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「ノスタルジックな世界と、今と、未来を、
 ちゃんと感じてもらえるような『AYUMI DAY』にしたい」
デビュー35周年ライブにベスト、相川七瀬とのユニットANNAまで
中村あゆみが充実の今を語るインタビュー&動画コメント

 名曲『翼の折れたエンジェル』(’85)をはじめとしたヒット曲で知られる中村あゆみが、今年でデビュー35周年! 過去のアルバムのストリーミング配信に加え、歴代のシングル曲や自らセレクトしたライブの定番曲などを収めた豪華2枚組ベストアルバム『Ayumi of AYUMI〜35th Anniversary BEST 完全版』をリリース。かと思えば、相川七瀬による新プロジェクトANNA(アナ)として、阿木燿子×宇崎竜童が手掛けた山口百恵、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドらの名曲カバーから書き下ろしの新曲までを収録したアルバム『W』を作り上げるなど、アニバーサリーイヤーをエネルギッシュに駆け抜ける彼女が、トドメとばかりに自身の伝説のライブ『AYUMI DAY』を25年ぶりに開催する。同ライブは、’85年8月31日に東京・日比谷野外音楽堂で開催されたREBECCAとのジョイントライブをきっかけに、“8月31日=AYUMI DAY”と銘打ち10年間にわたって日本武道館や横浜アリーナで開催されたスペシャルライブ。“35年分の中村あゆみ”が詰まった『Rock Alive 2019 ‘AYUMI DAY SPECIAL’』ツアーファイナルとなる大阪・松下IMPホール公演を前に、多忙かつ充実した1年を過ごす彼女に、溢れる想いを聞いた。

 
 
もしジョージが生きてたらきっと喜ぶだろうなと思った
 
 
――前回のインタビューは、26年ぶりのバンドセットで行われた大阪でのホールライブ『Rock Alive 2018』前でしたけど、振り返っていかがでしたか?
 
「応援してくれるファンは熱いし、同級生もたくさん来てくれるから(笑)、大阪はいいですよね。若い頃は故郷ってあんまり意識しなかったんですけど、この年齢になってくると、やっぱり大事にもなってきて。ただ…とっても嬉しかった反面、相棒の鎌田ジョージ(g)と一緒にステージに立てなかったので。ファンに彼の病気のことを伝えると、私自身が崩れちゃうのが分かったので、何もなかったように努めてたというか。本当はファンだからこそ一番に伝えたいんですけど、1%でも可能性があるなら信じたかったから、“もうちょっと待っててね”っていうコンサートにしたんです。だから、嬉しさと切なさとが入り混じって」
 
――結果、音楽人生においても忘れられないライブになったというか、いろんな意味で心に残る一夜になって。
 
「その後、ジョージが亡くなって…どの曲を聴いても、どのフレーズを聴いてもジョージの顔が浮かんでくる状態で。でも、そこで(事務所の)社長が、“来年はデビュー35周年なので何かやろう、25年ぶりに『AYUMI DAY』の復活もあるな”とか言い出して。もしジョージが生きてたらきっと喜ぶだろうなと思ったし、自分がいなくなったから『AYUMI DAY』をやらないという選択を、多分彼が一番嫌がるだろうなって。ジョージとはデビュー前からの知り合いだし、彼との35年というのもあったので、じゃあ(その音楽人生を偲んで、想い出の写真や愛用のギターを展示する)『永遠のBROTHER 鎌田ジョージ追悼展』も一緒にやろうと」
 
――そう考えたら、ちょっと運命的というか、今年が周年でも何でもなかったら、ちょっと休みたくなってたかもしれないところが、ジョージさんに“いや、まだまだ歌えよ!”と言われているような。
 
「ね。ここで足を止めないようにって、何かそういうお告げにも感じるし。ただね、今回の35周年記念アルバム(=『Ayumi of AYUMI~35th Anniversary BEST 完全版』)に関しては私も、“いったい周年アルバムを何回作ったらいいわけ!?”と思って(笑)。でもまぁやっぱり5年に一度の記念というのもあるし、再録の『Precious friend』('88)(DISC2:M-16)は当時、プロデューサーの高橋研のもとを離れて脱皮しようというときに書いた曲なんですけど、何だかずーっと詞がしっくりこなくて、ちゃんと完成させようと思って書き続けてたんで」
 
――それはリリースしてからも、ですか?
 
