ホーム > インタビュー&レポート > 4バンドが刺激し合い分かち合った大阪の夜 『友達ツアー2』ライブレポート
ハンブレッターズ
観客は既にサウンドチェックからリズムを取って幕開けを待つ。そんななか登場すると、今夜のトリは『常識の範疇』でカラフルな音色とまくしたるボーカルでフロアを急速加熱してスタート!
続けて彼らの代表曲のひとつ『スクールマジシャンガール』をプレイすれば、突き抜けるキャッチーなサビで観客は沸点に到達して拳が突き上がる。そうとなれば温かいメロディで綴るミドルテンポの『ユーモアセンス』もぐいぐい浸透。高揚感に包まれる。またムツムロは先のircleのMCを受け、同じく2組の出会いを振り返り、「バンドをやるうえで大事なのはマインドだと思ってるんですけど、そのイロハを学んだのはircleなんです!」と思いを伝えて空気をさらに熱する。
そして「あなたの隣にずっといたいと思って作った曲です」と新曲『CRYING BABY』を投下。“BABY BABY”のメロディアスなサビが耳に焼き付きせつなさも漂うと、バラード『ファイナルボーイフレンド』でダメ押し。淡いピンクの照明も夕暮れに見えてくる。だがライブはクライマックスへ向かってスピードアップ。現代のワードで綴る普遍の甘酸っぱさは『DAY DREAM BEAT』へと突き進み、大きなクラップと歓声を起こして本編を終えた。
しかし沸いた会場を冷ますことなくアンコールへ! ステージにはハンブレッターズのメンバーと共にSUNNY CAR WASHの岩崎も姿を見せる。そしてムツムロに「あなたは永遠の愛を誓いますか?」と微妙な“ひと絡み”。これには「もう一つ台風があったな(笑)」(吉野)とニヤリ。観客にも「早くー(笑)」とツッコまれアットホームなムードだ。見れば舞台そでには、ほかのバンドのメンバーが見守り笑顔を見せている。そんななかセレクトされたのは『逃飛行』。このまさに飛び立ち出したくなるようなナンバーに、ステージもフロアも関係なく全員が大合唱! ツアータイトルを体現する感動のフィナーレとなった。
ハンブレッターズ オフィシャルサイト
http://humbreaders.com/
text by 服田昌子
(2018年9月 3日更新)
ドラマチックアラスカ
01. 無理無理無理
02. 人間ロック
03. マイヒーロー
04. 東京ワンダー
05. クソッタレセカイ
ircle
01. 呼吸を忘れて
02. バタフライ
03. あふれだす
04. 瞬
05. セブンティーン
06. なんにもない
SUNNY CAR WASH
01. それだけ
02. ムーンスキップ
03. 放課後
04. キルミー
05. カーステレオ
06. てんてれ
07. ハッピーエンド
08. ワンルームラブソング
09. ティーンエイジブルース
ハンブレッターズ
01. 常識の範疇
02. スクールマジシャンガール
03. ユーモアセンス
04. CRYNG BABY
05. ファイナルボーイフレンド
06. フェイクファー
07. DAY DREAM BEAT
08. 逃避行
「THE LAST FRONTIER TOUR(仮)」
10月6日(土)一般発売 Pコード:128-333
▼11月27日(火) 19:00
神戸 太陽と虎
▼12月13日(木) 19:00
Shangri-La
オールスタンディング-3000円(整理番号付、ドリンク代別途要)
※3歳以上は有料。
※販売期間中は1人1公演4枚まで。
チケット発売中 Pコード:123-648
▼9月29日(土) 18:00
神戸 太陽と虎
オールスタンディング-2500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
[共演]The Cheserasera/LILI LIMIT/the quiet room
※小学生以上は有料、未就学児童は入場不可。
[問]清水音泉■06-6357-3666
チケット発売中 Pコード:123-648
▼9月30日(日) 18:00
KYOTO MUSE
オールスタンディング-2500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
[共演]The Cheserasera/さよならポエジー/the quiet room
※小学生以上は有料、未就学児童は入場不可。
[問]清水音泉■06-6357-3666
「KOTORI/SUNNY CAR WASH」
チケット発売中 Pコード:124-988
▼10月17日(水) 19:00
BRONZE
オールスタンディング-2500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
※未就学児童は入場不可。
[問]サウンドクリエーター■06-6357-4400