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「9mmは4人全員が主役になりたいから(笑)」
前代未聞のクアトロA-Sideシングル『反逆のマーチ/ダークホース/
誰も知らない/Mad Pierrot』を菅原(vo&g)、かみじょう(ds)が語る
9mm Parabellum Bulletインタビュー&動画コメント

 昨年、バンド結成10周年の節目を迎え、’09年に続き2度目の日本武道館公演を手中に収めた9mm Parabellum Bullet。彼らは9mmの日である今年9月9日に発売した最新シングルで、バンド史上初となる試み“クアトロA-Sideシングル”を展開している。メンバー4人それぞれが作曲、プロデュースした楽曲4曲全てがガチンコのA面曲という、ミニアルバムでもない、epでもないとにかくブッ飛んだ1枚。滝(g)作曲の『反逆のマーチ』(M-1)は、かつてバンドが大きく舵を切るきっかけとなった『Black Market Blues』を彷彿とさせるニューアンセム。また、中村(b)作曲の愚直なまでの8ビートに射抜かれる『ダークホース』(M-2)。菅原(vo&g)が手掛けた『誰も知らない』(M-3)の激しさの中にある抒情を味わった後、間髪入れずにラストの『Mad Pierrot』(M-4)では、鬼才かみじょう(ds)の描く幻想世界が露呈する。すでにライブでも披露されており、ナマの息吹を取り込みながら9mmの新たな重要曲として定着し始めているこの4曲。“こんなビートの止め方は知らない”と『反逆のマーチ』で菅原は歌うが、止める必要は全くないどころか、むしろ9mmのビートよ、未来永劫に止まらないで欲しいと願う。全国縦断中の『カオスの百年TOUR 2015』ファイナルの大阪公演を前に、菅原とかみじょうに話を訊いた。

 
 
僕はバンドの個性っていうものは
演奏の仕方にすごく大きな比重があると思っているんです
 
 
――4人それぞれが作曲、プロデュースを手掛けるというコンセプトに至ったきっかけは?
 
菅原(vo&g)「昨年末のツアーが終わった後、今年の前半に作曲期間を設けようという話になって。これまでは曲が出来ている人が出していくやり方で、滝(g)は多作だから必然的に彼の曲が多かったんだけど、今回はシングルを出すことだけが決まっている状態で、誰が何曲書いてきてもいいし、曲が出来たら片っ端からみんなが作ってきたデモを聴いていって。そこでのみんなの成果が思ったよりずっとよくて、“1人1曲ずつ入れちゃおう”、“惜しみなくやっちゃおうよ”って」
 
――年末に滝さんがケガをされたことも関係ありますか?
 
菅原「あんまり関係ないかな(笑)。作曲の期間にしようというのは決まっていたので」
 
かみじょう(ds)「これまで10年、ずっと突っ走ってきたんで、インプット期間を設けようというのもありました。例えば、フェスに行くといろんなバンドを聴く機会も多いし、各々が学生時代に聴いていた音楽とは、好きなものも選ぶものも変わってきてる。今までは主に滝と(菅原)卓郎がアウトプットしてたけど、それぞれが見て感じてきたものを、それぞれのやり方で出すと、こうやって色が違うものになっておもしろいなぁって」
 
――確かに、“この曲はあの人の曲かな?”と思うと、当たってたりして。
 
菅原「分かりますよね? 今回漏れてしまった曲たちにも、“これはかみじょうくんが書いた曲だな”とか、“これは(中村)和彦(b)でしょう”って分かるものばかりで」
 
――ただ、サラリと言われていますけど、4人全員が曲を作れてプロデュースもやってしまえるってすごいことで。全てのバンドがそうじゃないですから。
 
菅原「強力なシンガーソングライタータイプの人が1人いて、その人が曲の骨格を作ってメンバー全員で肉付けしていく…ってやり方が一般的なのかなって思うし、ハッキリ言ってわざわざ今回みたいなやり方をする必要ないのかなって気もするんですけど(笑)、考えてみれば9mmは昔からアイディア勝負な人たちだったなって」
 
