ノーナから溢れる愛と敬意を込めて―― 『ラスト・クリスマス』『フリーダム』etc全曲ワム!の 絶品カバー第3弾『Choice Ⅲ』を西寺郷太(vo)が語る! NONA REEVESインタビュー&動画コメント
6月にオリジナルアルバム『FOREVER FOREVER』をリリースし、3人揃っての貴重なインタビューでぴあ関西版WEBに登場してくれたのも記憶に新しいNONA REEVESから、素敵なクリスマスプレゼントが届いた。彼ら自身がライフワークとも呼ぶカバーシリーズの最新作にして、全曲ワム!の楽曲だけを詰め込んだアルバム『Choice Ⅲ』だ。近作には、リリースから30年経っても毎年クリスマス時期には街を彩る定番の『ラスト・クリスマス』をはじめ、CMで使用されることも多い『フリーダム』など、ワム!を知らないリスナーでも耳に覚えのある楽曲がズラリ。ブラックミュージックをポップスの土俵に乗せることをスマートにやり遂げながらアイドル的人気で世界を席巻し、現在のワン・ダイレクションに続くボーイズ・アイドルグループのベースを作ったとも言えるワム!。ノーナのメンバー3人の中でも特に幼少時にワム!から多大な影響を受け、ボーカリストとしての人生を決定付けられたといっても過言ではない西寺郷太(vo)が、毎年恒例のライブ『ノーナとHiPPY CHRiSTMAS』を前に、深い敬愛を込めてアルバムについて語ってくれた。
今年はワム!の『ラスト・クリスマス』が’84年に発売されて
ちょうど30周年なんですよ
――前回のインタビューで、『FOREVER FOREVER』を作り終わった直後に、ドラムの小松さんが“『ChoiceⅢ』をやろうよ”と言ったという話がありましたね。
「そうそうそう。『FOREVER FOREVER』のマスタリングが終わって、スタジオの斜め20メートル前ぐらいの店にメシ食いに行くまでの間に、彼は“やろうよ!”って言ってましたね。“早いなー! 今、アルバム終わったとこやで”、“そうだけど、今年中にやろうよ!”って(笑)」
――しかも全曲ワム!のカバーという。ファンにはおなじみですが、郷太さんは常々マイケル・ジャクソン、プリンス、ワム!を自分に影響に与えた存在として語ってこられていたから、ついに来たかと。
「今回、ワム!をやらないかって提案してくれたのはプロデューサーの冨田謙さんなんですけど、僕自身は『Choice Ⅲ』を作るのはもちろん大賛成ですけど、そこでワム!を取り上げる気は全然なくて。それは自分がむちゃくちゃワム!が好きだっていうのもあるし、やるなら小松や奥田(健介・g)も含めて全員が同じ熱量でやりたい。小松と僕は同い年で音楽の趣味もほとんど同じで。彼は地元の長野で中学時代に、今回のジャケットにもなっているmaxellのカセットテープのCMから流れるワム!を聴いて洋楽にハマったヤツなんですね。でも、奥田は1つ年下でちょっと文化圏が違って、ローリング・ストーンズとかクラッシュにダイレクトに入っていってて、ワム!を知ったのは大学で僕と出会ってからなんですよ」
――そうだったんですね。
「でも、やり始めたらすごくいい雰囲気で作れましたね。今年、僕が書いたワム!をテーマにしたドキュメンタリー風小説『噂のメロディ・メイカー』をメンバーも読んでくれて、“めちゃくちゃ面白い”って言ってくれていて。それに、今年はワム!の『ラスト・クリスマス』が’84年に発売されてちょうど30周年なんですよ。毎年12月にやってるイベント『ノーナとHiPPY CHRISTMAS』では毎年『ラスト・クリスマス』を歌っていて、ライブ音源としてCDにはなってるけど、スタジオ音源としては録ってなかったし、いろいろ考えたらワム!のカバーをやるなら今年だろうっていうことになったんですよね」
このシリーズは僕らにとって
特別なデザートというかご褒美というかライフワーク
――今までの『CHOICE』シリーズも名曲揃いのカバーでしたが、’10年にシリーズ1作目を出したときに郷太さんが、“選曲したり作っていくことが、自分とは何か?を問いかけるノスタルジックな作業だった”と言われていたのを覚えています。
「今回はまさにその極致でしたね。今のレーベルに移籍して最初に出した作品が『CHOICE』だったんですけど、このシリーズは僕らにとって特別なデザートというかご褒美というかライフワークというか。他人の曲、しかも好きな曲を歌うことで、自分が曲を作る上でも得ることがたくさんあって。『CHOICE』をやることで曲作りが潤滑になってる気がするんですよ。それは他の人に楽曲提供するものも含めてね。今年は初のソロアルバム『TEMPLE ST. テンプル・ストリート』があって、ノーナのオリジナルアルバム『FOREVER FOREVER』を出して、このカバーアルバムのタイミングが来たか、という感じですね」
――聴きながら、郷太さんの声がめっちゃツヤツヤで、改めてボーカルの良さを再認識しました。郷太さん自身がライナーノーツにも書かれていましたが『ラスト・クリスマス』(M-9)は原曲のキーで歌ってるんですよね?
