ホーム > インタビュー&レポート > Awesome City Clubの新たな幕開け
デビューから2年のキャリアをおさめたベストアルバムであり
初の1stフルアルバム『Awesome City Club BEST』完成!
atagi(vo&g)、PORIN(vo&syn)インタビュー
Awesome City Clubの新たな幕開け デビューから2年のキャリアをおさめたベストアルバムであり 初の1stフルアルバム『Awesome City Club BEST』完成! atagi(vo&g)、PORIN(vo&syn)インタビュー
“架空の街Awesome Cityのサウンドトラック”を鳴らすというテーマのもと、2015年にデビューしたAwesome City Club(以下ACC)。8月23日、結成から4年、デビューからわずか2年でベストアルバム『Awesome City Club BEST』をリリースした。実にスピーディで、ベストアルバムとしては異例とも言える。今年1月に発売された『Awesome City Tracks 4』を以って完結したAwesome City Tracksシリーズの集大成。1枚目から4枚目で、“Awesome City”は架空から現実へと変化を遂げた。変化したのは楽曲だけでなく、バンドも同様だった。半年に1枚のペースでコンスタントに作品を創り、様々な試みにも積極的に挑戦してきた。その変幻自在ぶりに驚かされたリスナーも多いだろう。今、ACCは次のステージに進もうとしている。ベストアルバムの1曲目に収録されている新曲『ASAYAKE』からも、その強い意志が明らかに見てとれる。“ベストアルバム”というと、ともすればネガティブに捉えられがちだが、彼らにとっては1stフルアルバムであり、これまでの軌跡とこれからの幕開けが詰まった完成度の高い1枚。とても意味のある作品である。10月からはベストアルバムを引っさげ、『Awesome Talks –Oneman Show 2017 Autumn/Winter -』で全国へ。大阪公演は11月30日(木)、会場は味園ユニバース。ようやく念願叶ったという味園ユニバースへの思い入れも聞くことができた。新たなAwesome City Clubとの邂逅を楽しみに秋を待とう。
変化することが好きなバンド
――Awesome City Tracksシリーズが完結するとなって、ベストアルバムまでの流れはどんな感じで決まっていったんですか?
PORIN(vo&syn)「新曲は絶対1曲入れたかったので、その制作にはすぐ取りかかったよね」
atagi(vo&g)「そう。ベストアルバムを作るっていうこと以前に、4枚目を出した段階でAwesome City Tracksはこれでおしまいやねっていう話は決めてあったんです。『Awesome City Club BEST』を出すのは、その後に出てきた話なんですよ。ずっと半年に一度、出したら作って、出したら作って、とやってきたものを1回テーブルに並べてみたいよね、みたいな話をして。ただ1stフルアルバムと名前をつけて出すよりは、ベストの方が区切りも良いし気持ちも良いな、みたいなところでベストを出そうっていう話になったんだよね。ただ、絶対に新曲は入れたいし、必要かなっていう話はしてました」
――ここで一区切りつけるんだという気持ちは大きかったんですか?
atagi「そうですね、もうAwesome City Tracksに飽きてましたね(笑)」
PORIN「いつやめるかみたいな。『Awesome City Tracks 3』を出す時も、“もういいんじゃない?”みたいな」
atagi「新人のバンドって露出がないとすぐに忘れられてしまうし、表現としてのあれこれという話ではなくて、できる限り自分たちが出せ得るハイペースさで、ボリューム感があるものを常に発信していかなきゃいけないって思っていた部分もあって。だから、7曲入りのアルバムを半年に一度出す作業をずーっとやってきたんですけど、ある程度浸透してきてるなっていうのと、Awesome City Tracksは、これまで“僕たちどんなことができるやろう”って探しながらカタログ的に作ってきたもので、ある程度、その精神性で音楽を作らなくなってきたところもあったので。当時と今の環境の違いもあるかなとは思います」
atagi「計画通りにいったことの方が少ないと思います(笑)。何て言うんですかね、大きいビジョンで言うと、“こういうことを経てこういうことをやりたくて”っていう計画はやっぱりあるし、それに向かってやっているつもりではあるんですけど、なかなかね。たとえば『Awosome City Tracks』を4まで作って、次ベストアルバムを作って、ってことは全然考えてなかったですね」
Awesome City Tracksシリーズの 軌跡とこれからの幕開けが提示された ベストアルバムにして 初の1stフルアルバム!