かみじょう「普通に考えたら、1人が曲を書いている方がバンド的には上手く回るんでしょうけどね(笑)」
 
菅原「でも、9mmは4人全員が主役になりたいから(笑)。そういう個性がぶつかり合ってやっているんだなって改めて思いました。でも、もっとバラバラに各人の方向に散っちゃってもおもしろかったかなとも思うんですけどね。そうなったとしても、全然9mmの音になるって確信しました。この4人で演奏すればいいんだって」
 
――これまでも、9mmはそういう確信めいたものを持って存在しているように感じていましたが。
 
菅原「自覚はあったんですけど、今回みたいに4人が好き勝手に作って、それをいざ形にしてみてもそうなるということは、これはもう間違いないんだろうなって。僕はバンドの個性っていうものは、演奏の仕方にすごく大きな比重があると思ってるんです。どういうタイミングで音を出すのか、どんな音色なのかとか、そういうことがバンドを形作っていると思う。今回のシングルは、その両方が持つ個性がよく出てる1枚なんじゃないかな」
 
 
9mmのライブは、“轟音感のあるバンドサウンドなのに
どうしてこんなにも歌が聴こえてくるんだろう?”っていうところが
なかなか他では得られないところだと思うんです
 
 
 
――先日、テレビで『反逆のマーチ』(M-1)を演奏されているのを観ました。ライブ時のように滝さんと和彦さんが暴れていて、曲の勢いも含めてまるで嵐が起きているようなステージの真ん中で、歌は全く揺らぐことなくスッと屹立している。ちなみに、暴れる滝さんと和彦さんの間にいる菅原さんが、闘牛士のように見えて(笑)。
 



菅原「赤い布をひるがえしてました?(笑) 9mmのライブは、“轟音感のあるバンドサウンドなのに、どうしてこんなにも歌が聴こえてくるんだろう?”っていうところが、なかなか他では得られないところだと思うんです。実際、俺たち自身が9mmのライブを観たことがあるわけじゃないんですけど(笑)、複雑だったり激しかったりする楽曲とバンドサウンドのおもしろさ、それでもちゃんと聴こえてくるメロディや歌詞、その両立をずっと目指してきているんですよね。今回の新曲も6月に大阪でやった『カオスの百年 vol.11』のときからライブで演奏しているんですけど、何の前触れもなく演奏しても、ズレなく伝わる気がしていて。音像とか演奏の仕方、音色も含めてずっとライブのスタッフと一緒にやってきて、作り上げられている手応えもあるんですね。そういうのって、ライブの現場だけじゃなく、テレビ画面を通しても伝わるんじゃないかなと思いますね」
 
――すでにライブで演奏している曲が、やや時間を経てリリースされることにタイムラグは感じませんか? 
 
菅原「今はそんなに感じないですね。むしろ、すでに曲を聴いてくれている人たちの前で改めて演る楽しさもあるし、発売前の曲をライブでやるときは、まだ1人も聴いたことがない中に向かって演奏することで、“どれぐらい伝わるかな?”っていうおもしろさもあって。以前は、初めて演奏する曲でも、“ついて来い!”って思いながらやってたけど、よく考えたらそれってほぼ無理だから(笑)。それよりも、自分たちの演奏がちゃんと観ている人たちに響き渡るようにやってますね」
 
――『ダークホース』(M-2)のドラムもすごく気持ちよくて、そこら中のものをグワーッとなぎ倒していく勢いで。
 
かみじょう「あれは和彦のデモをそのまんまやってるんですけど、リズム隊が作ったリズムなんで、押さえるポイントはちゃんと押さえてある(笑)。和彦はあのテンポでああいったロック感を出すのが得意なんですよ」
 
菅原「グイグイいくよね。和彦は“オーソドックスな8ビート感のある曲をカッコよく演奏出来なかったらバンドじゃない”っていう考えが強くあるらしくて。ロックバンドなんだから、こういう曲は何十曲あったっていいんだっていうのが彼の持論ですね」
 
――『誰も知らない』(M-3)はヘヴィでもありつつ、曲自体が軽やかに感じられました。菅原さんの歌声のニュアンスも関係あるのかなとも思いましたが。
 
菅原「普段のレコーディングだと、ギターをたくさんダビングしたりいろいろやれるんですけど、この曲はライブでステージに立っている楽器の数と同じだけの、ドラムとギター2本とベースと歌という状態にしたかったんですね。そうするとアンサンブル上の隙間が多くなっちゃうんですけど、自分が元々そういう隙間のある音楽が好きだから、この曲はそういうアレンジで作りあげたいなと。それが軽やかさになっているのかもしれない。いかにも9mmなストロングさではないけど、演奏のタイミングは9mmのヘヴィなところが聴こえてくるっていう」
 