「はい。ぶっちゃけ、自分からワム!のカバーをしようって言い出さなかった理由の1つは、歌うのがめっちゃ難しいっていうのもあって(笑)。ジョージ・マイケルって、本当に歌の天才なんですよ。フレディ・マーキュリーの追悼コンサートに出たときも、アクセル・ローズとかいろんな人がいる中で、ちゃんとクイーンの曲を歌えていたのはジョージ・マイケルだけだったし、野球で言うと長嶋茂雄さんが現役時代、ジャンプしなくても取れるボールをわざわざジャンプして取ってたけど(笑)、それはそうした方が見てるみんなが盛り上がるやん?っていうのを長嶋さんは分かってたんですよね。でも、ジョージの巧さは、そもそも守備位置がいいんですよ。サッカーでも、たまたまゴール前にいたヤツがごっつぁんゴールすることがあるでしょ? あれは、逆に言うとその位置にいたからこそ、ごっつぁんゴールできたわけですよね。ジョージもしかりで、それまでは黒人しかやってなかったラップを、’82年に『ワム・ラップ!』(M-1)で流暢にやったのを筆頭に、アップテンポからバラードから、ディスコソング、スタンダードから、めちゃめちゃ辛気臭い歌まで(笑)、何でも歌える。ホンマの天才なんですよね」
“ワム!なんてヒット曲しか知らんから”って言ってたんですけど
彼らの持ち曲はほぼ全部ヒット曲なんですよ
――今回、ライナーを読むまで知らなかったんですが、ワム!がカバーしていた曲もすごくセンスの良さを感じるものばかりで。
「そうなんですよ。今回、奥田が選んだ『ラヴ・マシーン』(M-3)はモータウンのミラクルズの曲で、『イフ・ユー・ワー・ゼア』(M-8)はアイズレー・ブラザーズで、この曲は以前、僕らのシングル『ラヴ・トゥギャザー』(’00)でもカバーしてるんですよ。ジョージは19歳になる直前にワム!でデビューしてるんですが、その前の年ぐらいまでは“お前はプロになれない”って言われていて、父親にも“家業のレストランを継げ”って言われてたんですよね。で、相棒の中学時代からの同級生のアンドリュー・リッジリーは、ミュージックビデオでもステージでもギターは手にしてるけど、たいして弾けるわけじゃない(笑)。ジョン・レノンとポール・マッカートニーとか、ジャム&ルイスとかのコンビじゃ全くないし、ジョージとアンドリューは音楽的に対等だったわけじゃなくて、キャラクターとしてアンドリューの存在が大きかったんですよ。僕はよく電気グルーヴに例えるんですけど、卓球さんがジョージで、瀧さんがアンドリューなんですね(笑)。卓球さんが1人で電気グルーヴをやったらめちゃめちゃストイックだけど、瀧さんが加わることでめっちゃオモロなるじゃないですか?」
――本当だ(笑)。
「当時のワム!のマネージャーが、“ワム!っていうのはジョージが2人いるんじゃなくて、アンドリューが2人いた”って言ってたんですけど、ジョージはアンドリューが元々持っていた明るく陽気で能天気なキャラクターをマネしてたんだって。だって、ジョージは全然能天気じゃないし、どちらかといえばシリアスなんですよね。自分が憧れてたアンドリューのキャラをマネすることでワム!が成立して、でもジョージがそれに疲れてワム!は解散して、『フェイス』(‘87)以降のソロの彼があるんですよね。ワム!って活動期間が4年ぐらいしかないし、オリジナルアルバムは3枚だけやし、曲も全部で20曲ぐらいしかないんですよ。それでいてめっちゃ打率が高いんですよね。今回のカバーアルバムには『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』(‘84)も『ケアレス・ウィスパー』(‘84)も入ってないんですよ。他にもまだ全英、全米ナンバーワンヒット曲がゴロゴロあって、彼らの曲はほとんど全部がチャートの1位をとってるんですね。奥田が最初に、“ワム!なんてヒット曲しか知らんから”って言ってたんですけど、彼らの持ち曲はほぼ全部ヒット曲なんですよ。