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「自分たちの音楽に自信を持って回っていきたい」
感情を音にして、ついにたどり着いた“僕の歌”
意地と変化の『MYNE』を引っ提げ反撃のツアー中!
Benthamインタビュー&動画コメント

 毎年、何百というバンドがデビューしていく中で、誰もがその音楽人生を懸けたチャンスに一喜一憂し、希望と絶望のエンドレスゲームに翻弄されていく。初期衝動が燃え尽きるのが先か、一矢報いた点が線を描くのが先か。そんな非情のシーンにBenthamが決死の想いで投じた2ndアルバム『MYNE』は、ドライブする轟音と磨き上げたメロウネス、フルレンジで突き抜けるボーカルetc、様々なフレーバーで聴かせる楽曲群を貫き通す、“Benthamとは何たるか”という意地と覚悟が徹底的に刻まれている。現在は、アフリカーンス語で“鉱山”を意味する同作を掲げた、その名も『GOLD RUSH TOUR 2019』の真っ只中にいる彼ら。Benthamという宝の山を生かす殺すも自分次第。小関竜矢(vo&g)と須田原生(g)がバンドの反撃の狼煙を語るまなざしは、1年前のそれとはまるで違う輝きに満ちていた――。

 
 
感情表現が一番見えるレコーディングができた
 
 
――昨年は台湾でのライブや初めての自主企画など、改めてチャレンジした1年だったと思いますけど。
 


小関(vo&g)「『Bulbous Bow』(‘18)のツアー以降、スタッフが入れ替わったりいろいろ葛藤もあったんですけど、今は一番バンドの状態がよくて。レコーディングにも最高の状態で挑めて、年末のフェスでもいいライブができて」
 
須田(g&key)「デビューした’17年は、いくつか選択肢がある中でいろいろやってみた年だったと思うんですけど、去年は、特にライブで、伸ばすべきところを伸ばせた感覚がすごくあって。その中で、次のステップにそろそろ行くべきなんじゃないかという気持ちが出てきて、今年に入った感じですかね」
 
――『Bulbous Bow』でもまだ振り切れなかったダウナーなムードが今回はなくて、1つ抜けた感じがしますね。
 
小関「分かります。多分、僕の心境の変化が一番デカいかな。バンドの空気感もそうだし、ライブを組み立てていく上での歌唱もそうなんですけど」
 
――その心境の変化は何によってもたらされたんですか?
 
小関「’18年はあまり我慢しないで、何かあれば助けてくれる状況をメンバーが作ってくれたんですよ。レコーディング中に壁にぶち当たって歌えないこともあったんですけど、エンジニアさんと(共同アレンジャーの)PRIMAGICの皆さんが僕のナイーヴな部分を察してくれて、“もう自分の心は十分動いているし、うまい/ヘタで考えない方がいいよ。カッコいい歌しか録らないし、お前のいいところは全部分かっているから任せろ!”みたいに言ってくれたんですよ。だから今回は、本当に“僕の歌”を歌うことができた。そうしたらホロッと涙が流れて…自分の声の出し方が本当に“開けた”感覚で、同時に気持ちもパーッと晴れて。そうすると、年末にフェスとかに出ても、心の余裕が違うんですよね。今までは緊張していたものがしなくなり、余裕がある分、声の調子で判断しないで流動的に、“じゃあ今日はどういうふうに歌おうか”と考えられる。その歌の変化は、『MYNE』の全曲を通してあるかなと」
 
――歌の変化が自分の変化になって、それがバンドの変化になる。
 
小関「月並みですけど、“1人じゃないんだな”って思えたので。あと、メンバーに心配をかけないようにと思ってきたけど、それを“任せる”方向にシフトしたというか。今は僕ができることを精一杯やることが一番だと思ったので」
 
