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「夢を持ってもいいんだと証明したい」
結成30周年を締め括るフィナーレは運命の6/26(金)
マイナスの地点から再びたどり着いた24年ぶりの日本武道館!
PERSONZインタビュー&動画コメント

 昨年、PERSONZはバンド結成から30周年を迎えた。『DEAR FRIENDS』をはじめポップかつアーティスティックな楽曲はドラマやCMに次々と起用され、ライブの規模もライブハウスからホール、アリーナと瞬く間に拡大。その後、メンバーの脱退や事務所からの独立など活動環境が変化していく中でもバンドの灯を絶やすことなく前進してきた彼らが、6月26日(金)、実に24年ぶりの日本武道館公演を実現させる。インタビューでも語られているが、’11年に予定していた約20年ぶりの東北ツアーが東日本大震災で延期となり、改めて自身の音楽と向き合う中で夢を持つことを選び、“バンド結成30周年に武道館ライブを行う”と宣言。昨年9月より『PERSONZ DREAMERS ONLY SPECIAL 2014-2015 [ROAD TO BUDOKAN COME TOGHTHER!]』と題した全国ツアーを開催し、最終日の渋谷クラブクアトロにて、遂に日本武道館公演が決定したことが発表された。誰かがお膳立てをしてくれるわけでもなく、ゼロというよりマイナスからのスタートで武道館への道をひた走ってきた日々について、そしてPERSONZを代表する名曲中の名曲『DEAR FRIENDS』誕生のエピソードも交えて、JILL(vo)と渡邊貢(b)が語ってくれた。



悩んだり迷ったりしてきたけど、バンドを続けてこれたから
こんなにも輝ける30周年があった
 
 
――昨年でバンド結成30周年、おめでとうございます! 輝ける、栄光の30周年ですね。
 
JILL(vo)「ありがとうございます。もはや実名よりも“PERSONZのJILL”の人生の方が長くなってしまって。25周年はそれほど何か思うわけでもなかったけど、30周年はちょっと違いましたね。自分たちでも“輝ける30周年”にしたかったし、そう思ったのはやっぱり震災が大きかったかな。今回の日本武道館でのライブも、4年前の震災の後にひょんなことから湧いて出てきた夢だったんですよ。震災のときはちょうど20年ぶりに東北に行くツアーを組んでいたんですけど、仙台でライブをやったきり、震災の影響もあって延期になってしまって。震災直後は音楽とか娯楽を自粛する空気が充満していて、ライブをやっても、本来なら気持ちを晴らしたり発散していいはずの人たちが“不安だけど聴きに来ました”っていう顔をしてる。そういう表情を見ていて、自分たちの音楽で、不安な想いをしている人たちを力付けることが出来たら…と思うようになって。何の目標もなく日々を過ごしていると、“もし明日何かが起こったらどうする?”って考えちゃって、それにビクビクして前に進めないのもイヤだから、もっと先のことを思い描こうと思ったんですね。そんなときにスタッフから、“結成30周年に日本武道館をやりませんか?”っていう話があって。最初にその話を聞いたときは、正直全然ピンとこなくて。そんな話をしていた翌日にライブがあったんだよね」
 
渡邉(b)「’11年の7月の新潟ですね。そのライブでJILLさんが、“3年半後にバンド結成30周年を迎えるときに、もう一度日本武道館でやりたい”ってMCで言ったんですよ! 僕らは何も聞いてなかったからすごくビックリしたし、“みんなの前で言っちゃったけどいったいどうすんの?” って(笑)」
 
JILL「アハハハ!(笑) 確かに私が言いました(笑)」
 
渡邉「でも、その言葉があったことで、メンバーにも“やってみようか!”って気持ちが植え付けられたんですね。それからは、武道館を実現させるために逆算をして、今、自分たちが何をしなければいけないのかをスタッフも含めてみんなで真剣に考え始めて。’13年1月に東京の赤坂BLITZでワンマンをやったんですけど、そのときのMCで今度は“渋谷公会堂でやりたい”ってまたこの方(JILL)が言い出して…(笑)」
 