だから僕らの世代はみんなワム!を知ってることになるんです。それってすごいことですよね?マイケルとかジャクソン5もそこまで打率高くないし、ジョン・レノンがビートルズでデビューしたときは21歳だったんで、ビートルズがキャバーンクラブで演奏していたのと同じ年齢でジョージは『ラスト・クリスマス』を出して、ビートルズがデビューするぐらいの頃にはもう解散してたんですよ。めっちゃ早いし、めっちゃ若くして世界的に成功してるんですよね。年齢で言えば、大学に入学してから卒業するまでの4年間とほぼ同じ期間にワム!をやってたから、そら、ちょっとぐらい見た目もダサいわって思うんですよ。だって、大学生ぐらいって誰でも一番ダサい時期じゃないですか?(笑) 僕も振り返ったら大学生の時期って一番イヤですもん(笑)」
――アハハハハ!(笑)
「またね、歌詞がめっちゃしょうもないんですよ(笑)。『ワム・ラップ!』なんて“失業保険をもらって踊ろう!”みたいな歌で、まぁ当時の彼らを表してるといえばその通りなんですけど、掛け合いで“働きたいかー? ノー! 遊びたいかー? イエース!”みたいな(笑)。『バッド・ボーイズ』(M-4)の歌詞も“俺はハンサムで19歳でストロングや。背も高いし”って(笑)。それを40歳過ぎた僕が今、めっちゃ青春して歌うのも面白くてね」
この『ChoiceⅢ』をワム!の2人が聴いてくれたら
ただの冷やかしではないことが伝わるんちゃうかな
――’83年の発売当時日本でも大ヒットした『クラブ・トロピカーナ』(M-2)が収録されていますが、ノーナがやるとこんなにソフィスティケートされたものになるという(笑)。
「今回はAORやディスコっぽい曲を中心に選んだんですけど、『クラブ・トロピカーナ』はノーナの『パーティーは何処に?』(‘00)のギターのカッティングをミックスしてるんですよ。『エヴリシング・シー・ウォンツ』(M-7)も、原曲はシンセだけでギターは入ってないんで、奥田のギターの存在感とともにノーナっぽさがイイ感じで出せたかなぁと。その“ノーナっぽさ”とは、“僕の歌”とは何ぞや?って考えたときに、僕は子供の頃から尋常じゃないぐらいワム!を聴いて歌ってきてるから、声とか歌い方がジョージに似てるというか憑依してるというか。自分では“憑依ルイス&ザ・ニュース”って言ってるんですけど(笑)」
――アハハハハ!(笑)
「時々ラジオで『ラスト・クリスマス』が流れてるのを聴くと、“あれ? これジョージの声か? 僕の声か?”って分からなくなるんですよ(笑)。それはマネとかじゃなくて、もう本当に子供の頃から歌い倒してたから、ジョージの歌い方のクセとか声の感じを日本語でやったら、僕のボーカルスタイルになると思うんですよ。でもね、ホンマにワム!に出会わなかったら、自分は今のような人生を生きてなかったと思うんです。マイケルよりもワム!なんですよね。いわゆるプリンスやマイケルみたいに英才教育を受けたわけでもなく、音楽が好きだっていう気持ちだけでプロになって、その1~2年後に大名曲『ケアレス・ウィスパー』を作ったジョージの天才性。彼の表現力はもちろん、楽曲制作においての天才性にも惹かれますね。だから、こういうカバーアルバムを、しかもビルボード・レーベルから出してもらえるということが、どれだけ感慨深いか。周りの仲間にこっそり“俺、死ぬんちゃうか?”って言ったぐらいなんですよ(笑)。もしや、“郷太はもうすぐ死ぬから、あいつのやりたいことを全部やらせてやろう”ってなってるんちゃうかなって(笑)」
――(笑)。
