「このアルバムが聴く人の日々に寄り添って、 一緒に歩んで行けたら嬉しい」 自主レーベルからの初のアルバム『OVER THE RAINBOW』を 7/28(水)にリリース! 番匠谷紗衣インタビュー
地元大阪に戻って立ち上げた自主レーベル Fill RECORDSからの初めてのアルバムとなる『OVER THE RAINBOW』が完成した。孤独な時間に寄り添い、すぐそばで語りかけてくれるような歌声にそっと耳を傾けてみてほしい。“雨上がりを待つあなたとの22分間”をテーマにした今作はノスタルジーを掻き立てられるリリックとメロディー。音数を絞り打ち込みと生音が絶妙にブレンドされて暖かみを帯びたサウンドは郷愁感を孕みつつも新鮮な感動を与えてくれる。前回のインタビューで、「音楽を必要としている人の生活の一部になれる曲を作りたい」と話していた番匠谷紗衣の歌が今、聴き手の心に響くわけとは…。この作品に託された剥き出しの思いと現在のスタンスについて、彼女らしい言葉で語ってくれた。
曲のことばかりずーっと考えて…というより
日々の中で自然に浮かんできた時に書いていった
――今回は7月28日リリースのアルバム『OVER THE RAINBOW』についてお聞きします。一曲目の『君は綺麗』は学生時代を思い出して書かれたそうですね。
ばんじょうや・さえ…1999年1月4日生まれ、大阪出身。中学生の時にアコースティックギターで曲を作り始め、同時にライブ活動も始める。ライブハウス、福祉施設などを中心に老若男女問わず歌を届け続ける。高校時代からセルフマネージメントで大阪のライブハウス umeda TRADや、心斎橋BIGCATにてワンマンライブを行い、全てsold outとなり頭角を現す。デビュー前にして「前を向いて」がAbemaTV『マリキュラム- 出会って 1か月で結婚する方法-』の主題歌に抜擢。東芝クライアントソリューション(株)「dynabook.com」WEBムービー広告出演&歌唱など、様々なメディアに出演する。「FUJI ROCK FESTIVAL '17」、「ap bank fes '18 pieni stage」、毎年アメリカで開催される世界最大規模の楽器ショー「The NAMM Show 2020」(愛用のTAYLOR GUITARS特設ステージ)など様々な大型フェスにも出演。2017年、UNIVERSAL MUSIC JAPANと契約し、翌年Virgin Musicから「ここにある光」でメジャーデビュー。テレビ朝日『科捜研の女』主題歌。2019年、2ndシングル「自分だけの空」をリリース。ABCテレビ『ランウェイ 24』のエンディングテーマとして起用される。2020年、一生音楽を続けていく場所として自主レーベルを発足する。自身のレーベル、Fill RECORDSから、2021年2月24日に初のデジタルシングルリリース。2021年 4月3日(土)にはなんばhatchにてワンマンライブを成功させる。2021年7月28日(水)、約2年振りにニューアルバム『OVER THE RAINBOW』をリリース。番匠谷自身が尊敬するミュージシャン、アレンジャーとタッグを組み、新しいサウンドに仕上がっている。