「これから出会う人たち全てを
抱えることができる器を持って進んでいきたい」
男性ダンス&ボーカルグループ・WATWINGが
メジャーシーンへ向けてテイクオフ!
“世界に通用するダンス&ボーカル ボーイズグループを結成すべく、全国オーディションを開催!” 。2019年にホリプロが主催した『Star Boys Audition』だ。BTSや菅田将暉をはじめ数々のアーティストの楽曲を手掛けてきた音楽プロデューサー・onepeaceがデビュー曲を手がけ、振り付け・ダンストレーニングをダンスパフォーマンスチームs**t kingzのNOPPOが担当するとの発表もあり、激しい合格者争いが繰り広げられたこのオーディションを経て、2020年1月にデジタルシングル「Only One Life」をリリースした男性ダンス&ボーカルグループ・WATWING(ワトウィン)。デビュー以降ライブを行うことが困難な時期にあっても前向きに曲をリリースし続け、YouTubeでダンス動画をアップするなど活動を続けてきた彼らが、いよいよメジャーデビューを果たしさらに大きな空へと羽ばたいていく。新たなスタートを前にした9月中旬、メンバーの年長組・古幡亮、鈴木曉、髙橋颯の3名にリモートインタビューを敢行。オーディション参加前のエピソードからメジャーデビュー、初となるリリース記念ワンマンライブまでさまざまな思いを聞いた。
“ピュアでひたむき”が6人の共通点
――今回『ぴあ関西版WEB』初登場ということで、みなさん自己紹介からお願いできたらと思うんですが…。
古幡亮(以下、亮):僕からいきます! 初めまして、古幡亮です。WATWINGでは最年長でリーダーをやっています。ダンスが得意で、ダンスリーダーをしたりライブの演出も手掛けたり、WATWINGのクリエイティブ担当みたいな感じでやっています。
鈴木曉(以下、曉):鈴木曉(あさひ)です、よろしくお願いします。モットーは楽しく生きること! 最近は曲作りにも挑戦していまして、ライブのスタート直前に「OVERTURE」というダンスができるような曲があるんですがそれも作っていまして、そういうのが好きです!
――元々音楽はやられていたんですか?
曉:兄と一緒に曲を作ったりしていました。WATWINGでも自分の作った曲で踊りたいなっていう夢があります。颯、どうぞ。
髙橋颯(以下、颯):初めまして、髙橋颯(ふう)です。僕はWATWINGメンバーの中では不思議でフワフワしたキャラクターです!
亮:ホント、颯は急にボケ始めたりするんですよ。
曉:最初は驚きもありましたけど、今はすっかり受け止められるようになりましたねぇ。
颯:人が笑ってくれるのがすごく嬉しいんです。学生の頃はそういう自分の個性をあまりいいものだとは思っていなくて…。でも人が笑ってくれたり、そこをいいじゃんって言ってくれる人がいると心底嬉しくて、調子よくボケ続けちゃいます。ライバルは松本人志さんです!
――ライバル、大きい存在ですね~。
亮:どこ目指してんだよ(笑)。でもこの人、昨日急にM-1に出たいみたいことを言い始めたんですよ。
――えー! でも本気になれば出ることはできますよね。
颯:そうなんですよね。
――腕試しに自分たちのライブで漫才をお披露目してみては?
颯:う~ん、でも自分たちのステージでやるのはちょっと違うんですよね…。あくまでもM-1で!
曉:M-1にこだわってんの(笑)?
――あはは! 今日は多彩な3人にお集まりいただきましたけど、WATWINGのお兄さん3人っていうことで。
曉:あ、そういえばそうですね。
亮:そうですね。でもそんなお兄さん的な意識はなかったです。
曉:確かに! 年齢的な意識…あんまりないですねぇ。
亮:僕と曉が同い年で颯が1個下です。学年的には僕と曉が年長なので、しっかりしなきゃぐらいはたまに言うんですけど、年下の(八村)倫太郎と(桑山)隆太のふたりがかなりしっかりしているので年齢の意識がないんですよね。
曉:年下たちに救われているところはあります。
――そんなメンバーのバランス抜群のWATWINGは2020年にホリプロ初の男性ダンス&ボーカルグループとしてデビューされたわけですけど、まずはグループ名の由来からお伺いしてもいいですか?