「そうなんですよ。ちょっと詞を変えて3年ほど前のファンミーティングでも歌ってみたんですけど、今回のベスト盤にも『Precious friend』が入るって言うから、“この詞をちゃんと完成させたいんだよね。それができたら出してもいいかな”って(笑)。で、このタイミングで改めて考えたら、高橋研は私を世の中に出してくれた人の中の1人だから、Precious “friend”ではないと」
 
――恩師であり、プロデューサーではあるけれど。
 
「そこから、“私にとっての『Precious friend』って誰なのかな?”って考えたとき、まさかなと思いながら頭のワンフレーズだけ、“長い髪なびかせ〜♪”に変えて歌ってみたら、ピタッとハマって。“星空が好きだった”→“ジェフベックが好きだった”もハマったし、これってもしかしてと思って書いていったら、一気に言葉が埋まり出して。もう本当に号泣しながら5~10分ぐらいで書きましたね」
 
――ジョージさんの存在が大きいのもありますけど、『Precious friend』という曲は一度世に出たのに、そうやってずっと心に引っかかってたぐらい、大事な曲だったんですね。
 
「多分、彼が亡くなって、『Precious friend』という言葉がジョージを呼んだんですよ。“君にとっての『Precious friend』は彼だったんだよ”って言われてるみたいで…こういう不思議なことってあるんだなって。シングルをこれだけ並べると、自分の中でまだ完成してない曲に対してやり遂げたい気持ちが出てくるんで、そういう未解決作品の仕上げにかかるというか。あと、最初は35周年だし35曲にしようかと思ったんですけど、そうなると3枚組じゃないと入らないし(笑)、本当にファンが好きな曲、今後も中村あゆみが歌っていく曲、中村あゆみを知るにはこの曲、の3つのコンセプトで、比較的ライブでやる率が高い曲を入れさせてもらいました」
 
 
今回は歴代のベスト盤の中でも最強のベスト盤です!(笑)
 
 
――豪華なベスト盤の他にも、過去の歴代のアルバムがリマスターされ配信でリリースされました。時代もレコードからCDになって、今度は配信というね。
 
「レコード会社から、“ストリーミングでベスト10に入ってますよ!”って言われて、“うそ〜!?”みたいな(笑)」
 
――ブログでは各アルバムを振り返ってましたけど、結構読み応えあって。
 
「当時のエンジニアとか、それこそ高橋研とかにもプチ取材して、“あゆみちゃんは当時はこうだったよ~”って話を聞いて(笑)。あと、今は携帯で簡単に録音できるでしょ? 昔はそれを家の留守番電話でやってたんだから! 新幹線も今みたいに速くなかった時代に、例えば、仙台から帰ってくるのに3時間ぐらいかかるその間、思い付いたリフを家に帰るまでずーっと頭の中でリフレインしてね。一応、新幹線からも家の留守番電話に入れておいて、“これでもう大丈夫だ~”と思って帰ってきても、ガタンゴトンみたいな雑音しか入ってなかったり(笑)」
 
――個人的に思い出す、印象深いアルバムはありますか?
 
「もしできるなら、『INNOCENT TEARS』('88)を丸ごとやり直したい!(笑)」
 
――それこそブログを読んでいても、もがいてる時代な感じがしますもんね。
 
「そう!(笑) だから、復帰してからはなるべく正直に、本当にいいことも悪いことも、経験値の1つとして発表していくようになりましたね。カッコつけてもバレるし、だったら素のままの方がやりやすいよねって。そのおかげで、曲を書くこと自体も楽しくなってきましたし」
 
――今はちゃんと音楽と自分がイコールであるというか。
 
「あと、今はスケジュールに追いかけられることもないから、ダメだと思ったら何回もやり直せるし。だから、今回は歴代のベスト盤の中でも最強のベスト盤です!(笑)」
 
――しかもこのボリュームで、お値段も意外に安いですよね。
 
「今回は35周年という区切りの年でもあるので、みんなにもう一度中村あゆみを思い出してもらおうよと、手の届きやすいお値段に設定させてもらいました。あと、何せジャケットがかわいいから!(笑) 隠しジャケットにも、世に出ていない奇跡の一枚を織り交ぜて(笑)」
 
