「4人の泥臭さとかリアルが全部入ってる」 大阪ストリート発世界行き、NEIGHBORS COMPLAINが この1年の出会いも挫折も音にした栄光への架け橋 『BRIDGE』を裏話満載で語る全員インタビュー&動画コメント
地元大阪でストリートライブを起点に’14年に結成。高い演奏力とグルーヴ、確かな歌唱力と作曲能力と、メンバーのポテンシャルは言うことなし。ライブとリリースをコンスタントに重ねる中で、着々とその勢力を拡大してきたNEIGHBORS COMPLAIN(ネイバーズ・コンプレイン)は、昨年、『JAVA JAZZ FESTIVAL 2018』や『葉加瀬太郎サマーフェス’18』など国内外の大型フェスや各地のイベントに出演。そこで観た絶景と得も言われぬ充実感と共に、越えなければならない高い壁と、進化しなければ道はないという強烈な事実を突きつけられた4人が、この1年の出会いも挫折も葛藤も、覚悟も感謝も情熱も、溢れる音楽愛もろとも注ぎ込んだ、渾身の2ndアルバム『BRIDGE』をリリースした。全員が作詞作曲に携わり、膝を突き合わせ練られたアレンジによって、NEIGHBORS COMPLAINがシーンに打って出るにふさわしい羅針盤となった今作のインタビューでは、その制作過程や心の動きを真摯に、そして裏話満載で(笑)、たっぷりと語ってもらった。2月15日(土)大阪・BIGCATより、全国6ヵ所を巡るワンマンツアーもいよいよスタート。あなたと出会い、この音楽を分かち合える瞬間を、4人は心から待っている――。
もう夢のような時間だったんですけど…“完敗だ”と思ったんですよね
――リリースに合わせて、Oto(vo&key)さんとTaka(ds)さんは 髪も金髪から黒髪に なってね(笑)。
Oto 「そうなんですよ(笑)。これには理由があって、去年『Local Green Festival』に出演したとき、たまたま後でスタッフの方から聞いたんですけど、後ろの方にいた若い女性が僕らを観ながら、“サウンドはいいのに、見た目がちょっとチャラいよね”って(笑)」
(一同爆笑)
Taka 「やっぱり音楽を聴いてもらう前に、余分なフィルターがあるのはね(笑)」
――音はいいと言ってくれてるだけになおさらね(笑)。それはすごくリアルな現場の声ですね。
Oto 「はい。だったらもう素直に意見を取り入れてみようと(笑)。根は真面目ですから!」
Taka 「高校卒業してからずっと金髪だったのに、すぐに黒く染めてきましたからね(笑)」
――以前も思いましたけど、ネイバーズって同世代のミュージシャンよりピュアで素直な印象があって。そこで、“何やねん、俺は俺なんだ!”っていうパターンもあると思うので、それだけいろんな人にライブを観てもらえた’18年だったということですよね。ただ、Gotti(g)さんが Twitterで、 “2018年は大変なことも多かったけれど、いつもライブ会場の皆さんの笑顔に助けられました。”ともつぶやいてましたけど、この大変なこと、全部聞いたろかなと(笑)。
Gotti 「アハハ!(笑) まず3月にインドネシアの『JAVA JAZZ FESTIVAL 2018』に出演したとき、本当に自分たちが憧れてきたミュージシャンがたくさんいて。ライブを観たり、ジャムセッションをして遊んだり、もう夢のような時間だったんですけど…“完敗だ”と思ったんですよね。ギタリストとしても、バンドとしても、全然かなわない。そこから、何とか近付きたくて、すごく練習するようになったんです。その後、『葉加瀬太郎サマーフェス’18』に出させてもらったとき、SING LIKE TALKINGだったり、ゴスペラーズだったりのステージを観せていただいて、歌にしてもMCにしても、それはもうお客さんを楽しませてらっしゃるし、もう言い訳ができなくなったんですよね(笑)」
――いやいや、国内にもめちゃすごい人たちがゴロゴロいますよと。