――菅原さんの歌詞には物語やドラマを感じるものも数多くありますが、『ダークホース』も『誰も知らない』も、菅原さん自身の内面が吐露されているようでもあり、別の主人公の独白のようでもあり、物語やドラマというより、もっと身近に感じました。
 
菅原「昔は“自分の体験から歌詞を作ったりはしない”と思っていたけど、自分の人生に起こったことが、歌詞を書くときに何の影響を及ぼさないなんてことはないんだって分かって。だから好き勝手に書こうと思ったんですね。架空のキャラクターを設定して、その物語を書くこともおもしろいし好きなんですけど、それすらも気にしなくていいし、歌は歌だなって。『ダークホース』も『誰も知らない』も自分の体験したことを書いたものではないけど、頑なに“自分のことは書かない”というわけではないし、歌の中身と自分が重なっているところもあれば、架空の部分もある。今はその両方を行ったり来たりする状態になってるんじゃないかな。“俺のことなんて誰にも分かるもんか”って気分になるときってありますよね? それをそのまま書いているとも言えるし、“そういう気分のときもあるよね、分かるでしょ?”っていうノリで書いているとも言える。心の中身までは同じじゃないけど、そういう気分になる瞬間は誰しもあると思うんですよね」
 
――心の中で思っていることは違ったとしても、その1行は自分も感じたことがある。そういう瞬間的にリアリティを感じる共有の仕方って、いいなと思います。
 
菅原「自分が音楽を好きになった最初の一歩はそれだったし、そういうふとしたところにグッときて、どんどん音楽を好きになっていったなぁと思うんですよね」
 
 
僕らがただ単純にハッピーなだけの音楽にならないのは
常に別の見方があるということを
9mmのメンバーみんなが共有してるからなんじゃないかな
 
 
――かみじょうさんの曲『Mad Pierrot』(M-4)は、ダークサイドを覗き見するような妖しい雰囲気のある曲ですね。
 
かみじょう「世界観はポップだけど、ちょっとグロい、ティム・バートンみたいな感じでやりたくて。情景が浮かぶとか、イメージが残るようにというのは気にしました。歌詞もメロディも卓郎のキーありきで作っているんですけど、これをもし自分が歌うとか、誰か別の女の子が歌うとかになると、また違うんでしょうね。歌詞は5thアルバムの『Dawning』(‘13)辺りから書き出したんですけど、元々書きたいと思っていたのですごくおもしろいですね」
 
菅原「デモの時点でタイトルがすでに『Mad Pierrot』で、スタジオで俺とか和彦が“これいいじゃん”、“これでいくんでしょ?”って言ってたんだよね」
 
――ティム・バートンの名前が出ましたが、聴いたときに寺山修司の世界も思い浮びました。あまり救いのないダークな世界を見るような印象を受けて。
 
かみじょう「一度、そっちの世界観で書こうとしてみて、ピエロの曲を聴いたり、ピエロが出てくる映画も観てみたんですけど、だいたいにおいて“ピエロは人から笑われる存在だけど、実は悲しんでいるんだよ”みたいな歌詞とか、もしくは“ピエロの仮面をかぶっているけど、実はハラワタをブチまけるような殺人鬼だった”という設定で描かれているものが多くて。どちらかに寄ってしまうのもおもしろくないし、すでに他人がやっているものを自分がやる必要ないし、だから中間をとってみたらこうなりました(笑)」
 
――人の闇の部分を感じると共に、詞の世界に古来の意味での祭りを感じる瞬間もありました。フェスとかのハッピーな祝祭じゃなく、ちょっと怖さも伴った土着的な祭りの方ですが。
 