須田「その空気感は感じていましたし、例えばいいテイクが録れたのに、さらにそれを超えるために何度も何度も繰り返さなくていいし、感覚に任せようというところもありました。今回は全体を通して感情表現が一番見えるレコーディングができたかなと。“うまく歌わなきゃ”じゃないところにメンバーとしても感じることが多かったので、それに感化されてドラムもベースもギターも、そういう部分が出たのはあると思います」
 
 
“どこを取ったらBenthamになるのか”をひたすら考えた
 
 
――『Bulbous Bow』では“変に幅を広げ過ぎずいい曲を”とあえてフォーカスを絞る方向でしたけど、今回はまた幅広い楽曲にトライしていますよね。
 


小関「例えば、今までだったら『MIRROR BALL』(M-7)のイントロのシンセが流れた瞬間に、“あちゃ〜”となっていたと思うんですよ(笑)。だけど、僕の調子も上がっていたので、“面白いな、これをどう持ってこうかな”と、メロディがバーッと降りてきた。ちゃんとグルーヴありきの言葉のハメ遊びで、サビでは自分のメロディアスなところも発揮できて…“結構やれるな”と気付けたので、やれる分だけどんどん広げた感じですね」
 
――『MIRROR BALL』は辻(b)くんとの共作ですが、今作は全編を通して辻くんのベースがすごくカッコいいなと。
 
小関「『Bulbous Bow』から一緒にやっているPRIMAGICとチーム感が増してきたのと、今作ではアレンジを進める前に自己プロデュースができていて、ちゃんと僕の目が全曲に行き届いている中でみんなで話し合って、“僕の意見に寄せるのか、各々の我を通すのか、“どこを取ったらBenthamになるのか”をひたすら考えたので。そうなったとき、 “Benthamの武器はオン・コード”だとかいろいろなことが分かってきて、僕が好きな感じでベースのルート音なりが動くと、それに合わせてメロディもどんどんいい方向に変わっていって。まだ変化の途中だとは思うんですけど、レコーディング中に辻くんに“このベースは今後すごく武器になるから、今から慣れていってほしい”とも話せたので」
 
――自分たちのグルーヴを1回分解して、Benthamの内部構造を確認して、スクラップ&ビルドする。
 
須田「ベースがこう動いているから歌が変わっていくのと同じで、ドラムもギターも変わっていって、より出てほしいところが前に出て、メリハリが付いたというか。メンバーと細かい音の抜き差しの話もできたし、前作からの流れで辻くん自身もやりたいこと/やりたくないことがハッキリしてきたので、すごくいい流れになったかなと」
 


――そういったことからも、改めてBenthamはメロディのよさで勝負できることを宣言したようなミドルテンポのリード曲が、『cymbidium』(M-1)で。これは多年生の植物の名前で、手応えのある曲には植物の名前を付けるBenthamのセオリーもあって。
 
小関「この曲は実は『Bulbous Bow』に入る予定だった曲で、『Bulbous Bow』のリリースが冬から春にズレたんで、“これは絶対に冬の曲でしょ”と1年間あたためていたんです。今回のデモ出しでもう1回プレゼンをかけたときは、この1年で僕の中の『cymbidium』の世界観もかなり出来上がっていたので、説得力が全然違ったという」
 
――自信がないとこういうド真ん中のメロディをリードに、1曲目にできないと思うし、今作は最後を飾る『夜な夜な』(M-10)と共に、ミドルテンポで始まりミドルテンポで終わる構成で。女性目線の『cymbidium』と対を成す男性目線の『夜な夜な』も、エモーショナルで直球のバラードというか。
 
小関「この曲は本当に2〜3テイク、ほぼツルッとその場の空気感で歌った曲ですね。ピッチどうこうじゃなくて、僕の声が上ずる感じとかが、すごく心地いいゾーンに入る瞬間があるんですよ。それが分かってきたのでもう変に直さず勝負して。あと、『夜な夜な』は自分で聴いていてもグッときて顔が歪んでくるんですよ。それってすごくいいことだなと。あのテイクを使ってよかったなと思いますね」
 
