ホーム > インタビュー&レポート > 「自分にとって音楽は、人生を踊るためだったり、前に向かうもの」
今の時代がどうなのかよりも、俺という1人の人生がどうなのか
The Flickersから静かなる闘志を込めて
『UNDERGROUND POP』インタビュー&動画コメント
「自分にとって音楽は、人生を踊るためだったり、前に向かうもの」 今の時代がどうなのかよりも、俺という1人の人生がどうなのか The Flickersから静かなる闘志を込めて 『UNDERGROUND POP』インタビュー&動画コメント
ガレージやパンクのヒリヒリした衝動に、エレクトロ~ニューウェイヴのエッセンスを掛け合わせたサウンドを炸裂させる3ピースロックバンド、The Flickers。魂から叫ぶボーカルが聴く者を突き刺し、疾走するダンスビートがそれを加速させ、高揚させる。『SUMMER SONIC』や『ROCK IN JAPAN FES』『RADIO CRAZY』といった大型フェスにも出演を果たすなど勢いに乗る中リリースした、メジャー1stアルバム『UNDERGROUND POP』。同作に伴うツアーの真っ只中のフロントマン・安島裕輔(vo&g&syn)を迎えたインタビューでは、1つ1つの言葉をじっくり選びながら、まっすぐな眼差しで話してくれた。
――アルバムを通して“愛”や“永遠”というものがキーワードになっているように感じました。『love song 2』(M-9)や『underground』(M-14)における歌詞だったり、『love in the music』(M-8)『I don't know what love is』(M-13)といったタイトルもあって。
「その2つの言葉は、僕が常に気になっててしょうがない言葉だからだと思います」
――分からない、から?
「そうですね。分かってないから。でも知っているような感覚もある」
――『love song 2』はストレートなラブソングです。きらめくギター、ドキドキする疾走感。叫ぶこともなく、シンプルに歌っていますね。
Album 『UNDERGROUND POP』 発売中 2800円(税別) ONECIRCLE CTCD-20022
<収録曲> 01. nova 02. midnight express 03. neo tokyo 04. city pop 05. u-rei disco 06. steam punk revolution 07. morning star 08. love in the music 09. love song 2 10. in our deadroom 11. dancing in the glory 12. techno kids 13. I don't know what love is 14. underground
Profile
フリッカーズ…写真左より、堀内祥太郎(b)、安島裕輔(vo&g&syn)、本吉“Nico”弘樹(ds)の3人からなる3ピースロックバンド。80年代のニューウェイヴ、エレクトロポップ、ガレージロックなどの要素を盛り込んだダンサブルなサウンドと、エモーショナルなパフォーマンスでライブハウスシーンを中心に注目を集め、新人ながら『ROCKS TOKYO』『RUSH BALL』『COUNTDOWN JAPAN』『RADIO CRAZY』などの大規模フェスへの出演や、『MINAMI WHEEL』『SAKAE SP-RING』などのサーキットイベントで多くのオーディエンスを集め入場規制になるなど、ライブを中心に話題となっている。’14年6月にEP『AT FIRST LIGHT』にて満を持してメジャーデビュー。今年4月15日に2枚目のフサイズにしてメジャー初アルバムとなる『UNDERGROUND POP』をリリースした。