JILL「フフフ(笑)。オリジナルメンバーで渋公をやるのは24年ぶりでしたね」
 
渡邉「本当に予定になかったんですよ(苦笑)。大きなハードルだったけど、渋公を成功させられなければその先の武道館はあり得ないわけですよね。そのプロセスの中でさらにいろんな人が協力者として集まってきてくれて、無事に’13年10月26日に渋谷公会堂でのライブを終えた時点で、“もしかしたら武道館がやれるかもしれない”っていう想いが現実味を持ってメンバーの中に芽生えてきて。その頃ぐらいから自分たちの意識も変わってきて、何かにぶつかったときも“これじゃあ武道館は出来ないよね”って全てを前向きに考えられるようになってきたし、それを見てスタッフも“じゃあもっとこうしていこう”みたいに自発的なものが生まれてきましたね」
 
JILL「“武道館でやりたい”と口に出して以降、着実にバンドの状態が良くなってきたし、バンドが再び力を出し始めた実感がありました。それまでも毎年同じような規模でツアーをやってきていたんですけど、’92年にギターの本田(毅)くんが抜けたとき(‘02年にバンドに復帰)に一度バンドとして迷った時期もあったし、それ以降もバンドを辞めるか、続けるか考えたこともありました。ただ、バンドを辞めて自分がソロになるとかは考えたことがないんですよ。PERSONZってバンドは、元々自分が1人ずつ見付けて選んだ精鋭中の精鋭と組んだバンドだし、そのベストな人たちとダメだったなら他の人と組んでうまくいくわけがないですから」
 
――これまでPERSONZをつなぎとめてきたものは何だったんでしょう?
 
渡邉「“何があってもバンドを辞めない”ってことですよね。辞めなければバンドは続きますよ。僕に限って言えば、バンドがやりたくて上京して、今のメンバーに出会ってPERSONZをやることになり、幸運にもデビュー出来て、ある程度社会的な認知もされた。辞める理由もないし、音楽がやりたいのももちろんですけど、それ以前に“バンドがやりたい”という気持ちが強いのかもしれない。ソロじゃなくて仲間と何かをやりたいし、一緒に作ることをしたい。PERSONZを辞めたら間違いなく他にバンドはやらないと思うし、PERSONZを辞めたら音楽自体を辞めてしまうかもしれない。それぐらいPERSONZは大切で、その想いは年を重ねるごとに強くなってきている気がします。こんな風に言葉にしたことは今までなかったけど、そういう想いがずっとバンドをつなげてきていたのかなと思いますね。僕らも今は元気ですけど、もうイイ歳なので余命もあと何年あるかという感じだから(笑)、とにかく今やっていることに気持ちを込めて、惰性ではなく1つ1つ確認しながら、納得しながら進んでいきたいですね」
 
JILL「バンドって難しいんですよ。エゴのぶつかり合いになれば解散しちゃうだろうし、何年か経って再結成したって、決して同じものにはならない。悩んだり迷ったりしてきたけど、バンドを続けてこれたからこんなにも輝ける30周年があったわけですよね。それに、自分という人間の下地が出来ていないと夢は叶えられないし、バンドは所詮みんなで音を出すものだから、メンバーの内誰か1人だけ調子が良くても、結果としていいものにはならないんですよね。これが10代や20代だったら、誰か1人が“今日のライブは最高だった!”って言ってる横で別の誰かが”今日はダメだった…”と肩を落としていても、その場のノリや勢いや若さでどうにか出来たんですよ(笑)。デビューした当時はそんな感じだったし、将来のこともそんなに考えていたわけじゃないし、その頃は自分たちの先輩で50代のバンドマンはいなかった。でも、自分たちがかつて未知のゾーンだった50代になってみて、今すごくバンドの状態も良くて、自分の声も出ているという状況で。もちろん、さすがに夜中まで呑んだりはしないし、自分で自分の調子を整えることや翌日がライブだったらそれに向けて準備をすることも忘れちゃいけない。年月を経たバンドを観たときに、”昔の方が良かったよね”となるバンドもある中で、今のPERSONZはデビュー当時のバンドブーム真っ盛りだったときの勢いに近いものがあるというか。4人の足並みも揃っていますね」
 