――この曲はリズム隊のテイクがよくて、それに引っ張られてギターも倍々ゲームになるパワーがあったと。
 
須田「何かもうそれだけ感動できる曲って、すごく幸せというか。メンバーでここまで感じられる曲だから、聴く人にもそれを絶対に感じてほしかったので」
 
――終盤の“もう此処には居ない からっぽの部屋で”の1行でガラリと景色が変わる展開も本当によくできていて。
 
小関「結構ベタベタなコードを使っているんで、“何かの曲に似ちゃわないかな?”という懸念もあったんですけど、実際オマージュでもないし模倣もしていないので、僕なりのメロディで、気持ちが乗っかる言葉で書きました。『cymbidium』はイメージ先行で書いたんですけど、『夜な夜な』は本当に僕の気持ちという感じですね」
 
 
この曲が歌えなくて僕、泣いたんですよ
 
 
――『Bulbous Bow』にもそういう曲はありましたけど、『トワイライト』(M-4)や『five』(M-5)は、この2年のBenthamの這い上がっていくバンド感が表れていて。個人的には、『five』がすごくいいなと思って。この曲はまさにメジャーデビュー以降のBenthamの人生だなと。
 
小関「この曲が歌えなくて僕、泣いたんですよ。曲がいいのは分かっていて、何なら“絶対に『five』は入れた方がいい!”と僕も言っていたので。すごく広い会場で歌っているイメージがあった曲なのに、いざ歌唱したら“あれ?”って。そこで心が折れちゃって…歌えはするんですけど、よくないんですよ。自分でもそれを感じていたし、周りの人もつまらなさそうに聴いているし(笑)。歌詞は本当によく書けたのに歌うとダメで、エンジニアさんに助けられ、結果何とか歌えたんですけど…ただそのとき、こいつ(=須田)は衣装を買いに行って聴いていないっていう(笑)」
 
(一同爆笑)
 
小関「僕がこんなにもバンドのために、メンバーへ手紙みたいに歌詞を書いて歌っているのに、すごくエモいのに、スタジオにはいない(笑)。しかも結局、衣装は買ってこなかったんで、ただのウィンドウショッピングですよ(笑)。でも、この曲が僕が今の歌を歌えるきっかけになって。須田もやりたいことをやっているからこそ僕が書く曲と誤差があって、その誤差に僕の歌がついていけるようになったんだと思います。だから『five』にはすごく思い入れがあるし、メンバーをイメージしながら下北沢に向かって…っていう曲なので、僕の中でもかなりグッとくるんですよ」
 
――“遠回りしたけど”という言葉はまさにBenthamの’17~’18年の感じだし、ここで“まだ夢をみよう”と言えるのも素晴らしいなと。ただ、5曲目だから『five』だったらどうしようかとは思いましたけど(笑)。
 
須田「曲を書いたときから僕が『five』と付けていて、そのときはバンド4人に対して+αでマネージャーだったり、お客さんだったり、もう1人の第三者を合わせると5人になるという意味で付けたんですよ。それを聞いた上で、オゼ(=小関)がバンドに向けた手紙のつもりで書いたという」
 
小関「いつも須田の意図も汲みながら歌詞を書くんですけど、どうしても“バンド以外の5人目”だと浮かばなくて。バンドがうまくいくこと=その5人目との出会いにつながるというか、今のバンドの状態を正直に話そうというテーマに僕なりに変換して、ボーカルがメンバーに手紙を書くというスタンスの曲になりましたね」
 
 
“うまくハメたな”と思ってほしいから結構頑張りました(笑)
 
 
――『ASOBI』(M-6)の歌詞には“oh my サーティーエイジャーズ”とありますけど、Benthamもようやくみんな30代になって、ここからな感じがしますね。
 