「今年の8月には今田耕司さん主演、鈴木おさむさん脚本・演出の舞台『AVM』に出演させてもらって、11月には、2016年に本公演を行う少年隊の錦織一清さん演出のミュージカル『The Musical横浜JAM TOWN』のトライアウト公演があって、その音楽担当に指名していただいたんですよ。今、世の中的に80年代再評価みたいな機運もある中で、僕の中にワム!、プリンス、ジャクソンズ、少年隊っていう80年代を象徴する柱がずっとあって、僕にとって少年隊の中でも錦織さんは特に“スター”な存在だったんですね。洋邦問わず僕にとっての80年代の総決算みたいにいろいろなことがやれてる流れの中で、ちょうど今、沸点に来てる感じですね。…と言いつつ、何故今、自分はこの極東の地でこんなにも必死にジョージ・マイケルの凄さを訴えているのか?とも思うんですけど(笑)」
――いえいえ、愛と敬意を感じます。
「’09年に『新しい”マイケル・ジャクソン”の教科書』、’10年に『マイケル・ジャクソン』の2冊の本を出したときに、“死んでから評価をするなよ”とか“死んだら本を書きやがって”みたいなことも言われたんですけど、実際は全然逆で、マイケルは少年に対する虐待疑惑(‘03年に無罪判決)があったからずっと楽曲が放送禁止で、僕が番組に出たときも喋ったことが全部カットされたりしてて、むちゃくちゃ腹立ってたんですよ。本も、それまでは企画が通らなかったのが通っただけの話なんですよね」
――それは初めて知りました。
「そう思うと、ワム!の再評価はワム!の2人が元気な内にやれば、もう1回彼らのステージを見ることが可能かもしれない。80年代の全米ナンバーワンシングルの最多保持アーティストのランキングで、ワム!はマイケルに続いて第2位なんですよ。たった4年ぐらいの活動期間でそれだけすごい記録を打ち立てた存在である彼らが、もっと評価されてもいいんじゃないかと思うし、ジョージやアンドリュー自身も、自分たちがきちんと評価されていないと思ってるんちゃうかな? 僕の小説もジョージのマネージメントに送ったんですけど、あの本は“ワム!にはゴーストライターがいた!? ”ってちょっと茶化してる部分もあるんですけど、この『ChoiceⅢ』をワム!の2人が聴いてくれたら、ただの冷やかしではないことが伝わるんちゃうかな。だってもし、インドネシアとかにノーナを完璧にカバーしたバンドがいて、すごいクオリティで『ラヴ・トゥギャザー』を歌ってたら僕、めちゃ嬉しいですよ!(笑)」
――確かにそうですね(笑)。
「だから、このカバー盤を聴いて、来年の『ノーナとHiPPY CHRiSTMAS』にアンドリュー・リッジリーが来てくれへんかなぁ?(笑) “ノーナ・リーヴスfeat.アンドリュー・リッジリー”っていいですよね? ギターは奥田が弾くから、アンドリューは踊ってくれてたらいいんで(笑)」
――アハハハハ!(笑) 『ノーナとHiPPY CHRiSTMAS』は毎年、意外なカバー曲や通常のライブではなかなか聴けない曲が聴ける、特別感たっぷりのライブで。
「この1ヵ月ぐらい錦織さんのミュージカルに携われて1つのショーを作るためにいろんなことに取り組んだ経験があるので、そこで得たものも活かせたら。選曲もいろいろ考えたいし、今年1年で得たものをいろいろ詰め込んでいきたいですね。大阪でのライブ翌日の12月13日は、僕らが’96年に最初のアルバム『SIDECAR』を出した日で、同じ日にSUPER BUTTER DOGが『犬にくわえさせろ』でCDデビューしたんですよ。その翌日のにタワーレコード渋谷店で一緒にライブをやったのを覚えてますね。バタードッグは解散しましたけど、ハナレグミとかレキシとかマボロシになって今もみんなやってるし僕らも続いてるから、なかなかしぶといですね(笑)。毎年『HiPPY CHRiSTMAS』の辺りがある意味、ノーナの誕生日っていう感覚なんですよね。今年は丸18年ですね。楽しいライブにしますので期待していてください!」
Text by 梶原有紀子
(2014年12月11日更新)
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ギター片手にたっぷり話した 西寺郷太(vo)からの動画コメント!
