山あり、谷あり、それでも笑って高みを目指して… 大阪のストリートから生まれたボーカルグループ DREAM MAKERが初のZepp Nambaワンマンに挑む
関西発のボーカルグループ、DREAM MAKER、通称ドリメ。メンバーはSHUNGO、YASU、RYOTA、RYOの4人で、2016年に大阪のストリートで誕生した。以来、路上でのパフォーマンスで着実にファンを増やし、2019年2月27日にミニアルバム『WE ARE DREAM MAKER』でメジャーデビュー。同年、8月28日に発売した2ndミニアルバム『WE ARE DREAM MAKER 2』はオリコン週間アルバムランキング6位を獲得し、彼らの当面の標榜である「大坂城ホールでのワンマンライブ」に一歩また一歩と、着実に歩みを進めている。現在は全国50カ所でのツアーを開催中。千穐楽は2020年1月18日(土)、キャリア最大キャパのZepp Nambaだ。
ここでやっと一息かと思いきや、先日プラス20本の全国ツアーが発表され、2020年も夢に向かって爆走する。この冬には初のフルアルバム『DREAM × DREAM』をリリースするドリメ。メンバーが作詞作曲も手掛け、ロック、レゲエ、R&B、ヒップホップとジャンルは多岐にわたる。ライブで盛り上がること必至のキャッチーなメロディ、時に寄り添い、時に背中を押してくれる旧知の友のような詞の世界観、そして4人の美しいハーモニーと、全方位で聴き応えある1枚に仕上がった。メンバーは全員20代、一見スタイリッシュなイマドキの男子に見えるが、にじみ出る浪花節とド根性。親しみやすさ全開の愛嬌もまた、世代を問わずトリコにする。
――まず、2019年はどんな一年でしたか。
SHUNGO 「今年は2枚、ミニアルバムをリリースして、フルアルバムもリリースするということで、楽曲制作のスキルアップも意識しましたし、あとは、メンバーが今4人ですが、(メンバーの脱退を経験し)夢を叶えるのは本当に簡単じゃないなっていうこともわかったし、それでも支えてくれるファンのみんながいてくれることに対する感謝も改めてすごく芽生えて。今、あることが当たり前じゃないと思いながらも、もっともっと自分たちにしか書けない歌を歌っていきたいなって思いました」
RYOTA 「今年はまず、ライブの1年やったなって思います。ストリートライブ時代は本当に道でしか歌えなくて。そんな自分たちがこうやって大阪だけじゃなくて、全国のライブハウスを回れるというのは…。ストリートライブから1公演1公演、全力でやってきたことが応援してくださる人達に伝わったことが嬉しいですし、出会いってすごくありがたいなってすごく思います。今年に入ってメンバー脱退もあって、頑張り続けることって、文字にしたり、聞いたりするだけでは“それぐらい普通でしょ”みたいな感じなんですけど、継続ってすごく難しくて。続けるからこそ見えてくるものがあるってことをすごく痛感しましたね」。
RYO 「僕は改めて感謝の年でした。今年、メジャーデビューできたこともそうやし、メジャーデビューする自分たちを支えてくださるスタッフの方々も増えましたし、僕たちがライブができたり、リリースできるのはいつも応援してくれるファンの方々あってなので…。いつも感謝してるんですけど、改めて強く意識した1年だったなと思います」。
YASU 「僕も今年は応援してくださるファンのみんなに支えられて、過ごしてきた1年だったなっていうのがまず一番です。本当にこの1年はライブをたくさんしてきたので、ストリートライブから応援してくれているみんなとの距離とか絆も深まったような気がしますし、新しく知ってくださった方もいて、ここからもっと広がればいいなという思いもあります。これだけライブして、体調管理とか大変な部分もあったんですけど、全国各地で待ってくれているみんなの応援で頑張れた部分もありました。本当にみんなに支えられて過ごせた1年だったと思います」。
――今はリリースイベントも入れると、2日に1回はステージに立っている感じですよね。ステージに立つ前は、いつもどういう心境ですか?