颯:WATWINGっていうのは造語で、「WAT」と「WING」からできているんです。WATはスラングで何?っていう意味があって、WINGは翼。ちょっとした反骨精神も交えて、誰に何を言われようと自分たちの思いを貫いて羽ばたいてこうっていう思いを込めています。メンバーでどういう名前にする?って話し合って決めました。
亮:めちゃくちゃ考えたよね。
曉:候補はいろいろあって、このWATWINGって名前は颯が提案してくれた名前なんです。
――自分たちで意見を出したんですね。意外です。
亮:結成翌日ぐらいにメンバーのLINEグループができて、そこで「グループ名どうする?」ってひとり10個ずつぐらい出し合ったんですよ。
曉:最後はなんかスッとWATWINGにおさまりましたね。
亮:やっぱこれじゃね? って。
颯:もっといろいろあったんですよ。1人10個だから少なくとも60個。カドメモン、シャイニング…なんだっけ?
曉:シャイニングスターとかガガセブンとか。
颯:ガガセブン! あとペイジーズ、フラッグシップとか本当にいろいろありましたね。
――そういうグループ名って決まっているもので活動が始まるのかと思っていました。
曉:そうなんですよ!
颯:本当にありがたかったです。それで言うと僕たち、本名でいくかアーティスト名でいくかもすごく悩みました。
曉:1カ月くらいかけて自分のアーティストネームも考えたりしていたんです。
亮:自分のバックボーンにちなんだ名前を考えたりしてね。
――でも結果的に本名でいくぞと。
颯:全て却下されたからです(笑)! アーティストネームのセンスがすごすぎて、スタッフさんに「お願いだからその名前はやめてくれ」って。
――結成したそばからそうやって自分たちの意見をどんどん出し合って、グループを自分たちで作ったとは…!
亮:自由に僕らの中から溢れ出るアーティスト性をスタッフの方が大事にしてくれて伸び伸びとやらせてもらっているので、本当にその部分は感謝していますね。
――そもそもみなさんがオーディションに参加されたきっかけはどんなことだったんですか?
亮:僕は元々ダンサーをやっていて長野から上京してきたんですけど、上京理由も憧れのs**t kingzと一緒に踊ってみたいっていう思いでした。4年ぐらい続けていたらs**t kingzとついに関わることができたんです! メンバーのNOPPOさんがこのプロジェクトに関わっていて、「受けてみたら?」って声をかけていただいて。それがオーディションを受けたきっかけでした。
颯:へぇ!そうだったんだね。
――オーディションの前にs**t kingzと関わるっていう夢を叶えているのもすごいですね。
曉:すごいですよね!
亮:めっちゃがんばりました。元々アーティスト活動とか踊ることにすごく興味はあって、やってきたことの先にデビューがあるのなら、これも僕の人生だなと思って。好きだったらやってみようって今ここにいます。全てつながっているなって思いますね。
――鈴木さんは?
曉:僕は歌手を目指して上京してきたんですけど、ふとインスタを見ていたらオーディションの募集広告を見つけて。これまでオーディションに興味はなかったけど、この募集にはすごく惹かれて受けてみようって。
亮:WATWINGと曉の引き寄せがあったのかもしれないよね。
曉:そうだね。受けてみようって感覚的に動きました。颯は?
颯:僕は元々ソロで活動していました。自分としては俳優としての仕事も楽しいけど、もっとステージに立ちたいっていう思いがあったんですね。ステージでパフォーマンスをして、体感したものをお客さんと共有したかった。シンプルにやるしかないと思ってオーディションに参加しました。
亮:一緒一緒。僕もステージで踊るのが好きだったかもしれないな。
――3人別々の入り方だけど、ステージに立ちたい思いは同じですね。
3人:うんうん。
――メンバーに選ばれるまでの過程は「オーディション大変でしたよね」って一言では言い表せないほど大変だったと思うんですが、選ばれて君たちがデビューメンバーだよって6人集められた時の最初の印象は覚えていますか?