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Release
グレイテストヒッツな全曲ワム! ノーナにしか成し得ないカバー盤vol.3
Cover Album 『Choice Ⅲ』 発売中 2000円(税別) Billboard Records HBRJ-1014 <収録曲> 01. ワム・ラップ! 02. クラブ・トロピカーナ 03. ラヴ・マシーン 04. バッド・ボーイズ 05. ライク・ア・ベイビー 06. フリーダム 07. エヴリシング・シー・ウォンツ 08. イフ・ユー・ワー・ゼアー 09. ラスト・クリスマス
Profile
ノーナ・リーヴス…写真左より、小松シゲル(ds)、奥田健介(g)、西寺郷太(vo)(※右端はプロデューサーの冨田譲)。早稲田大学でそれぞれ別のバンドで活動していた3人が、西寺が作ったデモテープを機に’95年に結成。バンド名は、西寺がデモテープを作成した際に敬愛するソウルシンガー、マーヴィン・ゲイの愛娘ノーナと、伝説の女性シンガー、マーサ・リーヴスの名を組み合わせて出来たもの。’96年にインディーズより1stアルバム『SIDECAR』を発売し’97年に『GOLF EP』でメジャーデビュー。以降、学生時代に西寺が志向した“メロウでグル―ヴィーなソウルミュージックを、ラウドなギターバンドのスタイルで演奏する”ことに重きを置きながら、’99年の2ndアルバム『FRIDAY NIGHT』では全編日本語詞に加え、AORやソウル色豊かな音作りへシフト。’00年には筒美京平プロデュースによるシングル『LOVE TOGETHER』『DJ!DJ!~とどかぬ想い~』を立て続けに発売。以降、西寺が少年隊の舞台のテーマ曲やシティボーイズ、ラーメンズの舞台音楽を、小松が佐野元春や中田裕二、奥田がレキシや堂島孝平のサポートを務めるなど、ソロワークも活発化。’11年にBillboard Records第1弾リリースとして初のカバーアルバム『“CHOICE”BY NONA REEVES』を発売。’12年には同シリーズ第2弾を、’13年には4年ぶりのオリジナルアルバム『POP STATION』をリリース。そして、今年3月に西寺が初のソロアルバム『TEMPLE ST. テンプル・ストリート』をリリースしたのに続き、6月にはニューアルバム『FOREVER FOREVER』を発表。半年を待たずに11月5日にリリースされた全編ワム!の楽曲で構成されたカバーアルバム『ChoiceⅢ』は、西寺郷太自身の筆による詳細なライナーノーツも必読の1枚だ。
NONA REEVES オフィシャルサイト
http://www.nonareeves.com/
Live
ノーナからのクリスマスプレゼント!? 年の瀬恒例のライブが今年も!
Pick Up!!
【大阪公演】
『ノーナとHiPPY CHRiSTMAS 2014』 チケット発売中 Pコード246-294 ▼12月12日(金)19:30 心斎橋JANUS オールスタンディング5700円 GREENS■06(6882)1224 ※小学生以上は有料。プレゼント付。
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【東京公演】 チケット発売中 Pコード246-161 ▼12月19日(金)19:30 CLUB QUATTRO オールスタンディング5700円(プレゼント付) ホットスタッフ・プロモーション■03(5720)9999
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Column
NONA REEVES恐るべし! 最新型にしてスタンダード 常軌を逸した圧倒的ポップアルバム 『FOREVER FOREVER』!! 貴重な全員インタビュー