知らなきゃ損するネクストブレイク筆頭株 ガールズバンド・Chill Beans.が駆け抜けた2019-2021、 そして見えてきた「ポップロック」というキーワード
Moto(Vo)、Maika(Ba&Vo)、Lily(Gt&Vo)によって結成された3ピースバンドChilli Beans.。絢香やYUI、Vaundyらを輩出した音楽スクール「音楽塾ヴォイス」のシンガーソングライターコースに通っていた3人が、ひょんなことから共に音楽を奏で始めたのは2019年のこと。そしてこの8月、デジタルEP『d a n c i n g a l o n e』をリリースし鮮烈なデビューを果たした。結成からデビューまでわずか約2年、コロナというミュージシャンにとって大きな壁を体験しながらも光の速さで駆け抜けてきた。キャッチーな言葉をチョイスしながらもどこか不思議な短編集を想像させるような詞の世界と、懐かしさと今っぽさが絶妙なバランスで混じり合ったチリビ流のポップロックサウンド。作詞、作曲、アレンジ、コーラスワークまで手がける彼女たちが、11月24日にデジタルシングル「アンドロン」をリリースした。キュートな3人が語るバンドのこと、詞や曲作りのこと、12月に迫るライブについて。Chilli Beans.、今知っておくべきガールズバンドの筆頭だ。
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活動する中で見えてきたキーワードは「ポップロック」
――先日はアメリカ村のPangeaでライブでしたが、手応えはどうでしたか?
Lily :めちゃめちゃ楽しかったです!
Maika :お客さんと一緒にライブしているなって感じになれて、すごく嬉しかったですね。
Moto :Pangeaは距離もすごく近い感じのライブハウスで、ライブが終わった後にお客さんにそっと「お疲れさまでした」って言われたのは印象的でしたね。
――いよいよ、世の中が元に戻っていくかもって感じもありますよね。今日は新曲の「アンドロン」のお話を聞きつつ、ぴあ関西版WEB初登場ということでChilli Beans.ついて知ろう! という感じでいけたらと思っています。まずはおひとりずつ自己紹介と音楽に出会ったきっかけを教えていただけますか?
Moto :Chilli Beans.ボーカルのMotoです。音楽に出会ったのは小さい時から聴いていたっていうところなのですが、音楽を始めたきっかけはシンガーソングライターのYUIさんの音楽に出会って、YUIさんも通っていた音楽塾ヴォイスに行きたい! と思ったことが始まりです。
Maika :ベースボーカルのMaikaです。音楽に出会ったきっかけは小学校3年生の時にディズニーチャンネルでやっていた『ハイスクール・ミュージカル』を見た時に、キラキラして楽しそう! 歌もすごい! って何度も見るようになって、音楽をやりたいなっていう気持ちが芽生えたことです。その後、中学に入ってからヴォイスに通い始めました。
Lily :ギターボーカルのLilyです。音楽を始めたきっかけはMaikaと似ていて、小学生の時にディズニーチャンネルの『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』っていうドラマシリーズを夢中で見ていました。主人公が歌手なんですけど、その世界が格好よくて私もあんなことがやってみたいなって、音楽塾ヴォイスに入りました。
――3人共、「歌いたい」っていう気持ちが原点なんですね。
Maika :はい、そうですね。
――そんな歌いたい3人がなぜバンドを組むことに?
Moto :それぞれが学んでいる中で、先生から「3人でバンド組んでみたら?」って声をかけられたんです。
Maika :先生がきっかけをくれたんだよね。
――それを突然言われた時、どうでした?
