP・マイカと月ノウサギが振付を作ってくれたんですけど、1人が馬になって、その後ろの子がメリーゴーランドに乗っている人の役をしているので、そこに注目して観てほしいです」
ドクソン「曲を聴いたマイカが、“全体的に遊園地のイメージがあった”と言っていて、メリーゴーランドがぴったりハマったみたいです」
テラシマ「うちらはメリーゴーランド担当じゃないんですけど(笑)」
ドクソン「横のダンサーです(笑)」
――最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。
テラシマ「13人になったGANG PARADE、おもちゃ箱みたいなビックリするところもあれば、かわいいところも、グッとくるところもある、全然違った表情を見せられるグループに、これからもっとなっていきたいです。その成長過程を見届けていただけたら嬉しいです」
ドクソン「公式ツイッターのハッシュタグで使い始めた、＜ビッグファミリーギャングちゃん＞というハッシュタグがあって、13人になって大家族みたいな私たちですが、いろんな子がいるので、ぜひライブを観に来てほしいです。これからも、ビッグファミリーギャングちゃんをよろしくお願いします！」
TEXT＆PHOTO：ポッター平井
（2022年7月13日更新）
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