 
『DEAR FRIENDS』は歌詞の言葉もメロディも“これしかないの!?”って
いうぐらいシンプルで。でも、そこで涙が出てしまうのは
自分の体験から生まれた歌詞だからなんでしょうね
 
 
――昨年発売された『ALL TIME BEST』を聴いて改めて思いましたが、『Midnight Teenage Shuffle』(‘87年、Disc1:M-1)はじめ、曲が色褪せないどころか、今聴いてもテンションが上がります。
 
渡邉「昔の曲も今の曲もやっていることは一緒なんですよね。自分たちのフィルターを通して、そのときそのときを表現しているから、“あのときはこういうのが流行ってたよね”にはならなくて、一度バンドの中に入れてしまえばPERSONZの音になるんですね」
 
――『見たこともない空の下で』(`99年、Disc2:M-5)はあたたかいものが胸に迫りますし、『BELIEVER』(‘01年、Disc2:M-6)や『Mirrorball』(‘04年、Disc2:M-9)は歌詞に何度も“夢”が登場します。夢を持つことや諦めないことを変わらず歌い続けながらも、そこに込められた想いはどんどん深まっていっているように感じます。
 
JILL「基本は変わっていないんですが、同じ“夢”という言葉でも、今と初期の頃とでは違うものを表現するようになってきているんでしょうね。デビュー当時の歌詞を見ると、その頃なりに過去を振り返った歌詞を書いていたりして、“その若さで何を振り返って、何を切ないって嘆いてんだよ!”と思ったりもして(笑)。『F#OREVER YOUNG』(‘12年、Disc2:M-15)も、“若さっていいよね”と歌っているわけじゃなくて、若くても歳を取ったハートを持っている人もいれば、90歳ぐらいでもバリバリに元気なおじさんもいて、若さという言葉1つとっても意味が変わってきている。一緒に年齢を重ねてきているリスナーの大半は社会の中で頑張っていて、私たちも同じように子供を育て社会の中で生きているわけで。そうなったときの言葉の重みみたいなものは、20代の頃とは違ってくるんでしょうね」
 



JILL「『見たこともない空の下で』(‘99年、Disc2:M-5)は初めて全部日本語で歌詞を書いた曲だったんですけど、この曲をライブでやるとお客さんの空気が変わるのが分かるんですよ。それまでワーッと盛り上がっていても、この曲が始まるとみんなの中に曲がグッと入っていってるのが分かる。PERSONZにはいろんなタイプの曲がありますけど、そういう曲の原点が『DEAR FRIENDS』(‘85年、Disc1:M-7)なんですよね。歌詞もメロディも“これしかないの!?”っていうぐらいシンプルで、サビも“WOWWOW~♪”しか言ってない(笑)。でも、そこで涙が出てしまうのは、自分の体験から生まれた歌詞だからなんでしょうね。元々は`85年に出来た曲で、PERSONZの原点の曲です」
 
渡邉「それまでは、“このバンドでどういうことがやりたいんだろう?”っていう試行錯誤もあったけど、『DEAR FRIENDS』が出来てからは、“PERSONZはこういうバンドなんだ”って分かった。全ての指針になった曲ですね」
 
――ご自身の体験から生まれた曲というと、バンドのことを歌った曲と言えますか?
 