Gotti 「やっぱり支持され続けている先輩方はリスペクトですね。その時期辺りからアルバムのために曲を作っても、歌詞もアレンジもまとまらないとか、“こんな感じの曲じゃ絶対に響かない”みたいになって…それっぽい感じまではすぐにいけるんですけど、そこから全然進まないんですよね。もう悩んで悩んで、詰めて詰めて時間をかけて、70%までいったそれを100%、いや120%まで高めたい想いで作ったのが『BRIDGE』なんです。その過程で日々話し合って、時にはケンカもする中で本当に救われたのが、リスナーの皆さんの存在だったんですよね。こんなにたくさんの人たちがライブに足を運んでくださって、“よかったです!”って。ライブ会場にいるお客さんのおかげでここまでやってこれたんだなって」
――そら髪の色も即変えるわと(笑)。
(一同爆笑)
Oto 「あと、僕が去年一番響いたのが、佐藤竹善さんとご一緒したときに、“4人のキャラクターも立ってるし、バンドとしてのグルーヴもいい。あとは歌だけ”みたいな意見をもらったときに、もうそのひと言が“ガーン!”ときて、このままじゃヤバいなと心底思ったんですよ。当たり前のことなんですけど、やっぱり歌の力が左右するよなと思ったし、ちゃんと自分自身の言葉で伝えることが一番大事だなって。そこから自分の発する言葉にはかなり気を付けるようになりましたし、竹善さんに気付かせてもらったんですよね」
――鍛錬によって高めていける技術と、技術だけじゃないフロントマンとしての人間的なところと。
Oto 「はい。もう説得力が違いましたね」
Taka 「僕は自分の演奏の精度というか、OKラインがどんどん上がってきて。それが演奏中にも気になり出してくるというか、その擦り合わせをもっと頑張らないとなって。それこそ、『葉加瀬太郎サマーフェス』とかでステージの後ろから他の方の演奏を観させてもらったりすると、ドラムのチューニングしかり、演奏がやっぱりすごいなと」
Oto 「一流のステージを観て、そのイメージの基準が上がってきて。動きとか表情にまでちゃんと神経を注げるようにっていうのも、最近の課題ですね」
Kash(b) 「僕は我流でここまでやってきてしまったんで、自分の演奏にもいろんな固定概念があって。さっきの歌の話でもありましたけど、演奏にもやっぱり人間が出るんで、演奏の前に自分をもっと変えていかないとっていう話もしたりして。僕自身、ダメなところがまだまだあるんで、それをどうしたらよくなるか考えることは結構多かったですね。その葛藤は今もありながら、もっといい演奏、いいライブをするために考えた1年でしたね」
Gotti 「少しは成長できたと思ってるんですけど、“自分たちでそこそこイケてるのかな?”って思ってたところは全部くじかれましたから(苦笑)。その中で苦しんでぶつかり合ってできたのが『BRIDGE』なので、自信を持ってます」
R&B色をより出した作品を作りたい
――そんなうごめく想いの中で、アルバムにはどういう流れで向かっていったんですか?
Kash 「全部がアルバム用というわけじゃないですけど、去年の3月ぐらいからレコーディングは始まっていました」
――前作『NBCP』(‘17)は1stアルバムということもあって、自己紹介じゃないですけど、それまでのベスト盤的な意味合いもあって。じゃあ2ndはどうするのかと。
Gotti 「前作は4人のやりたいことを、ちょっとたくさん取り入れ過ぎて。今回はR&Bのマナーというか、R&B色をより出した作品を作りたいのはありましたね」
Oto 「あと、盛り盛りのアレンジよりもっとシンプルに、4人の顔がパッと浮かぶアルバムになったんじゃないかな」
――前作のトレーラー映像 を見ていたら確かに盛りだくさんで、やりたいことをやりまくる、1stならではのエネルギッシュさがあって。今回はすごく洗練されているというか。