菅原「お祭りって本来、日本で言えばハレとケ、日常と非日常が曖昧になってミックスされていくイベントなんですよね。ただアッパーでハッピーなだけではお祭りにならないような気がするし、僕らがただ単純にハッピーなだけの音楽にならないのは、4人の性格的にそれだけではあまりにアホ過ぎると思っちゃうというか(笑)、アッパーがあればダウナーもあって、明るいだけじゃないし暗いだけでもない。浅いところにも深いところにもポイントがある。何か1つの方向に寄るわけじゃなくて常にそれとは別の見方があるということを、9mmのメンバーみんなが共有してるからなんじゃないかなと思うんですね」
 
 
今回みたいに4人それぞれが曲を書くことって
今まで自分たちがやってきたことを壊すことでもあると思うんですよ
 
 
――昨年発売されたベスト盤『Greatest Hits』で、改めて9mmの曲が持つ強さを実感しました。そういった10年の歩みを踏まえて今回のシングルを聴いたことで、ここから先、さらにバンドが変化を遂げいろんな方向に行ける可能性みたいなものを感じました。
 
菅原「今回みたいに4人それぞれが曲を書くことって、今まで自分たちがやってきたことをある程度壊すことでもあると思うんですよね。これが5年前だったら上手くいかなかっただろうし、10年やってきてみんながどんな人間なのか、どんな個性を持っているのかも分かってきて、下手したらゼロになっちゃうようなアイディアも、そうならずに上手く転がっていった。今回のシングルを作っている最中に、“9mmってこんなに表現したいことがある人たちなんだな”って改めて思ったし、お互いいい具合に作用しながらやっていけたら、また何か新しいことが起きるかなって。今までにないような、いい曲が出来たらいいなと思ってますね」
 
かみじょう「1stの頃…というよりインディーズの1枚目『Gjallarhorn』('05)の頃から、“自分たちは何をやっても9mmだ”みたいな意識で、速い曲も遅い曲も、メロコアもメタルもポップなものも好き勝手にやってきたので、今回4者それぞれの個性が出ていても“9mmだね”って言わせられるものが出来たのは、狙い通りだと思います。(6thシングル)『生命のワルツ』(‘14)や(4th EP)『カモメ』(‘11)をやっても9mmだし、意外と何をやっても僕らは大丈夫なんじゃないですかね」
 
――間もなく大阪でも開催される『カオスの百年TOUR 2015』のオープニングアクトには9mmのアコースティックセットが登場するそうですが、そちらも楽しみです。
 
菅原「すごくおもしろい夜になると思います。9mmのアコースティックはあんまりしっとりしてなくて、スペインの街角辺りにおっさんたちが集まってギターを持ってジャカジャカ歌ってるような、そういう謎の情熱のあるアンサンブルになりがちで(笑)。それに、大阪のお客さんはすごいから、燃えますよね。6月にやったライブは僕らにとっても半年ぶりのライブだったんですけど、1曲目が始まるときのカウントが聴こえないぐらいの歓声でもう“やべぇな”って。そのときにMCで“生き返ったような気分だ”って言ったんですけど、あれが他の土地だったらそういう感じにはならなかったと思う。今回は大阪がファイナルだから俺たちもみんなに期待しているし、出来るだけたくさんの人に来てもらいたいです!」
 
 
Text by 梶原有紀子



(2015年10月22日更新)


Check

Movie Comment

新譜とツアーをリラックストーク
9mmからの動画コメント!

Release

強烈な個性がぶつかり合いながらも
9mmな全曲推しシングル!

Single
『反逆のマーチ/ダークホース/
 誰も知らない/Mad Pierrot』
発売中 1944円
ユニバーサル
UPCH-80409

<収録曲>
1. 反逆のマーチ
2. ダークホース
3. 誰も知らない
4. Mad Pierrot

<DVD収録内容>
9mm Parabellum Bullet presents“カオスの百年 vol.11” at Zepp Nambaで初披露された、『反逆のマーチ』『ダークホース』『誰も知らない』『Mad Pierrot』のライブ映像をノーカット収録