 
いい曲は何年経っても廃れない
その素晴らしい作品を次の世代につなげていくのがANNAのコンセプト
 
 
――さらには、中村あゆみ×相川七瀬の新プロジェクト、ANNA(アナ)としてアルバム『W』もリリースされました。事の発端は、’17年に大阪でのライブで共演したときに、アンコールで山口百恵さんの『ロックンロール・ウィドウ』('80)(M-7)を一緒に歌ったのがきっかけだったとか。
 
「元々は七ちゃんのカバーに私が乗っかって一緒に歌ったんですけど、すっごく盛り上がって。私がその作者であるお2人(=阿木燿子×宇崎竜童)をよく知っていることを伝えたら、“あゆみさん、一緒に何かやろうよ!”っていうことになって。そこで以前、宇崎さんと一緒にイベントをやったときに、“ぜひ曲を書いてくれませんか”とお願いしたら“いいよ”と快く言ってくれたその権利を(笑)、ここで使っちゃう!? みたいな」
 
――『W』ではその『ロックンロール・ウィドウ』はもちろん、山口百恵さんの他の楽曲に加えダウン・タウン・ブギウギ・バンドの楽曲、そして、オリジナル曲などもあって。
 
「やっぱりダウン・タウン・ブギウギ・バンド担当は私でしょ(笑)。『サクセス』(’77)(M-3)、カッコよくない?」
 
――サウンドも現代風にアレンジされていて、サンバっぽいリズムがめちゃくちゃグルーヴィーですよね。
 
「でしょ!? ちょっと感動しました。ポルノグラフィティを抜かしたいなと思う勢いですよ(笑)」
 
――2人がメインを張る、郷ひろみ×樹木希林の名曲『お化けのロック』(’77) (M-6)なんかもちょっとコミカルで、ゲーム音楽だったりミュージカルっぽさもあったり。改めて今聴くと、また新鮮に響きますね。
 
「いい曲は何年経っても廃れない。阿木燿子×宇崎竜童、そして、山口百恵の御三方を私たちはとてもリスペクトしているので、その素晴らしい作品を次の世代につなげていくのがANNAのコンセプトなんです。山口百恵さんって、スピリットはロックなんですよ。歌から媚びないそれをすごく感じるし、またその次の時代は(中森)明菜ちゃんだったりするじゃないですか。40代×50代の私たちがその辺の名曲を網羅しつつ、次の世代に受け渡していこうっていうところから始まった企画なんですよね」
 
――改めて、阿木燿子×宇崎竜童の作る楽曲の魅力とは?
 
「オンリーワン! 絶対に他に真似ができない。今回は数々の裏話が聞けて楽しかったんですけど、『プレイバックPART2』(’78)(M-2)とか『絶体絶命』(’78) (M-4)とか、百恵ちゃんが全盛期の頃は、まず阿木さんが詞を書いて」
 
――えー! 曲が後なんですね。
 
「すごくない!? だから、『プレイバックPART2』の“緑の中を走り抜けてく真紅なポルシェ♪”とかも全部、後からメロディを合わせていく。詞を先行させるって、映画を作ってる脚本家みたいな感じですよね」
 
――そして、脚本である歌詞に劇伴を付けるような。だから、ドラマティックな展開にならざるを得ない。
 
「しかも、“馬鹿にしないでよ”(『プレイバックPART2』)とか“いい加減にして”(『ロックンロール・ウィドウ』)とか、歌詞にはちょっと使わないような言葉を選ぶ。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの“アンタ あの娘の何なのさ!”(『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』('75))だって…言わば、それの現代バージョンが、今回の『W・ブッキング』(M-1)というわけなんですけど(笑)」
 


――書き下ろしの新曲『W・ブッキング』はまさに阿木燿子×宇崎竜童の王道かつ、“指が滑った送信ミス”なんてフレーズは、当時なら絶対に生まれないですもんね。
 
「そう! 阿木さんは今の時代をちゃんと捉えてて。意外に多いですよね、こういう恋愛の場面って。二股をかけてる男はいっぱいいるぞ、みたいな(笑)」
 
――もう1曲の新曲『ミュージック・ミューズ』(M-8)は、歌い続けている2人の現在進行形というか。歌詞もニクくて、2人の代表曲のタイトルが引用されていたり。
 
「この曲は、歌に限らず何かを続けている方は、必ず共感できる世界ですよね。“私は何のために歌ってるんだろう?”でも、“何のためにお料理を作ってるんだろう?”でも、きっと当てはまる。あと、この曲は、歌手として私たちがもう一度自問自答する場面を与えてくれた曲でもあるんですよ。自分のために歌うことで時に人の心を救うことができたり、“元気になった”っていう言葉をもらえることにもつながると思うんですけど…ただ歌うために生まれてきたから歌ってる感覚なんですよね。そこは多分、一貫して変わらないでしょうね」
 