JILL「’84年にこのバンドを結成して、最初にも言いましたけどメンバーは精鋭中の精鋭と言える人たちだったから、“ここからメジャーを目指すぞ”と意気揚々としていた矢先に、私にアクシデントがあって。それが命に及ぶような事態で、入院をすることになったんですね。バンドがなくなってしまう可能性もあったし、そういう事態になったことで周りからはメジャーデビューの可能性もほぼないだろうとも言われて。自分が回復して退院してきたときに、もしもメンバーが散り散りになっていたら今の私たちはなかったけど、3人は黙々と曲を作ってリハをして、私を待っていてくれたんですね。事務所からお給料をもらっていたわけでもないし、何の束縛もなかったから、別のバンドを始めたってよかったのに。自分もそのときは25歳で鼻っ柱が強い年頃だったし、人に支えられていることの感謝なんて思いもしないで、“自分は1人で生きているんだ”みたいに思っていて。当然、死の重さも分からなかったけど、そのアクシデントのときに助けてくれる人がいたり、バンドのメンバーが待っていてくれたり、自分の本当の友達も含めて、中には離れて行った人もいたけど、支えてくれた人もたくさんいて、初めて“自分は1人で生きているんじゃないんだ”って分かった。若さゆえに間違うこともあるけど、そうやって自分が一回叩きのめされたときにパッと曲と詞が出てきて、そのときの自分の気持ちの中に全てのフレーズがあったんでしょうね。そうやって出来たのが『DEAR FRIENDS』だったんです。昨年の7月に新宿ロフトでライブをやったときに、改めてこの話を延々とMCで話したんですが、その秘話を知らなくても『DEAR FRIENDS』を聴いた人が“この曲、いいな”って分かるのは、何か神懸ったものが曲にあったんでしょうね。当時ドラマの主題歌に使われて流行ったというだけの曲ではなくて、そのアクシデントがなければPERSONZはなかったかもしれないし、この曲も生まれなかったかもしれない。全ての出来事があってよかったということになるんでしょうね」
 
――日本武道館に集まる1人1人の中に、それぞれの『DEAR FRIENDS』があるんでしょうね。
 
JILL「自分が最初に『DEAR FRIENDS』をステージで歌ったときは、ボロ泣きだったんですよ。今でもライブで歌うたびに泣いている方もいらっしゃるけど、今は私は泣かずに歌えるし、’89年に横浜アリーナで『11,111人のDEAR FRINEDSへ』というライブをやったときにも、この曲に対する皆さんの想いを感じました。それと共に昔は精一杯、ストレートに歌うしか出来なかった時期もあったし、もちろんその良さもあるけど、今30年を経てみて、同じ歌でも何か今までとは違ったものになっている気もします」
 
――JILLさんの声がまた、迫力も艶もあっていいんですよね。
 
JILL「ありがとうございます。未知の50代に突入したとき(笑)、例えば3日連続でフルステージをハイトーンでやり切るためにはどうしたらいいのか、ということも考えましたよね。ボイストレーニングもしたいけど、クラシックの声楽をやってもしょうがないし…と思っていたときに良い先生に出会えて、それから3年ぐらい経った辺りから、自分の今あるスキルを伸ばしつつ、いろいろと声もコントロール出来るようになってきて。それも自分の中で自信になりましたね。昔よりも声が強くなっているのも感じるし、一般的に年齢を重ねるにつれて高い声が出なくなるとか言うけど、そんなことないんだよね。楽器もそうですけど、ただやり続けていれば上手くなるわけじゃなくて、そのときそのときで自分を見つめ直して、悪いところは矯正していくことが大事なんだと思う。やっぱり、歳を取れば取るほどに人からは何も言われなくなるし、自分で判断していかなきゃならない。今、メンバーからも“喉の調子がいいね”って言われるのは嬉しいですし、だからこそライブハウスよりももっと大きな会場でガーンと歌いたい。バンドのパワーも十分だし、武道館で思い切りそれを出し切りたいですね」
 