RYOTA 「制作期間とか、自分たちが伝えたい想いを書くのはすごい幸せなんですけど、一筋縄では行かないこともあったりして。それはみんなと同じように、楽しいことだけじゃなくて、つらいことも多いんですけど、ライブで全て報われるので。ライブに出る前は、やっとか!みたいな。やっと楽しい場所に来た!みたいな感じですかね」
SHUNGO 「RYOTAがいつも“絶対、大阪城ホールに行こう!”って言うんですけど、本当にそれですね。叶えたい夢のために、まずここに来てくれているみんなを絶対楽しませるということを思います」
RYO 「僕は一旦無になります(笑)。DREAM MAKERはライブの前に円陣を組むんですけど、黙祷する時間もあるんですよ。ライブはテンション高くやるんですけど、1回、何もかも無になって、そこから一気にテンションを上げていくためにも。僕は気合を入れすぎて、空回りしちゃう時もあるので、一旦無になって、その時の会場の雰囲気とか、出て行った時の空気感とかを一気に感じれるようにしています。邪念とかも全部捨てて無になります」
YASU 「僕もどっちかというと“うっしゃ~!”ってテンション上げていくタイプではないかも。冷静に切り替えるというか。どんな場所でライブをしようと、全力は当たり前なんですけど……。ライブの前の心構えかあ…何やろうな…俺、何してるやろうな…」
RYO 「何も考えてないらしいです(笑)」
YASU 「(笑)、どっちかというと、俺も無かもしれない。あんまり考えない。考え過ぎたらしゃべれなくなるタイプなので。結成当時は考えて、考えて、やっていたんですけど、考えたらしゃべれなくて…だから今もしゃべれてないです(笑)」
RYOTA 「今も? 現時点で。なるほどな(笑)」
YASU 「1回何も考えずに無になります」
――そしてフルアルバム『DREAM×DREAM』ですが、すでにライブでおなじみの曲もあり、新曲もあり。
RYOTA 「『alive』『WE ARE DREAM MAKER』は歌割が変わったり、バックのサウンド、ドラムのリズムが変わったりしています。既発曲は今回のアルバムバージョンとして生まれ変わったりもしています」
――DREAM MAKERのライブは、作詞作曲を手がけていることもあってだと思うのですが、皆さんの想いがダイレクトに反映されていますよね。今回、アルバムに込めた気持ち、何か想いを反映した曲などありますか?
SHUNGO 「『ONE LIFE』はメンバー脱退を経て書いた曲なんですけど、夢を叶えるには、本当にいろんなことがあるけど、それでも俺らは負けないぞという思いをファンのみんなに伝えたくて。その想いを詰め込んだ曲になりました。だからファンのみんなとの思いもすごく強い曲になって、この曲自体がもっと成長したらいいなというふうに思います」
RYOTA 「アルバム自体は、この一枚を通してDREAM MAKERのライブを表現したいなと思って、笑いもあって、わちゃわちゃする時もあったり、真剣にメッセージを訴えかけたり、クリスマスソングとか入って、バラエティに富んだものにしました。ライブでもバラエティに富んだことをしているので、そのままアルバムになったんじゃないかなって。僕的には思い入れがあるのは『alive』ですね。何かと戦って、傷ついても、それを背負って、また頑張って行かなきゃいけないなと思った時に…。これって自分だけじゃなくて、みんなに当てはまることやし、今、音楽やってるけど、高校生の時とかでもそういうふうに考えてたなと思って。何か踏み出せるきっかけになるような曲が自分たちにあればすごく幸せやなと思って、『alive』にはその思いをそのまま詰め込みました」
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RYO 「僕は14曲目の『冬の横顔』です。初めてDREAM MAKERでクリスマスソングを作ったんですよ。DREAM MAKERでバラードもあんまり作ったことがなくて、数少ないバラードの1曲になりました。コーラスアレンジもやらせていただいて。曲は全員で作って、“バラードやから声の分厚さとか、そういうのも出していきたい”っていう意見がメンバーの間でもあって。僕はゴスペルとか、ブラックカルチャーも好きなので、1回アレンジをやらせてほしいってメンバーにお願いして、コーラスアレンジをやらせてもらいました。それをメンバーも受け入れてくれて、そういう形で作ったのも初めてだったので、結構思い入れのある曲になりました」
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YASU 「僕は3曲目の『チャレンジャー』という曲です。僕達も結成していろんなことがあって。ライブでも1番気持ちが入るというか、何があってもほんまにチャレンジしていく気持ちをみんな持って歌っていると思うんですけど、自分的にはめっちゃ気持ちが入って歌える曲です。これを聞いて、何か苦しいことやつらいことがあっても、立ち向かっていこうという気持ちになってもらえたら僕らもうれしいなと思います」
――先ほど、普通に続けていくことが大変とおっしゃっていましたが、この1年は100本以上、ライブされると思いますが、ライブごとの気持ちの鮮度はどういうふうに保ってますか?