Album 『Awesome City Club BEST』 発売中 【初回限定盤】(CD+DVD) VIZL-1217 4104円(税込)
【通常盤】(CD) VICL-64824 3024円(税込)
<収録曲> 01. ASAYAKE 02. 青春の胸騒ぎ 03. 今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる 04. Vampire 05. Don’t Think, Feel 06. pray 07. アウトサイダー 08. GOLD 09. Lullaby for TOKYO CITY 10. 涙の上海ナイト 11. 4月のマーチ 12. Lesson 13. Children
Profile
2013年春、それぞれ別のバンドで活動していたatagi(vo&g)、モリシー(g&syn)、マツザカタクミ(b&syn)、ユキエ(ds)により結成。2014年4月、サポートメンバーだったPORIN(vo&syn)が正式加入して現在のメンバーとなる。「架空の街 Awesome Cityのサウンドトラック」をテーマに、テン年代のシティポップをRISOKYOからTOKYOに向けて発信する男女混成5人組。2015年、ビクターエンタテインメント内に設立された新レーベル「CONNECTONE(コネクトーン)」より、第一弾新人としてデビュー。2015年4月8日に1stアルバム『Awesome City Tracks』をリリースし、iTunesロックチャートで1位を獲得するなど話題を呼んだ。デビューからコンスタントに2年間で4枚のアルバムをリリースし、2017年8月23日にはキャリア初となる新曲入りベストアルバム『Awesome City Club BEST』をリリース。クラウドファンディングやVRなど最新のテクノロジーを積極的に駆使した活動が各所から注目を集めている。2017年10月からは全国ワンマンツアー『Awesome Talks –Oneman Show 2017 Autumn/Winter -』がスタート。
『Awesome Talks -One Man Show 2017Autumn/Winter-』 【宮城公演】 ▼10月28日(土)仙台MACANA 【広島公演】 ▼11月2日(木)広島Cave-Be E 【福岡公演】 ▼11月3日(金・祝)Fukuoka BEAT STATION 【金沢公演】 11月5日(日)金沢GOLD CREEK 【香川公演】 ▼11月12日(日)DIME 【北海道公演】 ▼11月19日(日)cube garden 【愛知公演】 ▼11月24日(金)ボトムライン
『Awesome Talks Acoustic Show 2017』 【北海道公演】 ▼11月16日(木)BFHホール
Pick Up!!
【大阪公演】
『MINAMI WHEEL 2017』 チケット発売中 Pコード:339-897 ▼10月9日(月・祝) 14:00 ミナミ・ライブハウス各所 月曜日券-3500円 [出演]I Don’t Like Mondays./AIMI/asayake no ato/新しい学校のリーダーズ/Althea/And Summer Club/umbrella/イエスマン/the equal lights/いつまでもそのテンポで/井上実優/ENTH/Awesome City Club/大山琉杏/踊る!ディスコ室町/オワリカラ/彼女 IN THE DISPLAY/上北健/がらくたロボット/King Gnu/GIZMO/CRAZY WEST MOUNTAIN/Cloque./CRAWLICK/ChroniCloop/GOODWARP/GRAND FAMILY ORCHESTRA/kobore/近藤利樹/サイダーガール/さしすせそズ/THE SKIPPERS/the twenties/THE BOSSS/THE MUSMUS/THE SIXTH LIE/The Gypsies/The denkibran/THE 夏の魔物/THE Hitch Lowke/THE PINBALLS/THE BOYS&GIRLS/She,in the haze/SHE IS SUMMER/Chicago Poodle/しなまゆ/sympathy/ジラフポット/sui sui duck/SPiCYSOL/SPEED OF LIGHTS/THREEOUT/The 3 minutes/瀬川あやか/SEKIRARA/sooogood!/谷川POPゴリラ/DALEN/テジナ/電波少女/戸渡陽太/ドミコ/ナトナキュラ/鳴ル銅鑼/日食なつこ/ネコレクション/脳内リフレイン/浜端ヨウヘイ/ハルカミライ/春ねむり/バウンダリー/バックドロップシンデレラ/BACK LIFT/BimBamBoom/FIVE NEW OLD/FUNKIST/二人目のジャイナ/fula/古澤剛/豚乙女/プププランド/Bentham/Homecomings/ホロ/porehead/ポタリ/POT/Marmalade butcher/ましのみ/マチルダにおねがい/myeahns/Mr.EggPlant/南風とクジラ/みのべありさ/MUTANT MONSTER/MINT mate box/村上紗由里/メランコリック写楽/MONO NO AWARE/mol-74/YAJICO GIRL/有華/Yogee New Waves/LINE wanna be Anchors/ラックライフ/RAMMELLS/リアクション ザ ブッタ/リコチェットマイガール/revenge my LOST/緑黄色社会/リリィ、さよなら。/LOOKLIKE/ReN/ロザリーナ/私の思い出/WATARU/What’serrrrr!!/vivid undress ※6歳以上は有料。BIGCATのみ13:00開場(変更の場合あり)。 【お問合せ】FM802 リスナーセンター info@funky802.com
【宮城公演】 『ロックのほそ道』 10月28日(土)一般発売 Pコード:345-095 ▼12月10日(日) 18:00 SENDAI GIGS 1Fオールスタンディング-5900円 2F指定席-5900円 2F後方スタンディング-5900円 [出演]a flood of circle/Awesome City Club/Spitz/My Hair is Bad ※小学生以上はチケット必要。未就学児童は保護者同伴に限り無料。2F指定席は大人1名につき未就学児童1名まで膝上無料。席が必要な場合はチケット必要。ドリンク代別途必要。出演者変更に伴う払戻し不可。 ※チケットは1人4枚まで。 [問]ノースロードミュージック仙台 ■022-256-1000