 
これからも自分のペースで、ブレずにいい音楽をやっていきたい
 
 
――そして、昨年の『Rock Alive 2018』に続き、今年は『Rock Alive 2019 ‘AYUMI DAY SPECIAL’』のツアーファイナルが、大阪・松下IMPホールにて9月28日(土)に開催されます。『AYUMI DAY』は、かつてREBECCAとのジョイントライブをきっかけに、10年にわたり行われていたシリーズで。
 
「当時は“宿題なんて忘れちゃえ!”というテーマで、REBECCAと一緒に第1回目を'85年の8月31日に東京・日比谷野外大音楽堂でやったんです。私たちはまだ若くてファンも学生さんが多かったので、8月31日ってイヤじゃない? “まだ宿題終わってないな〜”って(笑)」
 
――宿題のことを考えたら、この日は本当は行けないですからね(笑)。
 
「今年の『AYUMI DAY』は25年ぶりなので、“年齢なんて忘れちゃえ!”っていうテーマで(笑)。昔から応援してくれてる方たちには、とっても楽しいコンサートになると思います」
 
――しかも、大阪がファイナルですね。
 
「最近は何だか、大阪に赴くことが多いんですよね。この間も、私が校歌を書いた(東大阪市立義務教育学校)くすは縄手南校の開校式にも行かせていただいて。大阪の『AYUMI DAY』では、その彼女たちとコラボがあります! だって他の地域ではできないじゃないですか、校歌を書いてないから(笑)」
 
――この日もまた特別な1日になりそうですね。
 
「やっぱりファイナルですし、今回は本当にシングルがズラーッと並んだセットリストなので、盛り上がると思うんですよ。18歳でデビューして、35年経ったら53歳。それはもうあっという間で。これからも自分のペースで、ブレずに本当にいい音楽をやっていきたい。当日はノスタルジックな世界と、今と、未来を、ちゃんと感じてもらえるような『AYUMI DAY』にしたいと思ってるので、皆さんぜひコンサート会場にいらしてください!」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



(2019年9月27日更新)


Check

Movie

ベストにライブにたっぷりトーク
中村あゆみからの動画コメント!

Release

シングルにライブの定番曲に新録も
デビュー35周年記念2枚組ベスト!

Best Album
『Ayumi of AYUMI
~35th Anniversary BEST 完全版』
発売中 3500円(税別)
ワーナーミュージック・ジャパン
WPCL-13067/8

<DISC1収録曲>
01. Midnight Kids(※)
02. ぼくのスノビズム(※)
03. 翼の折れたエンジェル
04. A BOY(※)
05. 真夜中にラナウェイ
06. ちょっとやそっとじゃCan't Get Love
07. ONE HEART
08. Rolling Age(※)
09. Still
10. Only You(※)
11. ともだち
12. メインストリート(※)
13. LIKE A FIRE
14. It’s All right(※)
15. BROTHER
16. HERO(※)
※…シングル・ヴァージョン

<DISC2収録曲>
01. Jin Jin Jin
(ニュー・ダンス・ヴァージョン
≪リミックス≫)
02. LADY BOOGIE
03. MIDNIGHT HALLELUJAH
04. やせっぽっちのジョニーE.
05. 金曜日のバレリーナ
06. Smalltown Girl
07. 長い夜
08. カレンダーガール
09. MIDNIGHT HIGHWAY
10. 悲しみの詩
11. ひと握りの勇気
12. ひまわり
13. 紬 -tsumugi-
14. アジアの海賊
15. 風になれ~The King to the World
【プロレスラー:鈴木みのる入場テーマ曲
 4代目ヴァージョン(現在の会場使用音源)】

≪スペシャル・ボーナス・トラック≫
16. Precious friend
(ニュー・ヴァージョン≪新歌詞≫)

相川七瀬との新ユニット誕生で
山口百恵らのカバーに新曲も!