Maika :私は入塾してからChilli Beans.を組むまでに6、7年ヴォイスに通っていたんです。その中で違うユニットをやってみたりひとりで楽器や歌の練習をしているうちに、自分はグループで活動する方が向いているなって考えていた時期でもあって。だからすんなりやってみたいなっていう思いで始めましたね。
Lily :私も入塾して長かったのでいろんなユニットを組んだりしていた中で、すごくギターに魅力を感じ始めていたんです。歌うよりもずっとギターを弾いていたいって思っていたから、バンドの話はすごく嬉しかったんですよね。
――どこかでバンドは気になっていたんですね。
Moto :私は入塾した頃にバンドをやってみたいと思っていたんです。でも私、協調性ないしな…と思いつつ好きだからこそロックバンドのカヴァーをしていたんですけど、まさか本当に自分がバンドを組むことになるとは思っていませんでした。でもいざそういう話が来たらすぐに「やりたい!」って思いましたね。
――ヴォイスで組んできたユニットは、先生の声かけから始まっていく感じですか?
Maika :そうですね。基本的にシンガーソングライターを育成する学校でみんながソロ思考だから、先生が組んでみたら?ってきっかけをくれることがほとんどですね。
――じゃあその中でバンドを勧められるって…。
Maika :ヴォイスで初めてなんです!
Lily :しかもヴォイスにはベースコースがないから、Maikaが初めてのベースプレイヤーなんですよ。
Maika :異例だよね。そもそもヴォイスでバンドやっていいんですか?って思ったよ(笑)。
――そうか、生徒にとってはそもそもバンドをやるという概念がないんですね。それで3人でバンドをやろうと決まってからはどういうバンドにしようとか、どんな形で進んでいったんでしょう。
Maika :なんとなく方向性の話はしつつ、最初はバンドだしロック!っていう感じで…。
Moto :レニー・クラヴィッツ、カヴァーしたよね。
Maika :したね! 一旦カヴァーしてみることで、バンド力を上げようっていう目的でした。
――カヴァーをやりつつ、最終的には自分たちで作っていかないといけないわけですよね。
Moto :最初に作っていた曲もパンクっぽいものを作っていました。今よりもっと洋楽のロックに寄っていたっていうか。
――それはメンバーみんな同じような気分で?
Moto :私がそういう音楽が好きだったのでそっちに引っ張って。こういう感じが好きだ! バンドと言えばこうだ!って。GREEN DAYとか。
――疾走感あるしバンドやってる感もありますもんね、GREEN DAY。
3人 :そうですそうです!
――(笑)。2019年にバンドを結成して2021年にデビューEPをリリースって、わずか2年ですごくシンデレラストーリー!っていう感じもするのですが、結成からデビュー作を出すまではどのように過ごされていたんですか?
Maika :ひたすらカヴァーをするのはもちろん、いろんな曲を作りながらだんだん3人の好きなものが徐々に交わって今の形が見えてきたので、とにかく作ってみる日々でした。作ってみてボツだったらボツって割り切って。本当にいろいろやってみていた試行錯誤の2年でしたね。
Moto :今もまだ完全な形にはなっていないけどね。
Maika :うん、まだ全然。
――そうか…今も方向性を見つけながら進んでいるっていう感じなんですね。その2年の間はそういう作業と並行してライブも?
Maika :実は初ライブ、今年の5月なんです。
――えー!! 聞けば聞くほどすごい速度で進んでいるバンドですよね。
Maika :結成して割とすぐにコロナ禍になってしまったので、なかなかライブができなかったっていうのもありましたし。
――その間はみんなで集まって音合わせをしたり曲を作ったり?
Maika :リモートでしたね。オンラインで話しながら、この曲の歌詞どうするとかを決めていました。
Moto :リモートでできる時代でよかったなとは思いますね。
――そこまでの日々で見えてきたものはありましたか?
Moto :最近でこそ、自分たちが作りたい世界観は少しずつ見えてきた気がします。
Maika & Lily :うんうん。
Moto :なんだろう、「ポップロック」? 一言で言うとそういう感じの世界観なんですけど…。
Lily :うんうん。そういうのを見出しながら常に作業していたところもあって、毎日濃密でした。
――今年8月にデビューEPの『d a n c i n g a l o n e』をリリースされて、4曲ながらすごくChilli Beans.の音楽の幅を感じさせてくれる1枚だなと感じました。このEPはどうやって制作を始めたんですか?