颯:最終審査はふたつのグループに分かれていたんです。最後に全員がひとつの部屋に集まって名前を呼ばれて、6人が決まる瞬間がきました。
曉:亮と颯は最終審査で同じグループだったけど、僕はもうひとつのグループで。だから決まった時は、「この人たちとやるんだなぁ」って。彼らは最初からダンスがめちゃくちゃうまくて。
――ダンス経験者ですもんね。
曉:だからこそこのグループは高いところに行けるんじゃないかって思いましたね。
亮:それ、初耳だなぁ。メンバーが決まった後にスタジオに戻って6人で課題曲を踊ってみてくださいってなったんですけど、その前に颯とハグしましたね。
颯:したね!
亮:改めて髙橋颯です、古幡亮です、よろしく!って。これからの人生よろしくねみたいなあれ、今でも覚えています。
颯:エモかったね。
――これからよろしく! みたいな契りの後、どんなグループになりたいなとかどういうグループを目指そうみたいな話はメンバー同士ではされたんですか?
亮:WATWINGっていうグループ名が決まって、その後の会議でどういうアーティストになっていこうっていう話のすり合わせをしました。
曉:最初は自分たちもこれだっていうものが見つかっていなくて…。
亮:6人が本当にそれぞれ違うところから集まってきているし、年齢も違うし。
颯:共通することってなんだろうってね。
亮:中に眠っている6人の思いってなんだろうっていうのを掘り起こすには、すごく話し合って時間を使うっていう作業を重ねました。
――その話し合いの中で見出せたこととかありましたか?
亮:そうやって話していくうちにそれぞれの人間性がわかってきたんですけど、やっぱり共通してあったのはピュアっていうキーワードだったんです。まだ何にも染まっていないというか。
曉:うんうん。
亮:ピュアで、こういう活動をするにしても人生を生きているにしてもひたむきで、それぞれ悩んだりする時期もあるし、常に必死にみんながんばっているピュアさがあるというか。そういうWATWINGの若々しさを届けたいなっていうことは思いました。
――なるほど! 実は今回のリリースの紙資料にある「メンバーからのメッセージ」っていうところに注目していたんです。“不完全な僕らが生き様や人生を曝け出すことで何かを感じて欲しい”って書いてあって、これがすごく深いなと。この一文、驚きました。
3人:わははははは!生き様!
――メンバー内での話し合いから導き出されたんですね。
亮:そうですね。会議で話しているうちに人間って完璧じゃないっていうことに気づいて、まだまだ僕らも必死にもがいているしそうやって探りながら生きているなって。もちろん夢はあって、その夢に向かうにしてもいろいろ考えたり悩んだりしながらひとつひとつ壁を乗り越えていってみんな生きていると思うんですよ。それ、僕らも一緒だなと思って。
――それって厳しいオーディションに参加して、みんないろんなことがあったからこそ見えたことでもありますか?
亮:それもあったし、最初のデビュー曲の「Only One Life」の歌詞に気付かされたところもあります。もっと自分を信じて突き進んで行けっていうメッセージがすごく込められていて、自分たちも励まされたというのがすごくあって。
曉:うん、それはすごくあったね。
亮:そんな曲がファーストシングルになったっていうのはすごく意味があるなって思うし。
颯:あ~なんか初心忘れてた。おかげで思い出せました。
亮・曉:おい(笑)!
曉:そういうものを僕たちはたくさんの人に届けたいなと思いますね。
「笑顔を見ること、歓声を聞くこと」が今の目標
――9月にメジャーデビューとはいえ、2020年のシングルリリース以降表現することを続けてきたと思うんですが、これまでの活動の中でメジャーデビュー後に活動していくうえで糧になりそうな発見ってあったりしましたか?
亮:ありますね。昨日の年表の話…言っていい?
曉・颯:あ、あれ! いいよ!