小関「僕的には歌詞にもかなり今後の可能性を感じていて、“サーティーエイジャーズ”もメロディにバチッとハマッた感覚で、歌っていてもめちゃめちゃテンションが上がるんですよ。もちろん自分の書いた曲は歌いやすいし好きなんですけど、この曲みたいにメンバーの曲でも同等にテンションが上がるのはすごく嬉しいですね」
 
須田「もう作っている最中からこの曲はBenthamにハマるだろうなと何となく思っていて。遊んだ曲もあった方がいいなと思って作った曲だったし、その辺がすごく反映されていたので。オゼはよく“メンバーから歌詞を褒められない”って言うんですけど、“この歌詞、すごく好きだわ”って伝えたはずなんで、忘れていますね(笑)」
 
小関「“すごくいい!”ぐらいでは褒めたうちに入らない(笑)。“マジお前天才か!”ぐらい言ってほしいですね(笑)」
 
須田「欲張りだなぁ〜(笑)」
 
――『BASSBALL』(M-8)はラジオのレギュラーの番組でキーワードを募集したらしいですけど、Aメロにそれが入っている苦しさをすごく感じる(笑)。
 
小関「ラジオで“任せろ、何でも送ってこい!”みたいな感じで募集したら、これはマズいことになったぞと(笑)。企画倒れにするわけにもいかないし、集中して書き上げて」
 
――“メレンゲ”とかは絶対にキーワードですよね。あとは“ファール”とか?
 
須田「“ファールで粘る”、までですね」
 
――うわ〜単語だけじゃないのか!
 
小関「“あと少しで”、“掴めそうなのに”。“揺れるポニーテール”」
 
須田「“売り切れ御免”。“ラッキーセブン”もだっけ?」
 
小関「2〜3つぐらいだとつまらないじゃないですか。“うまくハメたな”と思ってほしいから結構頑張りました(笑)。ただ、“一発当てたらどうだい”は僕ですけどね。真心(ブラザーズ)みたいな曲を作ろうと思っていたから(笑)」
 
――ちなみに、レコーディング中に須田くんがギックリ腰になったんですよね?
 
小関「イスが低かったんだよな。須田がめっちゃストレッチしているのを見て、“あれ、あいつやっちゃったな”みたいな話をしていたら、本当に」
 
須田「空いている時間に自分の作業をしようと思ったら、“もうダメだ、これはシャレにならないレベルのヤツだ”って、病院に行って。その翌日も病院に行ったんですけど、そのときに病院のスタッフの方の1人がBenthamのファンだと知って、すっごい恥ずかしいところを見られちゃったなって(笑)」
 
 
本当に今までとはまるっきり満足度が違いましたね
 
 
――『MYNE』が完成したとき、今までとは違う手応えはありました?
 


小関「僕は本当に今までとはまるっきり満足度が違いましたね。レコーディングが終わってほしくないとすら思いました。もちろん辛いこともあったけどちゃんと向き合えていたし、もう一度メジャーシーンというところも意識して、もっともっとやりたいことがあるから、踏ん張らないといけないなとすごく思いましたね」
 
須田「僕も今までとは全然違いました。まず、制作期間は長かったんですけど、作業量も今までで一番多かったので、本当にタイトで…。僕はあまり感情が表に出ないタイプだと自分でも思っていたんですけど、自ずと“やっと終わった〜!”みたいなテンションになれたというか」
 
小関「みんな各々グッときていたよね。僕が一番感情の起伏が激しいので調子が悪いときもありましたけど、今はもう何かあっても1日で解消するレベルなので。メンバーと一緒にいて苦じゃないのはデカいですね。練習が終わったら普通に4人で呑みますから(笑)」
 