Taka 「だからレコーディングの仕方も変わりましたね。例えばドラムセットって、マイクを立てて録っても、やっぱり他の音も入り込んでくるんですよ。なので、曲によってはバスドラとスネアとハイハットだけを部屋に置いて叩く、みたいな。単音が一番綺麗に録れるので」
――エディット前提で単音で録る。生感から言ったらまたちょっと違うけど、それもある種の挑戦ですね。
Oto 「『LST/D(ラストダンス)』(M-1)とかは特にそうで、まずドラムの軸がぶっとくないと絶対にハマらない楽曲なんですよね。そこをまず突き詰めて」
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Taka 「そもそもドラムがよくないと踊れないもんね」
Oto 「そこからベースとギターのあの16分のビートを」
Kash 「あれがまた難しいんです! ドラムパターンとリフが噛み合わせになってて、それがちょっとでも緩いと」
Oto 「このグルーヴ感は絶対に出なくて。歌もそうで、かなりシビアにバスドラムとスネアを聴いて録音しました」
――グルーヴが1つの売りのバンドだけど、それを1回分解してまた再構築すると。
Gotti 「めっちゃ時間かかりましたから。“もうイヤだー!”って何回も思いました(笑)。ギターとベースがいわゆるユニゾンのフレーズで、先にベース、その後にギターを録って。“よっしゃいけた!”と思ったら、“ベースを録り直したい”とか言われて。“じゃあ俺も録り直さな…こいつ舐めてんのか!?”と(笑)」
Kash 「アハハ!(笑) この曲は特にピリピリしてましたね。途中で心が折れたもん(笑)」
Oto 「でも、そのおかげで自分たちの納得できるものになったかなって」
――MVも8ビットのファミコン調で面白いですね。
Gotti 「マイケル・ジャクソンのアクションゲーム(=『マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー』(‘90))があって、そこからもインスパイアされてるんですよね」
――マイケル・ジャクソンのゲームって、何をしたらクリアなの?(笑)
Gotti 「何かね、“POW!”とか言って攻撃したりするっていう(笑)」
Taka 「あれは攻撃やったんや(笑)」
もう“ライブでどう再現すんねん!”っていうね(笑)
――個人的に印象に残っている楽曲はあります?
Oto 「やっぱり『Aurora』(M-2)じゃないですか?」
Gotti 「いや、『LST/D』でしょ」
Taka 「嘘やん。俺は『Weekend』(M-6)やけどな」
Oto 「もう渋滞がすごい!(笑) Gottiからいきましょうよ」
Gotti 「まぁそれだけ聴きどころがあるんですよね(笑)。『LST/D』の最後のサビ前のブレイクでもギターとベースのユニゾンがあるんですけど、あそこは最初は何もなかったんですよ。それが何か入れた方がいいという話になって、“ギターで何か考えてください”って(笑)」
Oto 「結構丸投げ(笑)」
Gotti 「ブースに閉じ込められて、“えっ!? どうしよう?”みたいになって、急遽生まれたフレーズがこれだったんですけど、ブラザーズ・ジョンソンみたいなリフがハマって、ベースもバシッと入れてくれて。そこが個人的には一番ワクワクするポイントになったかな」
Oto 「録れたとき、“イェーイ!”って言ってましたもんね(笑)。僕は『Aurora』で、ライブでも先行してやってた曲なんですけど、今まではなかった“Let's Spend A Wonderful Night./I Got The Butterfly, The View Of Northern Lights.”っていうフレーズを、今回のレコーディングで入れたんですよ。Gottiが考えてくれたんですけど、そこがすごくいいなって。このワンフレーズで、『Aurora』をリード曲にしてもいいなと思ったぐらい衝撃で」
――今までみたいに“せーの”じゃなくて、今回はじっくりと各パートごとに録っていったからこそ、その場で生まれたアイデアを柔軟に抜き差しできたのかもしれないですね。
