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永久凍土の奥に潜む熱い東北スピリットを露わに!
日食なつこインタビュー&動画コメント

地元・岩手県で活動をスタートさせたピアノ弾き語りソロアーティスト・日食なつこは、今年1月25日で10周年を迎え、1月9日にはアルバム『永久凍土』をリリース! その大切な発売日に、岩手を思わせる寒さと新作を携え、彼女がぴあ関西支社にやってきてくれた。そこでアルバムのことはもちろん、10年間のこと、故郷のこと、老後のことまでたっぷりと深掘り。これを読めば永久凍土の下に隠された、日食なつこの素顔を垣間見られるかも!?

――今年1月25日で活動10周年! 振り返ってみていかがですか?
 
「10年のうちの7年ぐらいは岩手に住んでいて、東京に出て今年で4年目なんです。なので、意外とまだ地元に根差していたい感が残っているのかなっていうのがあって、この10年は地元のものを吸い上げることが多かったかなと思います」
 
――“吸い上げる”というのは?
 
「東京や大阪に遠征し始めたのが20歳ぐらいだったんですけど、地元・岩手のミュージシャンに比べ、東京や関西の人たちはすごく本気でガツガツ活動してらっしゃる。それと自分をどうしても比べていた時期があって…。もちろん東北でも活躍されている方はいらっしゃるんですけど、東北のアーティストの芽の出なさというか、地域ぐるみで勢いのある所から出てきていらっしゃる方と比べると、どうしても埋もれがちだなって思っていたんです。だから東北人としての土台を固めて“これが東北人の音楽だ!”“雪国生まれの音楽だ!”っていうのを出したくて、それを固めてきた10年だったのかなって思いますね。なので、23歳ぐらいまで岩手に住んでいたのも、岩手で一番になるまでは東京に出ないって決めていたんですよ。岩手で一番になれないまま東京に出ても何もできない。岩手で一番を取れないのに外に行ってどうするっていう意識があったんです。でも、だんだん逆に岩手で一番っていうものの概念がわからなくなってきて、そのタイミングで(東京に)出よう!って、東京に出た感じですね」
 
――では、環境が許すのであれば今も地元で活動したいという思いはありますか?
 
「ありますね。やっぱり東京に住みながら活動していると、東京の感性に寄ってしまうというか……。例えば、こないだのお正月に帰省したんですけど、険しい土地なので、どんなに忙しくても雪かきは全員でしなくちゃいけないとか(笑)、そういうローカルな生活をするためにはやらなきゃいけないことがあるんですよ。それに比べると東京は、感性のためだけに、音楽のためだけに生きていくのが許されやすい土地だなって。それはもちろん素晴らしいし、すごくやりやすいんだろうなって思うけど、でも私が生まれたのはそういう土地ではなく、80~90%ぐらいは(音楽だけを)やってもいいけど、残り10%は周りの人と何かを成すために(時間を)分けなくてはいけないというか。そういうスピリットを東京でちょっと忘れそうになることが、私に限らず地方から東京に出て活動している方にはある気がするんです」
 
――なるほど。
 
「あと、23歳ぐらいで出てきたのが自分には適していたと思います。このタイミングでよかったなって。もっと若い時だったら、いろんな意見に自分を変えられていただろうなって思います。ちょっと頑固さも出た23歳ぐらいだから、いろんな意見も、聞くものは聞いて、いらないと思うものは切り捨てることができた。逆にもう少し遅かったら、例えば今27歳なんですけど、今だったら、これはない、あれもないってシャットダウンし過ぎてダメだっただろうなと…。ニュートラルな23歳で一番良かったって思ってます」
 
――そして、10周年とほぼ同時の1月9日に2ndフルアルバム『永久凍土』がリリースに! 今作は“真冬”がテーマとのことですが、このテーマを選んだ理由とは?
 