Album
『W』
発売中 3000円(税別)
avex/motorod
AVCD-32294

<収録曲>
01. W・ブッキング
02. プレイバックPART2
03. サクセス
04. 絶体絶命
05. 身も心も
06. お化けのロック
07. ロックンロール・ウィドウ
08. ミュージック・ミューズ
<DVD収録内容>
01. W・ブッキング(MUSIC VIDEO)
02. W・ブッキング(Making)

Profile

なかむら・あゆみ…’66年生まれ、福岡県出身。’84年、シングル『MIDNIGHT KIDS』でデビュー以降、『翼の折れたエンジェル』(’85)『ともだち』(’89)『BROTHER』(’90)等、数々のヒット曲をリリース。’98年以降、音楽活動を一時休止していたが、’04年、加山雄三プロデュースによるイベント『湯沢フィールド音楽祭』へのゲスト出演をきっかけに本格的に音楽活動を再開。’16年には50歳となる節目に、初の本格的セルフカバーベストアルバム『A BEST~Rolling 50』をリリースし、バンド編成によるスーパーライブ『Rock Alive』を初開催。以後、毎年開催されるようになる。’18年には、プロレスラー鈴木みのるの入場テーマ曲・新バージョン『風になれ~The King to the World』をリリース。今年デビュー35周年を迎え、5月より初期アルバム13作品を“35周年記念 2019 Remaster”として13週連続配信。6月には相川七瀬との新プロジェクトANNAのアルバム『W』を、7月31日にはベストアルバム『Ayumi of AYUMI~35th Anniversary BEST 完全版』をリリース。8月より『Rock Alive 2019 'AYUMI DAY SPECIAL'』を東京・福岡・大阪にて開催。

中村あゆみ オフィシャルサイト
http://ayumi-nakamura.com/

Live

25年ぶりの『AYUMI DAY』
ツアーファイナルは大阪で!

 
『Rock Alive 2019 ‘AYUMI DAY SPECIAL’』

【東京公演】
▼8月25日(日)渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
【福岡公演】
▼8月31日(土)都久志会館

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード149-696
▼9月28日(土)17:00
松下IMPホール
全席指定9000円
サウンドクリエーター■06(6357)4400
※未就学児童は入場不可。

チケット情報はこちら


【京都公演】
『円山コンサート2019
 フォークコンサート「京の旅人 again」』
チケット発売中 Pコード155-718
▼10月12日(土)15:15
京都市円山公園音楽堂
一般3900円
[出演]杉田二郎/ばんばひろふみ/
ブレッド&バター/鈴木康博/
もんたよしのり/中村あゆみ/
相曽晴日/Bitter&Sweet/西村ケント
京都いつでもコール■075(661)3755
※学生は取り扱いなし。雨天決行・荒天中止。未就学児童は入場不可。

チケット情報はこちら


Column

「やっぱり私は歌うために
 生まれてきたんだなって」
『翼の折れたエンジェル』ほか
ヒット曲満載で贈る祭
『Rock Alive』初の大阪公演へ
ドキドキとワクワクを信じ続けた
34年を語るインタビュー!

Recommend!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「昨年に引き続きの取材となった中村あゆみさん。デビュー35周年のアルバム配信も絶好調みたいですが、僕らの世代からすると、『KIDS BLUE』('89)とか『BROTHER』('90)あたりがもうどんピシャ。キャリア的にもヒット曲的にも、もはやレジェンドにも関わらず、自分の過去の作品にも貪欲に向き合いアップデートしていく姿勢は、まさに“ナチュラルボーンシンガー”という様相。だからこそ、『Ayumi of AYUMI~35th Anniversary BEST 完全版』はただのベスト盤ではなく、歴代のシングルも聴けて、中村あゆみとは何たるかが分かる曲も入ってる。昨年、『Rock Alive 2018』を観に行かせてもらいましたが、インタビューでの予告通り大所帯で笑っちゃうぐらいのド迫力でした。今年の『Rock Alive 2019 ‘AYUMI DAY SPECIAL’』もそれ超えのアニバーサリーライブになりそうなので、ヒット曲満載で贈る記念日をぜひ立ち会って!」