 
いつも人がやっていないことをやりたかったし
それがたまたま私たちにはバンドだったし、ロックだったんでしょうね
 
 
――いよいよ本番が近付いてきましたが、24年ぶりの日本武道館というのは前人未到ですね。
 
渡邉「そうですね。日本武道館でのライブは結成30周年のシメという意味もあるので、PERSONZが好きな人みんなに来てもらって、みんなでお祝いしたいですね。PERSONZのやってきた音楽を好きでいてくれる人みんなに楽しんでもらいたいし、関西からも新幹線ですぐ来れますからお待ちしています(笑)」
 
JILL「有給使って来てもいいよね?(笑) ‘90年に武道館で初めてやったときも、自分たちにとって武道館は1つの夢の到達点でもあったし、ぞれまで数々のバンドを観た場所に自分たちが立っているだけで夢のようでした。ただ、あのときは到達感ももちろんあったけど、“やり遂げた!”というのと同じぐらい“消耗した”という感じがあったかな。でも、今回の武道館への道のりは、何のお膳立てもないマイナスからの出発で、“MCで武道館やるって言っちゃったけどどうする?”から始まって、自分たちで1つ1つ組み立てていったものだから、一生忘れないでしょうね。いろんな夢の実現の仕方があるんだなって自分たちでも思いますね」
 
――今は80~90年代と比較するとCDが売れない時代で、音楽の楽しみ方も変わってきています。中には夢を持つことが難しかったり、悶々としながら生きている人もいる中で、PERSONZのような存在は大きな励みになりますね。
 
渡邉「夢を持ってもいいんだということを、自分たちも証明したいですね」
 
JILL「私たちがデビューした頃はリスナーがどんどん増えていった時代で、CDも飛ぶように売れていた。そこから変わっていった時代を経験していることも大きいし、結局どんな時代でも音楽はなくならないんですよね。自分たちが今先輩として言えるとしたら、どんな人にも可能性はいつでもある。でもそれは、ちゃんと演奏をしていないとダメなんですよね。長く持続するのは大変だし、自分や仲間の才能を信じて努力をしないと夢は叶わない。自分たちの思い込みだけでは誰もついてこないし、何も実現出来ないんですよね。元々私がロックをやろうと思ったのは、ハウツーがなかったからなんですよ。バンドは、どこかの学校を卒業して資格を取れば出来るものでもないし、一緒にやるメンバーとの出会いも運だし、デビュー出来るのも運。その可能性がおもしろいし、昔『バンドやろうぜ』って雑誌があったけど、“50代になってもバンドは出来ます”とは書いてなかった(笑)。いつも人がやっていないことをやりたかったし、それがたまたま私たちにはバンドだったし、ロックだったんでしょうね」
 
渡邉「歳を取ってもライブを観に来てくれたり、中には40代とかで趣味でバンドをやっているお客さんもいたりして、それってすごく良いことだと思うんですね。釣りやゴルフに行く人もいるでしょうけど、社会人になって、仕事以外で何人かで集まって1つのことをやる機会なんてほとんどないですよね。10年ぐらい前に親に抱っこされてライブに来ていた子供たちが、今や小学生や中学生になっていて、ライブでも親子で一緒になって歌ってたりするんですよ。そういう子たちは絶対に道を踏み外したりしませんから(笑)。武道館でもぜひ一緒に歌って欲しいですね」
 
 
Text by 梶原有紀子
 




ライター梶原有紀子さんからのオススメ!

「PERSONZがデビューした当時、JILLさんのゴシックなメイクやパンク、ニューウェーブの尖った魅力に、10代だった自分は瞬く間に引き込まれた。いかにもロックバンドな外見でありながら、曲はとてもポップで口ずさめるものばかり。激しさの中に全てを受け止めてくれる大きさもあった。カッコつけたい年頃の自分にとって“夢”を口にすることは時に気恥ずかしかったけれど、夢のない真っ暗な人生はイヤだった。大人になっても夢を見るのはとても素敵で勇気の要ることで、それを叶えるために不断の努力をどれだけ積み重ねることが出来るか。人生を懸けて音楽を通して示してくれているPERSONZに自分も続きたい」

(2015年6月23日更新)


Check

Movie Comment

ベスト盤&日本武道館に向けて語る!
PERSONZからの動画コメント

Release

ベスト、ライブDVD、20thアルバムと
武道館に向けたアイテムが続々!