Profile

キューミリ・パラべラム・バレット…写真左より、かみじょうちひろ(ds)、菅原卓郎(vo&g)、中村和彦(b)、滝 善充(g)。’04年結成。’05年12月にミニアルバム『Gjallarhorn』を、翌’06年にミニアルバム『Phantomime』をリリース、自主イベント『カオスの百年vol.2』開催。’07年10月に『Discommunication e.p.』でメジャーデビューし、11月に1stアルバム『Termination』を発売。’09年9月9日、『999(アット ブドウカン)』と題したプレミアムライブを日本武道館で開催。’14年2月には、結成10周年を記念し日本武道館2DAYS公演を大成功に終える。’15年2月には菅原卓郎が初の弾き語りによるソロツアーを開催。6月にはZepp Nambaにて恒例の『カオスの百年vol.11』を開催。そして9月9日の9mmの日に、メンバー4人それぞれが作曲、プロデュースした4曲を収録したクアトロA-Sideシングル『反逆のマーチ/ダークホース/誰も知らない/Mad Pierrot』をリリース。結成当初から続いている自主イベントを初の全国ツアーにした『カオスの百年TOUR 2015』が10月8日の仙台を皮切りにスタート、そのファイナルが10月30日(金)大阪なんばHatchにて開催される。

9mm Parabellum Bullet
オフィシャルサイト

http://9mm.jp/

Live

対バンツアーファイナル大阪に続いて
年末の『RADIO CRAZY』に出演決定

 
『9mm Parabellum Bullet presents
「カオスの百年TOUR 2015」 』


【宮城公演】
Thank you, Sold Out!!
▼10月8日(木)仙台Rensa
[共演]MEANING
【北海道公演】
▼10月10日(土)Zepp Sapporo
[共演]UNISON SQUARE GARDEN
【新潟公演】
▼10月14日(水)NIIGATA LOTS
[共演]androp
【愛知公演】
Thank you, Sold Out!!
▼10月16日(金)Zepp Nagoya
[共演]BLUE ENCOUNT
【福岡公演】
▼10月18日(日)Zepp Fukuoka
[共演]SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
【広島公演】
▼10月20日(火)広島クラブクアトロ
[共演]Nothing's Carved In Stone


【東京公演】
▼10月23日(金)Zepp Tokyo
[共演]東京スカパラダイスオーケストラ
【東京公演】
Thank you, Sold Out!!
▼10月24日(土)Zepp Tokyo
[共演]the band apart
【香川公演】
▼10月28日(水)高松オリーブホール
[共演]NAMBA69

Pick Up!!

【大阪公演】

Thank you, Sold Out!!
▼10月30日(金)19:00
なんばHatch
1Fスタンディング4500円
2F指定席4500円
[共演]アルカラ
[オープニングアクト]
9mm Parabellum Bullet(Acoustic Set)
夢番地■06(6341)3525
※未就学児童は入場不可。


『RADIO CRAZY』
Pコード273-411/781-789(2days)
▼12月27日(日)・28日(月)11:30
インテックス大阪
1dayチケット8800円
2daysチケット16500円
[出演]エレファントカシマシ/
KANA-BOON/KEYTALK/
9mm Parabellum Bullet/KEMURI/
Ken Yokoyama/go!go!vanillas/
サンフジンズ/シンリズム/cero/
10-FEET/TOTALFAT/Dragon Ash/
ねごと/The Birthday/the pillows/
BLUE ENCOUNT/MY FIRST STORY/
MONOEYES/夜の本気ダンス/他
RADIO CRAZY公演事務局
■06(7732)8787
※オールスタンディング。6歳未満は入場無料。出演アーティストの出演日程は後日発表。出演アーティストは変更になる場合があります。その際の変更・キャンセルに伴う払戻しはできません。

 

Column

THE BAWDIES×9mm
2組が異空間で火花を散らす
学園祭ツアー甲南女子大・芦原講堂
熱狂の2マンライブをレポート!

Comment!!

ライター梶原有紀子さんからの
オススメコメントはこちら!

「“キューミリパラべラムバレット”と口にする快感が、’07年のデビュー以来いまだに継続中。今回のシングルに収録されている『ダークホース』に代表される、そこら中にあるもの全てをなぎ倒し突進していくような威力に満ちた楽曲を聴いていると、自分がバラバラに切り刻まれていくような感覚に陥る。切り刻まれて、生まれ変われるような壮絶な爽快感に満たされる。かと思えば、『コスモス』(5thアルバム『Dawning』収録)に息づく儚げな詩情に、かなり繊細な部分を刺激されたり。そういった感覚をナマで味わいたいという渇望が、9mmのライブに向かわせていることにやっと気が付きました」