亮:僕らは2020年1月に「Only One Life」を出して活動を始めていったんですけど、僕らが本格的に活動するにあたってコロナが本格化していったんですよ。昨日スタッフが僕らの活動を年表にまとめてくれたんですけど、本当にコロナと僕らがちょうど兄弟みたいに並行して動いていて。1月15日にデビューして16日に日本で初めての陽性者が出て…。
――次の日!
亮:ファーストEPを出したら緊急事態宣言が出たり、コロナと共にと言っても過言じゃない。でもそれって僕らにとって大きな経験になるなと思って。本当にお客さんの前に立つことも少ないし、僕らはまだお客さんの声を聞いたことがないんです。でも捉え方によってはそれが糧だなとも思います。僕らが必死にたくさんのことを考えるきっかけにはなっているし、すごい経験にはなりました。
曉:夢は歓声を聞きたいっていうことですね。
颯:今は今でいいけど、笑顔が見たいね。
亮:なので現状を逆手に取るじゃないですけど、これから先糧にして活動できたらなって思います。
――そんな1年半を経て今いよいよメジャーデビューですが、みなさん今の心境はどうですか?
曉:今は不思議な感じですね。7月19日のワンマンライブでファンに向けて発表した時は「おめでとう」って言ってもらってすごく実感が湧きました。
――やっぱりメジャーデビューって気持ち的に違うものですか?
颯:全然違います! メジャー、怖いです(笑)! 今まではスライムだったのが、次はデスピサロに立ち向かう的な?
亮:ドラクエで例えてきた(笑)! デスピサロなんてもうラスボスやん。
――それぐらい大きなものに立ち向かっていくみたいな感覚だ、と。
曉:その感覚はあります。
颯:反面楽しみも…。
曉:そう! 楽しみもあります! 2倍3倍。
――ライブの規模が大きくなったり数が増えたり、取材もモリモリあったり、単純にみなさんが表現する場が増えることはありそうですね。
颯:うん、増えると思いますね。
亮:量は変わるかもしれないけどやっていく内容は変わらないと思っていて、ただ関わってくれる人や目に留めてくれる人は増えると思うんです。その中でどう活動に向き合うかを常に考えてはいます。たくさんの人が関わってくれる分、その人たちの気持ちや思いも僕らが一番表に立つものとして持っていかなきゃいけないし持ちたいし。でもそれに自分自身が負けちゃいけなくて、自分自身も貫いていきたいないかなきゃなっていうのもあって。自分と周りの人たち、これから出会う人たちを自分の中でちゃんと持てる器…っていうのかな?
――メジャーシーンで活動することで、抱えるものも大きくなるみたいなイメージですかね。
3人:うん、大きくなりますね。
亮:でもそれをしっかり抱えられる器を持ちたいなって準備をしています。
世に出すからには最高級品を届けたい
――今回発売したメジャーデビューEPの『Take off,』は5曲入りで決して曲数が多いわけではないけれどとてもカラフルで歌詞の内容はこれからの活動を前にした決意表明みたいな印象でした。この作品にはメンバー自身がプロデューサー的な観点から積極的に楽曲制作に参加したと伺ったんですが…。
颯:全員プロデューサー気質ですもん!
曉:全曲そうなんですけど、特にリード曲の「HELLO WORLD」と「HERO」は歌詞を何パターンかいただいて、もちろん僕らがこういうニュアンスにしてくださいって依頼して作っていただいたものではあるんですけど、声に出して歌ってみてしっくりときた言葉を選んびました。
亮:本当に1フレーズ1フレーズ、ここはこれがいいよねとか本当に細かなところまで考えて1曲ずつ3回ぐらいメンバー会議を重ねました。
曉:あと音楽性で言うとレコーディングが終わったあとミックスする前のものを聞かせてもらったんです。それを聞いて、自分たちがここ気になるなって思ったところをリストアップして、ミックスで調整してもらったりとか。そこを積極的にやりました。
颯:この作業はめちゃめちゃ楽しかったです。ミックスも。
亮:曉が音源リーダーなんですよ。僕らはそれぞれ自分で聞いて気になる部分を曉に託して、曉がトラックダウンに行ってスタッフと一緒に作業してくれました。
――鈴木さんは元々そういう知識があったんですか?