Maika :ずっと作りためていた曲の中から選びました。
Moto :この4曲に共通しているテーマが「孤独」なんです。
Maika :順番としてはまず「シェキララ」を入れたいっていう話が最初にあったんですね。当時あった自分たちの曲の中ですごくチリビっぽいよねって。3人の中でも好きな楽曲だし「シェキララ」を軸に曲を集めようって決まった時に、「孤独」っていうテーマが自然と浮かび上がってきた感じでした。コロナの影響もあって1人の時間が増えていたし孤独を歌った曲が必然的に増えていっていたから、そういう曲を集めてみない? って。
――その“チリビっぽいよね”っていうのは、さっきMotoさんがおっしゃったポップロックっていうキーワードも意識されてのことですか?
Lily :そうですね。ポップロックであることは意識していたと思います。だけど着飾っていない等身大の感じで、音作りもちょっと歪んだ感じを取り入れたりしました。
――このコロナを経た時代でリリースされているのは、愛とか絆とか新しく見えた大事なもの、あと日常生活の大切さをテーマにした作品が多いように個人的に感じていたんです。だからこそ孤独を歌うってなんとなくチャレンジングだなという印象も受けました。
Lily :コロナ禍だからというわけではなくて日常的に…普段の生活を通して孤独みたいなことをシンプルに感じている気がするんです。それがコロナと重なってより強く感じられるようになったっていうのはあったので、EPのテーマにしました。コロナを経験して愛や絆を作品テーマにされているみなさんは、孤独の先で見つけたものを発信されているのかなと思います。
――なるほど。ちなみにチリビの楽曲に関しては作詞も作曲も編曲も名義がChilli Beans.になっていて、メンバーの誰の曲と限定されていないのが特徴かなと思うのですが、曲作りはどのように制作しているんでしょうか。
Maika :本当に楽曲によってバラバラっていう感じはあるんですけど…。
Moto :誰かがちょっとした形になっているものを持ってきて、そこから広げることが多いですね。ひとりで曲を作り切ることは考えたことがないかもしれないです。
Lily :バンド内で編曲もするので、それも含めてひとりではできない作業だからバンド名義にするのがしっくりくるのかな。誰かが作ったフレーズを全員でどんどん広げていくみたいなやり方は続けていくと思いますね。
――そうやって制作されたEPが世に出て3カ月ほどですが、手応えはどうですか?
Moto :よかったとか、かっこいいっていう声が多い気がして…嬉しいです
Lily :そういう声を実感できるようになってきている感じはあります。
Maika :とはいえライブを少しずつ再開できたぐらいなので、なかなかファンの方との交流するタイミングがないんです。
Lily :SNSぐらいかなぁ。
Maika :YouTubeやストリーミングの再生回数が伸びて見える数字としてはすごく嬉しいなっていうのがありつつ、どこか不思議な感覚です。嬉しい反面、これは本当に自分たちのことなの?って。EPを出す前はライブをしても会場が埋まらないこともあったけど、作品を出してからはたくさんの人が見に来てくださって、そういうことを通して少しずつっていう感じですね。
主人公がいるストーリーから広がる詞の世界
――夏のデビューEPに続いて、11月24日には新曲の「アンドロン」がリリースになりました。
Lily :この曲はMotoが今こんな曲を作ってるよってデモを聴かせてくれたんです。聴いてすぐに「面白そう! 進めよう!」って。
Maika :歌詞に「ピーナッツ」っていう言葉が入っているんですけど、これを聴いた時にいける!って思いました。
Lily :「めちゃめちゃ歌詞いいじゃん!」って。メロディーもそうだけど、初めて聴いた時は歌詞に注目していたかな。共感できる部分がすごく多くて、「私もその気持ち!」ってなりました。
――その共感を生んだ「ピーナッツ」という単語をMotoさんが使った意図は…?