Best Album
『ALL TIME BEST』
発売中 4980円(税別)
インペリアルレコード
TECI-1420

<Disc1収録曲>
01. Midnight Teenage Shuffle
02. REMEMBER (Eyes Of Children)
03. BE HAPPY
04. CAN'T STOP THE LOVE
05. 7 COLORS (Over The Rainbow)
06. BELIEVE (English)
07. DEAR FRIENDS
08. Fallin’ Angel〜嘆きの天使〜
09. Dreamers
10. Special Sparklin’ Hearts
11. MAYBE CRAZEE-I Love You-
12. PRECIOUS LOVE
13. TRUE LOVE (涙にぬれて…)
14. Future Star
15. sayonaraは言わない

<Disc2収録曲>
01. VENUSの憂鬱
02. GENERATOR
03. Open Sesame!
04. River
05. ⾒たこともない空の下で
06. BELIEVER
07. SINGIN'
08. Fireball
09. Mirrorball
10. AMPLIFIER
11. BRAVEHEART
12. 月の輝く夜に
13. CAT WALK
14. TO BE FREE
15. F♯OREVER YOUNG

<DVD収録内容>
2014年7月5日・6日@新宿LOFT
「歴史はここから始まった…
 30YEARS 3HISTORY 3STAGE
 at 新宿LOFT」をダイジェストで収録
01. IT'S TOO LATE
02. TV AGE
03. HOLLYWOOD MOVIE STAR
04. TIME TRAVELLER
05. POWER PASSION
06. MYSTERY HEARTS
07. PARADE
08. NEVER SURRENDER
09. UNDER THE MOONLIGHT
10. SMILIN' ANGEL
11. BREAK THE NIGHT
12. FREEDOM WORLD
13. MODERN BOOGIE
14. DEAR FRIENDS

DVD
『PERSONZ DREAMERS ONLY SPECIAL
 2014-2015 [ROAD TO BUDOKAN
 COME TOGETHER!]』
発売中 6000円(税別)
インペリアルレコード
TEBI-64350(DVD)/TECI-1452(CD)

<DVD Disc1収録曲>
ツアーファイナル:渋谷クラブクアトロ(2014.11.30)
01. MIDNIGHT TEENAGE SHUFFLE
02. LUCKY STAR
03. SPECIAL SPARKLING HEARTS
04. 見たこともない空の下で
05. CAT WALK
06. 月の輝く夜に
07. GENERATION X
08. REMEMBER (Eyes Of Children)
09. MIRRORBALL
10. PRECIOUS LOVE
11. BE HAPPY
12. MAYBE CRAZEE -I Love You-
13. TOKIO'S GLORIOUS
14. 7 COLORS ?Over The Rainbow-
ENCORE
15. DREAMERS
16. SINGIN'
17. DEAR FRIENDS
DOUBLE ENCORE
18. MIGHTY BOYS ? MIGHTY GIRLS
19. CAN'T STOP THE LOVE

<DVD Disc-2収録曲>
ドキュメンタリー映像

<CD収録曲>
※DVD Disc-1から選曲したライブ音源を収録
01. MIDNIGHT TEENAGE SHUFFLE
02. LUCKY STAR
03. 見たこともない空の下で
04. CAT WALK
05. GENERATION X
06. MIRRORBALL
07. PRECIOUS LOVE
08. BE HAPPY
09. TOKIO'S GLORIOUS
10. 7 COLORS -Over The Rainbow-
11. SINGIN’
12. DEAR FRIENDS