――そして、ここにきて過去最大規模のツアーがやれるのも嬉しいですね。
 
須田「バラエティ豊かな曲たちなのでいろいろな感じ方ができると思うんですけど、それをお客さんの見た目の反応だけで判断しないというか、心で感じてくれているのをよく見極めて、自分たちの音楽に自信を持って回っていきたいなと思っているので。あと、曲ってツアーと一緒に育っていくところがあると思うんですけど、それぞれの曲に対するメンバーの理解度はかなり上がってきているので、いい状態でやれるように挑みたいなと思っています」
 
――“Bentham、これからどうなっちゃうんだろう?”ってちょっと思っていましたけど、今作で復活しましたね。
 
小関「本当に“やっとかよ~”っていう感じですよね(笑)。なので、支えてくれている人たちにどう返していくかも大事だし。まずは、1本1本のライブを本当に悔いのないようにやっていきたいですね、うん」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
 




(2019年4月16日更新)


Check

Movie

自信作『MYNE』の意味とライブ告知
Benthamからの動画コメント!

Release

ハイパーでメロディアスなロック満載
堂々復活の2ndアルバムが誕生!

Album
『MYNE』
【初回限定盤DVD付】
発売中 3500円(税別)
ポニーキャニオン
PCCA-4751

<収録曲>
01. cymbidium
02. Cry Cry Cry
03. Hope the youth
04. トワイライト
05. five
06. ASOBI
07. MIRROR BALL
08. BASSBALL
09. SUTTA MONDA
10. 夜な夜な

<DVD収録内容>
01. TONIGHT
02. サテライト
03. 僕から君へ04.memento
05. FATEMOTION
06. Chicago
07. 激しい雨
08. パブリック
09. クレイジーガール
10. 『MYNE』Making & Offshot Movie

【通常盤(期間限定スペシャルプライス)】
発売中 2000円(税別)
ポニーキャニオン
PCCA-4752

【通常盤】
※期間限定スペシャルプライス盤の在庫がなくなり次第、販売開始。
2760円(税別)
ポニーキャニオン
PCCA-4768

<収録曲>
同上

Profile

ベンサム…写真左より、辻怜次(b)、小関⻯矢(vo&g)、須田原生(g)、鈴木敬(ds)。’10年結成。’14年春のKEYTALKツアーのゲストアクトに抜擢され注目を集め、同年10月に『Public EP』でデビュー。以降インディーズで3枚のEPリリースを経て、’17年4月にシングル『激しい雨/ファンファーレ』でメジャーデビュー。同年7月には1stアルバム『Re:Wonder』をリリース、17ヵ所に及ぶ全国ツアーを敢行。ツアーファイナルの赤坂BLITZワンマンも大成功に収める。’18年4月リリースのEP『Bulbous Bow』収録の『FATEMOTION』が、CBCテレビドラマ『こんなところに運命の人』主題歌・TBSテレビ『王様のブランチ』4月度エンディングテーマに、『memento』が映画『お前ら全員めんどくさい!』主題歌に決定。同月に初の海外公演となる台湾の大型フェス『Spring Scream 2018』にも出演するなど、大いなる飛躍が期待されるハイブリッドロックバンド。’19年2月27日には2ndアルバム『MYNE』をリリース、過去最大の25ヵ所に及ぶ全国ツアー『GOLD RUSH TOUR 2019』を開催。

Bentham オフィシャルサイト
http://www.bentham-web.com/

Live

GWには対バンツアーで京都&神戸
6月にはワンマンで大阪へ!

 
『GOLD RUSH TOUR 2019』

【千葉公演】
▼4月5日(金)千葉LOOK
[共演]LOST IN TIME
【神奈川公演】
▼4月6日(土)BAYSIS
[共演]Saucy Dog
【福岡公演】
▼4月11日(木)福岡Queblick
[共演]The Floor/ココロオークション
【大分公演】
▼4月13日(土)club SPOT
[共演]夜の本気ダンス
【熊本公演】
▼4月14日(日)熊本Django
[共演]夜の本気ダンス

【島根公演】
▼4月17日(水)松江canova
[共演]MOSHIMO
【広島公演】
▼4月18日セカンド・クラッチ
[共演]MOSHIMO
【愛媛公演】
▼4月20日(土)Double-u studio
[共演]LAMP IN TERREN/
ドラマチックアラスカ
【香川公演】
▼4月21日(日)DIME
[共演]LAMP IN TERREN/
ドラマチックアラスカ
【岡山公演】
▼4月23日(火)岡山ペパーランド
[共演]LAMP IN TERREN

Pick Up!!

