ホーム > インタビュー&レポート > 「カテゴライズされず自分らしくいられる音楽はないか探していた」
日本のジャズギター界をリードする小沼ようすけが
ビルボードライブ大阪にて才人たちと“グオッカ”のリズムに挑む!
『Jam Ka Deux』インタビュー&動画コメント
「カテゴライズされず自分らしくいられる音楽はないか探していた」 日本のジャズギター界をリードする小沼ようすけが ビルボードライブ大阪にて才人たちと“グオッカ”のリズムに挑む! 『Jam Ka Deux』インタビュー&動画コメント
ジャズだけにとどまることのない自由なスタンスで独自の活動を続け、’00年代以降の日本のジャズギター界をリードし続けてきた小沼ようすけ。昨年、自身が主宰するレーベルを立ち上げ発表した最新アルバム『Jam Ka Deux(ジャム・カ・ドゥ)』(‘16)では、’10年に発表した『Jam Ka (ジャム・カ)』の続編として、カリブ海に浮かぶフランス海外県のグアドループで奏でられる“グオッカ”とジャズの融合に6年ぶりに取り組み、フレンチ・カリビアン・ジャズの才人たちが集うパリに赴いて録音。世界的にも注目を高めるマルチニーク出身の才人ピアニストであるグレゴリー・プリヴァらの参加も得て、スリリングにしてエレガントな新境地を示している。その録音の主要メンバーを日本に迎えてのライブを4月25日(火)ビルボードライブ大阪にて行う彼に、その魅力や聴きどころを語ってもらった。
Album 『Jam Ka Deux』 発売中 2700円 Flyway LABEL DDCZ-2126
<収録曲> 01. Moai's Tihai 02. Flowing 03. Terre 04. The Elements 05. Ka Interlude 06. Ti' Punch 07. Duo Ka 08. Dlo Pann 09. Fellows 10. Gradation Part 3 : Heartbeat 11. Pourquoi 12. Beyond The Sea 13. Songe Mwen
Profile
おぬま・ようすけ…’01年にデビュー。’04年にはカメルーン出身のベーシストであるリチャード・ボナとの共演を契機に、独自の方法論による指弾きのギタースタイルを確立。’10年にはグアドループの民族音楽であるグオッカの太鼓(Ka)をフィーチャーし、フレンチ・カリビアンの音楽家たちと共演した『Jam Ka』を発表。’16年には自身が主宰するFlyway LABELを設立、その第1弾作品としてパリに赴き、再びグオッカの打楽器マスターたちや、グアドループに隣接するマルチニーク出身の才人ピアニストであるグレゴリー・プリヴァらと共演した最新作『Jam Ka Deux』を11月23日リリースした。