「今お話したように、東北という土地は東京や大阪とかに比べてカルチャーが少なくて、いい音楽にありつく環境も少ない。だからそういう(音楽)活動をしたいと思っても“したい”で終わってしまうというか……。でも、そういう土地で私は音楽を作ってきたし、そういう土地でも音楽を作ることができるんだ!っていう主張を込めたかったんです。それで、雪国の何もない所生まれが作った音楽っていうことで真冬をコンセプトにしました。各曲でバイオリンとか、思いっきりバンドとか、使っている楽器も違うんですけど、曲のアレンジは全部真冬っぽく、そして歌詞の世界観をそのまま表現する編成を考えましたね。すべてにこの2つの柱があります」
 
――故郷の東北で生まれた音楽を詰め込みたいという思いがあったんですね。ちなみに、東北のイメージは人によって異なると思うのですが、日食さんの持つ東北のイメージとは?
 
「表現が難しいんですけど……パッと見は何もない、華やかさもない、ただのゴロッとしたその辺に転がっているような地味な石だけど、その石を割れば、中にギラッとしたものがちゃんと詰まっているっていうような土地だと思うんですね。人も全然自己主張しなくて優しくて、みんな私みたいにズケズケと人をディスったりしない(笑)。誰も傷つけないように生きている。でも、よくよく話を聞くと優しいだけじゃなく、これは許せないとか、これはやっぱりよくないっていう精神もある。だから今回は、その割ってみないとわからない部分を、割って見せる作品にしたかったというか…」
 
――確かにアルバムは、ただ単に“寒い”“冷たい”という感じだけではありませんでした。
 
「真冬がコンセプトなんですけど、人を傷つける冬とか、冷たくて近寄りがたい冬とかではなく、何だろう……私が育った雪国的な“耐え忍ぶ”っていうズシッと重たい考えとか、人の性質とか、そういうところを表したかったので“表面的に冷たい”みたいなことを表したかったわけではないですね」
 
――さて、先程話に出たように今作にはギター、ストリングス、タップ、フィドル、ティンパニと、さまざまな音色が彩ります。このような仕上がりになったのはなぜでしょう?
 
「今作の前の2枚『逆鱗マニア』(2017年リリースの4thミニアルバム)と『鸚鵡』(2017年リリースの5thミニアルバム)は、ドラムとかバンドとかちょっと強めの音で作っていたんです。ちょうどそういうことがしたかった時期で、強い音で攻めたい……ソロだからって全然優しいわけではないんだぞ!東京にもバンドにも負けないんだぞ!っていうのを見せたくて(笑)。それはこの2枚ですごくうまくいって、たぶんこれからも続けていくんですけど、でも今後それだけでは、それ以外のことがやれなくなるなって思ったんですよ。その強い音の時期に入る以前のピアノソロで歌っていた自分……日食なつこという名前になって1年目2年目の頃。誰も私のことなんか知らなくて、学校から帰ってきたらカバンを背負ったまま暗い部屋で2時間も3時間もピアノを弾き続けるみたいな、そういうインナーなピアノ、インナーな作詞作曲っていうのを、このタイミングでちゃんと一回見せておかないと、たぶん今後バンドでしか戦えなくなるなって…。そういう面があったのを忘れていないっていうのを見せたかったんですよね」
 
――雪の下にある“永久凍土”の部分ですね。
 
「そうですね。そういう意味合いでタイトルをつけたわけではなかったんですけど、あとから考えると、ここまで重ねてきた層を一回見せるような作品になってると思いますね」
 
――その原点回帰に似た部分は、日食さんならではの鋭い歌詞の面でも…。公式HPのオフィシャルインタビューで、“例えば世の中を批判するような歌詞とか、嫌な物事に対して率直に言いたいことを言う歌詞とか、そういうところをお客さんはいいなと思って来てくれてるのかな、と思ったんです。(中略)そういうことに立ち返らなきゃいけないな、と思ったんです”と語っていますよね。意地悪な質問ですが、そのお客さんの期待を裏切ってやろう!みたいな気持ちにはなりませんでしたか? なんならインストの曲を入れてやろう!とか(笑)。
 