Gotti 「それこそ『Aurora』を録った後、まだちょっと時間があると聞いて、“もう完成してるけど、ここにコーラスがあった方がよくなるんちゃう?”みたいな話になって。残り2日しかないうえに次の日も予定があったんですけど、この1年いろいろあって成長できたのか、アイデアがバッと出てくるようになって」
Kash 「このコーラスの三声のトップ、めちゃめちゃ高かったけどな(笑)。でも、それを入れて聴いたとき、やっぱり躍動感が違って。インターセクションがすごい映えたというか、曲の色が確かに変わったんで」
Oto 「前作は、“どんだけコーラスで時間取んねん!”っていうぐらい、本当に演奏の倍ほど時間がかかったんですよ。今回はそれもすごく短くなって、Takaもドラマーなのにコーラスラインの音の積み重なりとかも考えてきてくれて、すごい感動したというか」
――そういうところは、如実に各々のスキルアップを感じますね。
Taka 「僕は『Weekend』の間奏のギターとベースの掛け合いがすごく好きで。ベースソロだったら分かるんですけど、ちょっとギターっぽいアプローチというか」
Oto 「あれはいいアイデアやったな」
Taka 「斬新というか、上モノの役割をするベーシストがもう1人いる、みたいな」
Kash 「あんなん他のバンドじゃ無理やし」
Gotti 「もう“ライブでどう再現すんねん!”っていうね(笑)」
(一同笑)
Kash 「『LST/D』とかにしてもコーラスがふんだんに入ってるんで、ライブだとマイクにベタ付きになっちゃうんですよね。隙間でどこまでアクションできるかを、ツアーに向けて考えていかないとなって」
Taka 「コーラスのことを考えて演奏してないからめっちゃ難しくて。“こんな譜割りで歌わなあかんの?”って(笑)」
Kash 「そうそう! 歌と演奏はやっぱり使う脳みそが違うんで」
――別々に重ねて録るからこそできたことと、それによってライブではできないことと(笑)。
Taka 「そうなんです、後で辻褄を合わせないと(笑)」
Kash 「僕がビビッときたのが、『モノクロノユメ』(M-8)の最初のシンセの音で、何だか不思議な感覚があって」
Oto 「自分の中では、“絶対にこれはないな”っていう音色を出してみたんですよ。そしたら、“それそれ!”ってなって、“ホンマに!?”みたいな(笑)」
その歌い方1つ、言葉1つで
グルーヴ感とか耳に入ってきやすさが全然変わってくる
――挫折も葛藤もあった1年ですけど、話を聞いてると、音楽をやってるときはやっぱりすごく楽しそうですね。
Gotti 「それはもうライブのときは楽しいんですけどね(笑)」
(一同笑)
――制作は楽しいだけじゃない(笑)。
Taka 「こもって悶々と作る。でも、出来上がるとやっぱりいいですよね」
Oto 「達成感は今までとは全然違いますね」
Kash 「それこそ、完成して最後の『Precious Love』(M-9)までザーッとヘッドフォンで聴いたとき、自分のアルバムなのにちょっとウルッときましたから」
――その『Precious Love』は、アルバムの最後にこんなド直球のバラードって、ここまで誰の予想も裏切らない曲順と音楽ってないよね(笑)。
(一同笑)
Oto 「北海道の芸森スタジオで『Weekend』『モノクロノユメ』『Precious Love』の3曲を録ったんですけど、『Precious Love』はそこの生ピアノで録ったんですよね。歌は大阪で、これまでにお世話になってきた関西のミュージシャンや知り合いの方を20人ぐらい呼んで、みんなで大合唱して。今までの感謝の気持ちも伝える歌というか」
――逆に言えば、この1年でそういう曲を作りたくなったということですもんね。竹善さんからの指摘もありましたけど、歌い手としてこのアルバムを通して何か感じたことはありました?