【京都/兵庫公演】

チケット発売中 Pコード142-263
▼4月29日(月・祝)18:00
KYOTO MUSE
[共演]そこに鳴る/ircle
▼4月30日(火・祝)18:00
神戸 太陽と虎
[共演]そこに鳴る/ネクライトーキー
オールスタンディング3000円
清水音泉■06(6357)3666
※3歳以上は有料。

チケット情報はこちら

 
【岩手公演】
▼5月8日the five morioka
[共演]LAMP IN TERREN
【宮城公演】
▼5月9日(木)仙台Hook
[共演]LAMP IN TERREN
【福島公演】
▼5月10日(金)CLUB #9
[共演]LAMP IN TERREN
【北海道公演】
▼5月17日(金)BESSIE HALL
[共演]アルクリコール/UMEILO
【新潟公演】
▼5月22日(水)新潟CLUB RIVERST
[共演]The Cheserasera
【長野公演】
▼5月23日(木)松本ALECX
[共演]The Cheserasera/
おいしくるメロンパン
【石川公演】
▼5月25日(土)金沢GOLD CREEK
【富山公演】
▼5月26日(日)Soul Power
【静岡公演】
▼6月8日(土)静岡UMBER
[共演]パノラマパナマタウン/
おいしくるメロンパン
【栃木公演】
▼6月14日(金)HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
[共演]パノラマパナマタウン

Pick Up!!

【大阪公演】

一般発売5月18日(土)
Pコード142-264
▼6月22日(土)18:00
Shangri-La
オールスタンディング3000円
清水音泉■06(6357)3666
※3歳以上は有料。

チケット情報はこちら

 
【愛知公演】
▼6月30日(日)池下CLUB UPSET
【東京公演】
▼7月15日(月・祝)18:00
WWW X
 

Column1

「この1年は必要な遠回りだった」
届け、崖っぷちBenthamの
叫びと音楽。『Bulbous Bow』
全員インタビュー('18)

Column2

「僕らは次のシーンを作っていく」
『激しい雨/ファンファーレ』
引っ提げ堂々のメジャーデビュー
バンドの核たる想いを語る
初登場の全員インタビュー('17)

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ライター奥“ボウイ”昌史さんからの
オススメコメントはこちら!

「本当に前は“どよ〜ん”としていたというか、Bentham=ドン底のイメージがあったんですが(笑)、1年ぶりの取材での彼らは、腹をくくったというか、開き直ったというか、覚悟が決まったというか。アルバムを聴いていても、誰かに持たされた武器じゃなく、自分たちの戦い方で突破するような爽快感があります。ただ、前回の『Bulbous Bow』しかり、Benthamっていつも、“え、どういう意味?”っていう言葉をよくタイトルに使うよね?(笑) そんな最新作は、話を聞いていると裏MVPをあげたいエンジニアさんのいい仕事にも助けられながら、全員が作詞作曲にきっちり参加した意欲作。『SUTTA MONDA』(M-9)なんかは、例えクレジットを隠しても鈴木(ds)くんの曲と分かるぐらいめちゃくちゃ色が出ているし(笑)。インタビューでも話していますが、個人的には『five』に一番可能性を感じたというか、このバンドはまだまだ死なないなって思いました。聴いていてワクワクするな~。打ち上げ台湾オフショットは相変わらずのバンドマンぶりですが(笑)、音楽は覚醒しまくりの今のBenthamにご注目をば!」