「それは、お客さんに言葉を伝えているわけじゃないというか、そもそもお客さんがどう見てるか考えてないというか……。だから“じゃインストやろう!”という風にすらならない(笑)。お客さんがどこを向いてようが“ふ~ん”っていう感じで、本当に自分の書きたい歌詞を書き続けていて、それについてきてくれる人は“ありがとう”、ついて行けないなと思った人は“ここまでだね”っていう……。来る者は拒まず、去る者は追わずのスタイルでやっていかないとアイデンティティって続かないと思うんですよね。ちょっとでも寄せる作業をしたら、どんどん寄せていかないといけない。それは正直やりたくないなって思っているので、意識してお客さんのことは見ないようにやってますね」
 
――上京のタイミングの話にしろ、今の話にしろ、先をちゃんと見据えているんですね。
 
「私、すっごい先を怖がる人間なんですよ。小学校の頃からずっと自分の老後が心配で……(笑)。60歳、70歳になった時、私はどうやって暮らしてるんだろう?って心配で、それは今も続いていて、60歳、70歳になった時、自分の曲がちゃんと良かったものとして残るためには、今、ワ~ッて騒がれて終わるだけじゃなく、ちょっと今辛くても、とにかく曲げないで真っ直ぐに慎重に伸ばしていくっていうことを頑張らないといけないなって思うんです」
 
――意外と心配性なんですね(笑)。で、話を戻すと自分の書きたいことを研ぎ澄まして書いてきたということですよね。それで生まれるのが、あの内省的でストイックな感じなら……生き辛くないですか(笑)?
 
「生き辛さはすごくありますけど、敢えてそうしている面はありますね。やっぱりここ2、3年ぐらいで、たくさんの人に注目してもらえるようになって、ツアーの規模も大きくなって、ある程度満たされ始めてはいるんですけど、ここで満たされて生きやすくなってしまったら、もうたぶん曲を書く原動力がなくなってしまうので、敢えて幸せにならないようにって……」
 
――そうやって自戒する歌詞も少なくないですもんね。
 
「それはもともとの性格もあって…。安全な所でフッとひと休みするのっておもしろくないなって思っちゃうんです。それこそ、さっきの老後の話にもつながるんですけど、この先私の子孫がうちの家系図を見て、曽祖父、高祖父はこういう人だったんだ!とかってなって、その時、“何、この日食なつこって人?え、ピアノ弾き語りして、こんな曲書いてたんだ。ヤバいね!”みたいなことを言わせたいんですよ(笑)。一族で一人くらい、変な意地を通し続けて一生を終えた人がいてもおもしろいなって思っちゃうので、それを実現したいという……」
 
――すごい夢ですね(笑)。でも、今、話してくださったような感じ……“やってやるぞ!”“まだできる!”みたいな万能感が、内省的な歌詞のなかでたまに顔をのぞかせますよね。
 
「はい。ありますね。いろんなものを失い続けてきて(笑)、本当に手元に何もない状態でも、雪国生まれスピリットじゃないけど、“もう曲げないモード”に数年前に入ったんですよ。ようやくそこにストンと完成形として入れた気がするので、もう大丈夫というか……何もなくて特に何も得られないことが、そんなに恐怖ではないというか、仙人のような状態というか(笑)」
 
――でも老後にはビビると(笑)。
 
「そこは私にもちょっとわからないです(笑)。でも“ささやかな万能感”っていうのに関して言うと、私、曲を書くスパンがすごく不安定で、書ける時は1週間で3~4曲書けるし、書けない時は半年とか書けないんです。で、それが決まった周期でくるんですけど、そのことが21歳ぐらいまではわからなかったんですよ。で、半年書けないみたいな下の波が来るたびに、あ、ここで私は終わりなんだ!ってなるんです。でもせめてもう1曲、書けない気持ちを“これで終わりです!”って書くと、必ずまたグッと上がって書けるようになるんですよね。そのサイクルを理解できてからは、どん底にいる時でも大丈夫って思えるんです」
 
――ちょっと楽しめるくらい(笑)?
 