RYO 「大阪城ホールに立ちたいという目標があるから、全部意味があることやと思えることでしょうか」
――大阪城ホールに立ったら、その後はどうしますか。
RYOTA 「それね、僕も自分でたまに考えたりするんですよ。でも、大坂城ホールが今のDREAM MAKERのてっぺんで、そこに立ったら全然違う夢がぼんぼん出てくるかもしれないので、今はもう大阪城ホールに向けてやっていこうみたいな感じです」
――なるほど。アルバムリリースもその一つの道筋ですよね。このアルバムで伝えたいことは何でしょうか。
SHUNGO 「夢です。路上ライブからやってきた人たちが、こうやってメジャーデビューして、フルアルバムも出すことができるんだっていうのもそうやし、不可能なことなんて何もないってことを、アルバムを出すことで伝えていけたらなって思いますね」
RYO 「僕とYASUくんはDREAM MAKERを始める前から二人で路上ライブをしていて、その難しさはめっちゃ痛感します」
YASU 「0人からやったもんな」
RYO 「そんなやったからメジャーデビューって最初に聞いたときは、ちょっと他人事みたいでした。自分のことじゃないような感じでした」
――今はどうですか?
RYO 「まだあんまり実感はわかないですね。スタッフさんの数が増えたりとかはあるけど…。ワンマンライブやったらお弁当が置いてあるとか、ケータリングが出てくるみたいな(笑)。そういう時にちょっとメジャーアーティストっぽくなったかなとか(笑)。そういう意味でもアルバムのタイトルが『DREAM×DREAM』で。路上ライブから僕らを応援してくれるみんなの夢が重なって、掛け合わさった時に、可能性が無限大に広がるんじゃないかという願いも込めてつけたので、全部に意味があります」
――路上は1人が立ち止まったら集まってきたりしますけど、その1人を立ち止まらせるのが大変ですよね。
RYO 「ゼロの時のキツさ、半端ないもんね…!」
RYOTA 「1日を通してゼロもありました。やめる? いやもうちょっとやろって」
YASU 「もし、人の足が止まったらそのまま歌い続けようって。時間は決めずに、できる範囲でやり続けようって」
RYOTA 「特に冬が大変です。立ち止まりたくないじゃないですか、寒いし、外やし。だから暗黙のルールみたいなので、冬はあんまりバラード歌わんとこって(笑)。やっぱり体が冷えるから」
RYO 「アップテンポな曲でお客さんもちょっと体が動かせるように」
――バラードが少なかったっていうのは、そういう理由もあったんですか?
RYOTA 「いや、そういうわけではなかったですね。『パッション!テンション!最高潮!』っていう、SHUNGOが作ってくれた掛け声もあって、そのイメージと、自分たちが先頭に立って夢を叶えるということを実現させたくて。で、一緒に進んで、応援合戦してきたファンのみんなを意識してた中で、ああいう曲が多くなっていきました」
――『ボクラハチキュウジン』も、めちゃくちゃかっこいい曲ですよね。
RYOTA 「ありがとうございます!」
RYO 「これは今までにない超ロックな曲なんですよ」
RYOTA 「歌詞も今までにないような、世間に対する沸々と湧き出てくる思いをぶつけたみたいな。これまではそういうことは書いてこなかったので」
――どなたが書いたんですか?
RYOTA 「これは僕主体で、みんなに意見をもらいながら。でも、結構すらすら書けたので、俺、世間に対してめちゃ溜まってるやんって思って(笑)」
――作曲はいつもどういう感じで作られるんですか?