Oto 「今回の制作の中でドラムとの絡みがまだ甘いと気付いて。その歌い方1つ、言葉1つで、グルーヴ感とか耳に入ってきやすさが全然変わってくるんで、歌って聴いて、歌って聴いてと何度も繰り返して。あとは、言葉をハッキリと伝えることはすごい意識しましたね」
Gotti 「竹善さんの声はマイクに乗るというか、歌がハッキリ出るんです。でも、それは声量の差とかじゃなくて」
Oto 「ライブを一緒にやらせてもらったとき、同じマイクを使ってるのに、“ドーン!”と前に出てくるんですよね。口の開け方とマイクの狙い方、距離感も計算してるんだなぁと思って。声がまっすぐマイクに入っていく歌い方で、そこもレコーディングでは意識しました」
Taka 「歌い方は変わりましたね。綺麗に歌うんじゃなくて、人間味があるというか、より気持ちが入ってる」
Oto 「気持ちが入り過ぎて音程がシャープすることもありましたけど(笑)」
(一同笑)
Kash 「元々音程を外すことはそんなにないんですけど、そういう意味では、今回は録り直しも多かったし、気合いも入ってる感じがしましたね(笑)」
Oto 「自分が作ったメロディと言葉はスムーズにいくんですけど、他の3人が作った曲は結構苦労しました。自分じゃ作らないメロディなんで、より気を付けて正確に歌おうっていうマインドになったのはあります」
Kash 「『Weekend』の一番最後のボーカルのアドリブは2回録ったんですけど、1回目は結構力強かったんで、2回目は“優しく歌って”と言ったら、本当にめっちゃ優しく歌ってくれて。そこが僕は好きです(笑)」
Oto 「ありがとう(照笑)」
Taka 「何やこの時間(笑)」
――あと、今作には後にアナログ盤になることを想定したようなインタールード=『Between Real and Dream』(M-5)も中盤に入ってね(笑)。タイトルが表すように、リスナーとの架け橋になるようにという願いが、具現化しそうなアルバムになりましたよね。
僕たちの新しい挑戦を、ツアーで皆さんに観てもらいたい
――リリースツアーは2月15日(金)、地元の大阪・心斎橋BIGCATから始まります。この1年ライブは途切れずにやってきましたけど、ツアーに向けてはどうでしょう?
Taka 「初期はオリジナルとカバーの半々ぐらいでライブをしてて、前作で全曲オリジナルでできるようになって、今回で既存の曲もありつつ新曲も織りまぜられるようになるので、構成しかりお客さんの反応が楽しみですね。これは2枚目以降だからこその喜びというか」
Gotti 「この1年でいろんなライブを観せていただいて、その中でもすごかったのが大阪で観たザップで。曲の持っていき方とか盛り上げ方とか、ああいうすごいパフォーマンスを観ると、やっぱり僕らもそういうライブをしたいなと思うんで、今も試行錯誤中ですね」
Kash 「僕たちの原点はストリートだし、目の前にいてくれる人を大事にしようと思ってやってきたんで、新しいことにもトライするけど、その会場にいる一番後ろのお客さんまで思わずノッちゃうような、最後までグッと持っていけるツアーにしたいなと思ってます」
Oto 「それこそさっき言ったザップもそうですし、言葉も分からないのに会場があんなに熱くなって、表情もすごくよくて。その後に自分たちのライブ映像を観たときに、何だかすごく生真面目に感じて。表情や動き方で伝わり方も全然変わるんで、歌詞に合った動きとか、そういうパフォーマンスまで表現できるツアーにしたいですね」
Gotti 「イベントで同じような形態のバンドと共演することも多かったんですけど、お客さんが盛り上がってるバンドにはパフォーマンスにも共通するところがあって。そこを僕らも取り入れたりはしてるんですけど、逆に“こういうことはやってないな”っていうところにも気付けたんで」
――それは言葉にするより実際にライブで観てもらった方がよさそうですね。それでは最後にシメのお言葉を!
Kash 「’19年のスタートが『BRIDGE』というアルバムで、そこから本当に始まるんで。僕たちの新しい挑戦を、ツアーで皆さんに観てもらいたいです!」
Taka 「このアルバムで4人の絆がより深まったというか、いろいろとぶつかり合って『BRIDGE』ができたことで乗り越えられたんで。ひと皮剥けた4人の熱いライブをぜひ観ていただきたいですね」
――ちなみにぶつかり合うのは、あくまで音楽的なところで?
Oto 「いや、性格的なところもありますよ。最近はその方が多い(笑)」
Taka 「4人とも性格がバラバラやもんね(笑)」
Oto 「でも、そういう4人の泥臭さとかリアルが全部入ってるアルバムなんですよね。それはもう1枚目よりも絶対に入ってる。そのリアルをステージでもちゃんと表現したいなって」
Gotti 「もう本当に苦しんで、とてつもなく愛おしくて、大好きなアルバムができました。なので多くの方に聴いていただきたいですし、だからこそライブに来ていただきたいです。“R&Bを全然知らないけど行ってみよう”とか、そういう気持ちで全然問題ないので。このインタビューを読んでくださった方はきっと音楽好きも多いと思うし、笑顔になれるような一夜にするので、待ってます!!」
(2019年2月 7日更新)
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