「そうです。“わかった。今はそういうモードね”って(笑)。実はこないだの年末もそうだったんです。ライブ以外は正直、1か月ぐらいピアノに触ってない時があったんですよ。もう今は弾いても何にもならない!って思って、本当に弾かなかったんですけど、でもそのおかげで、弾かないことにも飽きてきまして(笑)、そこから爆発的に! 今、ちょっとアカペラにハマってるんですけど、アカペラを聴き始めたら、これをピアノでやりたい!って思って、そこからは1日6~7時間弾いてます。だから落ちる時でも、できるだけ早くどん底に落ちよう! そうすれば早く戻ってこれる!!って思いますね。そういう万能感があります(笑)」
 
――ある意味、健やか(笑)。でも自己否定感も万能感も入り混じる絶妙な詞世界は、どれくらいが自分自身のことで、どれくらいがフィクションなのでしょう? オフィシャルインタビューでは7曲目の『Misfire』は素に近くて、2曲目の『空中裁判』と11曲目の『8月32日』は男性目線という話でしたが。
 
「今回は…というか、普段からフィクションが多いですね。『Misfire』は、日食なつこを名乗る前の17歳くらいの時の曲を掘り出してきているので、素の部分を見せているんですけど、最近は本当にそういう曲は少ないです。ある程度フィクションをかませている方が曲のキャラとか輪郭がよりはっきりして、つかまれやすくなるかなって思って作っているので。例えば『お役御免』って曲も自分の感情をすごく叩きつけているように見えて、そういうキャラを設定して作ったので、実はそんなに追い込まれている状況だったわけではないです。そういう自分の一面をグッと出して集めて曲にしたっていうだけですね。だから、プライベートがそうだったっていうのはそんなにないです」
 
――そうなんですね。個人的には『お役御免』の歌詞にある“ダメ感”を日々リアルに感じているので、一緒に悩んでほしかったです(笑)。
 
「そうですよね(笑)。なので、こういうネタばらしって、あまりしない方がいいのかな?とも思いますね。お客さんが自分で想像する余地を残したいなって…」
 
――確かに(笑)。
 
「公式HPのインタビューも、各曲細かに解説をしているので、読むタイミングによっては明確過ぎるかもしれないなとも思っていて……」
 
――でも、あのインタビューを読んでいても“日食さんは、曲のようなことを考えているのかな?”って、今の今まで思っていましたから(笑)。上手にだましてくれる歌詞を書ける人って少ないと思います。すごいです。
 
「でも勉強はしましたね。昔は自分の全面、すべて素を出すだけだったんですけど、やっぱりそれだけだと客観的に見て、曲のキャラクターをつかまれにくくて…。よりこの曲はこうだよね!っていうのをわかりやすくするために、そういうのが上手な人の曲を聴いて“なるほど、こういう単語をここで使えばいっきに情景が出てきて頭に入りやすい!”とかっていうの(の勉強)は頑張りました」
 
――だから17歳の時に書いた『Misfire』は、フワッとした印象なのかもしれないですね。
 
「そうなんです。(『Misfire』は)正体不明なんです。でも、それが良くも悪くもっていうのがあって。キャラがわかりやすい曲ばかりになってもおもしろくないので、そういうところに『Misfire』のように、たま~にパーソナルを歌ってる曲を入れることでバランスが取れる…って考えると難しいですね(笑)」
 
――でも計算づくだったんですね(笑)。ところで曲は詞先で作られると聞いたのですが、フィクションの場合、詳細な言葉よりも人物や物語の設定みたいなものを先に考えるんですか?
 