RYOTA 「いつもはトラックもメロディーも自分たちで作ったりして。でも、トラックを先に作って曲と詞を当てはめる場合もありますし、最初にメロディーだけ頭に浮かべて、それをどんどん形にしていく場合もあります。作り方も様々で、このAメロはSHUNGOで、サビは全員で、ちょっとメロっぽいものが欲しいからRYOとYASUに頼んでという時もありますし、メンバーの2人が主になって書くという時もあるし、誰か一人がみんなの思いを引き継いで書いたりする時もあります」
――割とバラバラなんですね。
RYOTA 「バラバラですね。聴いてきた音楽も全然違うので、そこはほんまに一人一人リスペクトを持って。SHUNGO、YASU、RYOが書いてくるメロディー、歌詞は俺やったら絶対、思い浮かばんなみたいな。でも、いいなぁ…!みたいな」
RYO 「特にSHUNGOとはちょっと歳が離れているので、言葉の感覚というか。SHUNGOの方が学生の子とか、二十歳前半の子にとってはリアルなんですよね、言葉が。そこはリスペクトします。RYOTAは結構、どこの年代でも共通して“いいな‟って思うような言葉遣いだったり、メロディーですね」
RYOTA 「RYOとYASUは歌いたくなるようなメロディーなんですよ。歌が好きで、R & B とか聴いていたのもあって。DREAM MAKERの曲として“めっちゃいいものできた!”っていう気持ちがあるのと同時にライバルっていうのもあって。“うわ、めっちゃええ曲あるやん、悔しいなぁ…!”っていうのもあります。それがあるからこそ、一人一人、勉強も欠かさずして、相乗効果がどんどん出てくるのかなと思います」
――楽曲のクレジットをDREAM MAKERにしているのは、一人一人が作っても最終的には4人のものだからという意図があるんですか?
RYO 「一人一人が作っても、最終確認はメンバー同士でしているんです。ちょっとずつ修正を加えたりするので、結局4人の手が加わってた楽曲になっているんですよね」
RYOTA 「それが一番緊張します。メンバーに聴かせるのが何よりも緊張する!」
――皆さん、ざっくばらんに思ったことを言い合うんですか?
RYOTA 「それは結成当初に、意見はちゃんと言い合おうというミーティングをして」
SHUNGO 「一生連れ添って歩いていくねんから、そこで我慢してもっていうので」
RYOTA 「そう。もうめっちゃ緊張する。緊張せえへん?」
SHUNGO 「しないっす!」
RYOTA 「何で!? 曲ができたって送ってもあからさまに返事がなかったりするんですよ」
SHUNGO 「変やったら返さないです!(笑)」
RYO 「RYOTAは自分主体で書いた曲は気持ちが前のめり過ぎて、“いや、今送って来られても聴かれへんやん”みたいなタイミングなんですよ」
SHUNGO 「そう!」
RYO 「それくらい熱が入っているんですよ」
RYOTA 「我慢できなくて…」
SHUNGO 「あと、文章で返信したら冷たいじゃないですか。だから直接…」
RYOTA 「SHUNGOとかセコいんですよ! 次の日に2人でおる時に“あれ、よかったで”って言うんですよ。そんなん言われたら嬉しいじゃないですか! 他のメンバーもグループで返さへんけど個人のLINEとで返してきたり…。何やねん、その優しさ!」
SHUNGO 「あんまり褒めたことはないんですけど(笑)、やっぱり誰もがこだわって作ってるから、言い方とかは気を付けますよねって話です」
――SHUNGOさん、言葉へのこだわりはありますか?
SHUNGO 「プロの作家さんやライターさんがいらっしゃるので恐れ多いのですが、作詞している時のルールは自分の中にいくつかあります。めっちゃ簡単なことで言ったら、そのセクションの中で同じようなこと何回も言わないとか、細かいとこです。ただ、言葉はすごく大事にしてるけど、変にこだわったりはしてないです。フリースタイルとか、ラップをやっていて、音楽が流れたら自然と出てくる感じで…」
RYOTA 「SHUNGOは作るのがめっちゃ速いんですよ! 一緒に作る時、一斉にスタートするじゃないですか。そしたら、もうできた!とか言って。え!? 焦ねんけんど!みたいな(笑)」
――皆さん、それぞれのペースがあって。いつ作るんですか? めちゃくちゃ忙しいでしょう?