曉:最初からあったわけではなかったです。でも僕らメンバーみんないろんなジャンルの音楽を聴くんですよ。洋楽もK-POPもロックも。
亮:ダンスミュージックやHIP HOPも聴きます。それぞれ好きな音楽も違うし、みんなの知識を集めて音のバランスを研究して、R&Bはこの音が立つよねとかそういう話をしました。それで自分たちの好きな音楽を突き詰めてそれを形にしてもらう作業に関わることができて、すごくうれしいですね。
――それってともすればスタッフさんに委ねられる部分でもあると思うんですけど、あえて自分たちでやろう! っていうのは…。
曉:世に出すからには最高級品を届けたいっていう気持ちですね。
亮:最高級品(笑)!
曉:僕たちの思いが詰まったものを届けたいのでそこはこだわりたいっていうか。
亮:WATWING、アツいんですよ。自分たちの気持ちが溢れ出ちゃうので、それを形にしたいしたいっていう熱量がすごいんです。
――そういうことは『Take off,』以前の作品でもされていたんですか?
亮:曲のタイトルを考えたり、こういう曲を作りたいねってモデル曲を自分たちで探してきてこんな感じにしたいって提示したりとかそういうこともたくさんしてきました。
――じゃあWATWINGとして今後やっていきたいことみたいなものは、結構みなさんの中で明確になっている感じですか。
颯:…僕はまだ明確ではないかな。
亮:探ってはいますけど、その時々で自分たちの「好き」をありのままに表現したいっていう気持ちはあるかな。
曉:僕らメンバーで会議することがめちゃめちゃ多くて。リリース1カ月前は超頻繁だったし、会議が始まったら5時間ぐらいずっと話をしていますね。
亮:ライブ、曲、ダンス、人間性、スケジュール、私生活まで含めてトークテーマになります。
颯:カラコン、眉毛、お風呂の入り方、忘れ物とか。
亮:夜中に蒙古タンメン2杯食っちゃったとか(笑)。
――そこまで全てを共有しているメンバーと一緒に作り上げたEPの『Take off,』ですが、「こんなEPが完成しました!」の“こんな”を言葉にできますか?
亮:僕がずっと頭にあったのは「挑戦」っていう言葉ですかね。挑戦の1枚。それこそ僕らそれぞれ芯は持ちつつ、そこに一本筋が通っているっていうより、それぞれに興味関心があって、それを尊重しているからこそいろんな世界が見たいし、たくさんの景色を見ながら本当のWATWINGを見つけていきたいなと思っていて。
颯:ヒュー! 亮、ロマンチックだね。
亮:よく言われる(笑)。5曲全部違う中で、本当にメジャーデビューで僕らの魅力が伝わるEPだし、僕らの中のふつふつとした反骨精神とか思いが詰まっているし、全部形にできたと思っているんです。その作品でメジャーに挑むのも挑戦だなと思います。
――9月、そして来年にもワンマンライブがありますが、今回のEPから披露するのを楽しみにしている曲はありますか?
亮:僕は「Sensation」! 自分たち自身踊っていて楽しい! って心から思えるダンスで、勝手に笑顔になっちゃうんです。
颯:ホント笑顔になるよね。
亮:僕らも楽しくなりすぎるからお客さんも楽しくなってくれるんじゃないかと。
曉:あと「HERO」も! 振り付けはなんと古幡亮がやっていまして。亮が作る振りはすごいんですよ。亮の構成も僕大好きで。それを披露できるのが楽しみです。
颯:僕的にはもう挑戦の曲しかないな~。全曲難しいっていうか。楽しい一面を表現したいからこそ、難しいところもあります。個人的には「HELLO WORLD」の気合の入り方が違うかな。本当に眠れないぐらい毎日がんばって練習して完成したって感じです。…でも、踊り切った時の達成感はすごくあるかなぁ。
――公演後はまた大きな達成感が得られそうですね。
3人:そうですね!
曉:ライブを終えた後にどんな新しい景色が見られるのか、めちゃめちゃ楽しみです!
Text by 桃井麻依子
(2021年9月24日更新)
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