「それができるときれいにできる。それが理想ですね。でもいつもできているわけではないです。本当に曲の一行がドンッて出てきて、そこから前後のストーリーを考えて、こうすればこの一文が活きてくるなって肉づけしていくと、ストーリーはどうしても後づけになって、つじつまが合わなくなって大変になることがありますね。最初からこういう曲書くぞ!ってストーリーが浮かんでると楽なんですけどね」
 
――でも、さっき男性目線という話をした『空中裁判』や、9曲目の『致死量の自由』とかはモデルとなる人物がいそうです。
 
「『空中裁判』は想像なんですけど、『致死量の自由』は、街中を夜中に歩いている時、どう見てもお酒を最近解禁したばっかりの男の子が、路上ですごいことになってたんですよ。たぶんお酒を覚えたてで楽しくなっちゃって…っていう(笑)。それを見て、なんか持て余してるなって思ったんです。大人はそんなのやらないじゃないですか。自分のお酒の限界量もわかるし。でも、この子はとにかく今手にした自由がすごくうれしくて飲んじゃったなって……。それで“果てなき自由は致死量の猛毒だった”っていう一行が出てきたんです」
 

 
――出会いの分だけ曲ができそう!
 
「そうですね。嫌なことがあってもそれを曲にできたらおもしろいなって思いますね。そこも万能感があります。駅とか歩いてておっさんに肩をトンッてぶつけられても、これを曲にして、みんながワッ!てなったら“勝ったぞ!”ってなれるので、そこはもうオラオラで楽しんでいくしかないなって思います(笑)」
 
――頼もしい(笑)。
 
「これが東北人ですね(笑)」
 
――納得です(笑)。では最後に2月9日(土)の大阪公演から始まるツアーの話も。今作は先ほども話に出たようにさまざまな楽器が入っていますが、ツアーではどんな風になるのでしょうか?
 
「参加してくださったミュージシャンの方を、極力みなさんお呼びしてやりたいなと思ってます。ただ、全箇所を回るのは厳しいので、会場によってはバンドだけとかドラムだけとかにはなるんですけど、それはあくまでもアレンジの話であって、私の曲とピアノっていうのは、ブレないものを持って行く準備ができているので、多少アレンジは変わっても、曲の雰囲気や質感は各会場、変わらずに届けられると思います。安心して待っていてほしいですね」
 
――日食さんのライブを拝見したことがないのですが、ライブはどんなムードなんですか? お客さんはどんな感じで聴いているんでしょう?
 
「どうですかね~(笑)。ちょっと詳しくはわかんないですけど、お客さんはものすごく考えている方が多そうだなって思いますね」
 
――空気はずっしりしています(笑)?
 
「空気がずっしりしているわけじゃないんですけど(笑)、ライブ中にお客さんの目をチラッと見ると、すごい目をしてるんですよ。なんか、感動とかじゃなく……あるじゃないですか? ライブを見てて、俺もやれそうな気がする!みたいな時とか、自分も歌ってみたい!っていう気持ちにさせられる時。それを思ってくれてるんだなって感じますね。そういう様子を見てると、日々、野望とかを持って見て、聴いてくれている……ただワ~ッて見てるんじゃなく、それ(曲)を自分に落とし込もうとしている人が集まってくれてるのかなと思いますね」
 
――それに日食さん自身も触発されるのかも?
 
「負けないぞ!って……(笑)」
 
――今日は『永久凍土』もライブもメラメラしているのがわかりました(笑)。熱いライブ、楽しみにしています!
 