RYO 「RYOTAは隙間の時間を見つけて、ちょっとでも時間があったらコツコツ考えるタイプなんですけど…」
RYOTA 「時間に余裕を持たすタイプやな!」
RYO 「僕は結構、作る!ってならないと作れないタイプで。夜中に考えることも多いですね」
SHUNGO 「僕も夜中ですね」
RYOTA 「俺とYASUは朝ですね」
YASU 「夜はしっかり寝て、朝から動く」
SHUNGO 「夜は街が寝ているから、気が少ないじゃないですか。だから集中できるんです」
RYO 「わかる」
RYOTA 「あ~、でも曲にもよるかもしれないですね。僕、お風呂とかでも考えりします。お風呂真っ暗にして…」
SHUNGO 「お母さんに怒られたんな」
RYOTA 「そう! 怒られた」
SHUNGO 「おっきい声で歌ってたら、うるさい!って(笑)」
RYOTA 「何回も怒られました。あと、不気味って言われました。電気消して、1時間くらい入ってるので。ある日、ほんまに心配になったらしくて、ドア開けたらしいんですよ。そしたら僕が三角座りで湯舟に浸かってたらしくて。ずっと歌詞考えてたんですけど、その姿が不気味って言われました(笑)」
――皆さん、個性がバラバラですけど、ざくっと分けると朝型と夜型になる。
YASU 「そうかもしれないです」
RYO 「だから、ツアー中も自然と部屋が分かれます。RYOTAとYASUは早く寝るんですよ。で、朝は早く起きるんですけど、僕とSHUNGOは夜遅くまで起きてて、朝ギリギリまで寝てるタイプ。それで別れてます。後はいびきをかくか、かかないか(笑)」
RYOTA 「いびきかくし、早く寝るんで(笑)」
SHUNGO 「最悪や(笑)」
YASU 「それもあって自動的に別れますね(笑)」
RYO 「ここ(RYO&SHUNGO)はいつ寝てもいびきかかないですよ(笑)」
YASU 「でも最近、感じへんな、いびき」
RYO &SHUNGO O「お互い寝てるからや!」
RYOTA 「でも時々、YASUが先に寝たらめっちゃうるさいなって。で、俺が寝たらうるさいって鼻つままれるんですけど…」
YASU 「最近は同時ぐらいに寝てます」
RYOTA 「そう、波長が合ってる!」
SHUNGO 「ここ、どうやって書くん(笑)」
YASU 「いびきハーモニーが起きてると」
RYOTA 「声だけじゃなくいびきも重なってキレイですね!」
RYO 「それ誰が聞いてんねん!(笑)」
――年明けにZepp Nambaでのワンマンライブが控えてまして、今はとにかくZepp Nambaをいっぱいにするという目標に向かっておられる思いますので、最後にワンマンに向けて意気込みをお願いします。
SHUNGO 「路上ライブからやってきた夢の一つの区切りというか、集大成になる日だと思うので、皆さんに全身全霊で音楽を届けたいと思います。SHUNGOでした!」
RYOTA 「DREAM MAKERは関西から、僕たちの音楽と言葉で全国を盛り上げていきたいというのと、ストリートライブから始まったということで、ストリートからの星になれるように。何に対しても諦めなければ、ちゃんと努力して続けることができれば、夢は叶うっていうことを先頭に立って示していきたいなと思っております!」
RYO 「Zepp Nambaという場所でのワンマンライブはそう簡単にできるものじゃないと思うので、音楽を始めた頃の気持ち、DREAM MAKERを組んだ当時の初心も思い返してやりたいですし、来てくれるみんなへもそうですけど、来れなくてもDREAM MAKERを応援してくれる方、携わってくれる方への感謝を込めて、恩を全部返せるような楽しいライブにしたいなと思ってます!」
YASU 「まず、日々ライブで歌えていることに感謝していますし、Zepp Nambaでやれると思ってなかったので、今までのDREAM MAKERの全てをぶつけて、全力でやっていきたいです。感謝を忘れずに、Zepp Nambaという集大成ですけど、ここで止まらずに、常に上を向いて進んでいきたいなと思います!」
――ちなみにDREAM MAKERを立ち上げた時の初心とは?
RYO 「いつまでも謙虚でいたい。変な勘違いを起こさないように。自分たちの力だけじゃ絶対に立てない。いろんな方の支えがあるから。あと、自分たちの音楽で誰かの背中を押したい、一緒に寄り添って歩いて行きたい。その思いもあってDREAM MAKERという名前でもやらせてもらっているので…。そういう気持ちを全部、届けられたらいいなと思います」
text by 岩本
(2019年12月25日更新)
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