Moto :ピーナッツは空っぽな自分みたいなイメージがポッと浮かんできたんです。これいけるぞ!っていう感覚で作っていったわけではなくて、頭の中でぼわ〜っとしていたものを聴かせてみたらふたりがいい反応をしてくれて。
Maika :うん。いいじゃん!って。
Moto :結果的に自分に自信のない主人公のやるせない恋愛をテーマにした曲になりましたけど、こうなったのも「こんな曲にしよう」っていう意思があったというよりは感情のまま思いついたものを書いた感じでしかなかったです。あとは、ポップな可愛らしさみたいなところは少し意識したと思います。
――EPのリリースの資料に1曲ずつメンバーのコメントが書かれていてすごく気になっていたことがあるんですが、「〇〇〇〇な主人公が〇〇〇〇している楽曲です」という感じで主人公がいる物語を綴っているという表現が多くてすごく面白いなと思っていました。みなさんの中ではまずストーリーを作って、そこから曲にしていくという感じですか?
Maika :うん、そうですね。
Moto :キャラクターを存在させて…もちろん自分もそのキャラクターと共通している部分はあってっていう感じ。
Maika :自分を俯瞰して見ているのを、主人公として立たせているというかね。
Lily :あと、浮かんできた情景とかこういう雰囲気の曲にしたいっていうイメージを写真で共有したりします。
――写真で?
Lily :外国のすごく雰囲気のある写真なんかをふたりに送って、こういうイメージなんだって。そこから歌詞が出てきて広がったり、こういうのいいよねってビジュアルを共有することは多いですね。
Moto :写真はすごくイメージしやすいかな。詞に関しては、入り混ざっているんですよね。自分の体験した感情と想像と空想が混ざって組み合わさっている感じです。
――そのエピソードを伺うと「主人公がいる」というのもすごく納得します。1曲1曲が短編ストーリー的で。
Maika :主人公いますいます(笑)。
Moto :そこにはある種の憧れみたいなものも、のせています。
――その前のEPから「アンドロン」までの詞の共通点としては、決してハッピーな世界観ではないということだと思うのですが…。
Maika :確かにハッピーで明るい感じではないですね。
――曲がポップなのであまりアンハッピーな受け取り方にはならないなと感じたのですが、そのバランスって考えたりしますか?
3人 :めちゃめちゃ考えますね。
Moto :曲と詞のバランスで世界観を作れると思っているので、そこはめちゃくちゃ考えます。
Maika :自分たちのキャラクターを主人公に投影することもあるんです。そんな自分たちも底無しに明るいだけではないので、作っているうちに自然とそうなっていくところもありますね。とにかく明るい詞を書いていると、途中からしんどくなったりとか。
Lily :最終的には今の感じに自然となるっていう。
――そういうバランスを突き詰めていくとすると、これからの言葉選びもどこかハッピーだけではないものを選んでいくことになりそうですか。
Lily :それがしっくりくるかな。
Moto :うん。それがなくなったらやっている意味はないぐらいの感じはあるかもしれないです。
Maika :確かに。
Moto :ハッピーな詞に陰なイメージのメロディーをつけて、暗すぎて情緒がおかしいみたいになっちゃうのも面白そうだなとは思います。
Maika :実際にそういう曲をやりたいねっていう話もしているんですけどね。めっちゃ暗いジョーカーみたいな曲。
Lily :この人本当はしんどいでしょっていうのが伝わる曲ね。
――フルアルバムぐらいのボリュームの中にそういう曲が入っているとすごくメリハリのポイントになりそうですよね。ちなみに「アンドロン」を聴いていて、打ち込み感もバンドの生音感もすごくあって、ものすごく今っぽい! という感じがしたのですが、音作りで面白かったこととかはありましたか。
Lily :打ち込みの音楽もバンドの音楽もすごく好きなので、好きなものをやりたいから自然とこうなったっていう感じはあります。そもそもチリビにはドラムがいないこともあって、最初は打ち込みで作っていくんです。
Maika :ドラムの打ち込みに関しては自分たちにないものを作り出す作業なので、難しかったけど楽しめた部分でした。あと、Lilyと私はバンドを始めてからエレキとベースに挑戦しているので、自分たちの手数を増やしながら曲を作るっていうことにも楽しさはありました。
Lily :それはあったね。
Maika :技を習得しながら出していく作業というか。
Lily :習得したらすぐ出しちゃう(笑)。学んでやって、学んでやって。
――そういうのは、ある意味ロックバンドらしい初期衝動っていう感じもしますよね。でもやっぱり3人ともシンガーソングライターを目指して学校に通っていただけあってみんな歌えるわけで、コーラスは注目ポイントだと思うんです。
Maika :コーラスは本当にこだわっています! コーラスだけでトラック数が70いく時もあるぐらい。
――70!?