「頑張ってメラメラします(笑)」

nisshoku4.jpg
 
text by 服田昌子



(2019年1月29日更新)


Check

Movie Comment

Release

2nd Full Album『永久凍土』
発売中
Living, Dining & Kitchen Records

【初回限定盤】(CD+DVD+ブックレット)
6800円(税別)
295-LDKCD

【通常盤】(CD)
2500円(税別)
296-LDKCD

《CD収録曲》
01. vapor
02. 空中裁判
03. 100
04. モア
05. seasoning
06. メイフラワー
07. Misfire
08. お役御免
09. 致死量の自由
10. タイヨウモルフォ
11. 8月32日
12. white frost
13. 話

《DVD収録内容》
01.ドキュメンタリー in ニュージーランド
02.「white frost」Music Video

《ブックレット内容》
「永久凍土」撮影オフショット in ニュージーランド

Profile

1991年、岩手県花巻市生まれのピアノ弾き語りソロアーティスト。9歳からピアノを、12歳から作詞作曲を始め、高校2年の冬から地元・岩手県盛岡市にて本格的にアーティスト活動を開始する。2009年に行われた、18歳以下のアーティストに限定した音楽イベント「ストファイHジェネ祭り09」で東北エリア代表としてファイナルステージに進出し、同時期にはi-Tunesヴォーカルチャートでも1位を獲得。以降、「ARABAKI ROCK FES」「風とロック」「JOIN ALIVE」などの大型フェスに次々と出演し、2014年にリリースしたアルバム「瞼瞼」は全国12のラジオ局でパワープレイに! 翌2015年には「FUJI ROCK FESTIVAL’15」にも出演を果たし、また2017年に行ったアルバム「逆鱗マニア」のリリースツアーでは追加公演含む全9公演をソールドアウトさせるなど、実力・人気ともに確かな高まりを見せる。そして昨年も活動の勢いはとどまることなく、新たな試みとしてクラブツアーも行い、会場限定シングル「空中裁判」をリリース。また10月には会場限定シングル第2弾「致死量の自由」を発表し、異種格闘技戦とも言える東名阪ツーマンツアー「炎上交際2」も成功に収めた。そんな上昇気流のなか、今年2019年には活動10周年を迎え、1月に2ndフルアルバム「永久凍土」を発表。リリースツアーも決定し、さらなる飛躍を予感させている。

日食なつこ オフィシャルサイト
https://nisshoku-natsuko.com/


Live

「▲Sing well▲Tour」

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード:134-963
▼2月9日(土) 18:00
なんばHatch
全席指定-5500円(ドリンク代別途要)
※小学生以上は有料。但し、小学生未満でも座席が必要な場合は有料。
[問]キョードーインフォメーション■0570-200-888

【福岡公演】
▼2月11日(月・祝)イムズホール
【東京公演】
▼2月16日(土)EX THEATER ROPPONGI
【北海道公演】
▼3月2日(土)くう COO
▼3月3日(日)
札幌サンプラザ コンサートホール
【広島公演】
▼3月8日(金)Live Juke
【香川公演】
▼3月9日(土)高松オリーブホール
【新潟公演】
▼3月16日(土)新潟県民会館 小ホール
【石川公演】
▼3月17日(日)金沢もっきりや
【愛知公演】
▼3月21日(木・祝)ダイアモンドホール
【岡山公演】
▼3月23日(土)さん太ホール
【東京公演】
▼3月27日(水)東京キネマ倶楽部
【岩手公演】
▼3月30日(土)岩手県公会堂


『Zepp Fukuoka×BEA presents
F-X2019』

1月26日(土)一般発売 Pコード:131-637
▼3月24日(日) 11:00
Zepp Fukuoka
単日券1Fスタンディング-5940円(要1ドリンクオーダー)
単日券/2F指定席-7560円(要1ドリンクオーダー)
[出演]KEMURI/the band apart/日食なつこ/ミオヤマザキ/アルカラ/ベッド・イン/ベッド・インのバブル講座/eastern youth/中村佳穂/Have a Nice Day!/エドガー・サリヴァン/ラックライフ/Absolute area/Brand New Vibe/MintZ/中前りおん/High祭
[オープニングアクト]DimDamDonkey
※2日通し券はお1人様に限り有効
※中学生以上有料・小学生以下入場無料(要保護者同伴)
※出演者の変更、キャンセルに伴う払い戻しは行いませんので予めご了承ください。
※販売期間中、1人6枚まで
[問]BEA■092-712-4221

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