Album
『夢の凱旋-TRIUMPH OF DREAM-』
【初回限定盤DVD付】
発売中 3980円
ユニバーサル
UPCH-29189

<収録曲>
01. SONG OF CELEBRATION
02. ETERNAL SUNSHINE
03. TRUST ME!
04. TRIUMPH OF LOVE
05. IF YOU
06. MOMENTS OF HAPPINESS
07. TAKE ME TO YOUR HEAVEN
08. QUEEN OF ROCK
09. DREAMERS ONLY
10. ALONE
11. DEAR FRIENDS (acoustic version)
12. WM THE HEART (Bonus track)

<DVD収録内容>
01. ROAD TO BUDOKAN (short version)
02. DEAR FRIENDS
(acoustic version) (Music Video)
03. Behind the Scene of
“TRIUMPH OF DREAM”
04. JILL Special Interview

【通常盤】
発売中 3240円
UPCH-20390

<収録曲>
同上

Profile

パーソンズ…写真左より、渡邉貢(b)、JILL(vo)、藤田勉(ds)、本田毅(g)。’83年にJILLと本田で前身バンドのNOTHING PERSONALを結成。その後、AUTO-MODの渡邉や藤田が加わり、’84年に現メンバーでPERSONZを結成。’86年にインディーズより1stミニアルバム『Romantic Revolution』リリース。翌’87年にリリースした2ndミニアルバム『POWER-PASSION』はインディーズチャートで1位を獲得。同年秋にアルバム『PERSONZ』でメジャーデビュー。’89年にバンド初期から存在したPERSONZの代表曲とも言える『DEAR FRIENDS』がドラマ主題歌となり大ヒット。同曲を含む3rdアルバム『NO MORE TEARS』はオリコンチャートで初登場2位を記録。同年11月1日に、完成したばかりの横浜アリーナで『11,111人のDEAR FRIENDSへ』と題したコンサートを開催。12月に発売した4thアルバム『DREAMERS ONLY』はオリコンチャートで初登場1位に。’90年には初の日本武道館2DAYSを行い、翌’91年にも日本武道館2DAYS公演を含む50本前後の全国ツアーを開催。’92年にギターの本田が脱退。’93年、JILLが初のソロアルバム『PRIVATE RENDEZ-VOUS』発売。その後もアルバムのリリースやツアーを精力的に行う中で、’02年に本田が復帰。結成25周年の’09年には、盟友BOØWYのカバー曲とファン投票で選ばれたセルフカバーを収録したアルバム『BOØWY meets PERSONZ~BOYS,WILL BE BOYS』、『BOØWY meets PERSONZ~GIRLS,WILL BE GIRLS』を同時発売。’11年には『LIMITED SINGLE 12』と題し、毎月シングルをリリースする初の試みを実施。同年7月、延期になった東北ツアーの最終日である新潟でJILLが「結成30周年に日本武道館でライブをやる」とMCでファンに告げ、その言葉通り今年の6月26日(金)には、バンド結成30周年を記念した日本武道館でのライブを24年ぶりに開催する。また、昨年9月より行ったツアーのファイナル公演を収めたDVD『PERSONZ DREAMERS ONLY 2014-2015 ROAD TO BUDOKAN COME TOGETHER!』を3月に、20作目のニューアルバム『夢の凱旋-TRIUMPH OF DREAM-』を6月3日にそれぞれリリースしている。

PERSONZ オフィシャルサイト
http://www.personz.net/


Live

遂にその日がやってきた!
24年ぶりの日本武道館公演が間もなく

『DREAMERS ONLY SPECIAL 2014-2015
 ROAD TO BUDOKAN FINAL』
チケット発売中 Pコード254-801
▼6月26日(金)19:00
日本武道館
一般指定席8000円
サンライズプロモーション東京■0570(00)3337
※3歳以上はチケット必要。3歳未満は膝上に限り無料。席が必要な場合はチケット必要。開場・開演時間は予定のため変更の可能性あり。ファミリーシート、プレミアムシートは完売。

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