Lily :めちゃめちゃ重ねているんです。ふたりとも録音して左右に振るとか…。
Maika :ロボットっぽい感じにして重ねたり、オートチューンをかけてみたり、いじっているものといじっていないものを重ねてみたりとか。
Lily :レイヤーを重ねまくって作ってます!
Maika :いろいろ試しながらね。あとは、空間を作るのが結構好きなんですよね。
――空間というと?
Maika :もちろんギターの音色でも空間は作れるんですけど、声で作る空間の広さは特に意識しているところですね。
Moto :やっぱり楽器は人間の声に勝てないっていうところもあるから、すごく意識しますね。
――そういう考え方ができるのはやっぱり3人共歌を学んでいるからですよね。
Maika :うんうん。それはあると思います。
――ちなみにさっきのコーラスのトラック数が70っておっしゃっていた件ですが、それって65じゃ全然違うものになっちゃいますか?
Lily :(笑)! 正直、好きか嫌いかだけです! でも潔く引く時は引きますよ。
Maika :とりあえず思いつくもの重ねてみて、引くのはいつでも引けるっていう精神で。
――一旦やりたいことをやり切ってから考える、と。デビューEPに収録されている「lemonade」に続き、新曲の「アンドロン」にも音楽塾ヴォイスの同級生であるVaundyがアレンジで参加されていますが、彼との作業はどういうものでしたか?
Moto :結構話し合って作るみたいな感じがありました。サウンド面でどうしていこうみたいな感覚も汲み取ってくれたりしましたし。
Maika :しゃべりながら一緒に作っていったイメージです。
Lily :最初にMotoがデモで作ってきたものをチリビバージョンとして一度完成させて、そこからVaundyと共有して、こうしたいああしたいって話をしながら進めました。
Maika :「チリビバージョンのデモを整えてもらった」っていう感覚ですかね。
――自分たちでもアレンジを手がけることができるバンドだけど、あえてそこをアーティストに委ねる意図は?
Maika :聴いてきた音楽も私たちとは違うから、聴いたことがないアレンジや見たこともない引き出しを見せてもらえるのは魅力ですね。
Lily :特に「アンドロン」の1番のアレンジは目からウロコでした。
Maika :2番はチリビアレンジを活かしてくれたんだよね。EPに収録した「Digital Persona」をアレンジしていただいた(村田)シゲさんもそんな感じです。シゲさんはベーシストだから、イントロのベースもめちゃくちゃかっこよくなっていて。他のベースラインは元々のものを使っていただいたんですけど、途中でコードチェンジしたり本当にかっこいいんですよ。
Lily :そうやって曲によっていろんな方とお仕事できるのも嬉しいです。
Maika :あくまでもChilli Beans.としてアレンジができることはウリだし確立させていきたい部分ではありますけど、いろんなアーティストさんとご一緒するのも楽しみです。
――今後の動きとしては、12月に大阪でまたライブがありますよね。
Moto :12月20日、心斎橋JANUSでライブを予定しています! 作品をリリースして持ち曲が増えたので、さらにスピード感ももう少し考えようって話をしたりしています。
Maika :コロナがおさまったらコール&レスポンスもやりたいなっていう希望も持ちつつ。声が出せるようになるとライブも全然変わってくるかなと思います。やりたいこととしては、タオル回したいよね?
Lily :うん、ライブとして楽しそうだよね。
Maika :「lemonade」で左右にステップを踏むフリがあるんですけど、Pangeaでやってくれていた方たちもいてすごく嬉しかったので、またみんなで一緒にステップができたら幸せだなと思います!
Text by 桃井麻依子
(2021年11月25日更新)
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